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Gママさん
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隠居人はせじぃさん
noahnoahnoahさんCalendar
青森・五所川原のお客様への年始の挨拶に行って来ました。
昼食は同僚と『立佞武多の館』の最上階にある展望ラウンジ『春楡』へ。
一面雪に覆われた白い津軽平野を一望しながら食事が出来たのです。

このレストランの人気メニューである「おらほの定食」を注文。津軽の味満載の、スタッフも
お勧めの一品なのです。
ちなみに津軽弁で「おらほ」とは「わたしたちの」「ウチの」という意味。

この定食には『貝焼きみそ』というホタテの貝殻を鍋にした、いわゆる味噌仕立ての
ホタテ入り卵とじ料理が付いていました。
![FI49251_0E[1]_R.jpg](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/26/0000715226/59/imgeb297321zik3zj.jpeg)
そしてこの貝焼きみそのレシピーが 津軽弁 と標準語で書かれたいました。
・まんず、鍋っコさ火っコつけでけ
(まず、鍋に点火して下さい)
・卵をかましてけへ
(卵を解きほぐして下さい)
・グツグツど煮だってきたら、卵をへでけ
(ツクツク煮立ってきたら、卵を回しいれて下さい)
・あんつかかだまりかげできたら、スプーンでかましてけへ
(少し卵が固まり始めたらスプーンでかき混ぜて下さい)
・ かましているうぢに、どんどん固まってくるはんで、こごでがっぱど火通してまれば失敗だんず
(かき混ぜているうちに、どんどん固くなってきますが、ここで完全に火を通してしまうと
失敗です)
・まだゲチャゲチャどして、火っコ止めね方いんでねがぁ~、ず時に思いきって火っコ消してけ~
(まだユルユルで火を止めない方がいいかな~、と言う時に思いきって火を消して下さい)
・へば、かましているうぢに余熱でトロトロの貝焼きみそができるんず
(そうすると、かき混ぜているうちに余熱でトロトロの貝焼きみそが出来ます)
・ままさかげで食ってみでけへ。めぇ~よ!!
(ご飯の上にかけて食べてみてください とっても美味しいよ~!!)

そして、生姜みそこんにゃくおでんも最後に出てきました。

戦後、冬の厳しい寒さの中、青函連絡船に乗り込もうとする船客のからだを少しでも
暖めようとある屋台のおかみさんが、味噌に生姜をすりおろしていれたのが始まりだとか。
貝焼きみそと生姜みそこんにゃくおでんは冷えたからだを暖めてくれたのでした。
牛久大仏へ(その3) 2025.11.19
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