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隠居人はせじぃさん
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頂いた傘をさしながら、本丸御殿前から博物館の方へ行くと、右側の植え込みの中に
「初雁の像」が。女性が左脚を少し後に引いて立ち、両手を高く伸ばしていた。
その右手の先に、雁と思われる鳥が翼を広げていた。 プレートには、「中川敏之作」と。
川越市立博物館。
川越に関する資料を系統だてて展示していると。特に小江戸といわれた城下町に関わる
資料や、川越の象徴である蔵造りの町並み模型、蔵造りの建築工程を再現した大型
模型などは興味が尽きないものであるとのこと。


川越市立美術館。
川越城二の丸跡にある川越市立博物館の隣接地にあり、川越の蔵造りの商家の
デザインを外観に取り入れているとのこと。
この日は博物館、美術館とも時間が無く訪ねることは出来なかったがいずれ一度。


川越城中ノ門堀跡。
江戸時代、川越城は、江戸の北の守りとして重要視され、寛永16年(1639)に藩主と
なった松平信綱は、城の大改修を行ったと。この際に、中ノ門堀が造られたと考えられて
いるとのこと。

堀は、現在の市役所付近に当たる西大手門側から本丸方向への敵の進入を阻むために
巧みに配された堀のひとつ。堀と堀の間に中ノ門がかつて存在。
門は、残されている絵図によると二階建ての立派な櫓門であったとのこと。


雨に光る蔵の街・小江戸川越のマンホール


川越市役所前には、太田道灌の像が建てられていた。
太田道灌は、川越城、江戸城を築城した室町時代の武将。因みに、この像が建てられて
いる場所は、元々川越城の大手門があった場所とのこと。
鷹狩りをする時の「狩装束」の姿。そして右手には山吹の小枝を持っているのであった。
江戸時代に記された書物によれば、鷹狩りをしていた道灌は、雨が降ってきたので
農家で蓑を借りようとした。ところが、農家の娘は蓑ではなく山吹の花を黙って差し出した
ので、「花がほしかったのではない」と道灌は怒って帰ってしまったと。この話を聞いた人
からは、「娘は、『七重八重 花は咲けども山吹の みの(蓑)ひとつだに なきぞ悲しき』と
いう古い和歌に『お貸しできる蓑はございません』ということを託したのでは」と言われ
、道灌はたいへん驚いたと。それを機に道灌は歌に関心を持つようになり、後に歌人として
名を成したと伝えられているとのこと。


目の前に「蔵造りの町並み」が。


川越元町郵便局。


川越まつり会館。
川越まつりの最大の特長は、江戸「天下祭」を今に再現した山車行事。
精巧な人形を乗せた絢爛豪華な山車が、小江戸川越の象徴である蔵造りの町並みを
中心に、町中を曳行(えいこう)されるのです。


絢爛豪華な山車のミニチュアがショーウィンドーに。


さらに蔵の街を進む。


門前横町入り口。


夢蔵人店。アクセサリーや傘の店。


老舗の酒屋の蔵も時代を感じさせる。


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