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Gママさん
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隠居人はせじぃさん
noahnoahnoahさんCalendar
この日も早朝散歩に。
ホテルの前景、外観は花をイメージしているのであろうか。 
ホテル前のコロヴィンスコエ通りを右方向に5分ほど歩き公園に到着。
周囲は長閑なアパートが建ち並んでいた。

池の近くには、鴨?のつがいが同じく早朝散歩中。

釣りをするオジサン達も。


池の水面は鏡の如く、静かに早朝の青空を映していた。


我々の宿泊部屋から1階の朝食のブッフェレストランを見下ろす。

そして8:30にこの日の最初の観光地 クレムリンに向けて出発。
車窓からは、ウクライナ生まれのロシア帝国の小説家、劇作家のニコライ・ゴーゴリの像が。

クレムリンに到着し入り口で開場を待つ。
前方にはトロイツカヤ塔が。

クレムリンは壁で囲まれた城塞。周囲はおよそ、2200メートル。そこには18の塔が。
クレムリンに入城するためには、トロイツカヤ塔かボロヴィッツカヤ塔のどちらかを
くぐらなければならないのです。今回のツアーでは、トロイツカヤ塔から入城。
トロイツカヤ塔手前のクタフィヤ塔。ここだけが二重の関所となっているのです。

トロイツカヤ塔はクレムリン観光の出発点。
北西の城壁の中央に位置し高さ約80メートル。
クレムリンを囲む20の塔の中で最も高い。
突端部にはロシア革命20周年を記念してルビー製の赤い星が付けられていた。

入り口に立つ衛兵。

入場してすぐに見える兵器庫前には大量の小型大砲が。
これは、ナポレオン軍から奪い取った物。

ナポレオンの大砲。

ナポレオンの「N」が刻まれていた。

右側にある建物はクレムリン大会宮殿。
クレムリンの中にあっては、最も近代的な建物。すなわち最も歴史の浅い建物。
この建物ができたのは1959年から1961年にかけて。6千人を収容できる大会議場を有し、
そこには12カ国語に対応できる同時通訳装置があると。
ここは、ソ連共産党大会や大きな国際会議の開催場所となっていたのです。

クレムリン大会宮殿の双頭の鷲。

大統領府。

奥に見えるのは兵器庫の角にある「ニコリスカヤ塔」。

パトリアーシェ宮殿横の十二使徒聖堂。

大砲の皇帝。
16世紀末に造られたブロンズ製の大砲。口径890mm,重量40t
当時としては世界最大の口径をもった大砲。
かつては、スパスカヤ塔の門を守るために置かれていたと。
幸か不幸か、一度も発砲されたことはなかったと。

大砲の前にある弾は飾り物で、19世紀に造られたとのこと。
砲弾の径の方が大砲の口径より大きく入らないと現地ガイドから。

かつてのモスクワ大公国の母教会であり、ロシア正教会の著名な大聖堂。

入り口も歴史を感じるフレスコ画が。

鐘の皇帝。
高さ6m、直径6.6m、重さ200トン以上。
この鐘は一度も鳴らされたことのない鐘とのこと。

1737年にモスクワに大火事が起こり、その時鐘を冷やすために水をかけたところ、
亀裂が生じて一部が欠けてしまったと。 欠け落ちた部分だけでも、11.5トンもあると。
それにしても「大砲の皇帝」と同様、ロシア人はおよそ、巨大な現実的ではないものに
力をいれる民族なのでしょうか。ロシアの国土の巨大さが為せる技か?

ウスペンスキー大聖堂の左のブラゴヴェシェンスキー大聖堂。
屋根は金メッキを施された銅板に覆われており、金色に輝くクーポルと白い壁の
対比がこの大聖堂の特色。

イワン大帝の鐘楼。

高さ86m。16世紀初めに建築。当時はモスクワで一番の高さがあり、
見張り塔の役目を兼ねていたと。

グラノヴィータヤ宮殿。
サボールナヤ広場(聖堂広場)の西にあり、外国からの使節団を迎える式典が催されたという。
グラノヴィータヤとは「多面」を意味し、正面を装飾する石が多面体であることに由来すると。

大クレムリン宮殿。
かつて皇帝が住んでいた宮殿。現在の建物は、19世紀に焼失した後再建されたもの。
ソ連時代にはソ連最高会議場が置かれ、現在は要人の会見場になっているため、
内部の見学はできないとのこと。