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Gママさん
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隠居人はせじぃさん
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先週の日曜日の7月13日に江の島天王祭の見物に妻と行って来ました。
小田急線で片瀬江ノ島駅へ。そして島に向かって歩く。 
境川沿いには多くのマンションが。そして川には繋留されている多くのモーターボートが。


江の島の橋の袂には「名勝之史跡江ノ島」の石碑が。


海には多くの水上オートバイ が浮かんでいた。


10分ほど待つと弁財天仲見世通りから御輿の一群が降りてきた。


江の島天王祭は八坂神社(江島神社の境内社)と小動(こゆるぎ)神社(鎌倉市腰越鎮座)の
合同祭礼。


湘南初夏の風物詩として、かながわのまつり50選に撰ばれている祭り。
私は今回初めての見物。


遠くから御輿の担ぎ手の声も聞こえてきた。


先導する巫女さんの姿も。


そして「神輿海上渡御」が見物できる場所に移動。
オリンピック記念噴水池の近くに陣取る。噴水に設置された計5体のブロンズ像は、
藤沢市在住の加藤顕清氏が製作したものと。
噴水中央に弁財天、そのまわりを西洋・東洋の女性像が並んでいた。


待つこと15分ほど。漸く御輿が海岸へ。


迎える神主も船上から。


神輿の海上渡御と両神社の神輿が勇壮に揉み合う祭りのスタート。


夏の海に威勢のいい掛け声とともに神輿が海に入って行くのであった。
多くの老若男子がフンドシ姿で。


小動神社と八坂神社のこの行合祭は、小動神社の御神体だった須佐之男命の木像が
津波で江の島に流され、八坂神社の祭神として祀られたことに由来するのだと。


担ぎ手の肩が沈む位置まで御輿は沖合の深みに進んでいったのであった。


船では神官が御幣を持ち、お祓いを。


海中渡御が30分程度行われた後、神輿は陸上に戻ったのでした。


裸の男たちは、やはり全員白フンドシであることを目前で再確認。
足は白い地下足袋か裸足。


陸上に戻った神輿は、左手にある公園に進んでいったのでこれを追う。
公園ではホースで放水が行われ、ここで海水に浸かった神輿のそして担ぎ手の
潮抜きが行われたのであった、これも祭りの儀式の一環?


潮抜きが終了し消火栓の片付けを行う消防団員。


公園の奥に神輿は置かれ、一旦休憩。
午後は、1時30分頃に江の島を出発した神輿は、江の島弁天橋を渡って対岸に行き、
龍口寺前で、小動神社の神輿と合流。ここから2つの神輿による合同渡御になるのです。
この光景は昨年妻と見学済み。


お祭りの提灯も各家の玄関先に。


最近は裸文化が野蛮な風俗と評価され廃れてきた祭りが多いが、江の島のように
この地域にしっかりと根付いているところもあることを実感。
これからも今に息づく裸文化そしてこの特異な祭りを末永く継承していって欲しいと
感じたのであった。

そして再び江の島弁天橋を渡り、片瀬江ノ島駅へ戻り小田急線で帰路へ。

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