JINさんの陽蜂農遠日記

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2016.11.26
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カテゴリ: 国内旅行

今年も、旅友のSさん、そして元同僚のNさんと3人で岐阜、愛知の紅葉狩りに

行ってきました。高速料金を減らすために高速道路に早朝4時前に入ることを決断し

茅ヶ崎に住むSさん宅に3:30に集合。

練馬に住むNさんは2時近くに愛車でご自宅を出て茅ヶ崎に向かったのでした。

Nさんのワゴン車で無事4時前に圏央道・寒川南から高速に。

これにより高速料金の3割引を確保。そして新東名高速を選択し進む。

明るくなった豊田JCTを順調に通過。 

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そして名古屋高速16号線一宮線に入り、名神高速道路と東海北陸自動車道の

ジャンクションである一宮JCTから名神高速道路で東海北陸道岐阜を目指す。 

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木曽川を渡っていると前方に伊吹山の姿が。

伊吹山は滋賀県米原市、岐阜県揖斐郡揖斐川町、不破郡関ケ原町にまたがる

伊吹山地の主峰(最高峰)標高1,377 mの山

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養老JCTから東海環状線の大垣西インターを目指す。 

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そして最初の目的地の圓興寺に7:30過ぎに到着。

茅ヶ崎から4時間のロングドライブ。

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円興寺は、岐阜県大垣市にある天台宗の寺院。山号は篠尾山。

本尊は木造聖観音菩薩立像(国の重要文化財)。西美濃三十三霊場第三十二札場。 

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境内は紅葉の名所であり、飛騨・美濃紅葉三十三選に選定されているとのことで

この寺を訪ねたのであった。

寺伝によれば、790年(延暦9年)、美濃国不破郡青墓(現大垣市青墓町)の大炊氏に

懇願され、最澄が開山したという。

1574年(天正2年)、織田信長により焼き討ちにあい、全てを焼失。

この際本尊が勝手に動き、石の上へ難を逃れたと。

このことから、本尊を石上観音と呼ぶ。

1658年(万治元年)に再興され、現在地へ移転する。

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旧圓興寺かつては金生山山頂に存在していたと。

山の中にある旧円興寺跡地には礎石が残り、源朝長(みなもと の ともなが)の墓、

源義朝、源義平の供養塔などが残るとのこと。

この墓までは時間の関係上行く事を諦める。

現在の円興寺には源朝長の位牌や関わる各種遺品があると。 

源 朝長は、平安時代末期の武将。源義朝の次男。母は波多野義通の妹。

源頼朝・義経の異母兄なのである。

相模国松田郷を領して松田冠者(まつだのかじゃ)と号した。また、松田殿とも呼ばれたと。

父や兄弟とともに平治の乱で平清盛と戦うが敗れ、父や兄弟とともに東国へ落ちる途中で

ここ美濃青墓宿で落ち武者狩りに遭い負傷、傷が悪化したため父義朝の手にかかり

十六歳を一期に相果てたとのこと。

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境内下の紅葉は朝の陽光を浴びて見事なまでに赤くなっていた。 

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参道脇には自然石に手彫りで刻まれた歌碑が建っていた。

人馬の往来の激しい街道筋にはつきものの、遊女や傀儡にまつわる伝承も多く残され、

とりわけ平安時代中期から鎌倉時代にかけて流行した「今様」はこの地が発祥と

言われているのだと。

『遊びをせんとや生まれけむ 戯れせんとや生まれけむ

 遊ぶ子どもの声聞けば わが身さえこそ揺るがるれ』

(遊びをしようとしてこの世に生まれてきたのであろうか、それとも戯れをしようとして

生まれてきたのであろうか。無心に遊ぶ子供たちの声を聞いていると自分の体までが

自然と動きだすように思われる)

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境内を覆う大きな「楠」。 

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赤と黄色そして白塀が朝の陽光に輝きのBEST MIX。そして鐘楼の姿も。 

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境内下には一筋の水の流れが。 

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境内に向かって階段を上る。

両脇には南無観世音菩薩と西美濃三十三霊場の幟が。 

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青空を背景に、緑、黄、赤の輝き。 

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本堂の向かって右前にある鐘楼。 

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義朝・義平・朝長の父子と大炊一族の位牌を祀る本堂。

円興寺は美濃五山の天台宗寺院。かつては山の上に七堂伽藍を構えた大寺院だったが

織田信長の焼き討ちにあいながらも、本尊だけは不思議と難を逃れたと。

源氏との関わりが深い寺のようで、源朝長の位牌もあると。

その他、本堂には本尊の聖観音の他、如意輪観音、薬師如来、阿弥陀如来、四天王など

様々な仏も安置されていると。

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境内の祠。 

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「飛騨・美濃紅葉三十三選」にも選ばれている名所だけあって、紅葉が色鮮やかに染まり、

季節に彩りを添えてくれていた。

侘び寂び豊かな風情のある境内に真っ赤に色づいたモミジを多いに楽しんだのであった。

DSC06336_R.JPGかり






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Last updated  2016.12.01 13:12:35
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