JINさんの陽蜂農遠日記

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2018.02.12
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カテゴリ: 鎌倉市歴史散歩
『​ 鎌倉散策 目次 ​』 👈リンク

平成巡礼道を下りきり、報国寺の前を通り「旧華頂宮邸(きゅうかちょうのみやてい)」前まで

歩く。しかしこの日は生憎、休園日のようであった。次回の建物内部の公開日は4月7、8日と

書かれていた。

旧華頂宮邸は、1929年(昭和4年)に華頂宮博信侯爵邸として建てられたもので、

国の登録有形文化財。

西洋民家にみられる柱や梁などをそのまま外部に現し、その間の壁を石材、土壁などで充填した

ハーフティンバースタイル。鎌倉市の景観重要建築物にも指定されている。

戦前の洋風住宅建築物としては鎌倉文学館に次ぐ規模。

華頂宮家は、伏見宮家の分家にあたるのだと。

造:木造3階建て、洋小屋組         敷地面積:約4500平方メートル

建物述べ床面積:577.79平方メートル  屋根:銅板葺き

外壁:木骨モルタル塗り

門の照明灯も歴史を感じさせてくれた。

報国寺(ほうこくじ)まで戻り入山する。

報国寺は、鎌倉市にある臨済宗建長寺派の寺院。山号は功臣山。本尊は釈迦三尊。

境内に竹林があり、「竹の寺」とも称される。鎌倉三十三観音霊場の第10番、鎌倉十三仏霊場の

第8番(観音菩薩)、東国花の寺百ヶ寺の鎌倉5番札所。

この寺は、1334年(建武元年)天岸慧広(てんがいえこう)の開山により創建されたと

伝えられ、開基については 足利尊氏の祖父足利家時とも上杉重兼ともいわれている。

臨済宗における寺格は諸山(しょざん)に列せられていた。

諸山 五山制度 に基づく 寺格 の一つである。 五山 十刹 の下の寺格の寺。

1438年(永享10年)におきた永享の乱で敗れた鎌倉公方足利持氏の子義久がこの寺で

自刃していると。

山門を潜ると参道脇には美しい苔と白砂の庭園が拡がっていた。

白砂の先の石仏。

日本の石仏というより、なんとなくインド風?の外観。

こちらは純日本風の石仏。

竹とツツジの植栽の横を進む。

こちらもなんとなくシルクロードを渡ってきたような石仏。

小さな五輪塔群。

迦葉堂(かようどう)。

本堂の右手には、仏陀の弟子、迦葉から名をとった迦葉堂と呼ばれる2階建ての建物が。

ここには、仏乗禅師坐像、迦葉尊者立像などが祀られていて、日曜日には日曜座禅会が

開かれていると。ただし、普段は公開されていないようであった。

報国寺 本堂。

1334年(建武元年)天岸慧広の開山により創建されたと伝えられている。

宅間法眼作と伝わる本尊「釈迦如来坐像」が安置されている。

南北朝時代のもので市指定の文化財。

本堂内部。

拝観券: 200円 を購入し有名な竹林を散策に。

報国寺は足利氏ゆかりの寺で、通称「竹の寺」と呼ばれている。

本堂裏手にある孟宗竹林の「竹の庭」が報国寺が「竹の寺」と呼ばれる由縁。

竹林の中に石仏などが配置された幽玄の世界。

自然下での竹類の分布は、気候が温暖で、湿潤な地域、あるいは熱帯に限られており、

アジア東部と南部、それにアフリカと南アメリカに多く、日本が北限とされているのだ。

(小型の笹類の北限は、サハリン)。

冬季が寒冷だったり、降水量の少ないヨーロッパや北米では、大型に育つ竹類の自然分布は、

殆ど知られていない為、欧米人にはこの報国寺は人気の寺。

茶席・休耕庵。竹の庭を見ながら抹茶を楽しめる場所。

五重石塔も境内の苔むした庭園内に。

竹林を抜けると崖にやぐらが見えた。

開基足利家時と「永享の乱」 の折に自刃した足利義久らの墓と伝えられている。

やぐらの中には五輪塔や宝篋印塔が並んでいるのが見えた。

こちらのやぐらにも多くの五輪塔が。

竹林と本堂裏の間の庭園。

木下利玄の歌碑。

木下利玄は、明治から大正にかけて活躍した歌人。この寺に墓があると。

「あるき来て ものゝふ果てし 岩穴の ひやけきからに いにしへおもほゆ」

見事な庭園の先にやぐらが。

サンシュユ(山茱萸)の木。

温めた牛乳にサンシュユの枝を入れ、保温して一晩置くとヨーグルトができるのだと。

ブルガリアにはヨーグルトの木と呼ばれる木があり、サンシュユはヨーグルトの木の親戚にあたる

ため、実際に同じようにヨーグルトを作れるのだと。

山茱萸の音読みが、和名の由来である。早春、葉がつく前に木一面に黄色の花をつけることから、

「ハルコガネバナ」とも呼ばれる。秋のグミのような赤い実を珊瑚に例えて、「アキサンゴ」とも

呼ばれると。私も養蜂場に植えているが、残念ながら蜜は出ない花のようである。

残雪が庭園の白砂の如し。

珍しい茅葺き屋根の鐘楼。

境内の白梅も花を開き始めていた。

露座の石仏を横から再び。

               

                   ・・・​ ​つづく ​・・・






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Last updated  2022.05.19 15:05:33
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