JINさんの陽蜂農遠日記

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2018.04.26
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カテゴリ: 国内旅行
​​この日、4月20日(金)は10年前のスペイン旅行以来お付き合いしている

旅友のSさんと、昼間は都内の庭園を散策し、ツツジの花を楽しもうと。
そしてJR上中里駅で10時に待ち合わせ。この駅を利用するのは初めて。
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そして歩いて10分もかからず最初の訪問場所・旧古河庭園(きゅうふるかわていえん)へ到着。
​​「祝 100年 旧古河庭園」と書かれた表示板が。
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チケット売り場でその後に予定してた六義園とのセット券を購入。
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旧古河邸は100年前の1919
年(大正 8 年)に古河虎之助男爵の邸宅として現在の形
( 洋館、西洋庭園、日本庭園 ) に整えられた。
現在は国有財産であり、東京都が借り受けて一般公開しているとのこと。
国の名勝に指定されている。東京のバラの名所として親しまれている人気スポット。
​​


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ウィキペディアによると
「1917
年(大正 6 年) 5 月、西洋館と洋風庭園が竣工。洋館と洋式庭園は、イギリス出身の建築家、
ジョサイア・コンドル ( 他に旧岩崎邸洋館、鹿鳴館、ニコライ堂など ) により設計監理された。
さらに虎之助により、大正 8 年( 1919 年)、日本庭園も竣工し、現在の形となった。
日本庭園は近代日本庭園の先駆者・京都の庭匠「植治」こと七代目小川治兵衛
(他に京都無鄰菴、平安神宮神苑、円山公園など)により作庭された。」と。
​​



英国貴族の邸宅にならった古典様式で、躯体は煉瓦造、外壁は真鶴産の
新小松石(安山岩)の野面積で覆われ、屋根は天然スレート葺き、地上2階・地下1階の造り。

大正15年7月以降は貴賓の為の別邸となった。昭和14年頃には後 に南京政府を樹立する国民党の
汪兆銘が滞在し、戦争末期には九州九師団の将校宿舎として接収され、また戦後は
英国大使館付き武官の宿舎として利用されたと。
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北側の洋館(大谷美術館)入口。
上部に古河家の家紋が。
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洋館の1&2階 間取り図。
館内は撮影禁止と。
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旧古河邸 配置図。
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庭園のツツジはかなり開花していたが、バラはこれから。
​​メイズ(迷路)のように入り組んでおり、様々な種類のバラが植えられている。
左右対称性は「フランス整形式庭園」から、そして石の欄干や石段などは

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展望台(四阿・あずまや)から旧古河邸を。
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バラ園まで下り、旧古河邸を南側から。
左右対称の美しい造り。 
館は地上2階・地下1階からなるジョサイア・コンドル最晩年の作。
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赤と白そして緑のアンジュレーション(うねり)。
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南側正面からもう一度。
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ツツジ園は満開に近かった。
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キアゲハが。
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ツツジ園の下の「黒ボク石積」。
黒ボク石とは富士山の溶岩で、多孔質で軽く、加工もしやすい。
山の雰囲気が出るため、主に関東で石組みとして用いられる事が多いが、石垣は珍しいと。
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苔の緑も光を浴びて輝いていた。
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モミジの新緑も陽光を浴びて。
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兜門。
​​茶室のある庭によくある門であると。
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日本庭園の心字池と一枚岩の石橋。
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こちらの一枚岩は2枚互い違いに。
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松の手入れ中。我が家の五葉松も・・・と。
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日本庭園には多くの形の石灯籠が説明板付きで置かれていた。
濡鷺型灯籠(ぬれさぎがたとうろう)。
「他の形式に比べて笠が厚く、むくり(反り)が無い。
図柄は「濡れ」を文字で「鷺」を絵で表現するか、「濡鷺」を文字で表現する2種類がある。」と。
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泰平型灯籠(たいへいがたとうろう)。
「笠の縁が蕨(わらび)のように渦巻状に沿った部分を「蕨手」(わらびて)という。
竿が太くて節も3つあり、名が示す通りどっしりとした「泰平感」を漂わせている。」と
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十五層塔。
「その語源はスツーパ(積み重ね)からきていて、現地では仏塔の一種として信仰を
集めていますが、日本でも石塔は塔婆と同じ考え方で用いられ共通性がある。
奇数積みが原則」と。
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最上部は地震で落下したのであろうか?横の地面上に設置されていた。
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雪灯籠と心字池。
​​心字池は「心」の字に似せて、鞍馬平石や伊予青石などで造られた池。
池を眺める要となる「船着石」があり、正面には「荒磯」、雪見灯籠、枯滝、石組み、
そして背後には築山が見られた。
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雪見型灯籠。
「この灯籠は水辺によく据えられ、その姿が水面に浮いて見える「浮見」と
点灯時にその灯が浮いて見える「浮灯」が「雪見」に変化したとする見方がある」と。
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奥の院型灯籠。
「灯袋に牡丹・唐獅子・雲・七宝透かしを、中台に十二支を、基礎に波に千鳥又は波に
兎を刻んでいる。奈良の春日大社の奥の院にあるものを本家として発展した。」と。
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別の角度から。中台の十二支が良く理解出来た。
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「崩石積(くずれいしづみ)」。
京都で発達した伝統的な工法。ぎりぎりのバランスを保ちながら石を組み上げ、
造形美へと昇華する。当庭園のものは小川治兵衛の力作とされる。
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茶室。
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大滝。
「この滝は、本郷台地と低地の斜面を巧みに利用した、小川治兵衛の最も力を入れた場所の
一つであり、滝壺まで20m落ちる景観は氏の作風の中でも珍しく丘陵幽玄の境地を
如何なく発揮している。」と。
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「10数mの高所から落ちる滝。園内のもっとも勾配の急な所をさらに削って断崖とし、
濃い樹林でおおって深山渓谷の趣があります。曲折した流れから始まり、数段の小滝となり
最後は深い淵に落ちるという凝った造りです。」と。
井戸水をくみ上げているようであった。
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階段を上り再び展望台へ。
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バラのシーズンを思い描きながら。
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そして東側の芝生広場より旧岩崎邸を。
植木職人が花壇に花を定植中であった。
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Last updated  2018.04.26 15:32:52
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