JINさんの陽蜂農遠日記

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2024.01.15
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カテゴリ: 藤沢歴史散歩
私の住む地域の「どんど焼き」が昨日1月14日(日)8:00から近くの公園で行われました。
コロナ禍の中、この行事を中止する自治会が多くあるとのテレビ報道でしたが、我が地域では
今年は従来通り
執り行われました。
「どんど焼き」という不思議な名前の由来は、
■どんどん燃えるから
■燃やし始めに青竹がはぜて「どんっ!!」と音がするから など諸説あり、音の響きから
 ついたようです。




「門松」「しめ縄」「破魔矢」などの正月飾りを処分するにはいくつか方法がありますが、
最も一般的なのが神社やお寺の「お焚き上げ」や「どんど焼き」で焼くというもの。
我が住む地域には近くに神社・仏閣が無いので、私が子供の頃には近くの農道の路地、
そして現在は近くの公園で毎年継続して どんど焼き」
小正月になると、 塞の神( サイノカミ)を祀り、旧年の災いを払い、これから一年の平穏と
農作物の豊作を願う「どんど焼き」。正月飾りや書き初め、だるまやお守りを燃やした火で
繭玉を焼いたり、酒がふるまわれたりしながら、無病息災を願う昔からの行事なのです。
かってはどんど焼きが行われるのは小正月の「1月15日」が主でしたが、現在はそれよりも
早く行われる場合が多いのです。これはかつて1月15日だった成人の日・祝日が

このハッピーマンデー制度により祝日が1月第二月曜日に変更され、1月15日が
平日になる年もでてきました。
そこで『どんど焼き』に参加しやすいように、成人の日(1月第二月曜日)または
その(前)後の
土曜・日曜日に「どんど焼き」の日にちを移すようになったのです。
妻が今年も「門松」、「しめ縄」等を一つに纏めておいてくれました。



今年も、妻が前夜に上新粉で造った3色の団子も準備しておいてくれました。
「どんど焼き」の火で焼いた餅、または三色団子を食べると、その年の病を除くと言われて
いるのです。三つ叉の木は、趣味の養蜂場のある畑の木の枝を切り準備して
おきました。



8時からの開催とのことで8時前に近くの公園に。
既に廃材その上に 「しめ縄」や「正月飾り」が置かれていました。



そして役員の方が8時前に着火し「どんど焼き」のスタート。



公園内での「どんど焼き」を行うためには、市に対して「公園内行為許可証」そして
消防署に対して「煙・火炎発生届」が必要とのこと。
併せて消化器の準備もされていました。
団子をアルミホイールで覆っている家庭の三叉団子が出番を待っていました。



役員の方が、家から枯れ木を準備して下さり、勢いよく燃え始めたのでした。
その上に我が家の 「門松」、「しめ縄」等投げ入れました。
私が子供の頃は、正月の書初めを燃やし、燃えた書初めの半紙が高く上がると字が上手になると
言われていたのですが、最近では書き初めをする子供達も少なくなってしまったのです。



三股の団子を持ったご家族の姿も。



次第に炎も大きくなり、遠ざかって。





ダルマも火炎に囲まれて。

え、 自分のダルマ持ってないの?群馬のどんどん焼きの異様さに気づいた件 | スワンのDIY報

まだまだ火力が強く、団子を焼くには早すぎるのでした。
お神酒を紙コップにいただき、飲みながら団子の焼けるまでの炎を見つめていました。



そして漸く下火になり団子焼きのスタート。



三股ではなく三股2段で六股の枝の先端に団子を付けて焼く方も。



このくらいになった場所が、団子焼きには良いのです。



我が家の団子も。



この地域の方々 の数も増えて。



子供さんの姿も増えて。



昨年は、お神酒の入った紙コップの代わりに 白のマスクだったのですが。(昨年の写真)。



やはり、近所の方々も、三叉の木を準備するのが大変と。



3色の団子の位置は、各家で違うようだ。



焦げ目もついて。





6個の団子を1本の枝につけて、アルミホイルで巻いて。



そして団子を焼く方の数も急に増えて、団子の焦げた匂いも。



妻と焼いた団子をシェアーし、今年の健康を祈ったのでした。





そして 去る7日(日)は七草粥の日
「セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ」、子どもの頃に
一生懸命覚えた春の七草の名前。
ゴギョウはハハコグサ、ハコベラはハコベ、スズナはかぶ、スズシロは大根のこと。
この七草をおかゆにして1月7日に食べる七草がゆの習慣は、江戸時代に広まったそうです。
七草の種類は時代や土地によって異なり、七草がもっと多くなったり、少ない場合もあった
そうですが、いつの時代もどんな土地でも、年頭にあたって豊年を祈願し、
「今年も家族みんなが元気で暮らせますように」と願いながらおかゆをいただくその気持ちに
差はありません。



さらに去る11日(木)は「鏡開きの日」であった。
鏡開きとは、正月に年神様(としがみさま)が滞在していた「依り代(よりしろ=居場所)」で
ある餅を食べることで、霊力を分けてもらい、1年の良運を願う行事なのです。
年神様は、穀物の神様。
毎年、正月にやってきて、人々に新年の良運と、1歳分の年齢を与えると考えられて来たのです。
神棚、床の間からお供えを下げて来ました。



プラスチックのお供えの内部にあった餅を焼いてお汁粉にして。



「どんど焼き」「七草粥」「鏡開き」の如き日本の伝統行事をしっかりと引き継ぎ、次世代に
繋いでいく事は、非常に大切である事を今年も感じながらの「どんど焼き」だったのです。











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Last updated  2024.08.28 09:20:31
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