◇もみじ谷で見られるモミジの仲間 Trees of the Maple Family Seen in Momiji-dani モミジの仲間は、いずれもムクロジ科カエデ属の落葉樹です。掲載した葉の大きさは実物の 1.5~2倍です。 イロハモミジSmooth Japanese maple 葉の切れこみを「いろは・・・」と数えたことが名の由来で、5~7つに切れこむ。 紅葉は赤が多いが、オレンジや黄色もある。 オオモミジ Japanese maple イロハモミジより葉が大きく、切れこみは7~9つで、ふちのギザギザは小さい。 紅葉は、黄、オレンジなどさまざま。 ノムラモミジNomura maple オオモミジの品種で、若葉(写真)の時から葉が赤紫色で目立つ。 名は「濃紫」が由来。紅葉は濃い赤色。 アオシダレAoshidare maple オオモミジの品種で、葉はつけ根まで完全に切れこんだ複雑な形。 枝はたれ下がる。紅葉はふつう赤色。 ウリカエデHawthorn-leaf maple ウリのような緑色の幹が名の由来。浅く3つにさける薬や、ほとんどさけない葉がある。 紅葉は黄~赤色。 イタヤカエデPainted maple 葉は5~7つに切れこみ、切れこみの深さはさまざま、ほかのカエデとちがい、 葉のふちにギザギザがないので見分けられる。紅葉は黄色。 カジカエデHorned maple カナダの葉(サトウカエデ/Sugar maple)に似た大きな葉が特徴。 名はカジノキの葉に似るため。紅葉は黄色やオレンジ色。 メグスリノキNikko maple 山地に生えるカエデで、樹皮をせんじた汁を目の薬に使うことが名の由来。 葉は3枚セットの形で毛が多い。紅葉はサーモンピンク〜赤色。 Japanese red maple 愛知県周辺に分布するカエデで、春に咲く花の赤いおしべが目立つことから この名がある。葉は薄く3つに切れこみ、裏は白い。紅葉は黄色。