JINさんの陽蜂農遠日記

JINさんの陽蜂農遠日記

PR

Profile

jinsan0716

jinsan0716

Keyword Search

▼キーワード検索

Favorite Blog

2025年版・岡山大学… New! 隠居人はせじぃさん

【時間が出来れば、… New! Gママさん

続日本100名城東北の… New! オジン0523さん

ムベの実を開くコツ… noahnoahnoahさん

エコハウスにようこそ ecologicianさん

Calendar

2025.10.11
XML
カテゴリ: 海外旅行
この日は6月8日(日)、ロンドンに到着して3日目の朝。
旅友Yさんと、宿泊場所周辺・ Chelsea・チェルシー の早朝散歩に向かう。
アパートメントの前の道・ St.Lennox Gardens を南に進む。
我々の宿泊の部屋の前には Lennox Gardens が拡がっていた。



Chelsea・チェルシー の地図。
・位置・概要
 ・ ロンドンの西部、テムズ川北岸に位置する高級住宅街
 ・ ケンジントン&チェルシー王立区(Royal Borough of Kensington and Chelsea)の一部
・歴史的背景
 ・中世には王家の所有地で、ヘンリー8世やトマス・モア卿ともゆかりがある。
 ・19世紀には芸術家や詩人が集まるボヘミアンなエリアとして発展。
・芸術・文化
 ・ 「キングス・ロード(King’s Road)」はファッションの発信地 として有名。1960〜70年代
  にはスウィンギング・ロンドンの中心。
 ・サーチ・ギャラリー(Saatchi Gallery) が現代美術の拠点として世界的に知られる。
 ・多くのデザイナーや音楽家が活動した街としても有名。
・観光・名所
 ・チェルシー薬草園(Chelsea Physic Garden):1673年創設の英国で最も古い植物園の一つ。
 ・ロイヤル・ホスピタル・チェルシー(Royal Hospital Chelsea):退役軍人
  (Chelsea Pensioners)の居住地で、クリストファー・レン設計。
  チェルシー・エンバンクメント(Chelsea Embankment):テムズ川沿いの美しい遊歩道。
・スポーツ
 ・サッカークラブ チェルシーFC の本拠地。スタンフォード・ブリッジ(Stamford Bridge)
  スタジアムがある。
・暮らし・雰囲気
 ・ 高級住宅街としても知られ、ヴィクトリア調やジョージアン様式のタウンハウスが並ぶ
 ・カフェ、ブティック、アンティークショップなどが点在し、洗練された雰囲気。



我が民宿・アパートメント前の Lennox Gardens(レノックス・ガーデンズ) 周辺の街並み




赤レンガと白いストーン装飾が特徴のヴィクトリア後期〜エドワード朝様式
  (19世紀末〜20世紀初頭)
出窓(ベイウィンドウ)、装飾的なバルコニー、繊細なアイアンフェンスが連続 して並ぶ。
彫刻的な白いストーン部分(窓枠や玄関まわり)が、赤レンガとのコントラスト を強調。



この標識はロンドンの 「 Lennox Gardens, SW1 」 を示していた。
所在: ロンドン中心部の高級住宅街、The Royal Borough of Kensington and Chelsea
    (ケンジントン&チェルシー王立特別区) に属します。
・郵便地区 SW1: ナイツブリッジやチェルシー、ベルグレイヴィアにまたがる一帯で、
         ロンドンでも屈指の高級エリアに含まれます。
・ガーデンスクエア形式: 中央に住民専用の緑地があり、周囲を赤レンガのヴィクトリア朝〜
            エドワード朝様式の住宅群が取り囲んでいます。
SW の意味
・SW = South Western(サウス・ウェスタン) の略。
・ロンドンの郵便番号は、ロンドン中心の EC(Eastern Central)/WC(Western Central) を
 起点に、方角ごとに区分されています。
 ・N = North
 ・E = East
 ・S = South
 ・W = West
 ・NW = North West
 ・SE = South East
 ・SW = South West



交差点の角にあったのは、ロンドン特有の テラスハウス群(連棟式住宅)の一角で、
白い漆喰に覆われた建物
・ジョージアン後期〜ヴィクトリア初期様式(19世紀前半頃)の典型。
・外壁を白く塗ったスタッコ仕上げ(stucco)で、上品で統一感を持たせていた。
・縦長の窓が規則的に並び、ベランダや鉄製のバルコニー手すり(wrought iron)がアクセント。
・屋根はフラットに近く、煙突が連続しているのも特徴。



その反対側、東側の角にあったのが
英国国教会・St Simon Zelotes (聖シモン・ゼロテス教会)」。
 ・住所:34 Milner Street, Chelsea, London SW3 2QF, UK
 ・ 教派:英国国教会 (Anglican, Church of England)
 ・ 創建:1858–59年 、建築家 Joseph Peacock による設計
 ・ 様式:ゴシック・リヴァイヴァル様式(中世風復興)

Fantastic find - ancient church in beautiful condition. - Picture of St  Simon Zelotes, London - Tripadvisor

建築の特徴
外観は 灰色レンガと石造りで、尖塔(spire)と鋭角的な破風(gable)が印象的
大きな ランセット窓(縦長のゴシック窓) が正面に配され、上部には装飾的な石彫刻
内部は 比較的小規模ながら、 石造の柱とリブ・ヴォールト天井 があり、静謐な雰囲気。
歴史的背景
・19世紀後半のロンドンでは人口増加に伴い新たな教会が多く建設され、
 この St Simon Zelotes もその一つ。
・名前の由来となった「シモン・ゼロテス(熱心党のシモン)」は新約聖書に登場する
 十二使徒の一人。
・第二次世界大戦の空襲被害を受けず、今も19世紀の姿を色濃く残している。



建築的特徴(正面詳細)
大きなランセット窓(縦長ゴシック窓) が3連 で配置され、その上に
円形のバラ窓(rose window) が付いていた。
・窓の間には 聖人像用の小ニッチ(龕:がん) があり、現在は装飾的な意匠が。
・窓まわりの石材は丁寧に削り出され、周囲の粗い石積み壁(rubble stone)と
 対比されていて、視線が自然に窓へ導かれる。
・下部中央の尖頭アーチは 主入口(west door) で、信徒が礼拝に入る際のメインエントランス。
・入口両脇にはベンチが置かれており、地域住民に開かれた教会の雰囲気を出していた。



開堂前であったので、以下の内部の写真は 帰路に撮影
St Simon Zelotes Church(聖シモン・ゼロテス教会/チェルシー) の 内部
祭壇と東側ステンドグラスを正面から



St Simon Zelotes Church(チェルシー)東側祭壇 背後の ステンドグラス(East Window)。
制作は Lavers & Barraud(1859年) で、キリストの生涯を描いた連作 と。
構成(左から右の5連窓)
以下、 ネットから
🔹 第1窓(左端)
・上段:羊飼いたちへの告知(Annunciation to the Shepherds)
・中段:キリストの降誕(Nativity)
・下段:東方三博士の礼拝(Adoration of the Magi)
🔹 第2窓
・上段:ゲッセマネの祈り(Agony in the Garden)
・中段:鞭打ち(Flagellation of Christ)
・下段:十字架を担うキリスト(Carrying of the Cross)
🔹 第3窓(中央)
・上段:磔刑(Crucifixion)
・中段:復活(Resurrection)
・下段:昇天(Ascension)
🔹 第4窓
・上段:聖霊降臨(Pentecost)
・中段:使徒たちの宣教活動(Preaching of the Apostles)
・下段:教会の拡大・群衆に囲まれる使徒(Spread of the Church)
🔹 第5窓(右端)
・上段:キリストの洗礼(Baptism of Christ)
・中段:山上の説教(Sermon on the Mount)
・下段:子どもを祝福するキリスト(Christ Blessing the Children)



St Simon Zelotes Church(聖シモン・ゼロテス教会) の内部を、
祭壇側から反対(西側)へ振り返って。
1. 西窓(West Window)
 ・縦長の ランセット窓(3連) と、その上に小さな 円形窓(rose window) が配置されている。
 ・東側のステンドグラスに比べると装飾性は控えめで、主に採光が目的。
2. 西側ギャラリー(West Gallery)
 ・窓の下には オルガンが設置されたバルコニー(ギャラリー) が見える。
 ・19世紀のイギリス教会建築では典型的で、聖歌隊やオルガニストが配置される場所。
 ・ギャラリー下部には出入口(西扉)があり、礼拝者の多くはこの扉から入堂。
3. ネイブ(Nave)と柱列
 ・石造のアーチが連続し、側廊(aisles)を区切っている。
 ・アーチの上部にはトリフォリウム的な壁面装飾はなく、比較的シンプル。
 ・壁には赤と黄のレンガを交互に積んだ ポリクローム・ブリック が施され、ヴィクトリアン・
  ゴシックらしいリズムを与えている。
4. 天井構造
 ・木造のトラス梁 が剥き出しになった「オープン・タイマー・ルーフ」。
 ・黒く塗られた梁が天井を引き締め、縦方向の高さを強調。



St Simon Zelotes Church(聖シモン・ゼロテス教会) の 掲示板
上部
・大きく 「St Simon Zelotes」 と教会名が表示されていた。
・右には小さな十字のシンボル(英国国教会を示すマーク)。
左側ポスター
・Services(礼拝案内) のポスター。
・「EVERY SUNDAY(毎週日曜日)」とあり、
 ・11AM Holy Communion(聖餐式)
 ・6:30PM Evening Service(夕べの礼拝) が記載されています。
・背景には教会のステンドグラスをモチーフにした図案。
・下部に公式ウェブサイト ​ www.stsimonzelotes.com ​のURL。
右側掲示
・細かい表(恐らく月ごとの予定表や、奉仕者・聖歌隊・行事のスケジュール)。
・曜日や日付ごとの欄が見えます。



教会のステンドグラスはこれ。
・形状: 四つ葉(クアトリフォイル)に近い幾何学的枠取り。
・中央モチーフ: 六枚の花弁(六芒星状の花文様)が描かれており、「生命」「創造」
 「神の調和」を象徴。
・外縁: 青と赤の二重円環で囲まれており、神聖性(青)と犠牲/救済(赤)を示す典型的な
 キリスト教色彩象徴。
・背景パターン: 黒のリード線による格子模様が星型を形成し、幾何学的な安定感を。

St Simon Zelotes : Our Vision and Values

これも St Simon Zelotes Church(聖シモン・ゼロテス教会) の 掲示板
上部
・教会名 「St Simon Zelotes」 が表示されている。
・右上には 英国国教会(Church of England)のロゴ。
ポスター(中央)
St Simon’s Sunday School & Creche
 ・毎週日曜日 午前10時(EVERY SUNDAY 10AM–)と書かれています。
 ・子供向けのサンデースクール(礼拝や聖書教育)と託児室(Creche)の案内。
・ポスターの背景: 地球の写真と光のモチーフ
 ・テーマは「光」と「世界」で、聖書の引用とリンク。
・聖書の引用(ヨハネによる福音書 8章12節):
 Jesus said, "I am the light of the world. Whoever follows me will never walk
 in darkness, but will have the light of life."
(イエスは言われた。「わたしは世の光です。わたしに従う者は決して闇の中を歩むことがなく、
 命の光を持つのです。」)



真横(南側)から
・大屋根(急勾配の切妻屋根) が建物全体を覆い、内部の身廊を強調。
・上段には 四つ葉(クアトリフォイル)型の小窓(clover windows) が連続して並び、
 装飾性を加えていた。
・下段には 小型ランセット窓 と 尖頭アーチの出入口 があり、ゴシック・リヴァイヴァル様式
 の典型。
・壁面は粗い石積みによる質感があり、レンガ造の住宅街に囲まれて一層「中世風」らしさを
 引き立てていた。
写真中央の扉は、 側面入口(サウス・ポーチ)、信徒が礼拝時に出入りする一般的な入り口



Cadogan Square Garden・カドゥガン・スクエア・ガーデン に向かって進む。
St.Clabon Mewsを見る。



ロンドン・チェルシー地区に典型的な
19世紀後半の赤レンガ集合住宅(マンション/アパートメント) を見る。
・赤レンガ造+白い石材の水平帯(string course)
 → ヴィクトリア後期〜エドワード朝時代(1880年代〜1900年代初頭)の集合住宅に典型的。
・縦長の窓配置
 → 下層階はアーチ型の窓、上層階は矩形の窓とし、リズムを持たせています。
・中央エントランス
 → 彫刻的な装飾アーチとバルコニーを備えた玄関。両脇に石像風の装飾(または持ち送り)が
   確認できます。
・屋根周辺
 → 煙突塔のような縦構造(右上)や切妻屋根の装飾があり、ゴシックとルネサンスを折衷した
     「クイーン・アン様式」の影響も見られる。



正面に Cadogan Square Garden・カドゥガン・スクエア・ガーデン。



右折して St . Cadogan Square を南に進む。
赤レンガ造の高層マンション・ブロック(Mansion Block)を見る。



ナイツブリッジ地区(Lennox Gardens 周辺)に典型的な赤レンガ街並み を追う。
・左右対称の赤レンガ建築
 → 道路の両側に同じ高さ・意匠の建物が並び、統一感を生み出しています。
・ゴシック風装飾+クイーン・アン様式の影響
 → 縦長の窓、三角破風(小さな切妻)、白い石材による窓枠アクセントなどが見られます。
・マンション・ブロック(Mansion Blocks)
 → 19世紀後半に建設された集合住宅型の高級フラット。今も保存地区として保護され、
 高級住宅として利用。



ロンドン・チェルシーのDraycott Place(ドレイコット・プレイス) の ストリートサイン
・カドガン家(Cadogan Estate)の開発地の一部 で、現在もカドガン財団が多くの不動産を所有
 している地域 と。
スローン・スクエア駅(Sloane Square Station) から徒歩5分 ほどで、ロンドン中心部への
 アクセスも良好 と。



Cadogan Gardens(カドガン・ガーデンズ) ストリートサイン
・ロンドン西部チェルシー に位置し、郵便区は SW3。
・Sloane Square(スローン・スクエア)駅 のすぐ北側に広がる一帯。
・「 The Royal Borough of Kensington and Chelsea(ケンジントン&チェルシー王立特別区)
 に属します。



チェルシー地区の 赤レンガ建物の 窓装飾。
・窓ガラスに描かれているのは 花のデザイン。
・左窓:下向きに咲く紫色の花(3輪)
・右窓:白い花(2輪)
・花の形状は釣鐘状で、細長い茎に垂れ下がる姿からフリチラリア(Fritillaria)属の花か?。



ショーウィンドウのディスプレイ装飾。
・大きな花のオブジェ:
 ・複数の花弁が放射状に広がる構成。
 ・花弁は紙や布素材でできており、透け感のあるデザイン。
 ・花弁の表面には赤い線状の模様(葉脈を模したもの)が描かれていた。
 ・中央部はカラフルな装飾(小花模様のような布地や紙片)でまとめられて。



King’s Road(キングズ・ロード) を東に進む。
・場所:ロンドン西部チェルシーを東西に走る大通り。
・起源:17世紀、チャールズ2世(Charles II)の専用道路として造られたことから
    「King’s Road」と呼ばれるようになった と。
・かつて「若者文化・モード発信地」として知られたが、現在では高級ファッション・
 ライフスタイルブランドが軒を連ねる街 へと変貌した と。



ロンドン・チェルシーの King’s Road(キングズ・ロード)をさらに進む。
・中央のポールと黄色の球体ライト
 → これは Belisha Beacon(ベリーシャ・ビーコン) と呼ばれるもので、
イギリスにおける「横断歩道(Zebra Crossing)」を示す標識灯
 歩行者優先を明確にするために設置されている と。
・街路樹
 → King’s Road の特徴の一つで、大きな並木が続くことで高級住宅街らしい落ち着きを演出。
・街路旗(ユニオンジャック)
 → 道路沿いの街灯に掲げられており、祝祭や地域イベント(Chelsea Flower Show や
  王室行事)に合わせた装飾。



King’s Road(SW3, チェルシー) にある有名な子供服ブランドTrotters(トロッターズ) の
記念ディスプレイ。
・35 Years of Trotters on the KING’S ROAD, S.W.3」
 → 「キングズ・ロードで35周年を迎えるトロッターズ」。



手前は赤レンガ造+白い石の装飾 を持つ 18〜19世紀の様式の建物。
→ 上部に切妻(カーブを描いた破風)を持ち、中央にバルコニーが設置されていた。
その奥には白い外壁のジョージアン〜リージェンシー様式風の建物が続き、歴史的な町並みの
重層性が感じられたのであった。



Duke of York Square(デューク・オブ・ヨーク・スクエア) に設置されていた案内板。
・Zara(ファッションブランド)
・Saatchi Gallery(サーチ・ギャラリー)
下部にはカラフルな エリアマップ が掲示され、店舗・施設・スクエアの配置が示されていた。



地図に近づいて。
Duke of York Square(デューク・オブ・ヨーク・スクエア) の施設マップ。
King’s Road(下側)から入ると広場に出て、奥に Saatchi Gallery(サーチ・ギャラリー) が
位置しているのであった。



Sir Hans Sloane(1660–1753) の像。
医師・博物学者・コレクター。王立協会(Royal Society)の会長も務めました。
業績
・王室の侍医として活躍。
・世界各地(特に西インド諸島)から膨大な自然史標本、書籍、工芸品を収集。
・没後、 その膨大なコレクションが国家に遺贈され、これが 大英博物館
 (British Museum, 1753設立)、さらに大英図書館・自然史博物館の基礎となった
ココアを牛乳で割る飲み方 をヨーロッパに広めた人物としても知られていると。



近づいて。
Sloane はチェルシーに広大な土地を所有
彼の名は Sloane Square, Sloane Street に残り、今も地域を代表する名称となっている と。



台座銘文:「 SIR HANS SLOANE 1660–1753



奥にあったのが Saatchi Gallery(サーチ・ギャラリー)入口の外壁とゲート。
・煉瓦造りの外壁とアーチ型の門
 → ここはかつて Duke of York’s Headquarters(王立兵舎) の跡地で、歴史的建築の一部が
   残されていた。
・上部の彫刻
 → 翼を広げた意匠が施されており、軍事施設だった歴史を示唆するモチーフ。
・両脇のサイン
 ・ 右:「SAATCHI GALLERY」 と書かれた縦長の案内板
 ・ 左・中央:「FLOWERS」展のバナー (現代美術展覧会の告知)。



Saatchi Gallery(サーチ・ギャラリー)や Duke of York Square に 隣接する緑地(芝生広場)。
この広大な芝生エリアは、かつて Duke of York’s Headquarters(デューク・オブ・ヨーク兵舎)
のパレード・グラウンドとして使われていた場所 と。
長い歴史を持つロンドンプラタナスなどが並び、都市の中に豊かな緑陰を形成。



Duke of York Square(デューク・オブ・ヨーク・スクエア)内の
ショッピング&レストラン街 の一角。
無数のユニオンジャック(英国旗) のフラッグガーランドが飾られ、祝祭的な雰囲気。



ズームして。



Saatchi Gallery(サーチ・ギャラリー) の外壁に掲示されていた 展覧会バナー。
・展覧会名:
 「FLOWERS」
 → 現代美術における「花」をテーマにした企画展。
・会期:
 30 May – 31 August
・主催/協賛:
 下部に Cazenove (Schroders) とあり、金融関連企業がサポートしています。
・ビジュアル:
 鮮やかな赤・ピンク・黄色の花(ユリやアマリリスを思わせる抽象的描写)。
 → 視覚的インパクトが強く、展覧会のテーマ「花の多様性と力強さ」を象徴。



この植物は葉の形・質感から
セネシオ・エンジェルウィングス(Senecio candicans ‘Angel Wings’) 」で
あっただろうか(ネットより)?
純白〜銀白色で、非常に大きく、柔らかく、ビロード状(フェルト状)の質感。
初めて見る植物??



二階建てバス(ルートマスター型の新型バス「New Routemaster」)。
通勤客、観光客用のバスであろうか?



チェルシーの King’s Road(キングス・ロード) をさらに南西方向に進む。
ジョージアン~ヴィクトリア様式の連続タウンハウス。
・白やクリーム色の外壁で統一感があり、窓上部に装飾的なコーニスが見られた。
・屋上には煙突が並ぶ。主にレンガ造りで、屋根のリッジ(棟)に沿って積み上げられていた。
・ロンドンの伝統的なタウンハウスでは、暖炉のある各部屋ごとに煙突が必要だったため、
屋根上に複数の煙突ポット(chimney pots)が並んでいる のだ と。



ロンドンの 赤い二階建てバス(ダブルデッカーバス) が続く。
始発の停留所まで向かっていたのであろうか?



ストレリチア(Strelitzia reginae)、通称 極楽鳥花(Bird of Paradise) は美しく咲いていた。



近づいて。
・花の形
 鮮やかなオレンジ色と青紫色の花弁が、まるで鳥(特に 極楽鳥 )が羽を広げたような形に
 見えるため「 Bird of Paradise 」と呼ばれます。
・葉
 バナナの葉に似た大きな緑色の葉を持ち、観葉植物としても人気。
・原産地
 南アフリカ原産。温暖な地域で育ち、庭園や街路の植栽にもよく利用されるのだ。



左手の 並木道・Royal Avenue(ロイヤル・アベニュー) から、
Royal Hospital Chelsea(ロイヤル・ホスピタル・チェルシー) の正門部分 を望んだ風景。
Royal Hospital Chelsea(ロイヤル・ホスピタル・チェルシー)
・所在地:Royal Hospital Road, Chelsea, London
・設計:Sir Christopher Wren(17世紀の建築家、セント・ポール大聖堂の設計でも有名)
・完成:1692年
・用途:退役軍人のための施設(Chelsea Pensioners の居住地)



左手にあったのが PAUL(ポール)ベーカリー の店舗。



右側にあったのが 「Blank Street Coffee(ブランク・ストリート・コーヒー)」 の店舗



アイスクリーム店・Venchi(ヴェンキ)
・発祥: 1878年創業のイタリア・トリノの老舗チョコレートブランド。
・特徴:
 ・高級チョコレートとジェラートの専門店。
 ・イタリア伝統のレシピをもとに、無添加・天然素材にこだわったフレーバーを展開。
 ・ロンドンでも展開しており、チェルシーの King’s Road に店舗がある。
 ・写真のショーウィンドウ:
  ・ コーン型のディスプレイが壁一面に飾られ、視覚的にも楽しい演出
  ・中央ポスターには「EXTRA VIRGIN OLIVE OIL」の限定ジェラートが紹介されており、
   オリーブオイルの風味を活かしたヘルシーで珍しいフレーバー と。



ヘルスケアショップの revital



M&S(Marks & Spencer, マークス&スペンサー)
・英国を代表する大手スーパーマーケット&小売チェーン。
・食料品、衣料品、家庭用品など幅広い品揃え。
・ロンドンの各エリアにあり、King’s Road でも日常的に利用される便利な店。
この日の朝食、そして他の飲料、食料をここで購入 したのであった。



King’s Road(ロンドン・チェルシー) にあった有名なランドマークのひとつ、
Philosophy House(旧 Iconic 1865) の門構え。



・門のデザイン
 ・アーチの上に2体の黒いブロンズ像(古代風衣装の人物像)が立っています。
 ・中央には丸いメダリオン装飾。
 ・下部に「1865 ICONS」「150 YEARS」と記された記念の文字(150周年を祝った際のもの)。
・現在の施設
 ・表示にある「Philosophy House」は、この建物に入っているブランドやレストランなどの
  名称のひとつ。
 ・King’s Road の高級感を象徴する建築で、アイコニックな門は撮影スポット。



早朝散歩もここまでとして、脇道を使い引き返す。
白い建物の屋根に並んでいるのは 煙突(chimneys)。
・屋根の上に細長い煙突ポット(chimney pots)が複数本並んでいます。
・煙突ポットは19世紀ヴィクトリア朝やエドワード朝の住宅に多く見られるもので、
 1つの煙道に複数のポットを設けることで効率よく排煙できる仕組み。
・煙突の土台部分はレンガ造りで、上部のポットはテラコッタ製が一般的。

この白い建物は恐らく ヴィクトリア時代のタウンハウス/ヴィラ様式 の一部で、近隣の
赤レンガ建築とも調和した 保存地区の住宅街らしい雰囲気 なのであった。



Chelsea Green(チェルシー・グリーン) という小さな広場 の噴水
噴水の中央には、 ライオン像 が。
石柱の周囲に蛇口があり、もともとは飲料水用の公共水飲み場(drinking fountain) として
機能していたものであろうか。



そして、 約1時間の早朝散歩 を終えて、アパートに戻ったのであった。




                                 ・・・​ もどる ​・・・



               ・・・​ つづく ​・・・

​​​​​





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2025.10.11 05:13:16
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: