inti-solのブログ

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2009.05.31
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テーマ: フルート(668)
カテゴリ: 音楽
「もののけ姫」のテーマ曲をフルートとケーナで録音してみました。(無伴奏)
http://homepage3.nifty.com/ryo-folklore/Ra/Mononoke2.MP3

1番はムラマツEX(オフセットリングキー)
2番はヤマハYFL31(中古、超オンボロ、カバードキー)
3番はケナーチョとケーナ(冒頭がケナーチョで、オクターブ上げるところからケーナ)
フルートで吹いている部分で(ムラマツもヤマハも)音がフラットしているところがありますが、ご愛敬ということで^^;
楽器の値段は、ムラマツが購入価格で21万円くらい、ヤマハは中古で5万数千円、ケナーチョ(アハユ)9000円とケーナ(製作者不詳)7500円。果たして値段だけの音色の差はあるでしょうか。吹いている自分自身には、ムラマツとヤマハはとんでもなく違う音(音色もそうですが、特に音量が)に聞こえるのですが、録音してしまうと、吹いているときに自分で感じるほどには、差はないものですね。ただ、音量の差は録音ではわかりにくいという側面もあるのだと思いますが。それと、最低音のドの出し易さは、かなり差があります。EXはしっかりした音が出るのですが、YFL31はどうしてもかすれた音になります。古い楽器なので、タンボかキーのどこかがへたっているのでしょう。もちろん、新品当時はちゃんと音が出たはずです。

ただ、音程がケーナとフルートではあまり合いません。もともと、フルートは442Hzで調律されているし、ケーナは440Hzで調律されていますけれど、それに加えて、実際には私が吹くとフルートは442より高くなり、ケーナは440より低くなってしまうのです。だから、そのまま録音したら、ピッチが全然合っていない。
それで、フルートはこの録音の時は管の抜き方をいつもより大きくして(普段は5mm程度しか抜かないけど、今日は7mm抜いた)、かなり内吹きにして(普段はかなり外吹きです)できる限り音程を下げ、一方ケーナは管をできるだけ立てて、何とか音程が上がるように吹いたら、2オクターブまでの音程は、なんとか不自然ではない程度に収まりました。けれども、3オクターブまだかなりピッチが違います。
フルートのピッチが上がってしまうのは、私がまだあまり上手くないからで、ケーナのピッチが下がってしまうのは楽器のせいでしょう。ケーナの3オクターブは、あまり音程が正確ではありません。それに、目一杯のパワーで吹かないと3オクターブは出ません。(フルートの方が遙かに楽に3オクターブが出る)





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最終更新日  2009.05.31 22:27:49
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