inti-solのブログ

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2009.11.29
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テーマ: 戦争反対(1197)
カテゴリ: 戦争と平和
12月13日(日)
世田谷区民会館 大ホールにて、「南京・史実を守る映画祭」を開催します。

上演作品とスケジュール

AM10:00開場

AM10:30 「NANKING」
ビル・グッテンタグ監督 2007年米国/88分

PM1:00 「アイリス・チャン」
ビル・スパヒック監督、アン・ピック 2007年米国/103分 

PM3:00シンポジウム 映画監督武田倫和・新右翼「一水会」顧問鈴木邦男 他

PM4:30 「南京・引き裂かれた記憶」
武田倫和監督 2009年日本/85分

PM6:30 「チルドレン・オブ・ホァンシー」
ロジャー・スポティスウッド監督 2008年豪・中・独/125分

※上映作品の順番が間違っていましたので訂正しました

料金(各映画入替制)
当日券1枚999円

(シンポジウムは、映画チケットをおもちの方は入場自由です)
チケット購入フォームはこちら

主催 南京・史実を守る映画祭 実行委員会

詳細は
http://jijitu.com/filmfestival2009/

「南京大虐殺」と聞いて、どれだけの人々が具体的に事件のイメージを語ることができるでしょうか。日本では、南京大虐殺という事実は、公の場であまり語られることはなく、学校教育でもほとんど取り上げられず、どこか、事件に触れることがタブーであるかのような空気が作られているようでもあります。
事件をめぐっては、戦後になっても何度かの裁判が提起されてきました。その中には、事件の証言をする人々に対する「偽者」呼ばわりがきっかけになったものも多くありました。

事実は必ず勝つ、という言葉のとおり、これらの裁判では真実が勝利し、事件はなかったとする人々の主張はすべて、疑似科学や単なる読み物レベルの俗論に過ぎない、ということが白日の下に晒されてきました。
しかし、事件はなかったとする勢力が沈黙することはなく、それどころか、事件について公の場で触れることそのものにまで、攻撃の手を伸ばしてきました。
事件を描いた「南京1937」は、その上映が右翼によって暴力的に妨害され、上映する劇場のスクリーンは、右翼によって切り裂かれました。
日本の大手映画会社によって、日露戦争や太平洋戦争の映画が次々と作られる中にあっても、日本軍による中国大陸での残虐行為を描いた映画はほんのわずかしかなく、南京大虐殺を描く映画は皆無、という状態です。
この間、諸外国では南京大虐殺をテーマにした映画が数多く制作され、公開されているのに、事件の当事者である日本の国内では、南京を描く映画は作られていないのです。
映画【靖国】の上映に至るまでの経緯を振り返るとき、このような状況は「暴力と、それを恐れるが故の自粛」によってもたらされる、言論の自由の危機だとはっきりいえます。これは、断じて容認することはできません。
そこで私たちは、映画配給会社がやらないのなら私たちがやってしまおうと決意し、南京大虐殺をテーマとする映画を集めて映画祭を開催することにしました。ぜひお越しください。





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最終更新日  2009.11.30 22:04:07
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