inti-solのブログ

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2009.11.29
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テーマ: ニュース(95879)
カテゴリ: 音楽
http://mainichi.jp/select/wadai/archive/news/2009/11/28/20091128dde001040009000c.html


12月から機内に持ち込める手荷物は、客席が100席以上の機種で、3辺の合計が115センチ以内、かつそれぞれ幅55センチ、高さ40センチ、奥行き25センチ以内に。また、100席未満の機種は、合計が100センチ以内で各辺が45センチ、35センチ、20センチ以内に統一する。手荷物はすべて保安検査場でチェックし、制限サイズをオーバーする手荷物はカウンターで預けるか、壊れやすい場合は追加料金(片道一律1万円)で荷物用の座席を確保することになる。
制限の厳格化は音楽家たちにも影響を与えそうだ。「命より大切な楽器をスーツケースと一緒に預けるなんてできない」と音楽家の間では困惑が広がる。バイオリンケースは小さいものでも3辺で計130センチ前後だが、これまではほとんど無料で自分の隣の座席に置き、満席時は荷物棚に入れてきたという。
全国の音楽家で組織する労働組合「日本音楽家ユニオン」(東京都新宿区・約6000人加盟)には、「往復2万円の追加料金でギャラが消えてしまう。死活問題」「預けて破損した場合、高額な被害を補償してくれるのか」と非難の声が多数、寄せられている。篠原猛・代表運営委員は「100人規模のオーケストラの場合、バイオリンやビオラは30~40人。つまり60万~80万円負担が大きくなるため、公演を取りやめるケースも増えるだろう。キャリーバッグのとばっちりで音楽文化が衰退する」と指摘する。同組合は定期航空協会に改善を求める要請書を提出した。(以下略)
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1996年、メキシコでギターを買って帰ってきたときは、機内持ち込みを拒否され、預けさせられました。それも、「ロストバッゲージは保障するが損傷は保障しない」という念書を書かされて。弦は完全に緩め切って、ハードケースの中に詰められるだけ新聞紙を詰めて預けました。しかし、メキシコで搭乗したユナイテッド航空のA320機、荷物はコンテナ積みではなく、作業員が荷物室にバンバン放り込むんですよ。床下からドカンドカンと荷物を投げ込む衝撃が伝わってきます。かなり乱雑に扱っているのが明白で、ちょっと怖かった。
結局、成田で受け取ってみると、ケースはかなり傷だらけでしたが、中身は無事でした。でも、それから何年か経って、そのハードケースが壊れたときに気がついたんですけどね、ケースの側面は、何とボール紙製だったんです。実は、全然「ハード」じゃないケースだった。
ま、中身のギターは、今現在も現役で使っています。(かれこれ14年)

でも、楽器の機内持ち込みを断られたのはその時一度きりで、それ以外は、だいたい機内持ち込みOKでした。ギターほど大きな楽器を持ち込んだことは、その時しかないですけど。ボリビアでマンドリンを買って帰ってきたときは、マンドリンケースに、何かの布(ポンチョだったかも)でくるんだサンポーニャ2組をひもで縛り付けて、一つの手荷物にして、機内に持ち込みました。

その前にロンロコを買って帰ったときも、やはり同じようにロンロコとサンポーニャを「一つの手荷物」にして、機内に持ち込んだ記憶があります。
持ち込んだ楽器が機内でトラブルになった経験はありませんし、天井の荷物棚に収納できました。わが家のバイオリンとマントリン、ロンロコのそれぞれのケース(ロンロコはソフトカバーですが)を見比べると、容量では確かにバイオリンケースが一番でかいのですが、荷物棚に入らないということはないと思うのですが・・・・・・・・。

キャリーバックのとばっちりで、楽器まで無料機内持ち込みが出来なくなるのは残念なことです。それに、プロの商売道具だし高価な楽器だし、預けたくないというのはよーく分かるのですが、ただ、もともと、チェロやコントラバス、打楽器類とか、金管楽器の大型のものが機内持ち込み出来たはずがないので、バイオリンやビオラだけ預けられないはずはない、とも言えるかも知れません。





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最終更新日  2016.11.19 09:46:36
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