inti-solのブログ

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2012.07.30
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カテゴリ: 環境問題
昨日の脱原発国会大包囲に参加してきました。いや、実は家庭の都合でその前段の集会とデモ行進だけ参加して、国会包囲には参加できなかったのですが。だって、夕飯は家で食べると言い置いて出かけたのに、国会包囲が午後7時半からでしたから。

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すでに結構な人が集まっていました。ただ、7月16日の代々木公園の集会と比べると、だいぶ人数は少ないかな。今回の集会参加者数は、主催者発表で20万人、警察の情報では1~2万人とのことですが、これは国会包囲の参加者数だろうと思います。日比谷公園での集会の段階では、1万人にも届いていなかったと思います。

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とはいえ、すごい人並みであることは確かです。これは、全体のごく一部です。

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キューバ国旗にゲバラの顔を刷り込んだ旗があったので、思わず撮ってしまいました。

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先ほどのキューバ国旗とはまったく別の位置で、ゲバラの旗を掲げている人がいました。"Hasta la victoria siempre" 「いつも、勝利に向けて」

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「原発に反対する在日フランス人」だそうです。フランスは原発の発電比率が世界一高い国です。他国でやっていない出力調整運転までやっているし。原発の深刻な事故は、スリーマイル(米国)・チェルノブイリ(旧ソ連)・福島(日本)と来ているので、順番で考えると次の事故はフランスで起こる可能性が高いような気がします。

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原発問題に関しては、保守系・右翼系の間で意見が分かれていると聞きます。小林よしのりとか、かの「行動する保守」と称する狂犬右翼の西村修平なども反原発を主張しています。反原発集会にも、日の丸を掲げる保守系・右翼系の参加者が、数は多くないものの、必ず一定数存在するようです。まあ、別に日の丸を掲げるから右翼ってわけでもないのですが(私は個人的には日の丸は嫌いじゃないし、日の丸を背にして演奏したこともあるけど、勿論右翼でも保守でもないです)、この種の集会にあえて日の丸を掲げて参加しようというのは、やっぱり保守系・右翼系の人が多いのは間違いないでしょう。
日の丸を掲げて集会に参加する集団を毛嫌いする人もいるのですが、私はいっこうに構わないと思っています。前述のとおり、私は本質的には日の丸は嫌いじゃないし、「脱原発」を本気で実現しようと思ったら、イデオロギーを越えて、できるだけ幅広く賛同を得られるようにしなくては無理と思っていますから。

さて、そうこうしているうちに、5時過ぎにやっとデモに出発しました。で、出発してすぐに遭遇したのが、先ほどとは別の、日の丸を掲げる集団です。

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それにしても、先ほどの「反原発右翼」の人たちと彼らの間では、いったいどういう応酬になったのか、いささか興味があるところです。

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経産省前。聞くところによると、デモ隊の先頭が通りかかったときには、ビルのあちこちで電気がついていたのに、デモ隊が接近したとたんに、ぱーっとみんな電気が消えてしまったそうです。

デモ隊は、日比谷公園から東電本社と経産省、新橋付近を巡って再び日比谷公園に戻ってきました。そしていよいよ国会包囲なのですが、前述のとおり、私は時間切れで、国会に向かう途中で隊列を離れて帰宅しました。日比谷公園の集会より、どう考えても人数が増えている。集会を抜かして、国会包囲だけに参加した人が、相当数いたようです。逆に、私のように集会とデモだけで帰宅した人もある程度いたはずです。日曜の夕方ですからね。

なんにしても、この声が国会の中の人たちに、少しでも響けば良いんですけどね。大きな音、ではなく声としてね。





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最終更新日  2012.10.16 06:52:53
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