inti-solのブログ

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2012.11.16
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カテゴリ: 音楽
私は、現在3つのフォルクローレグループに参加しています。このうちのひとつ「ティエラ・クリオージャ」は、2009年4月以来、中心メンバー夫婦の海外赴任のため休業状態になっていました。しかしこの度、彼らが帰国。3年半ぶりに復活しました。事前練習は1回だけ、本来5人編成のところ一人欠場と、かなりキビシー条件の中での演奏ですが



曲は、ボリビアのカルナバルのメドレー(サンタクルスの花~カルナバル・グランデ)です。
我ながら、やっぱりサンポーニャの角度がパタパタと動いており、「正しい吹き方」になっていないな、とは思うのですが・・・・・・。

この動画のスペイン語でのタイトルは、Seleccion de carnavalitosにしました。カルナバリートは、カルナバルの縮小語尾型です。実は「カルナバリート」という言葉が意味する音楽は、ボリビアとアルゼンチンでは違います。ボリビアでは、このような6/8拍子の音楽をカルナバル、あるいはカルナバリートと呼びます。元は、東部低地のサンタクルス地方の「カルナバル・クルセーニョ」から来ているようです。
一方、アルゼンチンのフォルクローレでは、2拍子系の音楽を「カルナバリート」と呼びます。代表曲として「花祭り」(El Humahuaqueño)が知られています。
アルゼンチンで「カルナバリート」と呼ばれるものとほぼ同じ音楽はボリビアとペルーにもあるのですが、名前はワイニョ(ボリビア)/ワイノ(ペルー)です。
同じスペイン語を使っていても、国が違えば単語の意味が変わったり、同じものを指す単語が変わったりする典型です。
YouTubeで単にcarnavalitoだけで検索すると、アルゼンチンでカルナバリートと呼ばれている音楽ばかりがヒットしますが、これはボリビアよりアルゼンチンのほうが大国で、YouTubeにアップされている動画もアルゼンチンのほうが多いからでしょう。





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最終更新日  2012.11.18 20:20:22
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