inti-solのブログ

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2014.01.07
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テーマ: ニュース(95880)
カテゴリ: その他
子どもを電車に乗せてはダメ?大人が寛容にすべき?



車内で泣く子ども「舌打ち」ぐらいはしてもいい?
Twitter上のつぶやきをまとめているTogetterの「子供が車内で騒いでいたら 舌打ちぐらいはしてもいい?」というトピックを見てみよう。
ことの発端は1月5日。NPO法人フローレンス代表理事の駒崎弘樹氏が「今、新幹線で後方の席の子どもが泣いてて、隣の席の女性がうるせーな、って言いながら舌打ちしたんだけど、そういう人は新幹線自由席じゃなく、車で移動すべきだ。公共交通というのは、老若男女、色んな人が乗るもの。公共圏は、我々が当事者意識と寛容によって生み出すものだと思う」とつぶやいた。
これに「舌打ちくらいいいんじゃないかと思ったりするwww」と反応したのが堀江貴文氏。しばらく2人のやり取りが続き、どちらもフォロワー数が多いこともあって、さまざまな意見が噴出した。
また、乗車マナーの話題とは少しズレるかもしれないが、混雑に見舞われた新幹線車内で「立っているお年寄りをグリーン車に乗せるべき」とツイートしたアカウントが、「金を払っていないのにグリーン車に乗せろという主張はおかしい」といった反論を受けて「炎上」するということもあった。(参考:『超混雑だった東海道新幹線の乗客が「立っているお年寄りをグリーン車に乗せるべきだ」とツイート→炎上』)
年末年始の時期は家族連れの移動が多く、子どもや高齢者の利用が普段より多いと推測される。公共の場である電車で、社会的弱者である存在と接することが普段より多い時期とも言えるだろう。どちらもこの時期ならではの話題だったという印象だ。(以下略)

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以前に、さかもと未明という漫画家(というより、極右文化人)が、飛行機の中で泣き叫ぶ子どもにブチ切れて、着陸直前の機内で席を立ち、「飛び降りる」と叫んで走り出すという騒動が報じられたことがあり、その件に関して記事を書いたことがあります。

子は泣くもの

子どもは泣くものです。こりゃもう、人間は息をするもの、というのに等しいくらい絶対普遍の原則です。乳児が泣かなかったらやばいですよ。
まあ、そういうことを、人はみんな子育てをしたとき初めて体感して、寛容になっていくものなのかもしれません。
ただ、例えば幼児が駄々をこねて金切り声を挙げるような場合(3~4歳くらいが多いかな、当然、乳児はそういうことをしない)、それが至近距離だったりすると、さすがに「うるさい」と思うことはあります。うるさい、というか、物理的に耳にキーンと来る。そういう時は、多分顔をしかめているんじゃないかと思います(その瞬間の自分の表情を正確に把握しているわけじゃないけど)。口には出しませんよ。しかし、耳が耐えられる以上の音量が飛び込んできたとき、思わず顔をしかめることも、人間の生理現象としてやむを得ないことだとは思います。

というわけで、堀江貴文が「舌打ちくらいいいんじゃないかと思ったりするwww」と言ったそうですが、私も、まあ舌打ちくらいは仕方がないかなって思います。そこまでなら、まあ生理現象のようなもの、ともいえますから。
ただ、その子どもが何歳くらいでどの程度の泣き声で、その親がなだめようとしていたのか放置していたのかなどの詳細が分からないので、確たることは言えませんけど、私の直感では、そこで「うるせーな」と声に出してしまう人に、ある種の危うさを感じてしまうのです。そっちの方がマトモじゃないような・・・・・。いや、それもある種の偏見かもしれませんけどね。

それはともかくとして、こういうことに関しては、お互いが寛容になるしかないだろうと思うわけです。
堀江貴文は、売り言葉に買い言葉なのだろうけど、子どもに睡眠薬を飲ませろ、みたいなことまで書いている。私はどうも、その種の向精神薬を子どもに飲ませるというのは承服できないのです。医学的にどうなのかは分かりませんし、年齢にもよるでしょうが、乳児だったら、例えば風邪薬(あの眠くなる成分は、ごく弱いとはいえ向精神薬的なものだと思う)だってどうかと思います。



その後段、「立っているお年寄りをグリーン車に乗せるべき」とツイートしたアカウントが炎上というのは、そのアカウントは有田芳生参議院議員の娘のアカウントなのだそうですが、1月3日の有楽町での火災で新幹線が何時間もとまってしまった間に、とりあえず空席のグリーン席をお年寄りなどに開放したら、という提案だったようです。結果的にその提案は断られたようですし、彼女もそれ以上強硬に主張したわけでもなさそうです。
JRの立場としては、いくら非常時でもグリーン券を持たない乗客をグリーン車に座らせたくはないだろうし、こういう回答は仕方がないだろうとは思います。ただ、こんなことで炎上というのはまったく不可解です。結局のところ、在特会などのネットウヨクに強硬姿勢をとる議員の親族だから、ということで、ネットウヨクがたかってきて暴れた、ということなのではないかと思えます。これもまた、不寛容さが招いた騒動、というところでしょうか。





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最終更新日  2014.01.07 21:27:14
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