inti-solのブログ

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2015.08.03
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テーマ: 戦争反対(1197)
カテゴリ: 戦争と平和
自民党:武藤貴也議員、安保反対学生をツイッターで非難


SEALDsは国会前で毎週、デモをしている。武藤氏は「彼ら彼女らの主張は『戦争に行きたくない』という自己中心、極端な利己的考えに基づく。利己的個人主義がここまでまん延したのは戦後教育のせいだろうが、非常に残念だ」と書き込んだ。(以下略)

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戦争に行けば死の危険が生じます。当たり前のことです。死にたくない、というのは人間のもっとも根源的な本能です。それを「自分中心、極端な利己的な考え」だというなら、まずは自分自身が戦争になったら真っ先にさっさと死んでくれ。

要するに、「国を守るためには人の命を危険に晒したって仕方がない」「国を守るために命を危険に晒すことに文句など言うな」と思っているわけです。その本音がついつい表に出た、というわけです。
安倍の取り巻きにはこういう手合いの極右政治家ばかりがそろっている。それで、安倍政権は口先では「徴兵制はやらない、できない」と言っていますが、全然信用できません。
徴兵制が違憲とされる根拠は、憲法第18条の奴隷的拘束の禁止ですが、そもそも安倍政権は今の憲法を変えたくて変えたくてしょうがないのです。自民党の憲法改正案で、この条文は「社会的又は経済的関係において身体を拘束されない」という、よく分からない文面に変わっています。徴兵制は、経済的関係の身体拘束ではないし、多分社会的関係の身体拘束でもないでしょう。つまり、徴兵制が憲法違反にならないようにしたわけです。
確かに、今すぐ徴兵制、ということは安倍政権は考えていないのでしょう。けれども、憲法を変えて、いざとなれば徴兵制を導入できる布石は打っておきたい、と考えているのでしょう。少なくとも、いざとなれば「お国のために喜んで死にます」という若者を量産したいと考えていることは間違いありません。





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最終更新日  2015.08.03 22:30:38
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