inti-solのブログ

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2015.08.10
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昨日、八ヶ岳の西岳と編笠山に行ってきました。2012年と2013年に登った山で、編笠山は3回目、西岳は2回目なのですが、家族旅行とからめた山登りで、相棒と子どもが、宿をとても気に入っていて「今年も泊まりたい」と言うので、また登ることになってしまいました。良い山なので、何度登っても飽きはしません。それに、最近は八ヶ岳は家族旅行のとき以外は冬しか登っていないのです。

Nishidake-Amigasayama16.JPG
左の山が西岳(2398m)、右の山が編笠山(2523m)です。先に西岳に登り、編笠山へと縦走(というほどのものでもないですが)しました。

宿を出たのは朝8時半過ぎ、そこから車道を歩いて、登山口に到着したのは8時50分過ぎでした。
途中に湧き水があって、そこまでは20分ちょっと、更に視界のない樹林帯の中をひたすら登り。途中、林道を4回か5回横切ります。

Nishidake-Amigasayama01.JPG
はじめて視界が開けた場所がここです。まだ山頂ではないのですが、山頂の本の少し手前です。ただ、このときはガスに覆われていて司会がありませんでした。
紫色の花が群生しているのが分かるでしょうか。

Nishidake-Amigasayama02.JPG
この花です。この辺りと山頂付近にたくさん咲いていました。2年前のブログ記事には、「ベニバナミネズオウじゃないかと思う」と書いたのですが(ミネズオウはツツジ科で、葉の形状もツツジの仲間に似ている)、今回改めて検索したとこ、どうもそうではなくてイブキジャコウソウという花らしいことが分かりました。シソ科ですが、写真で見る限り、葉の形状はやはりツツジに似ている。

Nishidake-Amigasayama03.JPG
山頂に到着。11時17分でした。登山口から2時間半かからなかった計算です。雲は多いながらも、日は差していました。

Nishidake-Amigasayama05.JPG
編笠山は雲に閉ざされていましたが、権現岳が雲の間から一瞬姿を現しました。

Nishidake-Amigasayama04.JPG

まだ昼食には早いので、西岳山頂を早々に後にして編笠山に向かいます。

Nishidake-Amigasayama07.JPG
編笠山と権現岳の鞍部に建つ、青年小屋に到着しました。
ここから権現岳までは、登山地図のコースタイムで登り1時間半、下り1時間。往復2時間半。私の足なら、2時間で何とかなりそうです。体力的にも、まだ余裕がある。実は、八ヶ岳の主要なピークの中で、まだ未踏なのは権現岳だけなのです。(八ヶ岳の北端にある蓼科山も未踏ですが、これを八ヶ岳の一部と見るか独立峰と見るかは微妙)
できれば権現岳まで・・・・・・と、思ったのですが、このとき12時過ぎ、権現岳まで往復すると戻ってくるのは2時過ぎ(いや、途中で昼食を食べれば、もう少し遅い)、それから編笠を超えて宿に戻ると、宿に着くのはいったい何時?それに、関東甲信の広い範囲で、大気の状態が不安定なため、午後には雷雨がありえると前日の天気予報は伝えていました。(結果的に雨は降らなかったのですが)隠れるところのない森林限界上のガレ場で雷に襲われたらたまったものではないので、権現岳は断念して、編笠山への登りにかかります。

Nishidake-Amigasayama08.JPG
青年小屋から編笠山への登りは、前半はガレ場、上のほうは樹林帯です。もっとも、樹林帯の中もかなりガレ場続きですが。

Nishidake-Amigasayama09.JPG
眼下に青年小屋、向こうには権現岳が見えます。
地図上のコースタイムは青年小屋から山頂まで30分となっていますが、標高差は150mくらいしかないので、実際にはそんなにかかりません。20分くらいだったかな。(このあたり、時間の記録をとっていなかったので、いささか曖昧)

Nishidake-Amigasayama10.JPG
編笠山山頂に到着。天気は晴、ただ雲は多くて、目の前の権現岳はよく見えますが、その奥の八ヶ岳の山々は、阿弥陀岳がちょっと見えた以外はほとんど見えませんでした。

Nishidake-Amigasayama11.JPG
眼前には、富士見平高原とその先に中央線、そらに先には南アルプスが、見えるのですが、くもが多いので、そんなにはっきりとは見えません。
ここで昼食。と言っても、カップラーメンとおせんべい数枚。アルファ米の五目御飯ももって行ったのですが、もっていったポットのお湯が足りなそうだったので、食べるのはやめました。足りない分はチョコレートで補う。

1時過ぎに下山にかかりました。

Nishidake-Amigasayama13.JPG


Nishidake-Amigasayama14.JPG
下りの途中で西岳を撮影。

Nishidake-Amigasayama15.JPG
眼下に森林限界が見えてきました。
この写真を撮ったところから少し下った付近で、一休みしてケーナを吹きまくってしまいました。ただ、風が少しあったので、そんなに音は響き渡らなかったですが。

ガレ場が終わって森林限界に入るところで、わずかな岩場がありますが、そこを超えれば、あとは樹林帯のなだらかな下りです。私は全般的に、登りはコースタイムよりかなり早く登れる反面、下りはコースタイムとほぼ同じ程度でしか歩けないのですが、足場がしっかりしていて緩やかな下り(つまり、このあたり)なら、かなり飛ばして歩くことができます。ここは、標高100mごとに標識があるという、とても親切な登山道なのですが、100mを7分で下りました。我ながら猛烈なスピードで下りましたが、途中登山道が林道を横切るところで大休止。再びケーナとサンポーニャを吹きまくってしまいました。30分近く吹いていたでしょうか。
結局、登山口に戻ってきたのは、午後3時50分頃。登りはじめから丁度7時間でした。

水は、熱湯を若干使い残しましたが、それ以外は完全に飲み干し、かつ途中の水場でも飲んだので、3L近く飲んだんじゃないでしょうか。

次に行くときは、今度こそ権現岳、と言いたいところですが、この宿は朝食が8時からなので、日帰りで権現岳は、やっぱりちょっと厳しい。あと1時間早く出発できて、かつ途中でケーナ吹きに時間を費やさなければ、行けそうですが。





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最終更新日  2015.08.11 02:19:10
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