inti-solのブログ

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2015.09.20
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連休中も国会前へ、と、言いたいところですが、山に行きました。

今日20日は、夜明け前後は曇りでしたが、歩き始めてすぐ晴れて、それ以降は快晴。最小限の荷物で西穂高岳を往復して、上高地に下山しました。
それなりに覚悟して行ったのですが、去年登った前穂高のほうが大変だった気がします。山頂直下の一枚岩がちょっと厳しかった。それに次ぐのが独票から最初の下り。独標を下れれば、4峰までは問題なく行ける、と思いました。下山時、ピラミッドピークの一つ先(7峰ですかね?)で、例によってケーナを吹いてきました。

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テン場はラッシュアワー状態。ぎゅうぎゅう詰めでした。3時に着いたのでは遅すぎたようです。

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昨日はずっと曇り時々雨でしたが、夕方に雲が薄くなって、霞沢岳がうっすらと見えました。

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今朝。5時半ころまでは雲が厚く、「晴の予報は外れたか」と思ったのですが、6時前にぱっと晴れて、以降快晴。ラッキーでした。

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独標から左手前よりピラミッドピーク、その右奥が西穂高岳本峰、いちばん右奥が奥穂高岳。

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独標から西穂方面への下り。いきなりですが、ここが断崖絶壁。ここを下ることができれば、4峰までは行ける、かな。

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9峰からの下り、この岩場の通過もプチ難所。矢印の手前の岩の凹みに足をかけて通らなければならない。私の身長では、歩幅には充分余裕はありましたし、手でがっちり岩をつかんで渡るので、怖さは感じませんでした。

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先ほどのプチ難所の遠景。うん、落ちたらまっさかさまだ。冷静に写真を見ると、それなりにやばそう。勢いでパッと渡ってしまったので、そのときは何も感じなかったけど。

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ピラミッドピークに到着。いよいよ西穂高本峰の山頂が近づいてきた。写真左手のやせ尾根の急登、その先が鎖場で、いかにも「絶壁の細い道幅のトラバース」に見えたので、「ここがこのコース最大の難所に違いない」と思ったんですけど、実際に行ってみたら、ここは全然たいしたことがなかった。鎖場も、鎖にほとんど触れることなく通過。
なお、事情により写真は下山時に撮影したものです。

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いよいよ西穂高岳山頂直前。しかし、間違いなくここが、このコースいちばんの難所。取っ掛かりの少ない一枚岩を登っていく。所々に凹みがあるのでそこに足をかける。先ほどのプチ難所と同じですが、あちらは1歩だけですが、ここはそれが10メートルくらい続く。登りはいいけど、下りは足をかけるところが見えにくいので大変です。

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山頂から先ほどの難所を見下ろす。ただ、ここは、下が絶壁じゃないので、落ちても打ち所が悪くなければ骨折くらいで済みそうです。それにしても、独標から上の稜線が全部写っていますけど、歩いているときは、自分の周囲数メートルの岩しか見ていないので、何箇所かの難所を除けばさしたる問題もなく登ってしまいますが、こうやって全体像を見てみると、とんでもない場所。

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山頂です。槍ヶ岳をバックに記念写真。

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奥穂高と吊尾根、前穂高。ここから奥穂高へのルート・・・・・・いつの日かは歩いてみたいです。いつの日か、ね。今はちょっと難しいかな。


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奥穂高岳、北穂高岳、槍ヶ岳。ここまで登った甲斐がありました。

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下山時。ピラミッドピークの一つ手前のピーク(ということは7峰?)からピラミッドピークを撮影。登山道はピークではなく、その少し下を通過するので、ここでケーナを吹きました。(他の登山者のジャマにならないから)

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独標まで戻ってきてしまいました。梓川が見渡せます。

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西穂山荘で、デポしてあったザックを回収して、上高地へ下山しました。昨日の登りより今日の下りの方がはるかにきつかった。荷物も、物理的には水と食料が減った分軽くなっているはずなのに、絶対登りより重く感じます。
毎回思うのですが、私にとっては登りより下りの方がきついです。
まあ、ともかくも帝国ホテルまで戻ってきました。ここに泊まれたらいいねえ、でも、一泊いくらするんでしょうか。

一応これで、奥穂高岳(2000年)、北穂高岳(2009年)、前穂高岳(2014年)に引き続き、今回の西穂高岳で穂高連峰中の4つの穂高岳全部に登ったことになります。ただ、もちろん、穂高連峰を全部制覇したわけじゃありません。次は、いよいよ西穂ー奥穂の縦走(国内の一般ルートでは最難関と言われる)、と言いたいところですが、ウーム、それはさすがにすぐには難しいです。
でも、今日も西穂ー奥穂ルートを目指す人、結構いました。特にテント組では多かった。私は、仮に西穂ー奥穂間の縦走を目指すとしても、テントでは絶対行かない。荷物が重いとルートの難易度は比例するので、小屋泊りにします。それと、さすがに単独行では行かないな。






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最終更新日  2018.06.26 22:07:19
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