inti-solのブログ

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2015.11.15
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カテゴリ: 音楽
「エストレージャ・アンディーナ」にて、大和市渋谷学習センターで演奏してきました。何故かオカリナの発表会のゲストでした。この場所では2月・5月に続いて今年3回目の演奏です。こんなに同じ場所で演奏したのは、遠い昔、今は閉店した新宿のあるライブハウスに毎月出演していた頃以来(15年ぶり)です。いつもは5人編成なのですが、今日はメンバーの都合がつかず一人欠け、4人での演奏でした。そのため、普段あまり演奏しない曲が中心になりました。



1曲目はチリのキラパジュンというグループの曲で「ククリの歌」Canto del cuculi、2曲目は「コーヒールンバ」です。Cuculiというのは、鳥の名なのですが、私のスペイン語辞書には載っていないので、どんな鳥か分かりません。が、グーグルで検索すると、日本のシラコバトあるいはキジバトによく似たハトの写真が大量に検索されます。

↓Cuculi Chileで検索して出てきた画像です。
Cuculi
ここからたどっていったところ、学名 Zenaida meloda というハトであることが判明しました。写真から見て、キジバトかシラコバトとそっくりと思ったのですが、意外にもこれらとは別属でした。

チリのキラパジュンの曲と書きましたが、アルゼンチンのカルチャキスというグループのアレンジを元にして演奏しています。(なおかつ、ギターのリズムはボリビアっぽくなっています)
私はギターを弾いています。ものすごく簡単なコードなので、ギターを弾き始めたいちばん最初の頃からこの曲は弾いていました。もっとも、人前でこの曲を演奏したのは数えるほどの回数に過ぎませんが。
2曲目のコーヒールンバは、日本でも西田佐知子やザ・ピーナッツ、荻野目洋子などがカバーしているので、ご存知の方も多いと思います。もちろん、本来はいわゆるアンデスのフォルクローレではなく、ベネズエラの、アルパ(ハープ)のための曲です。

昔アラブの偉い お坊さんが~


コーヒールンバというのも日本でタイトルで、原題のMoliendo cafeは、「コーヒーを挽きながら」という意味です。そして、実はこのリズムはルンバではない、というおまけ付です。(そういえば、かのマツケンサンバも、実はまったくサンバではない)もともとはフォルクローレではないとはいえ、ケーナで吹かれることが多い曲ではあります。

コーヒールンバのいちばんオリジナルの演奏は、おそらくこれだと思われます。ベネズエラのアルパ奏者、ウーゴ・ブランコの演奏です。



アルパとベース、それに クアトロ を使って演奏しているようです。意外にも、ギターは入っていないように聞こえます。
それが、日本に入ってきたら、こうなった。



もちろん、これ以外にもラテンアメリカでも様々なアレンジがあるし、オリジナルは器楽曲ですが、スペイン語でも歌詞が付けられています。元は同じ曲でも、ずいぶん変わるものです。





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最終更新日  2015.11.15 21:53:07
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