inti-solのブログ

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2016.07.17
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昨日の続きです。車山高原から車山山頂を経て、八島ヶ原湿原まできました。

アカバナシモツケ
アカバナシモツケだそうです。

八島ヶ原湿原
晴れてきました。このあたりはもう八島ヶ原湿原の周回コース上です。正面の木はミズナラ

シシウド
シシウド。これもあちこちに咲いていました。一応草本なのですが、かなり巨大に成長します。

シシウド
これもシシウド。人の背丈より高いです。

ノハナショウブ
アヤメの仲間。ノハナショウブのようです。アヤメ・カキツバタ、ノハナショウブ、似ていて、ぜんぜん区別が付きません。写真湿原周回ルートの一番北側に咲いていました。その周囲に咲いている、ねこじゃらしみたいなものは、イブキトラノオのようです。

ヤナギラン
ヤナギラン。山火事や伐採などで森林が破壊されたとき、真っ先に侵入してくる先駆植物。

八島ヶ原湿原
八島ヶ原湿原です。尾瀬ヶ原のように、湿原の内部を通る遊歩道はありません。外側をぐるりと一周します。広さは1キロ四方くらい。ここは、多分高校の林間学校で来たことがあると思います。なんとなく記憶があるような。遊歩道の周りは花がたくさん咲いていますが、意外に湿原の中には花はあまり見えません。(見えないだけかもしれませんが)

ニッコウキスゲ(ゼンテイカ)
ニッコウキスゲ(ゼンテイカ)。八島ヶ原湿原は、全体が鹿よけ柵で囲まれているので、ここだけは柵越しではなくニッコウキスゲを見ることができます。場所によってはそこそこの群落になっていました。

ノハナショウブ


クサフジ
クサフジのようです。これが、調べても調べても何の花か分からなくて。イワオウギに似ていると思って(花の付き方と葉が対生であること)、イワオウギがマメ科であることから「マメ科・八島ヶ原湿原」で検索して、やっとたどり着きました。多分、間違いないと思います。

ヤマホタルブクロ
ヤマホタルブクロ。
八島ヶ原湿原をぐるりと一周して、車山の肩へと引き返します。

霧が峰
車山の肩に着く直前、振り返って八島ヶ原湿原方面を撮影。中央やや右の、一番遠方の明るい黄緑色の一角が八島ヶ原湿原です。撮影場所からは、湿原の一番手前まで1.5kmあまり、一番奥までは2.5kmあまりの距離です。

車山
晴れ間が出たので、車山の山頂が姿を現しました。車山が海抜1925m、八島ヶ原湿原が1600mあまり、この高度だと、通常はシラビソ、オオシラビソ、コメツガ、トウヒの亜高山帯針葉樹林が広がるものですが、ここでは森は部分的にしかなく、ひたすら草原です。

ニッコウキスゲ(ゼンテイカ)
再び車山の肩まで戻ってきました。密生するニッコウキスゲ。これも、電気柵が写らないように撮るのがなかなか大変でした。

ニッコウキスゲ(ゼンテイカ)
ニッコウキスゲ。
このあと、バスの時間を待つ間にまたちょっと歩いて、3時半過ぎの最終バスで帰路に着きました。
昨日山に登ったいろいろな人の報告を見ると、森林限界(約2500m)を超える高い山は、雲海を突き抜けていい天気だったようです。車山は、ちょっと高さが足りなかった。でも、まあまあ悪くない天気で、花を満喫することができました。





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最終更新日  2016.07.24 09:29:16
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Re:霧が峰・車山 その2(07/17)  
maki5417  さん
八島湿原もいいですね。
木道が整備されていて歩きやすいです。
(2016.07.17 16:12:05)

Re[1]:霧が峰・車山 その2(07/17)  
inti-sol  さん
maki5417さん
>八島湿原もいいですね。

はい、今回歩いた中で、一番よかったのはここでした。ただ、ここで天気がよくなったという事情もあるのですが。木道は、しかしだいぶ古くなって、一部破損している箇所もありました。 (2016.07.17 21:02:03)

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