inti-solのブログ

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2017.01.29
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先週に引き続き、今日も鳥を見に行って見ました。午前中はあるグループの練習があったので、管楽器ケースを持ったまま、午後からでも行ける場所、ということで、明治神宮を選びました。小学生の頃、日本野鳥の会東京支部の探鳥会でずいぶん行きましたが、最後に来たのは、子どもが3歳か4歳のときに連れてきたことがあったかな。なので10年ぶりくらいです。

明治神宮
明治神宮の代々木側入口です。東京の山の手線内で、これだけの広さで天然林に近い森林(もちろん、実際には純然たる天然林ではなく、わずか90年前に植栽された森ですが)は、他にはないでしょう。

シロハラ?(明治神宮)
さて、いきなり謎の小鳥出現。これはなんでしょうか。はっきりとは分からないのですが、私の推測は次の写真。

シロハラ?(明治神宮)
頭だけ出したところを撮影。多分、シロハラ(ツグミの仲間)のメスだろうと思います。絶対の確信はありませんが・・・・・・。

キジバト(明治神宮)
キジバト。これは、私の自宅近辺も含めてどこにでもいる鳥です。

マガモ(明治神宮)
北池にて、マガモのオス。

カルガモ(明治神宮)
こちらは、カルガモです。カルガモは雌雄同色なので性別は分かりません。今日は、北池にはマガモとカルガモの2種しかいませんでした。

マガモ(明治神宮)
マガモのメス。カモのメスはみんな似たような色をしているので、見分けが付きにくいのです。

マガモとカルガモ(明治神宮)
マガモとカルガモが入り混じっています。中央上端のカモがマガモのメス。右下の2羽がマガモのオス、その間を横切っている2羽がカルガモ。


マガモ(明治神宮)
マガモのメス。マガモもカルガモは、非常に近縁なので、野外でも時々両者の雑種が生じます。

ハクセキレイ(明治神宮)
ハクセキレイ。これもまた、近年の東京では、どこにでもいる鳥になりました。

スズメ(明治神宮)
スズメのお宿。なんだか、お米を撒いているおじさんがいて、スズメが大量に集まっていました。私も米粒はもっていたけど(サンポーニャ調律用)、管楽器ケースから出して撒こうとまでは思いませんでした。

エナガ(明治神宮)
カラ類(シジュウカラの仲間)の群れが頭上にやってきました。これがすばしっこく飛び回るので、カメラのファインダーになかなか収まりません。が、たまたま撮影できたこの1枚。ちょっとぼけてますけど、エナガですね。エナガはシジュウカラ科ではありませんが、冬はカラ類の群れに混じっていることが多いようです。

ビンズイ(明治神宮)
茶色っぽい地味な鳥です。ビンズイです。色合いは全然違いますが、セキレイの仲間です。なので、セキレイと同様、お尻を振り振りしています。(それでビンズイと気が付きました)
ごく近い仲間にタヒバリがいます。そっくりなので野外で識別できる自信はありませんが、写真を後で詳細に検討した結果、ビンズイで間違いありません。それに、検索したところ、明治神宮でビンズイの観察例はたくさんあるけれど、タヒバリの観察例は出てきません。(どちらも関東の平野部では冬鳥)

コゲラ(明治神宮)
コゲラ。
先の場所から少し歩いたら、また、カラ類の群れが頭上にやってきました。またまたファインダーに捉えるのが至難の業だったのですが、下手な鉄砲数撃ちゃ式にシャッターを切りまくったら、ややピンボケながら写っていました。キツツキの仲間の最小種です。
分類上はカラ類(スズメ目シジュウカラ科)とは大きく離れていますが、カラ類と一緒に群れを作っていることが多々あるようです。

ヤマガラ(明治神宮)
ヤマガラ。カラ類(シジュウカラの仲間)の一種。東京近郊で緑の多い場所には一般的な鳥ですが、シジュウカラみたいに都会に普通にいる鳥ではありません。

シジュウカラ(明治神宮)
シジュウカラ。これは、うちの近所にもいます。カラ類のなかではもっとも数が多く、都会にも適応しています。

ウグイス?(明治神宮)


結局、2時間足らずの間にマガモ、カルガモ、コゲラ、キジバト、ビンズイ、ハクセキレイ、ウグイス、シロハラ、ヒヨドリ、シジュウカラ、ヤマガラ、エナガ、メジロ、スズメ、ハシブトガラスと遭遇しました。ただ、水鳥と違って小鳥類は、望遠レンズのファインダーに捉えることが至難の業、特に森の中は暗いから、良い写真を撮るのは至難の業です。

それにしても、今日は図鑑を持っていかなかったのですが、とりあえず写真をバシャバシャと撮って、帰宅後に図鑑と照らし合わせて(あるいはネット上の資料と照らし合わせて)種を同定、今はそういうことができるのです。かつて、野鳥観察には双眼鏡(遠方の水鳥を見る場合はスポッティングスコープ)が必須でしたが、私は今は双眼鏡はもっていません。昔使っていたものは、実家にも残っていないと思います。(いや、あるかどうか、今度聞いてみますけど)でも、デジタル一眼レフがあれば、双眼鏡がなくても困りません。





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最終更新日  2017.03.05 19:36:52
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