inti-solのブログ

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2017.04.29
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カテゴリ: PC・通信・IT関係
初めて一眼レフ(フィルムの)を購入したのが1999年でした。当初はカメラとレンズのセットを使っていましたが、このときのカメラ(Cannon NEW EOS KISS)もレンズ(EF28-80mm F3.5-5.6)も、売り払ってしまい、もう現存していません。その後、レンズが少しずつ増えていき、カメラの本体はEOS7(まだフィルムカメラ)に変わり、昨年2月、とうとうデジタル一眼レフ(EOS Kiss X7i)に移行しました。

EOS kissX7i04.JPG
(左側がEOS Kiss X7iで、右側はフィルムカメラのEOS7です)

手元には5本のレンズがありますが、そのうちの1本はまったく使っていないので、残りの4本で撮り比べてみました。
その4本とは

17-50mmf2-8C.JPG
タムロンのSP AF 17-50mm F/2.8 XR Di II LD Aspherical [IF] (Model A16)
昨年、デジタル一眼レフと一緒に購入しました。カメラ本体は中古ですが、このレンズは中古の在庫がなく、新品を購入しました。現在は最安値2万1千円台ですが、昨年2月当時は1万9千円台でした。キヤノンの一眼レフのキットレンズより、広角側が1mm広く、全域f2.8と明るく、その代わり若干重いレンズです。発売は2006年。もっぱら常用しているレンズがこれです。写真撮影にはもってこいなのですが、AFの際の動作音が大きくて、動画撮影には向きません。(動画に、作動音が入ってしまうので)

24-85mmC.JPG
キヤノンEF24-85mm F3.5-4.5 USM
確か2001年に買ったように記憶しています。フィルムカメラで撮影した山の写真は、大半がこのレンズで撮影しました。フィルムカメラ用としては、結構広角ですが、APS-Cサイズのデジタル一眼レフ用としては、やや広角側が足りません。
それでも、このレンズは現在でもよく使っています。前述のタムロンのレンズは作動音がうるさいけれど、このレンズは動作音がほとんどないので、動画撮影用にはもってこいなのです。発売は1996年で、すでに生産終了になっています。2001年当時、いくらで購入したのか、まったく記憶がありません。中古品は今も1万2千円くらいで売られているようです。

50mmC.JPG

室内で子どもの写真を撮るようになると、f3.5のズームレンズとISO100か400のフィルムでは、暗くてまともな写真が撮れません。なので、f1.4という明るい単焦点レンズが必要になりました。子どもが生まれた直後の2003年に中古で購入しました。発売は1993年ですが、四半世紀近く経った現在も販売中です。現在の新品価格は4万円前後のようです。
前述のとおり、子どもが小さいときは、家の中で撮った子どもの写真はほとんどこのレンズを使っています。しかし、50mmという焦点距離は、フィルムカメラには使いやすいのですが、デジタル一眼レフ(APS-Cサイズ)には、家の中では望遠過ぎて使いにくく、最近はあまり出番がありません。たまにフィルムカメラを持ち出すときだけ使っています。

55-250mmC.JPG
キャノンEF-S55-250mm F4-5.6 IS STM
去年購入した、デジタル一眼レフ用の望遠レンズです。ダブルズームセットなどに付いているレンズですが、これは中古品です。1万9千円くらいでした。今では、新品でもそれより安いようですが。
飛行機の写真や鳥の写真はこれで撮影しています。

赤帯レンズとか白レンズと俗称される高価なレンズは持っていません。高価なレンズは重いので、山に持っていけないからです。
というわけで、比較的安価な価格帯のレンズばかりですが、古いものから新しいものまで4種類で撮り比べてみました。
被写体はこちらです。

17-50mmf4.5
この写真はタムロン17-50mmF2.8で焦点距離50mm、f4.5で撮影したものです。
以下、すべて焦点距離は50mm(EF-S55-250mmを除く)、ISO感度は100で統一してあります。
この写真の中心部を等倍で表示すると、こうなります。

17-50mmf4.5


17-50mmf8
f8 多分、この辺りの絞りが一番鮮明でクリアに写るのではないかと。
このレンズのf値は2.8ですが、2.8まで絞りを開けると、かなりボケボケ(あるいは、被写界深度が極度に浅い)になってしまうので、実質3.2からしか使っていません。もっとも、山で撮影するのに2.8や3.2はまず使いませんけど。

17-50mmf2.8
f2.8まで絞りを開いてみます。ピクセル等倍ではかなりぼけてます。等倍でなければ、まあ分からないですけど。

17-50mmf16
f16、逆にここまで絞っても、やはり画質は下がります。

続いて、EF24-85mm F3.5-4.5 USMを焦点距離50mmで撮影。
24-85mmf4.5

タムロンのレンズの同じf4.5に比べると、わずかに描写が甘いでしょうか。

24-85mm
f8で撮影。

単焦点のEF50mm F1.4 USM
50mm
f4.5

50mm
f8
単焦点なので画質はよい、とされていますが、どうでしょう。EF24-85mmよりは少し鮮明なように思いますが、タムロン17-50mmと比べるとどうでしょう。わずかに鮮明かな、とは思いますが、決定的な差とは感じません。

50mmf2.5
f2.5、本来このレンズの絞りはf1.4ですが、晴天の屋外なので、ここで、シャッタースピードが1/4000秒の性能上限に達してしまい、これより開放での撮影はできませんでした。

続いて番外EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM。このレンズだけ、画角60mmで撮影しています。55mmで撮影したつもりが、間違えていました。
55-250mm
f4.5

55-250mmf8
f8

こうやって見比べてみると、設計が古いレンズ、新しいレンズ、ズーム、単焦点、多少の描写の違いはあり、あえて言うとEF50mm F1.4≧タムロン17-50mmF2.8>EF24-85mm F3.5-4.5となるかなと思いますが、決定的な優劣はないように思えます。
ただ、今回の撮り比べでは差はわずかでしたが、EF24-85mm F3.5-4.5だと、撮った写真のピントが甘いなと思うことが(特に晴天の屋外以外の場面では)、より新しいタムロンのレンズより多いように感じます。あと、今回は中心部だけで比較しましたが、周辺部の画質は、古くて安いレンズほど悪くなる傾向はあるようです。

前述のとおり、フィルムカメラの時代には50mm単焦点をよく使っていましたが、デジタル一眼では50mmは使いにくいので、もう少し広角の単焦点レンズが欲しいな・・・・・、などと言っていると、レンズが際限なく増えていくことになってしまうので、気をつけることにします。5本だって充分多いのに。





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最終更新日  2017.04.30 08:27:43
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