inti-solのブログ

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2019.12.09
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カテゴリ: 政治
首相、憲法改正「必ず私の手で」 原案策定を加速


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冗談じゃないよ、まったく、と思います。 別報道による と、安倍は2020年改正憲法施行を断念し、2021年国民投票実施という目標に軌道修正したそうです。ところが、その一方で改憲は「必ずや私の手で成し遂げていきたい」のだと。つまり、それは2021年まで政権の座にしがみつき続けるぞ、という意思表示に他ならないわけです。
今ですら、戦前の桂太郎を抜いて「憲政史上最長」の政権※となっているわけですが、更にあと何年政権に居座り続ける気なんでしょうか。

※「憲政史上」と言ったところで、戦前の明治憲法下と現在の日本国憲法下では内閣総理大臣の役割も権限も異なります。明治憲法には「内閣総理大臣」についての規定はなく、「国務各大臣ハ天皇ヲ輔弼シ其ノ責ニ任ス」という規定しかありませんでした。つまり、天皇を輔弼する国務大臣の中でのトップ、という位置づけです。一方日本国憲法下の内閣総理大臣は、行政権の属する内閣の首長です。その戦前と戦後の首相の在任期間を並べるのは、江戸幕府の将軍と室町幕府の将軍を比べてどちらの期間が長いと比べているようなもので、実質的な意味はありません。

よりによって、これほどの「お友だち優遇」つまり依怙贔屓と不公正がまかりとおる内閣が「憲政史上最長」とは、「世界の恥」としか私には思えません。その世界の恥を更にあと2年続けようというのです。2年経ったらさらに「まだ」ということになるのでしょうか。このまま、死ぬまで永久首相を続ける気なんじゃないか、と危惧してしまいます。
安倍の政策がひどいのは第1次政権から変わりませんが、お友だち優遇の程度は近年ますますエスカレートしているように感じられます。それこそまさしく、長期政権は腐敗する、ということなのでしょう。どんな立派な志の人でも権力を長く握れば腐敗と無縁ではいられないのですから、あのような元々が論外の人物が権力を長く握れば、とんでもないことになるのは自明です。

ともかく、少なくとも安倍の手で改憲などさせてたまるか、と思います。あのような人物、あのような人物をトップに抱く政党が作る改憲案などロクなものではありませんから。





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最終更新日  2019.12.09 22:33:44
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