inti-solのブログ

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2021.01.09
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カテゴリ: 政治
緊急事態宣言 菅首相「1か月後には必ず事態を改善させる」


そして、

百田尚樹氏「トランプが負けたら小説家引退」宣言も「負けが確定したわけではない」

更にもう3年も前の話になってしまいますが

安倍元首相の大見得答弁
私も妻も一切、この認可にもあるいは国有地の払い下げにも関係ないわけでありまして~私や妻が関係していたということになれば、まさに私は、それはもう間違いなく総理大臣も国会議員もやめるということははっきりと申し上げておきたい。

この人たちは、どうしてこう出来もしないことに大見得を切るのでしょうか。

安倍は森本学園の「認可にもあるいは国有地の払い下げにも関係」していたことが後でバレたわけですが、首相を辞めようとはしませんでした。結局、2年半も経って、別の理由で辞めたけど、国会議員の座にはまだ居座っています。
つまり、最初からその発言を実行する気なんかまったくないのに、その場の勢いか何か知らないけど、かっこつけて放言して、その責任は一切取らない。最初からそのつもりなんだろうなと考えるしかありません。言葉が軽い、いや、軽いを通り越して詐欺師の言動というしかありません。

その応援団の百田も似たようなものです。「トランプの負けが確定したわけではない」と言っているそうですが、米連邦議会でバイデン次期大統領の当選が正式認定された=トランプの負けが確定です。それにもかかわらず、こんな愚にも付かない御託を並べているところから考えて、小説家を引退なんてしないでしょう。どうせ口先だけの引退です。

そして菅首相です。
常々書いているように、新型コロナウイルス感染症対策は、誰がやっても困難です。万人が不満を抱かず納得するような対策はありません。だから、私は安倍も菅も大嫌いだし、彼らの政治の方向性にはまったく反対ではあるけれど、こと新型コロナ対策に限っては、彼らを全面的に非難しようとは、あまり思いません。誰がやっても、それほどマシなことはできないから。

これは菅の言葉ではなく東京都のフレーズですが、「勝負の3週間」なるフレーズを振り回して、それが過ぎたら今度は「真剣勝負の3週間」なるフレーズを言い出した前例があります。どうせ、同じことになる。

もっとも、宣言解除の目安として言及した1日の新規感染者数500人以下が「改善」の定義になるでしょうが、これは定義としてちょっと「緩すぎる」として専門家の間では批判があるようです。基準を緩くしたから、その低い目標なら達成できると踏んだのかもしれませんが、1か月で「必ず」その状態に出来るんですか?できなかった場合に、どう責任を取るんですか?

多くの専門家は、1か月でそこまで改善させられるとは考えていないようです。それとも、多くの専門家が予想もしないような秘策が菅にはあるのでしょうか?
まあ当然できるわけがないし、出来なかったとして責任を取るはずもない、と私は思います。

出来ることを言う、出来ないことはむやみに言わない、こういう場面では必要なことなんじゃないかと思うんですけどね。少なくとも、壮大な夢、実現可能性を無視した願望を語るべきTPOじゃないでしょう。そこでこういう実現性に乏しい楽観論を振り回すのはやめにしてもらいたいものです。





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最終更新日  2021.01.09 19:35:40
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