inti-solのブログ

inti-solのブログ

2025.07.14
XML
昨日、夜行日帰りで蔵王に行ってきました。


人生初の山形県です。3月に家族旅行で蔵王に行きましたが、その際は宮城県側だったので、今回初めて山形県に足を踏み入れました。
夜行バスで山形駅へ。乗り換えて路線バスで蔵王温泉バスターミナルへ。そこから徒歩5分くらいの蔵王中央ロープウェイで鳥兜山まで登ります。
蔵王はスキー場が多いので、リフト、ロープウェイがいくつもあります。スキーシーズン以外はリフトは営業していないようですが、ロープウェイは運行しています。
始発(8時30分発)に乗ったのですが、晴れた日曜日にもかかわらず結構ガラガラで、登山者が私を含めて3~4人と中国人(か台湾人)の観光客家族3人しか乗っていませんてした。


鳥兜駅です。なかなか穏当ではない名前(笑)ですが、山頂駅の位置が「鳥兜山」なので仕方がありません。トリカブトがいっぱい生えているんですかね。


鳥兜駅は標高1387m。まだギリギリ落葉広葉樹林帯みたいです。周囲はブナ林でした。


アザミが咲いていました。
前述のとおり、乗客はガラガラで、他の登山者はとっとと行ってしまったので、やや遅れて一人で歩き始めました。最初は舗装道路、やがて登山道はスキー場のゲレンデを歩いたり、時々そこから外れたり。





ここではゲレンデが登山道になっていますが、わたしの経験則では、スキー場のゲレンデが(営業期間外の無雪期とはいえ)そのまま登山道にしている場所は少ないので、本当にこれが登山道なのか、どうも不安を感じながら歩いていきます。
営業期間外のリフト終点に十数人が集まっていました。服装から登山ではなさそうだと思ったら、トレイルランの人たちだったようで、ここから一斉に駆け下っていきました。


周囲はいつの間にかオオシラビソの亜高山帯に入っている・・・・・はずですが、肝心のオオシラビソが軒並み枯死しています。蔵王と言えばオオシラビソの樹氷が有名ですが、そのオオシラビソがかなり枯死しているようでした。


蔵王ロープウェイの地蔵山頂駅に到着。
だいぶ登ってきたところでこのロープウェイ駅に到着したことでわかるように、この山頂駅は海抜1661m(途中に1回乗換えあり)で、私が乗った蔵王中央ロープウェイよりも200m近く高い標高まで行くことができます。
なのに、なぜそのロープウェイを使わなかったかと言えば、これを使ってしまったら、もはや登山ではなく散歩に近い領域になってしまうからです。
でも、どうやら大多数の登山者はこちらを使うみたいですね。というのは、このロープウェイ駅から先は登山者を頻繁に見かけるし、登山道もそれらしくちゃんと整備されていたからです。


地蔵山への登り。山頂は目の前です。やはりオオシラビソの枯死が目立ちます。


地蔵山に到着。海抜1736m、つまり先ほどのロープウェイ山頂駅から登ったら、標高差は70m余りかない、ということです。


地蔵山山頂からの眺め。写真右寄りの青緑の屋根が、乗ってきた蔵王中央ロープウェイの鳥兜駅だと思います。その左下に蔵王温泉の市街地があり、左遠方は山形市周辺の市街地です。


遠方の月山が見えます。あちらはまだ残雪がたっぷりです。





ハクサンチドリが咲いていました。


熊野岳山頂に近づくと、再び視界が開けます。そして、登山者が一気に増えてきました。


熊野岳山頂神社に到着。


熊野岳山頂。1840mという記述と1841mという記述が同居していますが、どっちが正しいのでしょうか(笑)昭文社の登山地図にも両方の数字(1841mと1840.3m)が出てきますが、読み解くと、おそらく最高地点は1841mだが、三角点の標高は1840.3m、四捨五入して1840m、ということみたいです。

以下次回に続きます。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2025.08.10 18:39:27
コメントを書く
[登山・自然・山と野鳥の写真] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ

利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: