奔るジャッドンたのうえ、追っかけ帳

奔るジャッドンたのうえ、追っかけ帳

2012.07.04
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類


少なくともそうしたとらえ方が、不幸な事件を
少なくできるのではないか、と思うのである。

道徳や倫理の話にしてしまうから曖昧になり、
繰り返されるのである。
人には,後悔や反省があるが、人ではない企業には
それらがあろうはずがないからである。
談合事件などまさにその典型的事例であろう。

ばれなければ、得。ばれるリスクをマイナス計算すれば、
やつた方がが得、と考えるから、やっている。これは花より団子の論理である。
この倫理では解けないことは明らかなのである。

だから、ここはなぜそうした企業存亡の危機を賭してまで消費者を裏切り、背を向けさせる言動をとるのか、

さらにその結果、企業の業績は落ちるしあなたの地位も危なくなる。

どうしてそんな損と不幸を招く決断をするのか、と、突き詰めることである。

私なら、さらにくどくどと追い打ちを掛けて、
「企業の命取りになる馬鹿なことをして、どうするの?」。
「大切な自分の人生を反故にしたのでは間尺に合わないではないか」と、
企業の論理、採算の論理で、冷厳に考えてみて欲しいと、
紙と電卓、鉛筆を与えて、計算させ、はなから、問う。

「花と団子、どっちが得になりましたか」。

まともな経営者なら、いや人間なら、
自らの破滅、所属する企業の破滅を、自ら招くことこそ、自分たちの信条としている「採算の合わない投資は見合わせる」
という企業の論理に合わないことはわかるはずである。

まっとうなら損することを決断するはずがないのである。
かねがね思っていること為していることが違うことだから、
誰が考えても論理矛盾、自己矛盾には気づいているはずである。

結局、そうした人たちは、まともな判断が出来ない人か、
あるいは経営のイロハ、企業論理を知らない人、といった方が
正解ではないのだろうか。

だから、倫理の勉強ではなく、
判断学、戦略論、人間学の基本の勉強をぜひとも勧めたいのである。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2012.07.04 07:28:58
コメント(0) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

Calendar

Keyword Search

▼キーワード検索

Comments

永野さおり@ Re:ママならず(04/07) 100%品質保証!LV、GUCCI、CHANEL直営店 2…
バレンチノ バック@ vjdamn@gmail.com お世話になります。とても良い記事ですね…
jatsudon @ Re[1]:馬鹿殿養成学校化(03/23) みっくんやさしさん ありがとうございます…
みっくんやさし@ Re:馬鹿殿養成学校化(03/23) 日銀の人事も そういうことなのでしょうか…
jatsudon @ Re[1]:楽ちん経営のために(01/30) 小濱信夫さん ありがとうございます。他…

Archives

・2025.11
・2025.10
・2025.09
・2025.08
・2025.07

© Rakuten Group, Inc.
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: