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女将が手づからやり、それをお客が認識したとき、
「ああ、私たちはおもてなしをうけている」
と感じ、感激する。
それは女将に感激しているように思えるが、その実、
「おれは高く評価されている」
といった自己充足感に、自身が浸り、感激しているのである。
その逆。
たとえば、人を呼んでおいて、待たす。
あるいは、従業員に対応させ本人は出てこない。
そう。商談中、
5回も6回も、ケイタイが鳴り、
その度、席を立たれる。
こうしたとき、どう思うか。招かれた、という自尊心からの喜びが、
「ああ、私は軽視されているのでは」と
気持ちが、ぐらつくのではないか。
こうしたことで日常的に、同じお招きをしても
人を感激させ舞い上がらせる人もいれば、
逆にがっかりさせ、人を侮蔑し、相手の人から恨みを買い、
結果として敵を作っていることもある。
同じことをしても
人を感激させ舞い上がらせる場合もあれば、
逆に、人を落胆、侮蔑し、恨みを買う場合もある。
講演の最中に、席を立たれることが時にある。
昔は、結構気にして席を立つ人の背中をにらみつけたり、
声を大きくしたりして、暗に不快感をぶっつけていた。
だが、ここで胸を叩いて言うのだが、それは以前の話。 続く
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