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通常、従業員がやっているようなことを、
女将が手づからやり、それをお客が認識したとき、
「ああ、私たちはおもてなしをうけている」と感じ、大袈裟に言えば、「感激する」。
その逆。
たとえば、人を呼んでおいて、待たす。
あるいは、従業員に対応させ本人は出てこない。
あるいは商談中に、5回も6回もケイタイが鳴り、
その度、席を立たれる。
時には、その席で誰かに電話を入れる。
こうした場合、どう思うか。
招かれた、という自尊心からの喜びが、「ああ、私軽視されているのでは」と
気持ちが、ぐらつくのではないか。
こうしたことで日常的に、同じお招きをしても
人を感激させ舞い上がらせる人もいれば、
逆にがっかりさせ、人を侮蔑し、相手の人から恨みを買い、
結果として敵を作っていることもある。
同じことをしても
人を感激させ舞い上がらせる場合もあれば、
逆に、人を落胆、侮蔑し、恨みを買う場合もある。
講演の最中に、席を立たれることが時にある。
私の場合だが、昔は、結構気にして席を立つ人の背中を
にらみつけたり声を大きくしたりして、
暗に不快感をぶっつけていた。
だが、ここで胸を叩いて言うのだが、それは以前の話。
30年前のことだが、落語家の文珍さんの、落語ではなく
講演を聴きに行ったとき、はっと気づいた。
文珍さんの話がおもしろくて、途中トイレに行きたいのに
結局我慢してしまったのである。
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