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人は戦略を共有した時のみ他の人のために動く。お客も社員も取引先も同じである。
戦略を共有する「仲間」の数の多いほどパワーは大きくなる。事業はテクニック以前にこうした流れを創ることが重要である。
お客は自分が得したいから店に来る。だから事業づくりの要諦はお客を喜ばすものが創造できるかどうかにある。
売上はその「結果」である。
経営者の関心が内実的には我が社が、あるいは自分が
いかに儲かるか、といったことで、
他の人が支えてくれるはずはない。
あなたの企業を儲けさせようと思って来て、購買する客は
一人だっていないからである。
ところでそもそも売買の成約とは、
こちらの売るという戦略と相手の買いたくないという戦略を協力関係、
加えて売って幸せ、買って幸せの共感の関係にある。
このことが本当に分かっていれば、
今の経営のあり方がいかに自己中心で、
それが故にあぶなかっしい状態にあるということに気づくはずである。
もちろん量の追及を否定しているわけではない。
量はあくまで、売り手と買い手の共感の結果だ、
と申し上げているのである。
認めようが認めまいが、見える、見えないに関わらず
無数の人々の支えのおかげで、生きている。
その支えを自ら少なくする人生戦略であるとしたら破滅の道である。
だから自分の事業を、この支えを大きくする一つの場ととらえ、
事業発展への夢を育てていってほしいと念じている。
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