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コンパクトデジカメとは言いながら超望遠を誇る重いカメラを抱えて水鳥を撮りに行ったのは4日前、水鳥は少なかったが紅葉を写して何とか帳尻を合わせて帰ってきた。カメラが趣味と広言しながら三脚を使うのをさぼったというのはどうにも心苦しい感じが残ったのだった。
家の前の水辺でちょっととカメラだけ持って出かけてしまうので、午前中いっぱい時間をかけてじっくり鳥を撮ることに決めて三脚を用意した。先日は、家の前から少し下って鳥を探したので、今日は時間の許すかぎり上流へ遡ってみようと家を出た。
川内緑地という河川敷公園の最下流部から石の上にいるカワウを見つけた。三脚に固定したカメラでカワウを覗いて観察していたが、いっこうに動く気配がない。いくらシャッターを押しても同じポーズしか取れないのである。三脚に乗せたカメラを覗いているだけなので体にはいっこう負担がかからないのでけっこう長いあいだ見ていることができるのだが。


その公園の最上流部は澱橋の真下で、そこから対岸にいるダイサギを写した。ずっと観察を続けて餌をとる姿、最後には飛び立つ姿まで写すことができた。三脚の効果は抜群である。短気なこの私がカメラを抱えて(じっさいは抱えていないが)じっと待つことができるのである。気を良くして澱橋を渡って上流側の澱緑地(河川敷公園)に入る。


澱緑地でもすぐに対岸のダイサギを見つけた。カメラを覗いてじっと待っていればよいことが起きると念仏のようにくり返し自分に言い聞かせながらじっと待っていると、ダイサギが飛び立ち、その羽ばたく様子をカメラに収めることができた。



マガモやセグロセキレイなどを写しながら上流に遡って行った。澱緑地は細長くけっこうな距離があるのだが、ブッシュで川岸に近づけない所、近づけても水鳥の寄らないところがあって、あっという間に緑地の最上流端(牛越橋下)についた。端の直ぐ上には三居沢発電所があり、2kmほど上流の広瀬川から取水して牛越橋のすぐ下で放流している。そのため、牛越橋上流の水量はほぼ半減している。それでも橋の下を通って700mほど上流まで歩いたが、飛んでいるセキレイ3羽、カワウ1羽を見ただけだった。そこから先は川の岸を通して歩くことができなくなった。
帰り道、見渡せば周囲は紅葉の木々が溢れるように輝いている。見上げる山の上、左岸も右岸も紅葉である。右岸の木々は逆光を受けて輝いている。水が見えれば水鳥をいちおう探すのだが、けっこう満足しているせいか気が入らない。紅葉の写真を撮りながら帰ることになった。




今日の鳥撮りはおしまいのはずだったが、自宅近くの堤防から覗くと家を出たときはいなかった
水鳥が
けっこう多くいる。さっそく三脚を広げて覗いてみると見慣れないカモがいる。ちょっと遠いが何とかなるだろうと、ほかのカモにもピントを合わせた。第1陣で飛来したオナガガモとマガモもいたがそれよりも小型の鴨だった。留鳥のカルガモも3羽混じっていた。カルガモを望遠で撮ったのは初めてである。帰宅後調べると、見慣れない鴨は、カワアイサの雌雄だった。



疲れたが、カメラ散歩には収穫の多い良い日だった。
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