山行・水行・書筺 (小野寺秀也)
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暮らしぶりは前のように戻ったが、まだ咳きこむことがある。百日咳に罹患した。日曜日の8月24日は朝から何やら体調不良で、夏の疲れが出たのだろうと考えていたのだが、翌日から咳が出始めた。熱はまったくの平熱で咳だけが出る症状なのだが、百日咳という病名をいただいた。 ネットで調べると、比較的軽い咳だけの症状が1~2週間続いて、これが病状経過の第1期(カタル期)、第2期は激しい発作的(痙攣的)な咳と嘔吐食欲が2~3週間(痙咳期)、第3期は2~3週間の回復期でしだいに咳は治まる。 私の場合は、カタル期が1週間と短く、痙咳期も1週間と短かったが激しい咳と嘔吐に苦しめられた。何よりも辛かったのは食欲不振で、4日ほどほとんど物が食べられず、痙咳期の1週間で5kgほど体重を落とすことになった。 抗生物質と咳止めと胃腸薬を処方されていた痙咳期が終わると数日分の咳止め薬だけが処方されて「あとはほっとけば治ります」と病院から解放された。ほっとけば治ると言われたもののあれから4週間経ったが、まだ咳は続いていて「百日咳」というネーミングの実質をしみじみと味わっている。じっとしている時や睡眠時にはほとんど出ないので助かっているが、話したり、ちょっと体を動かしたりすると軽い咳が出始めて止まらなくなることがある。1日3度の台所仕事の時にはよく咳が出るのである。厳密に百日だったら11月中旬まで続くことになるが、どうなることやら………。 体力を大幅に落としてしまったせいで、回復期に入ってもまったく「やる気」まで失せてしまっていて、ずっとぼんやりと過ごしていた。1週間ほど前からやっと少しずつ本が読めるようになって、2,3日前から以前と同じくらいの気力になったような気がする(それでブログを書きだした)。 長くなるだろうと予想される腎臓病は、終活として積極的に向き合って闘病生活を楽しみながら頑張ろうと心に決めていたが、百日咳まで終活というのはご免蒙りたい。5日ほど前に腎臓病の定期検診があったが、百日咳で激しく体力消耗したのに、検査(尿と血液)数値は、健常者と変わりないほどよくなっていて、処方薬は少し減ることになって、こちらは極めて順調である(終活はこうでなくちゃ)。 カメラに夢中になっていたが、この期間はカメラそのものを手にしていない。症状の軽い第1期(カタル期)の8月29日には川向うの公園まで軽いカメラ散歩をしただけである。公園で見た優しい朝焼けを撮った。体も気力も衰えているときには激しい色の朝焼け、夕焼けでない方がいいらしい。 公園からの帰り足、広瀬川に架かる橋の上から秋らしい雲を写した。その時は、まだまだ暑いのに空はもう秋なのだなぁとちょっと感動もしていたのだが、今はもうすっかり秋も深まって、うろこ雲に心がとくに動かされる時期ではなくなってしまった。読書や絵画鑑賞のブログかわたれどきの頁繰り(小野寺秀也)日々のささやかなことのブログヌードルランチ、ときどき花と犬、そして猫
2025.10.05
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