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楽しみにしていたんだけど、結局、同窓会 花見バージョンには参加できませんでした。おまぬけ丸出しですが、『ラ・カージュ・オ・フォール 籠の中の道化たち』千穐楽の時間とシッカリ重なっていました。お花見は、残念ながら(T_T)/~~~プレミアのチケットをゲットしたのだから、忘れっこないとスケジュール表にメモらかったのが敗因。夜桜チラチラ 観た後、心優しい幼ななじみと 小さく乾杯。
March 31, 2018
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日生劇場『ラ・カージュ・オ・フォール 籠の中の道化たち』2015年に初めて観て、これぞミュージカル!と感動したのでまた観られるなんて、しかも、わが同僚さんもチラシの中に名前が!ウレシ過ぎ!とケチな私にしては迷いもなくS席を取ったのです。出来れば初日と楽と…とキリがないけれどいちばん盛り上がりたくて千穐楽のチケットを取りました。30年分感動しちゃった『ラ・カージュ・オ・フォール』 ワクワク待ちに待っていたのが、前回ソロでダンスのシーンもあった元同僚さんは、ケガのために降板となってしまい、それを思うと、胸がふさがって…(演出家のblogに一日も早い回復をと書かれていました(T_T))でもね。あとを受けた人を応援して、せっかくの千穐楽を心ゆくまで楽しみましょうと日生へ。市村さんなのか、アルバンなのか 演じている域ではなくて、そのものみたい。市村さんの名演技は数々あれど愛しさから言ったら ダントツ!華やかで、楽しくて、切なくて…That's Entertainment!That's Musical!鹿賀さんも香寿さんも森久美さんも、みんなみんなこの舞台でまた会えて良かった!そして、一度観てみたかった愛原実花さんは可憐で♥素直に恋の成就を応援したくなりました。大喝采のカーテンコール、期待したけれど「また再演します」の声は聞けず、寂し。ハードな舞台。デリケートな転換も多いけれどそこは、同じスタッフ、キャストが続投なので成立しているそう。そのために観ている私たちは、最後の最後まで同じ籠の中にいるような気分に浸っていられるのですが再演は容易ではなさそうなのです。元同僚さんが、市村さん達と同じ板の上で踊る姿をぜひぜひもう一度観られたら、どんなにシアワセでしょう。男とか、女とか、じゃなくて 人が人を想う気持ちの美しさが沁みました。この作品が初演されたころより、優しさが少なくなった気がします。ここで感じたピュアな心を、そのまま持ち帰りたいと思います。■ミュージカル「ラ・カージュ・オ・フォール」日程:2018年 3月9日(金)~31日(土)会場:日生劇場作詞・作曲:ジェリー・ハーマン 脚本:ハーベイ・ファイアスティン 演出:山田和也出演:鹿賀丈史、市村正親、木村達成、愛原実花、真島茂樹、新納慎也、香寿たつき、今井清隆、森公美子 他
March 31, 2018
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ランチに魚竹さんに行く途中、ん、あんなところにも桜?と、近寄ってみれば、ビルの谷間にワイルドに咲いている花たち同じ築地の三吉橋のところにある花桃の木に似ているから、花桃かな?築地川だった昔は知らないけれど、空に向かってスクスクジックリ、近くで見られない場所に咲いているのが、もどかしくもありそこがまた良しかしら、ね。
March 27, 2018
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久しぶりに会いたいわと連絡があって「行きたいカフェがあるの」と綴ってあった。「茶CAFE 竹若」東銀座だっていうけれど、どこかしら?心当たりナシ。ただし、地図を見たらカレーの「ナイル」の並び。行けばわかる、と就業後、いそいそ目的地に向かった。交差点から「ナイル」より先は通ったことなかったし、歌舞伎座タワー側から観た時も、気づかなった。歌舞伎座タワーの前のホテルの一階。あら、ウレシのこじんまりした和モダンのお店。ガラス張りのカフェは外からのぞいた時点でテンションアップ。ランチが人気で混雑するらしいのですが、ディナータイムも鯛茶なんぞが楽しめて、22時半まで営業というのもウレシイ!歌舞伎座が終わってからお茶できる場所(お酒は弱いので)東銀座駅からも銀座駅からも近いのはホントありがたい。お茶素材のスイーツもあるし、良いお店を教えてくれてありがとう!彼女は鯛煎茶漬けを、私はもち豚しゃぶしゃぶ膳。静かで落ち着いた空間で、彼女の近況に耳を傾けながら(しかもお値段はお財布に優しい)美味しいものをいただけるのはせわしない日々のリフレッシュになりました。( ..)φメモメモ東急ステイ銀座 1F 営業時間 11:00~22:30ランチ 11:00〜15:30/ディナー 17:00〜21:30 ※ランチタイムのみ本日のお茶が付きます。
March 26, 2018
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あ、もう 月が出ている。 暖かい日の夕暮れ。おきれいですね、お月さまいいえ、桜さん、あなたこそいえ、いえ、あなたの輝きにはかないませんよいえ、いえ、いえ あなたの人気には及びませんよって、聞こえる気がした
March 26, 2018
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休みの日、買い物に行ったら近所の公園は桜が満開桜のほかにもお花がいっぱい春はスキップ ランラン でやって来たんだなって 実感。花粉症だと極力外に出ないので気が付くのが、遅かったんだねあら、見たことがない花。名前を聞いたら「金のなる木よ」葉っぱは確かに見たことあった。そういう木なんだなって知っていた。でも、お花を見たのは 初めて!英語では dollar plant。丸っこい葉がコインに似ているのが名前の由来だそうです。お金持ちになる木って意味じゃなかったのね。(´艸`*)
March 25, 2018
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台東区の浅草神社を会場に、奥山おまいりまち商店街振興組合の主催NPO法人まちづくり推進機構の共催で「浅草奥山こども歌舞伎まつり」が毎年行われています。新富町の子どもたちは21日に出演すると聞いて、お墓参りの後、浅草まで足を延ばしました。雨の中、開始をジッと待つのはつらいので開演ギリギリまで、期間限定で公開中の伝法院のお庭を観て過ごしました。それくらいこの日の雨は冷たかった。新富座の子どもたちの熱演を知らなかったら、帰ってしまったかも。一所懸命練習した子どもたちの気持ちを思ったら寒くてお客さんの少ないからこそ、しっかり見守りたくなりました。雨が強いので、お練りが中止になったそうです。衣装を濡らすわけにも、子どもたちに風邪をひかせるわけにもいかないのですがなんとも恨めしい花時雨。春の雨と言えば、植物を育ててくるから「春の雨は花の父母」と呼ばれるそうなのですが、この日ばかりはカメラを持つ手もかじかんで。新富座の子どもたちは、芽吹いた花と同じで、節分会で観た時よりも確実に成長した姿を見せてくれました。お疲れ様、降りやまぬ雨のようにずっと ずっと ひたむきな想いが続きますように
March 21, 2018
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2018年3月21日 最高気温3.8度の日。こども歌舞伎が始まる前に今年の桜の具合を見てきました。例年より10度は違うでしょ、の雨。土曜日だから、混んでるけれど、お休みの日にしか行けないのでしかたないと覚悟して、予定を組んだけど、心配する必要などなかった。杞憂に終わりました。「貸し切りで存分にお楽しみください」と受付でもお茶のサービスのところでも、だーいじにしていただいて(^▽^)/庭園をめぐりました。最初はお庭の整備をする人など、スタッフのみだったけれど12時過ぎ、帰ろうとしたところへ、私のように酔狂なお客様、2、3人。雪がチラッと降ったりもして、思い出になります、命がけ?の鑑賞(^-^;国指定名勝伝法院庭園特別拝観と大絵馬寺宝展2018年3月16日[金]~5月7日[月]開園時間 午前10時~午後4時30分(最終入園午後4時)お庭のこと、寺宝については公式サイトで詳しいです浅草寺 公式サイト今日(2018年3月21日)、撮った写真だけ載せてみました。傘をさしながら撮るのはむずかしかったけれど、いつ行こうかなと考えている方の参考になったらと思って撮りました。お庭を整備している方に伺ったら、今週末までは桜がもつんじゃないかなって。皆様、お急ぎあそばせ!オオシマザクラ、シダレザクラ、桜はどれもキレイだけど桜のほかには椿が見ごろ椿と桜以外のお花5月までだから新緑のお庭を楽しむのも一興ですが桜が目当てでしたらお早めにどうぞ
March 21, 2018
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上の段の左は喜美介さん改め右田六さん、右が喜楽さん。20期の二人は、本名の頃から観てるので思い入れが深い。右田六という名前に慣れないけれど、これから大きくしていくんだろうな。喜楽さんと話したのは、猿之助襲名の巡業の時以来。大人になったね~。その成長ぶりに泣きそうです。下の段、左から彌紋ちゃん、笑猿さん、猿君、翔之亮さん。兄弟子と一緒でちょっと緊張している猿君とそんな猿君に合わせ、膝を折ってくれる優しいお兄さん達。 彌紋ちゃんが平成中村座で演じた五郎が忘れられないけれど雨の五郎を立派に踊り切った彌紋ちゃんのことは、彌紋ちゃんでなく、彌紋さんと呼ばないといけないかしらん。大和さんと息の合った踊りを見せてくれた笑猿さん。翔之亮さんの踊りのファンがたくさん生まれた日でしたね。猿君が本名で舞台に上がっていた頃、歌舞伎のイベントで一緒になったことがあります。天真爛漫なのに、静かにお話を聞くことも出来る小さな男の子。可愛くて褒めまくっていたら、少し離れたところにいらしたお母さまにお礼を言われ、まー恥ずかしの記憶が。奥床しく、思慮深いお母様。この母にして、この子ありと思いました。以来、陰ながら応援しているので、先だっても歌舞伎座で猿君の活躍を観て、ああウレシ!と思ったところでした。まさかこんなところで、猿君にも会えるなんて。歌舞伎好きでお行儀の良いこの少年は、澤瀉屋さんにも大和屋さんにも可愛がられていて、そんな様子を間近で見られて、ジーンとする。さて、猿君と人気を二分していたのが、大和さんとこのお姫様。こちらのお嬢様も天衣無縫、純粋無垢で出会った人のハートを鷲づかみ。すでにSNSでも人気者の由。八大さんと大和さん。尊敬するお二人とお話しできて感無量。三津五郎さんの元気なお姿を最後にお見かけしたのは彌十郎さんと新吾ちゃんの「やごの会」彌十郎父子が舞台に専念できるよう、笑顔で走り回っていた姿。二人の会が実現できて心から嬉しそうでした。勘三郎さんの盟友であり、歌舞伎界の至宝の三津五郎さん。その舞台を、さらに高めてくれたお弟子さんの八大さんと大和さん。二人の踊りを観ていたら、三津五郎さんにも会えた気がしました。喜太郎さんを最初に観たのが大阪の平成中村座。試演会の後に「旦那に報告するんだ」と涙していた喜太郎さんに中村屋のファンが皆もらい泣きと以前blogに書いたのが私だと、喜太郎さんったら、ご存じで(;'∀')お陰で泣き虫のイメージがついてしまったようで参ったなーって (でも、いい話だもの、いいよね)喜太郎さんとそんな話をしていたら「撮りましょう」とおっしゃってくださった女性がいました。お言葉に甘えて撮っていただいた後、今度は私が、その方と喜太郎さんを撮りました。この方は喜太郎さんの恩人のようでした。なので2ショット撮る前から、喜太郎さん、感謝と感激で、この時もウルウルしてました。はい!市川喜太郎、涙もろい伝説は、間違いではありませんでした。(^▽^)/
March 19, 2018
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チケットに書いてくれた猿之助さんの文字が、まあるく、まあるくそして、最後の「会」の字は手と手をつないでいるように見えるのが素敵(初めて行くホール。降りたことのない駅。決算など仕事のことで頭がいっぱいだったので)当日まで少しも調べていなかったので駅からも迷い、建物内でも更に迷ったので、不本意ながら開演後の到着。夜の部が始まる前に猿之助さんがご挨拶をなさったそうでサプライズを逸して痛恨の極み。感謝の言葉のほかには、一度だけでなく、二度、三度と続けて行くことが大事、という趣旨のご挨拶だったそうですが、聞きたかったな~。風のような自由気ままな亀ちゃんが好きでしたが、地に足をつけ、みんなの兄貴としてドッと頼もしい猿之助さんに変化hengeなんですね。それにしても、先日の「梅笑会」といい、今日といい面倒見の良さに感激もし、お体が心配!と複雑です、猿之助さん。この日は一番前の席だったので、客席の豪華さにはまるで無縁でした。右團次さん、彌十郎さん、門之助さん、巳之助さん、尾上右近さん等などお弟子さんを案じた旦那方、皆さんお出ましのようでございました。「ワンピース歌舞伎」のある意味スピンオフ?ちょっと残念な気もしますが、出演者に集中出来てかえって良かったかも。淡い色のお着物に袴姿も清々しい出演者の皆様。普段のお役の衣装は主役を引き立て、地味だから、今日の凛々しいお姿は晴れの日なんだなって感慨深く瞬きするのも惜しんで拝見。衣装も鬘もつけない素踊りですから、外側から役になり切ることもお客様に印象付けることもできなくて、そりゃ大変。衣装をつけない歌舞伎には、平成中村座の試演会での忘れがたい思い出が。2012年1月11日。事情により衣装なしで挑んだ「寿曽我対面」叶うことならもう一度観たい歌舞伎の中の一つ。あの時の五郎が、今日も五郎。小道具の刀は大和さんが用意してくださったり八大さんとお二人で、後半の立ち回りに出てくださったり彌紋ちゃん、愛されていますこと。今でも鮮やかな「寿曽我対面」早6年の月日は血気盛んな若者を堂々とした歌舞伎役者に育て上げてくれました養成所の頃、必ず観ていた右田六さんと喜楽さん。と言っても、中村屋に偏った私の歌舞伎見物。久しぶりにお二人を拝見しましたが、右田六さんの後見を喜楽さんがなさっていて息の合ったところを見られて、嬉しかったです。浅草歌舞伎で猿之助さんが踊るのを見た「独楽」を選んだ(猿之助さんだからこそ、踊れるんだろうな!と感嘆した「独楽」)喜楽さんの勇気に感心していたら、真剣に踊る喜楽さんの姿に、「独楽」のお稽古に限らず澤瀉屋さんの一員として頑張って来た日々を感じられて…なんだか泣きたいくらい。八大さんと大和さん。タブン最後に私が元気な三津五郎さんをお見かけしたのが、 彌十郎さんと新吾ちゃんの「やごの会」の会場。三津五郎さんは満面の笑顔で、お世話をしておられました。三津五郎さんの舞台は、脇を固めるお二人がいるから感動が約束されているようなもの。いつも安心して観られました。そのお二人を間近にすることが出来て、カンゲキひとしお。特に「喜撰」の八大さんを観ていたら、三津五郎さんが居るようで、新しい歌舞伎、ワンピースの人たちを観に行ったのに、思いがけず、懐かしさにまた (T_T)(すみません。あまり素敵な写真だったので、 この日の皆さんのこと知ってほしくて 拝借いたしました m(__)m)ムーブ町屋、小さな会場は熱気にあふれ、ギッシリ満員でした。「ワンピース歌舞伎」のお陰で歌舞伎を観なかった若い人たちが名前と顔を覚えてくれたこと、ほんとうに良かったです。本公演で主役を支えるお役をするのは大切なことだけど実際の舞台の上で主役をはる経験は役者を大きくすると思うので、猿之助さんのおっしゃる通り、回を重ねられますように!何か、皆さんからヒトコトあるかしら、と思ったら あっさり終了。きっと精も根も尽き果てて、余力がないのかしら…とドアの外には、笑顔で送り出しをする出演者の皆様の姿がありました。熱演のお礼も、感想もダイレクトに伝えられるというわけです。ワンピースからの若い歌舞伎ファンの方にも気に入っていただけますように!
March 19, 2018
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「ワンピース歌舞伎」に出演している若手が自発的に舞踊の会を申し出て、猿之助さんが快諾。皆ですぐさま会場の手配をすると、ワンピースのお稽古をその日は休みに。ワンピース歌舞伎が大ファンのお友達のお陰で、チケットが取れました。お陰様で養成所の20期の人たちや、平成中村座で思い出深い彌紋ちゃんや喜太郎さん、三津五郎さんのお弟子さんの八大さんと大和さんと私のご贔屓の役者さんの晴れ姿を観ることが出来てこんなにシアワセなことはないです。存じ上げなかった方もね、歌舞伎を支える大切な皆さんですからこの機会にしっかり覚えましょう。ワンピースで忙しいさなかの準備なので筋書までは用意できなかったそうですが、せっかくの晴れ舞台、なんだかわからずに観ているよりは大意くらいは理解して観たほうがいいでしょうと 友人が全曲の解説を送ってくれました。 これなら、舞踊に疎い私でも、ああ、こんな踊りなのね、とわかってとっても助かったので、blogにも簡単にまとめてみました。 皆さん、それぞれの想いいれのある曲を大切に踊って下さったんでしょ。 裏話を詳しくお聞きしたいものです。 演目出演者1 長唄 松の緑古来、松の緑を、不変性や長寿の象徴として尊んで来たことから、おめでたいモチーフで作られた舞踊。太夫や武士、遊び人、老夫婦など、様々な役柄を踊り分ける澤路(サワジ)/澤瀉屋2清元子守江戸へ奉公に来た子守の女の子。幼子をあやしたり、恋の相手を想ってみたり、また故郷を懐かしんだり…といった、10代の女性が持つ感情が豊かに描写された作品三四助(ミヨスケ)/澤瀉屋3常磐津 佃船頭四変化物の一つで,初世沢村訥升(5世沢村宗十郎)の船頭が雷を相手に踊ります。怒り上戸、笑い上戸、泣き上戸、と様々に踊り分ける裕喜(ヒロキ)/澤瀉屋4義太夫 道成寺道行安珍、清姫の悲恋で有名な道成寺。白拍子の花子は清姫の化身。道成寺の鐘の供養へ現れ、花道での所作を終えると舞台に来て、閉められている木戸のそばに立つ喜太郎(キタロウ)/澤瀉屋5清元玉兎(タマウサギ)月には兎が居て餅をついているという中国の伝説「玉兎(ギョクト)」兎の餅つきをもりこんだ楽しい舞踊段一郎(ダンイチロウ)⑭/澤瀉屋6長唄 外記猿(ゲキザル)武家屋敷で猿に舞を舞わせる流行があり、その際外記節に合わせて舞ったことから来ている。外記節:薩摩外記が語った豪快な語り口の浄瑠璃郁治郎(イクジロウ)/澤瀉屋7清元 三社祭浅草の観音様はその昔隅田川の川底から漁師の網にかかって祀られたという起源にちなんだ舞踊。その漁師の兄弟が軽快に踊るうちに悪玉、善玉が取り付いて…右左次(ウサジ)・右田六(ウタロク)⑳/高嶋屋8長唄 島の千歳(シマノセンザイ)「島の千歳」というのは実在した白拍子の名だそうです。「千歳」は「ちとせ」と読むそうですが、曲名としては能にちなんで「センザイ」と読ませるようです瀧昇(タキショウ)㉑/瀧乃屋 9長唄 雨の五郎雨のなかを愛人化粧坂の少将のもとへ通う五郎の姿を舞踊化したもの。クドキから荒事風の物語、手踊り、カラミを使った立回りと変化に富む。勇壮ななかに色気をみせた踊り彌紋(ヤモン)⑲/大和屋10常磐津 独楽(コマ)澤瀉屋の家の芸。浅草寺境内の独楽売りが、独楽の由来を語り、独楽を使う振りを踊ると、 いつしか独楽売りが独楽そのものに変身してしまう。江戸の風俗を舞踊化した演目喜楽(キラク)⑳/澤瀉屋11常磐津天の橋立この曲は、ご祝儀物ほど畏まらず、風俗舞踊ほどくだけず、与謝蕪村の名句を詠い込んで、天橋立の情景を常磐津の洒脱な曲調に乗せて構成された品も良く、楽しい一曲翔乃亮(ショウノスケ)㉒/澤瀉屋12義太夫 団子売江戸時代に流行した団子売の風物を舞踊にしたこの作品は、仲のよい夫婦が軽やかに踊る人気舞踊です。義太夫に乗りながらきびきびと明るい二人の息の合った踊り大和(ヤマト)/大和屋・笑猿(ショウエン)㉒/澤瀉屋13清元喜撰(キセン)本名題「六歌仙容彩」。六歌仙の一人、喜撰法師から取り「喜撰」という。初めに茶汲女、終わりにはお迎え坊主も出る賑やかな演出である。三津五郎さんの当たり役で喜撰の小道具の花錫杖を棺桶に入れてほしいと残したエピソードは有名八大(ヤヒロ)/大和屋・笑羽(エミハ)⑩/澤瀉屋※〇で囲んだ数字について ㉒の場合は、29年に国立劇場第22期歌舞伎俳優研修を修了の意味です。 現在研修所(養成所)では、23期の皆さんがお勉強中。
March 19, 2018
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3/2、仕事で国立新美術館のそばを通った。最近、とーんとご無沙汰だけど、この建物は好きなので、ちょいと中へ。ここで絵を観て、ブリュレを食べて、と思っていたけれど、忙しさにかまけてご無沙汰。今はなにを展示しているのかな。至上の印象派展 ビュールレ・コレクションビュールレさんのコレクション、モネもセザンヌもゴッホも、なんでもござれ。有名なコレクターなんだそうだ。でも、今はドガが見たいかな。宮本圭子さんの個展で見たムーラン・ルージュの絵が印象的だったので、ロートレックやドガ見たい気分。~5月7日(月)まで。毎週火曜日休館 ※ただし5月1日(火)は開館ゴールデンウイークまでなら、行けるかも。あ、でも、こんなのもある。 担当研究員による解説会担当者 山田由佳子(国立新美術館主任研究員)日時 ①4月6日(金)14:00‐15:00(13:30開場)②4月14日(土)14:00‐15:00(13:30開場)※各回とも同内容です。会場 国立新美術館3階講堂*260名(先着順)*聴講は無料ですが、本展の観覧券(半券可)の提示が必要です。絵は好きだけど、詳しくないので、解説を聞いてから見ると、より理解できて良い機会♪
March 18, 2018
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銀座駅に向かう途中、三越の前にフワッと桜色のかたまりが見えたので確か、昨年桜の木が飾られたあたりと、横断歩道を渡って回り道。今日はたくさん走ったので、もう歩くのもイヤ!と思っていたのに、どこに残っていたんだこのパワー。やっぱり、そうだった!陽光桜!しかも、前は他の桜や花と一緒に植えられていたからどれが陽光桜なの?って、わかりにくかったし、ネームプレートも小さかったのに今年は、「陽光桜」って、名前も大きく輝いて °˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°なんでこんなにウレシイかって「陽光桜」は特別意味がある桜。大好きな笹野さん主演の大好きな映画。陽光桜 -YOKO THE CHERRY [ 笹野高史 ]サクラが大好きな日本人の原点のような映画なのでテレビでも放映してくれたらいいのにね。
March 17, 2018
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以前、「神田de歌舞伎」でお話を伺ったことのある藤波小道具の近藤真理子さんが小道具のお話をしてくださるというので、清澄白河の「リトルトーキョー」で行われたイベントに参加。20時開始では、歌舞伎仲間は誘えないので、リトルトーキョーってどこ?の方向音痴の私は、好奇心旺盛の悪友にお願いして、付き合ってもらうことにした。近況を話しながら、お好み焼き屋さんで腹ごしらえしていざ、会場へと向かえば、すでに満席。大盛況。藤波小道具の成り立ち、小道具さんのお仕事、近藤さんはニコニコ柔和な笑顔で、時々ユーモアも交え、話してくれるので、会場は和やかなムード。歌舞伎大好き!と嬉しい話だけでなく買えるものはほとんどなく、こしらえなくちゃならないものが多い現状。作れる人がいないもの、いたとしても日本中で一人とか二人と差し迫った問題点も語ってくれました。日本らしさの象徴のようにイベントに引き合いの多い岐阜の和傘などもそうなんですって。深刻。かたや、物静かだけれど、仕事への情熱を持つ頼もしい女性がたくさん!お手伝いで会場に。昔は女性はほとんどいなかった藤波小道具。そこで、今や大活躍の近藤さん。その後継者が歌舞伎の継承のため、力を合わせているのがわかって 良かった!!開始時間を過ぎてからも、お仕事帰りなのかな、若い人が一人、二人と。最終的には20人くらい駆け付けて大盛況。座学のような一方通行でなく、ここは、「しごとバー」と言ってお酒を飲みながら自由に語らえる空間。ワンピース歌舞伎、獅童さんや松也君たちの人気と役者さん以外にも歌舞伎に携わる方の努力があって最近、若い人の歌舞伎への関心は高いのだと思う。異業種の人が出会うことで、今閉ざされつつある小道具達が生き残るための道が開ける可能性があるんじゃないか。手をこまねいて、嘆いているばかりでなく少しずつでも、手探りでも、自分たちに出来ることを探そう、前に進もう!という意志が感じられた。歌舞伎の貴重な小道具が飾られた会場狭しと熱気にあふれた「伝統芸能の小道具ナイト」。SNSへの写真掲載はNGとのことで、写真はないのですが…忠臣蔵の5段目の勘平を思い出す蓑を身につけさせていただいたり(想像以上に軽くて、裏側が美しく編まれていたのにビックリ)生首(資料を見ると切り首って言うみたい)を至近距離で見たり、イノシシは前足しかないことがわかったり(後ろ足は役者さんの足なので)歌舞伎にちなんだグッズもあったしね、収穫タップリ。関係者の皆様、ありがとうございました!
March 17, 2018
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シャンソンもお上手なマダム圭子。歌を題材にした作品も多くて知っている歌だと、親近感が沸くしまだ知らない曲なら、想像がどんどん広がっていくのです。油彩の絵の具の重なりの分、温かみを感じ眺めていると、絵の中の人が動き出して物語がはじまりそうな気がするのです。初日はシャンソンの演奏もあったそうです。聴けた方がうらやましー。まだ実物を観たことがなかったので拝見するのが夢だったのです。今日は個展の最終日なので、絶対外せない。矢も楯もたまらずに駅を飛び出したのに歌舞伎座のそばの画廊とアバウトな認識しかないのにきっとここが近道と端折ったのが失敗で銀座6丁目~7丁目界隈をグルグルと迷子。17時までに入らないと撤収のお邪魔になるからと必死になって、人に尋ねても解決せず泣きたい気分。あきらめかけた、その時見つかった画廊のあるビル。入って最初の絵を観た瞬間。それはとっても幸せな気持ちに変わりました。観たかった絵の原画の前では、特にね。大好きな映画の赤い風車の絵もありました。映画や本でしか、パリを知らない私でさえパリを歩いているようなそんな気分で絵を眺めた後、出品された絵のポストカードを買いました。美術展の出口のショップで一枚150円のカードを買う時にもどれがいいかしらと、散々悩むのに圭子さんのポストカードは全部買ってしまいました。家に帰ってから物語の続きを楽しめます(^^)/いつまで見られるかわからないけれど、画廊のホームページで、圭子さんの絵が見られます。宮本圭子展 3月12日~17日もちろん、本物の良さには叶わないけれど雰囲気は伝わります。ムーラン・ルージュの映画も久々に観たくなっちゃった。ムーラン・ルージュ 【Blu-ray】 [ ニコール・キッドマン ]【メール便送料無料】ムーラン・ルージュ (DVD)黄昏時の銀座。マグダラのマリアの謎を追ってパリを走ったトム・ハンクス(ダヴィンチ・コード)のように銀座を走ったな~と思ったら (^ー^* )フフ♪
March 17, 2018
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私の大好きな「阿弖流為」この方の歌で始まって、終わるのです。木津かおりさん。阿弖流為のご縁でライブの情報をお知らせくださっていたのですが会場が遠かったり、日程が合わずにいたのです。念願叶って、ようやくそのライブへ♪嬉しいことに、先日コクーンの「桜の園」で素敵!と思ったヴァイオリニストの太田恵資さんと共演です。初めて降りる駅。迷いながら、(どこに行っても、もれなく迷う。カルディのお姉さんに聞いたら知らないと言われ、グーグルマップ見たらお隣、と言うオチ)会場へ着くと早、満席。5回目を迎えるこのライブ、好評なんですね。後から、入って来た男性が立っていたので席を譲ろうと、お声をかけたら丁重に断られ遠慮深い方、と思ったら、本日のパーカッショニスト 岡部洋一さんでした。失礼いたしましたm(__)m民謡、なので のどかなライブを想像していましたが珍しい楽器を使ったり、jazzのセッションのような音の重なり合いがあり、かおりさんカッコイイ。一番前にスクリーンがあって、そこに歌詞が表示されてるみたい。一番後ろの私は視力のせいで、読めないんだけど雪のように、花吹雪のように、見えるのがそれはそれでキレイでした。日本人なのに私ったら、民謡詳しくないな、思い知らされた感あり。かおりさんとのご縁で、これから聴く機会がふえたらいいな。(3/16 木津かおりとthe民謡Vol.5 チェロキーライブターバン)木津かおりとthe民謡Vol.6のことがかおりさんのFacebookに載ってました♥今回は。。「天まで届け民の唄」 どーなるかなぁ。。 前回は胸きゅんだったからなぁ。。今回はノリノリにしたいなぁ。。8月28日(火)学芸大学駅すぐのチェロキーライブターバンにてお待ちしてます。予約:チェロキーライブターバン 03-5708-5780まで
March 16, 2018
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3月6日、女方の二人を祝福するように春まだ浅い 国立劇場のお庭に可憐なお花が咲いていましたよおめでとうございます。2回、3回と続けてくださいませ。楽しみにお待ちしております。
March 7, 2018
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2018年3月5日と6日ずっと楽しみにしていた芝のぶさんの会がありました。笑野さんといっしょに、と芝のぶさんのblogで知った日からワクワク、ドキドキ、心待ちにしていました。いつも名演技で芝居に深みを与えてくれる芝のぶさん。2015年の稚魚の会の時の八重垣姫はたいそう素晴らしかったので脇を固める重要なお役もステキだけれど美しいお衣装の芝のぶさんをたくさん観られる またとないチャンス。一幕目、男舞というから男らしい舞なのかしらと思っていたら白拍子 が、白い水干 に立烏帽子の男装で舞ったという舞のことで笑野さんの気品のある優美で華麗な舞に魅了されました。スラっとして宝塚の男役のようにクールビューティな笑野さんの後に娘らしい可愛らしさにあふれた芝のぶさんの藤娘好対照で、お二人が仲良しで良かったウットリ見つめるお客様、澤瀉屋さんの役者さんもたくさん見えました。そして、その中に篠井英介さんのお姿も。「欲望という名の電車」や「サロメ」を拝見したことがあります。あの舞台を思い出すと、ドキドキ、ザワザワ…お二人のどちらかのご贔屓かお知り合いなのかしら、それとも、女方さんを研究にいらしたのかしら。と思っているうちに、ゲストを迎えての「道行恋苧環」が始まりました。橘姫(笑野)とお三輪ちゃん(芝のぶ)から恋慕われる求女さんは猿之助さん。笑野さんからのお話を快諾してくださった由。お怪我の後なので、拝見できる嬉しさと無理してほしくない気持ちで複雑。恐る恐る見つめる視線の先には、怪我のことなど少しも感じさせない猿之助さん。猿之助さんだけでなく舞台の上には、傳左衛門さん、葵太夫さん他豪華な顔ぶれが揃ってのご出演。お二人の日頃の歌舞伎への関わり方をちゃんと見ているからこそ、と、こちらまで胸が熱くなります。そうそう、藤娘を踊る芝のぶさんが度々、先代芝翫さんに見えて何度も目をこすりました。「芝のぶ、良かったね」と旦那が応援に来て、見守っているうちに芝のぶさんと一緒に踊りたくなっちゃったのかもしれません。第二回、三回と続きますように!
March 6, 2018
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気持ちよく晴れた朝。半蔵門駅そばの寒緋桜も空もクッキリ。芝のぶさんと笑野さんを祝福するように感じて国立劇場までの坂道も、苦じゃなくなる。今日はお二人の自主公演チケットの売れ行きも好評でウフフ(*´艸`)(そうです‼チケット発売開始後、即がんばりました。 前売りには縁のない私ですが、 3回しかない貴重な公演を見逃さないよう 必死でございました。 後から猿之助さんも出演とわかり、 売り切れちゃたらどうしましょ、と、ハラハラしましたが)3月1日の毎日新聞におふたりの記事発見!毎日新聞2018年3月1日 東京夕刊歌舞伎女形の中村芝のぶと市川笑野が5日午後6時、6日正午・午後4時半に東京・国立小劇場で自主公演「梅笑會」を催す。市川猿之助もゲスト出演する。芝のぶは七世中村芝翫門下、笑野は市川猿翁門下と異なるが、女形の道を歩む俳優同士で意気投合したという。会名は芝のぶの紋の裏梅と笑野の名を組み合わせた。(以下略)美しさも演技力も素晴らしいお二人ですがお弟子さんだと出番が少ないからジックリ タップリお二人を拝見できるまたとない機会ワクワクこの日を待っていました。
March 6, 2018
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先週通った時は、まだ知らなかったけれど「同級生でお花見しようよ」って連絡が入ったのすーっごく久しぶりなので嬉しくて 見に来ちゃったその日にちょうど見ごろだといいな
March 6, 2018
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KAAT神奈川芸術劇場は、はじめて。(2018年3月4日)神奈川まではちょっと行けないなと思っていたのにキノカブ観たさに、神奈川もなんのその。どこにあるのか知らなかったけれど、横浜の山下公園のそば。広々、開放的な建物で、白井晃さんが芸術監督だってことここに来て、初めて知った。神奈川芸術劇場都内でないのは不便と躊躇しちゃうけれどゆったりお休みの日なら、横浜を歩く楽しみもあって意外といいかも、なんて話ながら最近、キノカブにはまった友達と劇場に入ると向かい合うように椅子が並び、その真ん中に小さな舞台。広めの花道みたいな使い方で、進行。『安宅』とも『勧進帳』とも違う。いつもの、というほど、キノカブの舞台をたくさん観ていないけれど、今まで観た作品とも違う。富樫の家来と、山伏が、そんな風に演じられると物語の観方が大きく変わる。よくこんなこと思いつくな、と感心したり、ビックリしたり、翻弄されっぱなし。歌も全員上手で、役者さんが歌うから味があるわね、の域を遥かに超えていた。ラップみたいな歌って、よっぽど巧くないと、下手に聞こえちゃうのにね。ここに出る役者さんの表現者としての本気加減が、ホント大好きだ。富樫の気持ちがわかった気がした。弁慶より富樫が気になる「勧進帳」は初めて。感動しすぎで冷静にまとまらないのとこれから観る人の面白さが半減すると申し訳ないので 詳しくかけないのが歯がゆい!友達とカフェで話し込んでいたら、すっかり真っ暗。ほんとは夕焼けの海が見たかったんだけど。楽しかったから、ま、いっか(^-^;
March 4, 2018
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わ、三谷さんだったら観たいな!と思った時には、もう遅いチケット!と思っていたら、心優しき友が(^m^)「歌舞伎座のチケットとダブった!」と譲ってくれました。演舞場へ行くのも、歌舞伎座経由です♪新橋演舞場の前は歌舞伎の時より、若い人がいっぱい(⌒∇⌒)松岡くんや田中圭ちゃんのファンなのかな。高田聖子さんはさすがの安定感、蝶紫さんは「決闘!高田馬場」の時の萬次郎さんみたいにお芝居の面白さに大きく貢献していて獅童さんのお弟子としての面目躍如。驚いたのは、舞台では大丈夫なんだろうかと一番心配だった八木亜希子さんが、良く通る声でセリフが聞き取りやすいうえ(さすがアナウンサー)間合いも良かった。彼女が、空気を読まず、みんなを振り回すところがポイントなのでそこをしっかり決めなくちゃならないのはプレッシャーだったと思うけれど思いっきりが良くて、(見た目より度胸がいい)ますます八木さんが好きになっちゃうな。幕が開いたら、舞台の写真は撮影禁止がルールだけど「江戸は燃えているか」の幕が閉まっている時は撮影してもOK。(係の方に確認済み)初日なので、まだ硬かったけれど、二幕目からはテンポも良くなったので、きっと日を追うごとに面白さが増すと思います。
March 3, 2018
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