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こんにちは、坂本です。少し連絡が遅くなりましたが、おととい26日(火)に掲載された朝日小学生新聞の記事を紹介します。トップ一面に、わたしの記事が掲載されています。内容は、夏休みの学習計画。夏休み、どのように計画を立てるとうまくいくのか。その具体的なコツを紹介しました。記事の画像をアップしておきます。これを機に、小学生の間に、少しでも計画を立てることのオモシロさが伝わればいいなと思います。尚、朝日小学生新聞をとっていない人の中で、夏休みや普段の学習計画のくわしい立て方を知りたいという人はわたしの書いた『小学生の学力は「計画力」で決まる!』(大和出版)を読んでみてください。朝日新聞の記者の方も、大人(社会人)でも参考になると言っていました。すでに実践している親子からも、子どもが計画に沿って勉強をするようになったというメールも届いています。ぜひ読んでみてくださいね。坂本七郎▼ 坂本のメールマガジン(メルマガ)の無料登録はこちら >> メルマガ登録ページへ進む■発行:ドリームエデュケーション
2011/07/29
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こんにちは、坂本です。また暑さが戻ってきましたね。さて、きょうはちょっとしたお知らせで記事をアップしました。本日付けの朝日新聞(朝刊)をご覧ください。教育欄(27面)「来週の朝日小学生新聞」という部分にわたしの記事が出ています。わたしの名前とともに、来週26日(火)の朝日小学生新聞一面にて「夏休みの学習計画の立て方」を紹介しますよという趣旨の内容が、20行にわたって紹介されています。前回、記事の追伸では、「朝日小学生新聞の、25日(月)紙面にて掲載」と書きましたが、掲載日が26日火曜日に変更されたようです。・現在、朝日新聞を購読している方・コンビニに立ち寄れる方きょうの朝日新聞をチェックしてみてくださいね。それでは、また。坂本七郎< 大好評御礼! 夏の学力アップ講座 >○ 弱点克服シリーズ第一弾「割合と比」DVD完全マスター版○ 弱点克服シリーズ第二弾「速さ」DVD完全マスター版
2011/07/23
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――――――――――――――――――――――――――■子どもの成績を押し上げるもの――――――――――――――――――――――――――「私にはできない」「どうせ無理だ」「やっても分からないし・・・」メンタル面が原因で机に向かう気持ちになれない。勉強をしなきゃと思っていても、なかなかできない。こうしたネガティブな感情をもつ子は多いです。この状態から、子どもの自信を高め、成績を伸ばしていくには何が必要だと思いますか?――成功体験。多くの人はそう答えます。一度、よい点が取れれば、自信を持てるようになるから、自分から勉強をするようになる。勉強に対しても前向きになれる。・・・だから、成功体験が必要だ。私もこの意見に対し、反対するつもりはありません。「基本的には」これは正しいと思っています。たとえば「さかあがり」を例に考えてみても一回でもできてしまえば、その後はスイスイできるようになりますよね。一度、うまくいくやり方を覚えればあとはカンタンにできるようになる。だから、成功体験が必要。その考え方、よくわかります。 しかし。学校の勉強について、このことをさらに深掘りして考えていくと、話しはそう単純でないことに気づきます。一度よい成績を取っただけではちょっとパンチが弱いのです。それだけでは、本当の自信になりません。勉強が好きになることもありません。私が考える、勉強における「成功体験」は、2つあると見ています。ひとつは、「自分の苦手とする分野(教科)を克服できたとき」。これは一般的に考えられている「成功体験」に近いニュアンスです。テストの合計点ではじめて●●点を超えた。といったものも、ここに含まれます。そして、もうひとつ。私がより重要であると考える成功体験。それが、 「他との比較」です。他の友達とくらべて、相対的によい成績が取れたと実感できたとき。その時、子どもは本当の自信を獲得するのです。ではなぜ「他との比較」が必要なのか?それは、次のケースを考えてみればすぐに分かります。先ほどのさかあがりでいえば、自分がさかあがりができた(成功体験)としても、まわりの友達がすでに皆できているのであればどうでしょう?そんなにうれしくありませんよね。むしろ、安堵感の方がつよいのではないでしょうか。本当の自信につながるのは、まわりの友達がまだできない段階で、自分ができるようになったとき。そのときはじめて自分は運動神経がいいんだ(じつは勉強ができるんだ)と実感できるのです。こう考えると、勉強における成功体験というのは、苦手なものを、人並みレベルにできるようになっただけでは足りないことが分かります。成績が上がった、という事実だけではその子の自信につながりにくい。本当の自信というのは、苦手なものを、人並み以上にできるようになったとき。そのときはじめて獲得できるものなのです。では。この真の成功体験をわが子に経験させるためにはどうすればよいか。もっとも手っ取り早い方法は、ある苦手分野を、他より優れたレベルにまで一気に引き上げてしまうことです。夏休みは、お子さんに本当の自信を与える大きなチャンス期間ともいえます。「じつは、おれってやればできるのかも・・・」「わたし、みんなができなかった問題ができたんだよ!」夏休み、お子さんの学力を入試レベルまで引き上げる教材がここにあります。■弱点克服シリーズ第二弾「速さ」DVD完全マスター版http://wakaruhayasa.com/senkouyoyaku.html最後まで読んでくれてありがとうございます。坂本七郎より<お知らせ>先日、朝日小学生新聞さんから「夏休みの学習計画」についての取材を受けました。その記事が、こんどの月曜日、7月25日の一面トップに、掲載される予定とのこと。朝日小学生新聞を購読しているご家庭は来週月曜日の紙面をチェックしてみてくださいね。追伸:第二弾が今回発売されたことにより、第一弾「割合と比」もいっしょに購入したいという問い合わせをいただくようになりました。第一弾は、「割合と比」がテーマの中心でおもに、百分率を使った売買の問題、食塩水の文章問題、比の基本などを学びます。現在、こちらは代引き手数料無料で配送していますが、来週より、第二弾に合わせて、有料にしようと思っています。夏休みに「割合と比」を学びたいという場合はこちらからお申し込みください。→ http://www.wariai.com
2011/07/21
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こんにちは、坂本です。なでしこジャパン優勝、おめでとう!チームプレーで世界一というのは凄いことですよね。さて、今日の記事では、夏休みがはじまるということで【計画の実行】についてのワンポイントアドバイスをお届けします。―――――――――――――――――――――――――――――■ 最初の3日間が勝負です。―――――――――――――――――――――――――――――いよいよ夏休み初日を迎えます。ここから計画の実行がはじまるわけですが、とても大事なことがひとつあります。それは、【最初の3日は、何としても計画をやり遂げる 気持ちをもって臨む】ということです。自分で計画を立てた子であれば、初日はフレッシュな気持ちで机に向かえると思います。ですが、2日目、3日目となると実行できなくなる子がぐんと増えます。いわゆる3日坊主です。この3日坊主をふせぐためにはまず、「何としてでも、自分の立てた計画は実行する」という強い気持ちをもつことが大切になります。この3日間だけは甘えは許されません。ノルマだと思って必ずやり遂げる。そうした気持ちが大切なのです。さいしょの3日間を無事に乗り越えることができると、勢いに乗ることができます。「できた」という実感・実績がお子さんの背中を後押ししてくれるのです。「計画というのはさいしょの3日間がとくに大事だ」ということを覚えておいてください。ただ、一方で強い気持ちをもってしても3日を乗り切れない子も出てきます。あるいは最初の3日間でがんばりすぎてしまい、4日目以降、パワーダウンしてしまう子もいます。では、このように最初の3日間がうまくいかなかった人はその後、どうすればよのでしょうか?解決策はいたってシンプル。 ・・・ 計画を作り直せばよいのです。強い気持ちでもってしてもクリアできない計画というのは、そもそも計画に無理があったということ。そのまま続けてもうまくいかない。それは明らかです。であれば、いまある計画に修正を加えつつ、より実行しやすいものに作り直せばよいのです。ではどう作り直せばよいか?【目標を少し小さくして 毎日の負担を少なくすればいい。】負担を極端に少なくしてもいけません。ダラダラ過ごすことがないような量のバランスが大切です。こうして実行しやすい計画がつくれたら、再度、計画実行にチャレンジしてください。「計画はうまくいかないのが普通」そのくらいの気持ちで、取り組むのが正解です。ただし、実行するときは強い気持ちをもって臨む。それでダメならすぐに作り直す――。このいさぎよさとフットワークの軽さが、計画実行には大切なのです。夏休みの参考にしてください。最後まで読んでくれてありがとうございます。坂本より
2011/07/19
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こんにちは、坂本です。前回出題したテスト問題はいかがでしたか?(3)と(4)で苦戦している人。多かったですね~。中には、問題を見せただけで拒否反応。そんなお子さんもいたのではないでしょうか。文章題はキライ!大の苦手!という子はじつに多いのです。――――――――――――――――――――――――――■ 特別なお知らせがあります――――――――――――――――――――――――――今日は、そんな文章題が苦手なお子さんのために特別なお知らせを用意しました。去年の暮れからコツコツ準備を進めてきたのですが、ようやく皆さんに公開できる準備がととのいました。満を持して、きょう発表します。ドリームエデュケーションの、新教材の発表です。今回、発売になるのは、ちょうど1年前にリリースした人気シリーズ「弱点克服シリーズ」の第二弾となります。 弱点克服シリーズ第二弾「速さ」DVD完全マスター版この教材は、 ● 私のライブ授業を完全収録した3枚組DVD ● 全問解説つきの完全オリジナル問題集がセットになっています。つまり、「自宅にいながらにして、私の夏期講習が受けられる」そんなパッケージとなっています。さらに、特徴を3つだけ挙げるなら・・・■ 算数・数学ギライな子でも安心、一からの解説授業 速さの文章題が大の苦手、という人を想定してしますので 初歩の初歩、一からていねいに解説しています。 だから「速さ」についての予備知識がなくても大丈夫。■ わずか8日間で、入試問題が解けるようになる 中学受験であれば、中堅校(偏差値55まで)の入試問題が、 高校受験であれば、公立高校の入試問題が解けるようになります。 もちろん、文章題が苦手な子でも、できるようになります。■ 算数・数学のオモシロさに気づく授業 「え~、そうだったのか!」と目から鱗が落ちる、 バラバラの知識がひとつにつながる体験を用意しています。 これをきっかけに、算数・数学がおもしろくなった、 好きになった、そんな子はきっと増えると思います。受講対象者としては、「小4から中3まで」を想定していますが、特におすすめしたいのは、中学受験をめざす小5・小6生。そして、一次方程式の文章題が苦手な中学生となっています。(中学生向けに、方程式の解法も紹介しています)下記リンクをクリックして、詳細をご確認ください。■弱点克服シリーズ第二弾「速さ」DVD完全マスター版 http://www.wakaruhayasa.com/senkouyoyaku.html ※今はまだ申し込みができない状態です。まずはじっくりホームページを読んでいただきこの夏、私のプログラムに参加するかどうかをご判断ください。7月中にこの教材を手に入れたいという人はできるだけ早めにお申し込みください。ここのところ暑い日が毎日続いています。お体に気をつけてお過ごしください。坂本より
2011/07/13
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こんばんは、坂本です。前回のメルマガで予告した、算数のテスト問題を4問、用意しました。小中学生のお子さんがいるなら、今すぐこの記事を印刷して、お子さんに問題を解かせてみてください。制限時間は15分です。算数・数学における重要分野である、「速さ」の実力を判断できます。できれば、親子で一緒に挑戦してみてください。それでは、はじめてください。 ↓■□■ 算数・数学 実力チェック問題 制限時間15分 ■□■<小・中学生 共通問題>【問題】次の問いに答えなさい。(1) 分速1.5kmで走る電車があります。この電車は時速何kmですか。 また、秒速何mですか。(2) 歩くと50分かかる道のりを、時速57kmの自動車で行くと4分かかりました。 このとき歩く速さは分速何mですか。(3) AさんとBさんは同時にP点を出発してQ点に向かいます。AさんはBさん よりも毎分8mはやく進んだところ、Aさんは50分で、Bさんは55分でQ点に 到着しました。このときPQ間のきょりは何mですか。(4) AB間を往復するのに、行きは時速3km、帰りは時速5kmの速さで 歩いたら、往復に3時間12分かかりました。AB間の道のりは何kmですか。※答えは、このメールの終わりにあります。・・・さぁ、いかがでしたでしょうか?わずか4題ですが、「速さ」の実力がはっきり出る、そんなテスト問題でした。合格点は3点。ただし、私立・国立の中学受験を目指す6年生であれば、全問正解できないと。。。というたぐいの問題と言えます。正解数別のアドバイスは次の通りです。【正解数4問(全問正解)】 スバラシイ!これからは速さの応用問題にも挑戦していきましょう。 今後のがんばり次第で、上位校・難関校も狙えます。【正解数3問】 合格点。ただし、中学受験の中堅校以上をめざすなら、この4問の 一歩先のレベルまで習得する必要があります。油断は禁物です。【正解数2問】 最低限の基礎はできていますが、中学受験、高校受験のためには これだけでは全然足りません。時間をとって、重点的に勉強したいところ。【正解数0~1問】 「速さ」は大の苦手分野ですね。一から勉強し直す必要があります。 でも大丈夫!この夏で、一気に挽回してしまいましょう。「結果が3点に満たなかった」「文章題などの応用問題が苦手」という人は【あさって水曜の午前中】に届く、私からのメールを 必ず確認してください。お子さんがこうした文章題でも満点が取れるようになる最適な手段。そして、速さの分野、文章題の解き方を一から身につけるきっかけを私が提供します。「問題集の紹介?それともセミナー?」いえいえ、そのいずれでもありません。もっと確かなものです。・何を重点的にやればいいか決まらないまま、夏が終わる・夏期講習に参加しただけで勉強した気になって夏が終わるそんな夏休みにならないように、「これだけはがんばった!」「自信がついた!」と胸を張って2学期を迎えられる夏にしましょう。くわしくは、今週 水曜にアップされる私のブログで確認してください。坂本 七郎より追伸:きょうの実力チェック問題は、入試“最頻出”分野である「速さ」からの出題でした。この「速さ」の文章題というのは【苦手な子が多い=差がつくから入試にでる】とても大切な分野です。その出題率の高さは、実際の入試問題(過去問)をひもといてみればあなたもすぐに気づくはずです。お子さんの学力をこの夏、大きく花開かせるために、私の持てるすべてをお伝えします。どんな塾の夏期講習よりも身になる“濃い時間”そして“わかる喜び”をお子さんに提供したいと思います。それでは次回をお楽しみにー。■発行:株式会社ドリームエデュケーション<実力チェック問題 答え> (1) 時速90km、秒速25m (2) 分速76m (3) 4400m (4) 6km
2011/07/11
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こんばんは、坂本です。前回は、「夏休みの計画の立て方」の話をしましたね。夏休みは、受験生にとっても、受験生でなくとも基礎学力を身につけ、苦手分野を克服できるとても貴重なお休み期間です。あなたのお子さんにとってこの夏を、充実したものにするために前回にひきつづき、アドバイスをお送りします。■具体的に、夏休みはどんな勉強をすべきか?皆さんからのメールに目を通すとやはり、夏休み前のこの時期は、お子さんの学習のことで悩んでいる人が多いですね。メール相談の件数も、いつもの3倍近く届いています。この40日間の過ごし方。充実した夏休みにするためにはどうすればよいか。悩みの尽きない時期といえます。ではここで、ひとつあなたに質問があります。・夏休みに「何を」勉強させるか・「どう」勉強させるかお子さんに勉強のやり方をアドバイスする際、この2つはとても大事なことですが、それ以上に重要なこと、というのがあります。 それはいったい何だと思いますか・・・?何を、どう勉強させるか。それ以上に大切なポイントそれは、 「 な ぜ 」 そ の 勉 強 が 、 必 要 か 。私たちがやる気マンマンで「夏休みはこの勉強をした方がいいよ、これをやりなさい」などと子どもに意見を押しつけても、本人がそれに心から同意してくれなければ、素直に従うことはありません。前回の、学習計画の立て方であっても、いくら優れた計画を立てても、本人にやる気がなければどんな計画も無意味になることと同じです。大切なのは、「本人の意志、そして気持ち」なのです。子どもの気持ちや意見を無視した勉強の押しつけはたとえ勉強をさせたとしても、学習効果はほとんど期待できません。あなたのお子さんが、その勉強をすべき理由を、理解し納得してもらうこと。私たちはココに、常に注意を向けて、お子さんの学習をサポートしていかなければなりません。ではでは。どうすれば子どもは勉強の必要性を、理解し納得してくれるのでしょうか?そして、どんなときに子どもは、自分の意志で、この勉強をやろう!という気持ちになるのでしょうか?この問題の解決策。あなたなら、どうしますか?ここでは私が考える、もっとも有効な方法をお教えしたいと思います。それは、 「テストをすること」です。たとえば、あなたがお子さんに「この夏休みは、算数の特殊算をマスターするのよ」「この夏は、英単語を500個覚えるのよ、それが今のあなたに いちばん必要な勉強なんだから!オホホホホ~」と一方的に言っても、本人は「あっそ」で終わりです。(そんな言い方はしないか笑)けれども、子どもの実力が判断できるテストを受けさせて、自分の現状(苦手分野)を知る機会があれば、「今の自分には、ここが足りない」「やはりこの分野が苦手なんだなぁ」という前向きな気持ちが、自然と生まれます。テストをさせ、苦手分野に気づいてもらうことで本人の意識をその分野(単元)にクイッと向けることができるのです。ここまで来れば、あとはその苦手分野を克服するための手段(教材)を提供してあげれば、自分から勉強をはじめます。こちらがガミガミ言わなくても自分から机に向かうようになるのです。「この夏、子どもに苦手分野の克服にチャレンジしてもらいたい」そうお考えの親御さんは、1.事前にテストをやらせて、子どもの意識を苦手分野に向ける2.苦手分野を克服するための手段(教材)を渡すという流れで、フォローしてもらえたらと思います。■テストは何をやらせ、手段(教材)は何を渡せばよいかここまではよろしいでしょうか?ここで、次のような疑問を持たれた方がいるかもしれません。「テストをさせるといっても、どんなテストがいいの?」「そんな都合のよいテストなんてないわよ」ごもっともな意見です。しかしながら、あなたは、すでにそのテストをお持ちです。テストといっても、何も模擬試験や別途教材を購入する必要はありません。たとえばご自宅にある算数や数学の問題集を開いてみてください。問題集であれば、かならず最後の方に、「まとめテスト」や「学期末問題」、「テスト予想問題」といったコーナーがあるはず。ここを活用すればよいのです。夏休みに入る前に、こうした巻末のテスト問題をお子さんに解かせてみるのです。問題が解けたら、いっしょにマル付けをして途中の計算過程も含めて、じっくり見直しをしてください。そうするとお子さんの苦手分野がハッキリと見えてきます。そこで、あなたが「あなたはこの分野が苦手みたいね。 でもこの分野ってあとの学年にもつながる大事な分野だから こんどの夏休みを使って、ここを一気に克服できたらいいね」と言って、お子さんの意識をパチンと切りかえてあげればいいのです。ただし、あれもこれもとたくさんの分野を克服しようと考えてはいけません。最大で3つ。お子さんがまちがえた問題の中でもとくに重要な、のちの勉強にも影響を与える重要分野に絞って、克服したいところです。では、どんな分野が重要なのか?夏休みの学習として、特におすすめしたい重要分野をいくつかご紹介します。算数でいえば・小数の加減乗除(筆算)・分数の加減乗除・文章問題(割合(百分率)、比、速さなど)・図形(面積・体積の求め方、円、拡大図と縮図)数学でいえば・正の数、負の数・方程式の解き方(特にマイナス符号、分数の扱い方)・関数(特に一次関数)・式の展開、因数分解・図形(面積・体積の求め方、円、相似)といったものがあります。また、国語であれば、・読解問題の解き方英語であれば、・英文法を基礎から学ぶ・単語や熟語を一気に覚えるこうした分野を優先的に、集中して学ぶと夏以降の学力の伸びが大きく変わってきます。そう、土台から変わっていくイメージです。(もちろん、社会や理科を選んでもOKですよ)こうして夏休みに克服すべき分野を3つまでに絞ったら、あとは何をやるかを決めるだけです。私の、サクラサク中学受験やサクラサク高校受験のプログラムを受講している方であれば、その中で紹介している自宅学習に適した、解説のくわしい市販問題集を使えばよいでしょう。お持ちでないなら、お子さんといっしょに書店に行って使う問題集を、本人に、選ばせればよいです。こうしてこの夏休みに克服する分野(単元)と、使う教材が決まったら、あとは目標を設定し、具体的な計画を立てて実行していけばカンペキです。どうですか。これまでの夏よりも、充実した夏休みになりそうな気がしてきませんか?思ったら即、実行です。まずはテストをして、苦手分野を最大で3つまで絞り込んでください。(テストは遅くとも、来週の金曜までには実施してくださいね)今日のメールアドバイスは以上です。それでは、また来週記事をアップします。坂本追伸:何かよいテストないですか?と言う人へ・・・仕事や家事が忙しく、なかなかテスト問題を準備する時間がとれない。――そんな親御さんも多いと思います。手っ取り早く、お子さんの苦手分野をチェックしたい。さらには、この夏休みに克服できる、最適な教材も紹介してほしい。そんな人もいることでしょう。そんなあなたのために、【こんどの月曜日】、私が作問したオリジナルテスト問題を、差し上げます。この問題(全7題)は、算数・数学の苦手分野を25分でチェックできる厳選テスト問題です。そしてさらには、このテストで見つけた苦手分野を短期間で習得できる、最適な教材もご紹介します。いまハイピッチで準備を進めていますので月曜までもうしばらくお待ちください。この夏。お子さんの学力を、大きく飛躍させるきっかけを掴んでもらいたい。胸を張って2学期をスタートできる、そんな自信をもってもらいたい。そのひとつの機会を、提供したいと思います。楽しみにしていてください。それでは、月曜日にまた。最後まで読んでくれてありがとうございます。■発行:株式会社ドリームエデュケーション
2011/07/08
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■もうすぐ、夏休み!いよいよ7月になり、夏休みが近づいてきましたね。夏休みの計画、あるいは学習計画は立てましたでしょうか?受験生にとって夏休みは、基礎力を完成させる 超、超、超!重要な期間。この40日間をどう過ごすかで合格できる学校のランクを、ひとつ上げることができます。(がんばり次第で2ランクアップも可)また、受験生でなくても夏休みは、苦手科目や学習の遅れを取り戻すチャンスでもあります。長いようでアッという間に過ぎ去っていくのが夏休み。この40日間を、いかに過ごせばよいのか。よりよい夏休みにするためにはやはり事前に「計画」を立てることがカギとなります。しかし・・・。じつはですね、「夏休みの計画」というのは、子どもたちが立てる計画の中でももっとも難しいものなのです。知っていましたか?その最大の理由は、お休みの期間がとても長いこと。春休み、冬休み、GWなどは1週間から2週間程度ですが、夏休みは3倍の6週間あります。計画というのは期間が長ければ長いほど計画倒れや3日坊主になりやすいのです。じゃあ、どう計画を立てればいいか?簡潔に説明しましょう。<計画の立て方の基本フロー>まずは計画を立てるときの基本的な流れから。これは基本ですから、しっかり頭にたたき込んでください。1.さいしょに「目標」を立てる「計画」には、目標が必要です。計画を立てる期間内で、何を達成したいのかを決めます。(例:宿題を8月10日までに終わらせる、苦手分野○×を克服するなど)2.「何を、どれだけ、いつ」を決める目標を決めたら、「何を、どれだけ、いつ」の順で具体的な計画を立てていきます。自分で立てた目標を達成するには、「何を」「どれだけ」勉強する必要があるか。(例:7月31日までにA問題集の○ページから×ページまでを2回くり返す)さらにはそれをもとに「いつ」やるかを決めていきます。(例:毎日、何時から○ページずつ進める)この2ステップが、計画立案の基本フローとなります。よろしいでしょうか。そしてくり返しになりますが、夏休みというのは、他のお休みにくらべて期間が長いという特徴があります。この特徴が、計画の実行をむずかしくさせています。40日という「期間の長さ」がネックになるのです。そこで、私がすすめているのが、夏休みを3つの期間に分ける計画立案法です。夏休みを、1)7月中 2)8月前半 3)8月後半の3つの期間に分けます。そして夏休みに達成したい大目標をこの期間で3つに区切り、各期間でひとつひとつ目標を達成していくようにするのです。たとえば、カンタンな例で言うと、大目標:問題集を6冊終える→ 7月中の目標 :問題集を2冊終える→ 8月前半の目標:問題集を2冊終える→ 8月後半の目標:問題集を2冊終えるといったイメージです。こうして3つの小目標を立て、それぞれの期間で、「何を、どれだけ、いつ」を決めていく。こうすることでより目標を達成しやすい計画ができあがります。目標は、細分化することで達成率が上がる――。子どもたちの夏休みの計画を立てる場合は、この3期間に分けるのがベストバランスです。3つに分けることで、たとえ計画に遅れが出ても、軌道修正がしやすく、計画倒れを防ぎ、目標にぐっと近づくことができます。私の新刊『小学生の学力は「計画力」で決まる!』には、3つの期間に分かれた夏休みの計画表フォーマットをプレゼントしていますので、本をお持ちの方はそちらのひながたを使うとラクですよー。http://keikakuryoku.com(クリックすると新しいページが開きます)ここまで夏休みの計画の立て方を説明してきましたがいかがでしたでしょうか。7月は、夏休み直前ということもありますので、「アドバイス強化月間」としまして、このような学習アドバイスをできるだけお届けできたらなぁと思っています。あなたのお子さんの夏休みを、楽しく、有意義なものにする、そのお手伝いができれば幸いです。次回からは、もう少し具体的に、・夏休みにはどんな勉強をするのがよいか・優先的に学習すべき単元や分野はどう決めればよいかといったことについて、私の考えを述べたいと思います。ぜひ、こちらも参考にしてください。それでは、また次回の記事更新を楽しみにしていてください。家庭学習コンサルタント坂本 七郎追伸:計画づくりが苦手なお子さんは・・・お子さんの中には、どうしても計画を立てるのを嫌がる子、性格上、計画を立てるのがなじまない子もいると思います。その場合は、細かい計画などは立てずに、・ざっくりとした「目標」・おおまかな「一日ぶんの勉強量」・毎日の「勉強開始時間」この3つを決めるだけでも、40日後の成果は変わってきます。いまから夏休みに向けて、気持ちを徐々に高めていきましょう!追伸2:そうそう、私の2作目、『小学生の学力は「計画力」で決まる!』ですが、教育新聞に書評が掲載されました。記事をくりぬいた部分をブログに貼っておきましたのでよかったら読んでみてください。http://plaza.rakuten.co.jp/kikuji/diary/201106200000/(クリックすると新しいページが開きます)▽坂本発行の無料メールマガジンの登録は下記からどうぞ。 → メールマガジン登録■発行:株式会社ドリームエデュケーション
2011/07/02
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