全12件 (12件中 1-12件目)
1
昨日、ブログに情熱を傾ける主婦の番組を見た。デジカメ片手に日々話題を探し、子供の寝た後熱心にパソコンに向かう姿・・・。夫の面倒はおろか、会話すらしない場面は少々考えさせられた。まあ、私は仕事の片手間にちょちょちょっと書いているだけだが、彼女達は数時間もかけて写真を選び、言葉を選び・・・本当に偉い。日々同じ仕事をしていると、なかなか新しい話題は私にも無い。だからと言って、探しになど行かない。唯一あるのは、社員から持ち込まれるミスの報告で、日々バラエティーに富んでいはいるが、日記になど到底書けない。本日も例に漏れずミスのオンパレード。これ以上書くと愚痴になってしまうから、今日はおしまい。追伸今週は親戚の不幸も有り、出張は止めたかったがそうは問屋が卸してくれなかった。金曜日から出張です。疑惑は抱きませぬよう、お願いいたします。
2005.10.31
コメント(2)
またまた休日出勤や。家庭を顧みず仕事ばかりしていると、渡哲也みたいに熟年離婚を迫られちゃったりするんやろなー。連れ合いが出て行ってしまっても、食事は自分で作れるから渡哲也みたいにロクな食事をしないなんてことあらへん。従って、栄養失調と神経性胃炎が重なり倒れてしまう、なんてこともおまへんやろなー。せやけど、わいの連れ合いは松坂慶子ほど美人じゃーあらへんけどええやっちゃ。不慣れな環境の中で、あっち立てこっち立て気遣いしながらよー頑張っとる。抜けとることも多々あるけど、まぁーええわ。なかなか遊んでやれへんけど、堪忍なー。ご飯一杯食べて、ストレス発散して、ボチボチやっときなはれ。たまにはビールもぎょうさん飲ましたるさかいなー。せやけど、食べ過ぎてお腹痛くせんようになー。コミュニケーションもたまにはとるようにするしなー。そんでも、わしは学が無いから大した話もあらへんけどなー。我慢してなー。ほな、頼むでー。
2005.10.30
コメント(1)
26日は、大阪市内に居た。いつものように仕事帰りに居酒屋を覗いたが、阪神ロッテ戦の真っ最中で熱気ムンムンの超満員。「あかんなー、負けとるで」君子危うきに近寄らずではないが、ホテルに帰ってルームサービスを食べながら一応観戦。「やったー、4連敗やー、巻き込まれんで大正解」と言う訳で、ノンアルコールデーを前倒しにして、おとなしく休んだ。明けて27日は京都方面の仕事。朝から晩のお店は決めていた。一番乗りした割烹で、〆張鶴を飲みながら今シーズン初のフグ刺など頂戴していると、アベックがご来店。60過ぎのオッサンが20代の女性をご同伴。「ええなー」女性はいきなりフグのから揚げをオッサンにおねだり。豪華なから揚げ二人前一緒盛が出来た時、お次のアベックがご来店。今度は70過ぎのジイサンがまたもや20代の女性をご同伴。「ええなー」ビールを一口飲むや否や、「私、土瓶蒸しとー、フグのから揚げ食べたーい」だって。「松茸にフグか、蟹がまだ無くて良かったねー」なんぞと私が心配する事ではなかった。「それにしても、オッサンといい、ジイサンといい、力あるなー」羨ましかったわけではないが、何となく気分が乗らずに牡蠣とグジの焼き物を頂戴したところで店を出た。ホテルの玄関を入った時に、「チョット寄ってみるか・・・」今宵のホテルは初めてだが、バーを覗いてみる気になっていた。地下に下りてみると、雰囲気は良さそうだった。カウンターの一番奥に座り、とりあえずジントニックをお願いする。女性のバーテンダーだが、手際はまあまあ。並べられたボトルから目をそらし、脇や後ろを見ると、やっぱりここもアベックばかり。「この町には、若い女性しかおらへんの???」60代、50代、40代の男性がいずれも20代の女性とご同伴。「独り者はわしだけかいな・・・」自棄酒ではないが、ターキーの12年をロックでお願いして口に運んだ時に、後悔した。ほんのわずかだが、化粧品の匂い。「やっぱり女性はあかんなー」と言う訳で、またしてもそそくさと退散。部屋に戻り、着替えをして時計を見ると9時25分。「お腹も中途半端やしな」受話器を上げてルームサービスに電話をする。「申し訳ありませんが、本日は終了いたしました」だって。「まだ、時間内でしょ?」尋ねても答えは一緒だ。「調理人さんたちが帰ってしまいましたので・・・」女性が相手ではこれ以上言えない。「いいよ、自分で作るから・・・場所と材料貸してよ・・・」なんてことは言えない。「50周年を迎えた名の通ったホテルがこれじゃーあかんなー」「早く寝ろってことか・・・」お風呂に入り、頭を洗って寝ることにした次第であります。余談翌日フロントでチェックアウトをしていると、奥のレストランからアベックが歩いてきた。60ぐらいのオッサンが、30チョットの超ベッピンさんをご同伴。「俳優さんかいな???」ほんの少―し外国風のお顔立ちで、身長もありスタイルも抜群。「ええなー、オッサン力あるねー」フロントを通り過ぎ、表に出て行く。おそらく連泊で、朝食の後で散歩に出かけたのだろう。ゆっくりと三条方面に消えていった。何処へ行くのかついて行く余裕は私には無かった。余余談昼食は、京都駅のイノダコーヒーでハンバーグサンドを頂いた。空いている店の一番奥が輝いている。又しても発見、ベッピンさん。33~35ぐらいで、東ちづるをもっと色っぽくした女性。襟の大きめな白いシャツの上に、オレンジ色のカーディガン。これが又良く似合ってる。しなやかでありながら腰のある髪を手でかき上げる仕草なんかゾクゾクものでした。「えっ?同伴者は居たのかって?」しっかり、おりました。40ぐらいの髭面の男性。でも、夫婦や恋人やないなー。兄弟やと思う。そう思いたいのでは無く、雰囲気がそうでした。ともあれ、久々に美人観賞をさせていただきました。ありがたい出張でございました。余余余談「火祭や煙の中の人ゆきき」(井上洛山人)ホテルの部屋の鏡の前に短冊が立てかけられておりました。ちなみに、脇には折鶴が一羽。ルームサービスは駄目でしたが、気遣いを感じました。
2005.10.29
コメント(0)
出張先で目覚めると、ほんの少しだけお腹が空いていた。「珍しいこっちゃ」普段朝食を取ることはめったに無い。「何か食べようかなー」チェックアウトをして、近くの喫茶店に入る。「何します」と、怖そうなマスターが水を運んでくる。「モーニングあるんやろか???」ペラペラのメニューにはモーニングの案内は見つからない。「コーヒーと・・・・・」そう言いながら目にとまった「卵サンド」をお願いした。待つ事しばし。フライパンの音がしていたから、嫌な予感はしたのだが、出てきたのは卵焼きのサンドイッチだった。それも、目一杯お皿に盛られている。「やられたー」見た目で食欲減退。「何でゆで卵のサンドイッチじゃないの???」マスターが怖そうだから渋々一切れ口に入れる。「僕はお子チャマだからマヨネーズが好きなんよ・・・」ケチャップ味の暖ったか卵は妙に分厚い。頑張って二切れ食べたが、申し訳ないが四切れは残してしまった。「多かったですか?」帰りがけに、怖そうなマスターが聞いて来た。「すいません、ちょっと多かったです・・・へへへ・・・」とりあえず店を出たが、大阪の人は卵焼きサンドが好きなんだろうか?と考えてしまった。1時間ほどかけて最初の訪問先に着いたが、約束より25分早かった。「どこかにコーヒー屋ないかなー」とブラブラすると、発見。「あるじゃないの」と入ってみる。小奇麗な店で結構繁盛している。モーニングメニューもチャンとあって、充実。コーヒーだけにしようと思っていたのだが、「コーヒー・トースト・ゆで卵」のAセットが350円。コーヒーだけでも350円だったし、ゆで卵に惹かれて「Aセットください」と頼んでしまった。コーヒーが運ばれ、トーストが来た。「卵少々お待ちくださいね・・・」又しても嫌な予感。硬い耳は削除されたトーストをかじりながら店内を見回す。発見!「当店お勧め・焼き卵サンド」の張り紙。「やっぱり大阪の人は、これが好きなんだ・・・ビックリビックリ」待つ事10分以上。「お待たせしました。熱いので注意してください。」そう言葉を添えて、ゆで卵が運ばれた。「皆さん、焼き卵サンドを食べるからゆで卵切れてたのね・・・」「デキタテなのね・・・」「アチチチー・・・」持っていられないゆで卵。持っていられないから、殻も剥けない。おまけに剥きにくいゆで卵。「時間が無くなるー」焦る気持ちを抑えながら、激熱ゆで卵と格闘。塩をふって口に入れたが、これまた強烈。思わず、滅多に飲まない水をガブリ。汗は吹き出てくるし、サンザン。今後は、焼き卵サンドを扱う喫茶店には近寄らないことを肝に銘じた日でありました。
2005.10.21
コメント(0)
疑惑の?週末出張に出かけてきます。留守の間に、家族で喧嘩などしないようお願いします。(大丈夫やろうけどな)泥棒が入らぬよう、戸締りもキチンとお願いします。(入られてもたいした被害はないだろうけど、気持ち悪いからね)階段の上り下りも、転ばぬように注意してください。(考え事しながら歩いちゃあかんでー)食事は、「何でも良いや・・・」と思わずに、摂ってください。(カップヌードルはいけませんよ)それでは行ってきます。
2005.10.20
コメント(1)
めっきり涼しくなった。一気に冬に向かっている気がする。期間保管をしておいた冬物は、9月末日引き取りなのに未だ返却されてこない。名の通ったクリーニング店だが、怠慢だ。その点、我が社の常務は上手にやっている。常務というより、奥様がなさっているのだろうが・・・・シーズンが終わっても直ぐに洗濯に出さず、ショウノウと一緒に大きなビニール袋に詰め込んで、押入れの隅っこに突っ込んで置くそうな。そして、再び着用する直前にクリーニング屋に持ち込むと言う。洗濯仕立ての背広が着られるというわけだ。「防虫剤も良くなったから虫なんて付かないしね・・・」「もっとも、安い背広だから、虫も食べないか・・・」なんぞとお話になっていた。シーズン保管は、預ける件数が多くなっているのだろうが、来年は考え物だと思っている。「来年は、背広要らないだろ」って???確かにそうかもしれない。
2005.10.19
コメント(0)
LOVEビアさんの日記を読んで思った。日本人は写真大好き。風景や建物や催し事を、己が目で観賞し楽しむ前からカメラでパチパチ。美術芸術の写真を撮る事が目的なら理解できるが、大方は個人の趣味と推察する。そう言う私も、パチパチやったりする。夏に熱海で花火を見た時、「写真なんか撮らなくていいから、早くゆっくり観なさいよ・・・」連れ合いから言われた。40分しかない花火は、やはり全編己が脳裏に焼き付けることがベストと反省。写真など撮っても、結局後で観る事はほとんど無い暮らしをしているのだから・・・。それでも、1枚ぐらいは、あの日あの時の記憶を呼び起こすのにはあったほうがいいだろうと思っている。歳をとるにつれ、メモを取る機会が増えた。10年前は覚えきれていた事が、だんだん忘れっぽくなったからだ。「メモを取るから忘れっぽくなる」と言う考え方もある。書いた瞬間に、「覚えておかなければ」と言う使命を忘れてしまうのだろう。写真の場合は如何なものか?ファインダーから覗く景色は一部に過ぎず、その一部に集中するあまりに自分を包む空気や風の匂いまでを感じている暇は無い。記憶から忘れられるのが早いとしても、網膜写真を大切にし五感に残る思い出を増やしたいと思う。
2005.10.18
コメント(0)
先週の金曜日、お昼を食べていた。私の前のテーブルに座ったサラリーマン風の男性。40位で黒い縁の目立つ眼鏡をかけ、肩掛けバンド付きのビジネスバックを持参。「見かけない顔やなー」の印象どおり、初来店の様子でメニューと睨めっこ。レジが混んでいて、彼には幸い。食事選択に多少の時間が与えられた。「らっしゃいませ」(この店の店員は、「い」の発音が不得意らしくこうなる)の声と一緒に届けられた水を受取ると、「ビールください・・・」「生ですか?瓶ですか?」(ええなー、昼からビールやて、どんな仕事しとるんやろ?)「中瓶と大瓶がありますが・・・」(ええなー、大瓶やて、羨ましいねー)(ビールやから餃子行く?)「ええと、塩ラーメンと蟹チャーハンください」(そんなに食べられるんか?多いでー)(半チャンっての知らないのね・・・残念ねー)ビールに続いて、直に塩ラーメンと蟹チャーハンが彼の前に置かれた。どれだけ食べられるのか、興味はあったが、残念ながら急ぐ私は見届けられなかった。今日は雨だったが、用事もあったので外出ついでに同じ店に行った。少々遅めの昼時。入ってすぐに気付いた。「あら、また居るやんか」先日のサラリーマン風男性。やっぱり瓶ビールを飲んでいた。「相変わらずええなー」「それにしても、近所の会社かいな???」「なんちゅう会社か紹介して欲しいわ、昼からビール飲める会社」なんぞと思いながらテーブルを覗くと、今日は、ラーメンと半カレーライスだった。彼も自己反省をしたのだろう。いくらなんでも、先日のは多過ぎる。完食出来たら、大食い選手権に出られるというものだ。ラーメンに半カレーだって、結構量はあるが、今日の彼は全部食べて帰った。満足そうに笑顔でお会計を済ませて帰っていった。彼のテーブルの上にはビール瓶は1本だったが、お会計の声が、半カレーラーメンとビール2本分の料金であることを私に教えてくれた。「昼から大瓶2本飲んじゃえば、気分も良いよねー」「僕も飲みたいねー」ちなみに今日は休肝日であります。
2005.10.17
コメント(2)
昨年末も仕事はある意味で順調だった。年が明けてからは思うようにならず伸び悩んでいたが、ここへ来て来期の仕事が取れだした。床屋や飲食店のみならず大概の人が、「忙しいんですね・・・」と、休みを取らない私には決り文句を投げかける。「何でそんなに忙しいんですか?」とも聞かれる。「貧乏暇無しですよ」と笑って答えるが、来期の注文取りは頭痛の種だ。「継続は後退なり」と、ある取引先には張り紙がしてある。おっしゃるとおりで、業績を伸ばさない以上評価には繋がらない。労を惜しみ、工夫も出来ない連中がもう少し考え方を変えたらもっと伸びる会社なのに・・・寂しい限りだ。月曜日は、経営者会議だと。「今度は出ろよ」と言われた。根本的なことを発言する人間が居ないということだ。気分が良かったら出てあげましょう。「継続は力なり」から脱却できない社内体制にメスならぬ包丁でも入れてあげますか・・・
2005.10.15
コメント(0)
自宅で仕事の出来るように、残務ファイルはメールで飛ばしておいた。にもかかわらず、結局会社に出てきてもうた。ひょっとすると明日から出張に出なければならない雲行きやし。1日ぐらい家族サービスを・・・とは思ってみたが、しゃーないねー。なんせ、追いつかれへん。内勤は内勤で、「火曜日は何とか出張なくして、居てください・・・」方や上司は、「火曜日の午後から行くから、ホテルとっとけ・・・」「昼までに、これやっといて・・・」自分のスケジュールってやつもあるねんで。最近の状況はアップアップや。連れ合いさん、堪忍なー。
2005.10.10
コメント(0)
昨日は久々に床屋に行くことが出来た。「3連休ですか?」と座るなり聞かれたが、勿論答えは、「いいえ、今日だけ」「明日も明後日も仕事ですか?」「はい」少々寂しいがいたし方ない。代りにやってくれる人は居ない。それどころか、他人の仕事がまわってくる始末だからブーブー言いながらもやっているわけだ。床屋の帰りに昼飯どうするか?と思いながら一番近い蕎麦屋に入った。あまり食べたくは無かったのだが、小雨が降っていたから入ってしまっていた。従って、何を頼むつもりも無くメニューを眺め、中々決まらない自分を笑ってしまう。あまりにも決まらないものだから、「ビール下さい」と言ってから、「熱燗にすりゃよかった」と反省。思考力が欠如している自分を発見。結局「かき揚げせいろ」を頼んだのだ。この「かき揚げせいろ」が災いだった。店には私だけだったのだが、私がオーダーして直に男性二人連れ、さらにアベック二人連れが順にやってきた。主が、私のかき揚げの具、一人前を準備し終わった途端に、「かき揚げせいろと鴨つけ・・・」男性組みとオーダーがかぶった。主は、冷蔵庫からかき揚げの具を取り出して二人前一緒に作る作業にかかった。「何や、やめてーな、遅くなったやんか」「ビールのつまみにしようと思ったのに、ビール無くなるでー」二人前の具がボールに入った時に、「かき揚げせいろとトロロ蕎麦・・・」アベックのオーダー。「三人前は止めてくれよな・・・」儚い願いは無残にも届かなかった。蕎麦屋でこんなに待たされたのは初めてだった。藪蕎麦も行かないことにしてあるし、ここも止めたらどうなることやら。「五本木にもあるけど、禁煙だしなー」「おまけに少々高いしなー」などと思いながらさっさと頂戴して小雨の下を歩いて帰りましたとさ。帰る途中でスーパーに寄って、少々(本当は少々ではない)買い物。品目は少ないが、コンビーフが安かったので大量入手。大根、ワイン、玉葱、ホールトマトと重量のあるやつばっかり。ヒーヒー言いながら帰宅して、休む間もなく留守番がてらにキッチン仕事。「休みだというのに、よくやるねー」自画自賛。びっしり夕方までキッチンを楽しんで?いざ晩御飯。作る気力は無かった。「晩御飯作ったんじゃないの???」「いいえ、煮込まなあかんから明日の分です。」と言う訳で、一人晩酌に出かけた。「三連休ですか???」座るなり言われた、どこかで聞いた台詞。「やっぱり皆さん思うよなー」ほんの30分の間に、この店も満員。カウンター全席とテーブル2席。昼の蕎麦屋も、私が食べ終わるときにはほぼ満席になっていた。「福の神だよねー」あわただしく動き回る店員の間隙を縫って御愛想。1時間で退散いたしました。但し、混んできたから退散したのではなく、まだキッチンの続きがあったからであります。再びスーパーに寄って、買い忘れたものを調達。帰宅してから仕上げを楽しんで、寝床へ向かいました。サスペンスを見ようと思ったのだが、すぐに眠れた昨晩でした。そのせいもあって、今日はいつもより早く、限りなく定時に近い出社ができました。そして、今も仕事中であります。「あー、早くやらなきゃなー」
2005.10.09
コメント(0)
大阪梅田の丸一屋に寄った。阪神タイガースが優勝したからかどうかは定かでないが、久々の超満員だった。「わざわざホテルから歩いてきたのに、あかんやんか」そう思いながら通路から覗いていたら、顔見知りのホール係が「おいでおいで」と手招きしてくれた。「よかったー、それにしてもほんま混んでんねん」団体で来たお客も、席が足りずにカウンターまではみ出している。私は、たった一つ空いたカウンター席にやっとこさ座れたが、隣の男性も後ろのテーブル席グループの一員に見えた。「また、1万円のスーツ着てるんかい?」などと、後ろから声をかけられている。40代前半のサラリーマン風。テレビを見る振りをしながら眺めると、確かに安そうだが1万円には見えない。1万円氏は、瓶ビールを手酌で飲みながら湯豆腐や焼き鳥を食べていた。まぁ、そんな食事風景はどうでも良いのだが小一時間が経ち、ふと見るとビックリ。1万円氏の口元から白い糸がぶら下がっている。「なんや???」1万円氏は、30cm程の白糸を手繰りながら、歯の隙間掃除をしているではないか。両方の指先に糸を巻きつけ、前後にゴシゴシ・・・・。一方の指は、完全に大きく開けたお口の中にある。一箇所をゴシゴシすると、糸を取り出して少しずらし次の隙間をゴシゴシ・・・。ゴシゴシしたところを指に絡めて使ってる。「バッチイナー」下の歯右半分を済ませてから、左半分に取り掛かる。見ている私も私だが、気持ちが悪いったらありゃしない。遠のきたいが、椅子は固定で動かない。それでも腰を浮かせてお尻半分をずらして座る。奇麗好きは結構だが、人の居ない所でやってもらいたいものだ。「次は上やなー」と思ったが、下の歯だけで、上はやらなかった。「世の中変った人がおるんやな-」と感心していたら、更に感心させられた。さて、どうしてでしょう?「分る分けないよねー」「ビックリクリクリやもんねー」「知りたい?」隙間掃除の終わった1万円氏は、白糸をクルクルと大雑把にまるめた。「捨てるよなー灰皿に・・・」しかし、1万円氏は当然のように使用済み白糸クルクルを上着の右内ポケットに大事そうにしまったのでありました。持ち帰り、洗濯して再利用するとしか考えようがありません。どこにでもあるただの白糸に見えたのですが、高価な歯間糸だったのでしょうか?そんな物に心当たりの方は、是非お知らせくださいませ。
2005.10.04
コメント(0)
全12件 (12件中 1-12件目)
1


