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別館で連載中の小説海の向こうに 第十四話 「手紙」 をアップしました。↑ ↑クリックいただくと掲載ページにジャンプします。-------------実は春からなぜかとても忙しくなり、ブログの更新も結構厳しい状況が続いています。画像の容量がギリギリになったこともあり名残惜しいのですがいったんこの場所は閉めさせていただきます。ただ、皆さんのページには時々お邪魔します。皆さんの写真や文章、いつも、これからも、楽しみにしています。それでは。
2007.06.24
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別館で連載中の小説海の向こうに 第十三話 「表札」 をアップしました。↑ ↑クリックいただくと掲載ページにジャンプします。--------------ネットの旅を続けています。正確にはもの作りの材料探し?
2007.06.17
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海の向こうに 第十二話 「ブロック塀の雑草」をアップしました。↑ ↑クリックいただくと、掲載ページにジャンプします。--------しばらくネットの旅に出ます。更新がゆっくりになります。
2007.06.10
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朝のシンとした通勤電車。フリーターらしき男の子が大きな声でしゃべっていた。あまり意識していなかった僕の耳に、会話のとある部分が飛び込んできた。「俺、骨盤とかそーいう常識にはとらわれないから!」??どういう脈絡で出てきた言葉なのか・・残念ながら直後に駅に着いてしまって、分からなかった。・・かっこいいのかどうかも分からなかった。**さっきテレビを観ていた子どもが部屋から飛び出してきて「バームクーヘンみたいな岩が映ってた」「あと、石がクッキーみたいだった」などと興奮した様子。・・まるでお腹を空かした子どもの幻想のようではないか。僕も調子を合わせて「そうか。パパが子どもの頃から、バームクーヘンは最後のマッチの灯りの中だけに出てくるお菓子なんだよ」と意味不明の牽制球を投げておいた。妻は少しウケていた。・・では、お腹の空く写真をどうぞ。たれもどうぞ。・・今日はちょっと疲れているようだ。
2007.06.06
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本を読み終えた。 「毒になる親」スーザン・フォワード著 毎日新聞社古い本で、本棚に眠っていたのを改めて読んだ。カウンセリングの現場で書いた心の処方箋とでも言えばイメージが湧くだろうか。大人なのに自分に自信が持てない、人間関係がうまく築けない、気がついたら自虐的・自滅的な行動をとっている、何をしても罪悪感がつきまとう自己主張できずいつも人のいいなりになってしまう・・著者はそうした人たちが訪れる病院のカウンセラー。数千という症例から彼女は、「毒になる親」がその人の人生に影を落としていると指摘する。暴力をふるう、親自身の都合のために子どもの善意の行動を否定する世話をしない、アル中、近親相姦・・そんな親でも子どもはいつか親から愛されたいと思い、大人になってもその支配下に身を置いたり、報われないコミュニケーションを続けるという図式が書かれている。そして、救われるための道を彼女なりの視点で提示している。できるだけ多くの人に読んでほしい、と本当に思う。そういうものとは縁がない、と思う人も含め、親であり、子である以上。この本が大きく話題になるようなことは、もう無いかも知れないけど、ここに書いてあることは、ずっとニュースであり続けると僕は思う。一人ひとりの切実な問題として。僕はこの本を読んで親に対する怒りや懐疑的な感情は湧いてこなかった。それでも、自分の問題点を気付かされる部分もあったし、自分が子どもに対して理不尽なことをしていないかと省みる姿勢にもなった。押しつけがましいなぁ、と自分にツッコミを入れつつもそれでも。
2007.06.05
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別館で連載中の海の向こうに 十一話 「男の人って」 をアップしました。↑ ↑クリックいただくと掲載ページにジャンプします。----------往復2時間の休日出勤はつらい・・というか面倒だ。あ~あ大日本人でも観に行きたいなぁ
2007.06.03
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僕は今、ちょっと重い仕事を任されている。といっても、ベテランの先輩とコンビでやっていくので大したことはない。多分。そして‥その先輩42歳を、「この人本当に恐ろしい人だなぁ」と思った、表題の一言が今週の名言である。コンビで向かった、その仕事の交渉の席。相手は、我社が最も恐れる販売代理店の巨星だ。偉い人、若いやり手、新人君というキャスティングで先方は向かい側に座る。コンビで相対するが、結構なプレッシャーである。「どうして出来ないんですか。社内にも社外にもうまく言ってくださいよ」若いやり手は予想通りどんどん押してくる。高校も大学も超一流と聞いたことがある。・・当初、この販売代理店は、Bという企画をやりたかった。しかし、企画Bでは倫理規定上、我社も、我社の関係会社もうなずかない。だから、まず企画Bから毒を抜いた企画Aを持ち込んできたのだ。我社がうなずき、話を進める段階で先方がB企画への変更を求めてきている、そして、話せば話すほど、どんどん毒の含有率が増していく・・大まかにはそういう状況だった。「あなたたち営業でしょ。そのくらいまとめるのが当たり前でしょ・・多かれ少なかれそういうことでメシ食ってるじゃないですか」営業でしょ--。素人営業マンの僕はこの言葉に弱い。営業というのはそこまでやらなければならないのか・・。「いやいや。この話というのはね、最初にボタンのかけ違えからスタートしているんですよ。だから、まずはそれを丁寧にかけ直さなきゃいけないんですよ」先輩は、にこにこしながら厳しい口調で言い返す。「ところで・・ここの部分はどうするおつもりなんですかね」「あっ」話のところどころで、相手の虚をつく。・・・「なんでC案(Bにさらに毒を強めたもの)じゃいけないんですかB案とどう違うと言うんですか。営業として上手く話して、通してくださいよ」「だからね、今は、A案とB案のボタンの掛け違えを、内部的にも対外的にもなおす作業をしているんですよ。それでC案を約束なんて、出来ませんよね」「えっ、何でですか・・」この際、話を白紙に戻してしまおう、とは言わない。先輩は、同じ説明を、徐々に語気を強めながら繰り返す。結局、お互いに持ち帰って検討ということになった。* *「あいつ、頭はいいけどダメだなぁ」帰り道、先輩は笑顔を崩さず話す。「詰め将棋で言うと、こっちがもう最後の駒を握っていて、『これ以上話を進めると、アンタ詰んじゃいますよ』っていうことが、あれだけ言ってまだ分からないんだよなぁ。こっちはそれを笑いながら言うか、怒りながら分からせるかっていうことだけだな。・・・詐欺師としては、こっちの方が上だからね」先輩の笑った猫のような細い眼は、夕日を受けて不気味に光っていたのだった。この春転勤してきたこの先輩は、営業一筋。マーケティングの本を月に4冊は読むという。ひさしぶりに、僕は今、「すごい」と思える人を、見ている。
2007.06.02
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