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2005年11月09日
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テーマ: ニュース(100801)
カテゴリ: ニュース
今朝、新聞でこのニュースを読んでからずっと心が重い。
この日記に書くのもどうしようかと迷ったけれど、
ネットで検索したら、一番詳しく報じているのが下記だった。

焼却炉内に2遺体:1人は80歳男性 自殺の可能性

いくつか検索されたけれど、すでに削除されているものも多かったので、
念のためにコピーしておく。



 調べでは、7日午後2時ごろ、近所の人が、火葬場横に、エンジンがかかったままでクラシック音楽が流れている無人の乗用車が止まっているのを不審に思い同署に通報。駆けつけた署員が焼死体を発見した。

 車は男性の所有で、車内にあったガソリンスタンドの給油伝票7枚の裏面には、親族への思いのほか、「午後8時ごろ、妻とともに家を出る。火葬場で1時間待つ。炭、たきぎの準備をする」などと書かれていた。また、男性の自宅からは日記帳も見つかり、11月7日の欄には「午前0時40分ごろ点火する」などの記述があった。

 さらに8日になって、男性から同市役所に郵送の手紙が届き、中には「遺産はすべて市に寄付します」などと書かれていたという。同署はこれらの状況から、7日ごろ、自ら火をつけて自殺を図った可能性が高いとみている。

 近所の人によると、男性は妻と2人暮らし。子どもはおらず、妻が数年前から糖尿病を患い足が不自由だが、男性が一人で介護を続けていた。旧火葬場は平屋のブロック造り。地区の共同墓地近くにあり、30年ほど前まで地区住民が使っていたが、現在は使われていないという。【大久保陽一】
(毎日新聞 2005年11月9日 11時02分)


私は、朝刊を読む時に真っ先に見るのが「お悔やみ欄」である。
知り合いで不幸がないかどうかを確認をしてから、
ざーっと亡くなられた人の年齢を見る。


50代までなら、「どうしたのだろうか?」と思う。
病気、事故、それとも・・とつい考えるし、
「葬儀はすでに終了しました」などや、
喪主が兄弟姉妹だったり、子どもだったり、あるいは親なら、
とても寂しい気持ちになる。
もしも20歳以下、それも思春期の年齢なら、胸苦しくなる。
だから、80歳以上だったなら、
それなりに人生を全うされたのだろうと思っていた。

しかし80歳以上でも、こんなに悲しい死がある。
人間は必ず死ぬのだけれど、
どんな死であっても本人にとっては、現世との永遠の別れだ。

二人で共に逝くのも一つの形だとは思う。
ご本人達がそれを望んだのだから、仕方ないとも思う。
しかし、そんな死に方を望まなければならなかったということが、
とても悲しく辛い。
お二人の、ご冥福をお祈りします。





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最終更新日  2005年11月09日 13時48分33秒
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Re:悲しすぎるニュース(11/09)  
トランキ さん
 原因がはっきりしないので単純に悲しめません。記事からは介護疲れから二人が死を選んだ様に想像出来ますが、実際は介護自体の肉体的精神的負担だったのか、世間が高齢者福祉費が社会の負担だと騒ぐのが精神的負担だったのか、妻の症状に改善見込みが無く悲観または苦痛からの解放に夫が同意したのか、信条や宗教的理由によるのか。色々な原因が考えられます。
 原因が分からなければ悲しむことが不適当な場合もあります(尊厳死に賛成する場合)。そしてその原因になっている事態は稀なことなのか、少なく無いことなのか、急速に増えていることなのか、という状況も知りたいですが、事件報道は表面をなぞるだけの事が多いです。
 いまは高齢者の智恵や経験を軽視し尊敬されない風潮がありますし、介護や医療に問題がありますから、悲しい理由である可能性が高いですね。 (2005年11月09日 17時37分28秒)

Re[1]:悲しすぎるニュース(11/09)  
トランキさん、こんにちは。
コメントを読みながら、心の中に湧き上がる「悲しみ」は、私の場合理由は後付けだと思いました。
もちろん、その人のことを知っているわけではないので、様々な想像は自分が知っている様々な人たちの「死」や「老い」と重ね合わせていることが多いわけです。
ただ、私は、生き物としての自然は枯れてゆくことだと思うので、強引な死は基本的に不自然だと思うのですね。
肉体が滅びようとしていない時の死は、やはり悲しい背景があるのではないかと思います。
その背景に社会的な要因が大きければ、それは私たち共通のものであるわけで、それに対しては「悲しみを怒りに」変えなくてはならないのかなと思いながら、これを書いています。
弱い者、あるいは社会の役に立たないように見える人を軽んじる風潮は、間違いなくあります。
私達はいつでも、弱い立場になる可能性が大きいことを忘れてはならないでしょう。 (2005年11月10日 15時57分18秒)

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