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姫路市の太陽公園「石のエリア」。入口の凱旋門をくぐると何が見えるでしょう。自由の女神でしょうか?違います。自由の女神は、もう少し奥にあります。凱旋門から見えるのは、モアイ像に決まってます。当然ですね。11体のモアイ像の傍には、済州島のトルハルバン。10体以上、あちらこちらにあります。その傍には、メキシコのオルメカヘッドが幾つもごろごろ。そして必然的に、チャックモールもあります。これはマヤ文明のチチェン・イッツァ遺跡のチャクモールですね。なぜかおなじものが2体ずつあります。これはアステカのチャックモール。文明による、チャックモール違いが分かってお得です。どれも同じものを2体は作らないと満足できないようですね。心臓は1個しかないのに。はい、これもマヤ文明のチャックモール。ちょっとこれは出来が悪いかな。やはり2個あるけど、心臓は捧げませんよ。モアイ像の背後に、廃墟が並ぶ上り坂があります。では、いきなりルートをそれて上りましょう。坂を上り、右の林に向かうとケツァルコアトルの神殿。だれがこんな場所を見に来るでしょうか。(私は除いて)坂を下りて、モアイの背中に哀愁を感じつつ、正規ルートへ戻りましょう。では、これから石のエリアが始まります。もう、疲れた?何をおっしゃいますか。まだ石のエリアを1000分の1も見ていませんよ。【太陽公園の日記1】 「ノイシュヴァンシュタイン城をまねるなら」【太陽公園の日記2】 「人喰い熊、あらわる!」【太陽公園の日記3】 「いきなり凱旋門」【楽天】 にほんブログ村
2020.04.29
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この方にお会いに行った折は、かなり探しました。そこは、名古屋市港区の番割観音十番・十一番。浅野祥雲氏のコンクリート像があります。住宅街の生活道路に、突然に現れる観音堂。寺院ではないので、とても小規模です。観音堂の番割の表示もありません。かろうじて、像の台座に「十一番割有志」の表示があるのみです。こちらは十一面観音像。昭和48年の作品。祥雲氏の晩年の、完成度が高い作品です。こちらは弘法大師像。そもそも私は、番割観音というのを理解していませんでした。尾張藩が新田開発で埋め立てた熱田新田。この新田を33の「番割」に分け、観音堂が祀られました。今回の場所は、十番と十一番の合同観音堂。通常、33の番割観音巡りも毎月行われているそうです。そういう日常が、早く戻りますように。【楽天】
2020.04.26
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にほんブログ村 なにげない風景に、異界が見え隠れする。そんな街、金沢。例えば、極楽寺。生々しさが、動き出しそうで恐ろしい。例えば、妙慶寺。痛々しさが、恨んでいそうで恐ろしい。例えば、常松寺。厳しい目つきに、怒りを感じて恐ろしい。金沢のお地蔵さまは、えてして目つきが鋭い。例えば、先日の雨宝院。闇に映える眼光が、引込まれそうで恐ろしい。あまりにお地蔵さまが怖いから、誰もが逃げ出しそうになってしまう。ほら、玉泉寺天満宮の狛犬さえも、逃げ腰になっている。でも、怖がることはない。見かけがどれほど怖くても、きっとお地蔵さまはやさしいから。【楽天】 にほんブログ村
2020.04.23
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エリアの入り口から、いきなり凱旋門です。これは兵庫県姫路市の太陽公園「石のエリア」。私が太陽公園で期待していたのは、この石のエリアです。入り口から漂う無秩序感。御紹介にも悩みます。ですので、まずは次回は、日記更新では別の話題にしましょう。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・この土日、自宅のネットが不通となっていました。初めはサーバートラブルかと思っていましたが、原因は光ケーブルのつぶれ。屋内にいる時間が増えて掃除をした際、家具でケーブルを押しつぶした様です。慣れないことをすると、思いがけないことも起きます。この警戒下で、すぐに修理対応くださったメンテナンス対応の方。お仕事を増やしてしまって、すみませんでした。【楽天】
2020.04.20
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その熊は人喰い熊と呼ばれ、恐れられていました。真っ赤な口、口元や前足に生えた赤毛。その見た目の怖さが呼び名の由来でしたが、実は優しい熊でした。熊は孤独でしたが、誰もが彼を見ると逃げてしまいます。そんなある日、お城の傍で大きなトナカイに出会いました。その大きなトナカイは、お城のふもとの町の警備員でした。トナカイは、熊に言いました。「きみは強そうだから、いっしょに町のみんなを守ってくれないか?」町のみんなも出てきて、熊に町を守ってほしいと頼みました。家族連れからもお願い。仔象からもお願い。夫婦の象もお願い。熊はためらいましたが、おためしにならとトナカイたちの申し出を受け入れました。町のみんなは彼を受け入れ、熊の友達も増えました。さあ、お祝いです。でも、みんな、はしゃぎすぎないでくださいね。・・・・・・この動物たちも、兵庫県姫路市の太陽公園「城のエリア」にいます。この展示物の無秩序ぶりは、私は嫌いではありません。【太陽公園の日記】 「ノイシュヴァンシュタイン城をまねるなら」【楽天】 にほんブログ村
2020.04.18
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この城は太陽公園の白鳥城です。白鳥城は兵庫県姫路市にあります。太陽公園には「石のエリア」と「城のエリア」があります。白鳥城は城のエリア。太陽公園は敷地面積3万坪、総工費160億円。白鳥城にも工費40億円がかかっています。モデルは、ドイツのノイシュヴァンシュタイン城。城の内部にも入れます。城のテラス部も綺麗です。内部は7階建てです。太陽公園は、愛光社会福祉事業協会が運営する障害者の雇用の場でもあります。協会の理事長であった門口堅藏氏の力で開設されました。この太陽公園のご紹介は長くためらいました。私好みのコンセプトの公園ですが、見れば見るほど違和感が増してくるからです。例えば次の写真をご覧ください。撮影時には気づきませんでしたが、バルコニー下部に妙なものがあります。左から6つ並ぶ人物の顔。実はこれ、元理事長の門口堅藏氏の若い頃からの年齢別の顔です。私はこれに気づいた時、寒気が走りました。一見、太陽公園は愛好家の建造物に見えますが、これはそうではないことを示しています。本家、ノイシュヴァンシュタイン城のバルコニーを見ましょう。(出典: https://osmo-edel.jp/column/1775-2/)城愛好家のルートヴィヒ2世は、彫刻でバルコニーを飾りました。この素晴らしい彫刻をモデルにした時、愛好家ならレプリカに自分の顔を刻みはしません。それでも、そこには忘れてはならない事実があります。門口堅藏氏は太陽公園を造り、障害者の雇用の場を生み出しました。一方でルートヴィヒ2世はノイシュヴァンシュタイン城を造り、国家財政を破綻させかけました。この事実の対比が、社会の深奥を見せるようで、私はたまらなく嫌なのです。【楽天】
2020.04.16
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あの顔が忘れられません。名古屋市緑区の姥子山。住宅地の道路沿いに、3体の浅野祥雲の作品があります。弘法大師像は、祥雲の作品でも際立って完成度が高い像。台座の銘から、個人の依頼で銀婚記念に建てられたことがわかります。昭和7年建立。不動明王像も祥雲らしい作品。気になるのは一番左側の像。真っ白な顔が怖い。姿勢からは、弁財天像と思われます。姥子山の像は個人の管理なのか、保存状態がよくありません。それは、弘法大師像の台座を見ても分かります。コンクリートの外壁は崩れ落ち、鉄筋の心材がむき出しになっています。このままでは鉄筋が錆びて朽ち、像は崩落することでしょう。あの白い顔の弁財天は物言えず、崩落の危険を告げているに違いありません。そう思うと、怒りの表情に見えた白い顔が、いつしか悲しみを耐え忍ぶ、苦悩する忍耐の表情に思えてきました。【楽天】
2020.04.13
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にほんブログ村 BCG接種が新型コロナウイルスの予防に有効か、注目されています。BCG接種による結核への免疫向上が、他の病気への免疫も向上させるかもしれないとのこと。しかし、まだ検証中です。免疫力向上の効果なら、十分な睡眠や適切な食生活でも有効でしょうが。「Wikipediaより」 ・オーストラリアの研究機関、マードック・チルドレンズ研究所は、新型コロナウイルス感染症の重症化抑制に有効か、BCGワクチンの臨床試験を開始。 ・日本ワクチン学会の声明: 「BCGワクチンが新型コロナウイルスに有効かは、科学的に未確認である」BCG接種といえば、はんこ注射。とても懐かしい注射です。(出典: Wikipedia)はんこ注射で思い出したのが、鉄砲注射。子供の頃、最も恐れた注射でした。(出典: https://ameblo.jp/migawachiro/entry-11399361927.html)針の代わりに、圧縮空気で薬液を注入する鉄砲注射。神経損傷の医療事故があり、現在では廃止されています。とにかく鉄砲注射は痛かった記憶があります。さらにコンプレッサなど周辺機器が物々しく、運転音もうるさかった。子供には恐怖の的でした。鉄砲注射を知らない、今の子供達は幸せです。*私が屋外で撮影した写真を使って日記更新していますので、新型コロナ感染を心配するコメントを戴きました。ご安心ください。私が使っている写真は、以前に撮影したものです。半年ぐらい前から、写真のストックが溜まっていました。日記の写真は早くても1ヶ月遅れ、さらに多くは数ヶ月遅れです。私の日記の更新が遅いためですが・・・。今までは、比較的新しい写真と古い写真を織り交ぜて、日記更新をしていました。同じ時期や地域の日記が連続せず、更新にバラバラ感があったのもその遅れのためでした。今回の感染対策で、写真のストックの整理が進んでいます。竜宮門の日記の様に時期が違う写真を比較したり、写真のつながりにストーリーを付けたりする余裕もできました。それでも紅葉が写ったりした写真の掲載は思案していました。でもこれからは、安心して半年遅れの写真が掲載できます。非常事態宣言下だから仕方がないという言い訳で。新型コロナ対策も悪いことばかりではありません。今だからできることを進めましょう。【楽天】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2020.04.11
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見事な逆光です。これは愛知県高浜市の衣浦(きぬうら)観音。昭和34年建立で、高さ8m。陶管焼では、高さが日本最大です。この観音様は、観音寺の境内にあります。離れて撮影すれば、観音様が木の陰に。境内から撮影すれば、晴天なら逆光になります。そのため衣浦観音は、撮影が難しいことでも有名です。では、あえて境内から、逆光での撮影です。う~ん、色が・・・。あきらめました。こういう時、いつもコンデジ撮影の私は言い訳できて、便利です。「一眼レフではなく、コンデジだからね」と。「そんなの関係ねぇ」という声は、受け付けておりません。【楽天】
2020.04.09
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あるところに、背の丈が1メートルはある大狸がいました。大狸が住む森に、その大狸より大きな狸はいません。大狸は森の主として、森の狸たちを従えていました。ある日、大狸は、遠征に出かけることにしました。となりの森の狸たちも、自分に従わせようと思ったからです。意気揚々と出掛けた大狸。しかし、その森で、大狸は驚きました。大狸の前に現れたのは、その大狸以上に大きな狸。背の丈で5.2m、胴回りは8mもある超大狸でした。大狸は知りました。世の中には、さらに上があるということを。とてもかなわない。そう悟った大狸は、すごすごと自分の森に帰ってきました。遠征地で、大狸が出会った超大狸は、愛知県高浜市の大山緑地にいます。その狸の胴回りは、陶管製としては日本一と言われます。遠征した大狸がかなわなかったのは、仕方がないことでしょう。超大狸は笠を被り、左手で背に徳利を背負い、腰の右に通い帳を下げています。建立は昭和39年とのことですが、通い帳には昭和38年とあります。製作年は昭和38年なのでしょう。冒頭と最後の狸も、大山緑地にいます。タヌキやその道具には、次の意味があります。タヌキ: 「他を抜く」意味から、商売繁盛の縁起物笠 : 災難避け徳利 : 人徳通い帳: 信用第一超大狸は、きっと日本一の縁起ものなのでしょう。大山緑地は、桜の名所でもあります。今頃は、とても桜が綺麗なことでしょう。【楽天】にほんブログ村
2020.04.06
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写真を整理していて、竜宮門で気になることがありました。竜宮門は、黄檗(おうばく)宗の中国式の門。黄檗宗は、臨済宗に近い禅宗。 次の写真は、名古屋市 桃巌寺。曹洞宗の寺院です。次の写真は、愛知県刈谷市 松秀寺で曹洞宗の寺院。 曹洞宗は禅宗ですから、竜宮門は禅宗関連にも思えます。しかし、次の写真は、愛知県知立市 総持寺。この寺院は、天台宗です。次の写真は、名古屋市 雲心寺。こちらは、浄土宗鎮西派の寺院。(参考: http://takakura.ed.jp/unshinji/index.html)もはや、竜宮門は宗派の枠を超えています。調べると、黄檗宗の門だった竜宮門は、中国から日本に伝わり人気になったそうです。その結果、日本では黄檗宗以外の寺院でも、竜宮門を作り始めたとのこと。つまり、竜宮門は流行りもの。日本のご住職、意外にミーハーです。【楽天】
2020.04.04
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そのお寺には、かぼちゃがありました。ここは、愛知県西尾市東幡豆町の妙善寺。通称、かぼちゃ寺です。妙善寺には次の話が伝わります。むかし、観音様からお告げがありました。「福徳をさずけるから浜に出てみよ」寺の前の浜に出ると、浜にはたくさんの丸いものが。村人がそれを煮て食べると、とても美味しく、健康になりました。その後、村人はそれをかぼちゃと知りました。まだかぼちゃが良く知られていなかった頃の話です。上の写真の左側が「百寿かぼちゃ観世音」様。これは「幸せのかぼちゃ」。毎年12月22日の冬至には、全国各地から奉納された南瓜で「かぼちゃしるこ」を作り、参拝者に振舞うそうです。かぼちゃしるこ、どんな味でしょうか。合掌。【日記】 「へちま薬師(東充寺)」【楽天: 巨大かぼちゃに挑戦!】にほんブログ村
2020.04.02
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