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「カラマーゾフの兄弟」を読み終えた。 光文社古典新訳文庫版。 「いま、息をしている言葉で、もういちど古典を」と、銘打っているだけあって 読みやすかった。各巻に解説があるのもよかった。 「カラマーゾフ」は、読んで無条件に楽しいという小説ではなく、 ある程度の導きがあると、やっぱり理解しやすい。 その解説にも書いてあるように、本来「カラマーゾフ」には、続編があった。 ドストエフスキーが亡くなったため、続きは永久に読めないが。 「カラマーゾフ」を読んでのちょっとした不満は、主人公である三男アリョーシャの 魅力が、充分に伝わってこないところ。個人的に。 第三部で、 「彼は、地面に倒れたときはひよわな青年だったが、立ち上がったときには、 もう生涯かわらない、確固とした戦士に生まれ変わっていた。」 という文章があり、ここを読んだ時、アリョーシャの今後に非常に期待した。 でも、小説の主役は最後までアリョーシャではなく、長男のドミートリー、 次男のイワンであったのではないかと思われる。 ドストエフスキーは、どのような成長したアリョーシャを描いてくれたのか。 続編が、読めないのはつくづく残念。 なんだかんだ書いたが、たまにはドストエフスキーのような重い小説も良い。 次は、「未成年」に挑もうと思っている。
2010年01月30日
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つづけて、クラシックコンサートの話。 ヴァイオリンなどの演奏者の前に、譜面台がある。その話。 だいたい1つの譜面台が二人の演奏者の間に置いてある。 曲が進み、楽譜をめくらなければならなくなる。 このときが、けっこう気になる。 たぶん、二人のうちの格(?)の下の人がめくるんだろうと思うのだ。 いや、ただ単に右側の人のほうがめくりやすいからめくるのか? どちらにしても、めくってる人は、その時、演奏をしてないのだ。 いくらヴァイオリンもヴィオラもコントラバスも人数がいるとはいえ、 そんなことでいいのか、プロとして完璧を求めたくないのか、と 思ってしまうのだ。一瞬でも、演奏できないことが、くやしくないのかと。 楽譜こそ、電子化すればいいんじゃなかろうか、などとも少し思ってしまう。 情緒はないけど。 それからもう一つ、この前のコンサートの演目で、ピチカートをする場面があった。 その時、ヴァイオリンの弓などは、みんな膝の上に置いてるのだが、 譜面台に置いてる人もいた。 たぶん、二人のうちの格の上の偉い人が置けるのだ。これは、間違いない。 曲を聴きつつ、そんなことバカなことを考えていたわけです。
2010年01月28日
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今夕、クラシックのコンサートへおでかけ。 以前ではお金出して見に行くなんて考えられなかったであろうクラシックの コンサート、しかも指揮者目当て。西本智実。 西本さんがめくる楽譜の音も聞こえるくらい奮発して買った席。 あんまり馴染みのない曲ばかりだったんだが、良かった。 アンコールも二曲。クラシックコンサートの流儀みたいなのもあるんだろうが まだまだクラシック初心者なので、よくわからん。 慣れるのが先か、飽きるのが先か。
2010年01月26日
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今日、広島のパルコの本屋さんに行ったら、「江口寿史のサイン会」の お知らせの看板が。しかも、本日午後3時から。 広島では、サイン会なんてめったに無く、あったとしても 小説家か、ビジネス書系の著者ぐらいか。 漫画家、しかも江口寿史のような著名な人が広島でサイン会を してくれるんだ、とちょっとびっくり。 思うに、パルコに行かなければサイン会があったことは知らずじまい。 僕が知らないだけで、漫画家のサイン会頻繁に広島でも行われてたりして... (僕が唯一行きたい漫画家諸星大二郎のサイン会もどこかであったかも) 「すすめ!!パイレーツ」をリアルタイムで読んでいた世代の僕ですが、 遠くから生の江口寿史を見て満足してパルコを後にしたのでした。
2010年01月23日
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今晩のNHK「美の壺」は、暖炉。 暖炉といえば、洋間で薪が燃えていて暖かなイメージ。 文句なしに暖炉がある家なんて素敵なのだ。 しかし、その暖かな感じを上回るくらい暗いイメージを持つ僕。 その原因は、¨火かき棒¨の存在。 ドラマや映画で、火かき棒が人の頭に振り下ろされるシーンをいくつ見たことか、これまで。 というわけで、暖炉はちょっと怖いわけです。
2010年01月22日
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「カラマーゾフの兄弟」亀山郁夫の新訳版を読んでいる。 かなり前、新潮文庫版で読んでいたので、一応再読というのだろうか? 読んだころの新潮版は、小さい文字で改行もあまりなく、ページを開くと 文字がぎっしりで読むのにしんどいという感じがずいぶんした。 亀山訳は、かなり読みやすいと言われている。 そのかわり新潮版では全3巻だったのが、亀山訳では全5巻。 ドストエフスキーは難解だといわれ、神の存在意義など考え、 重く読んでもいいのだろうが、僕はお話自体を楽しんで読んでいる。 「罪と罰」も、読みたくなってきた。
2010年01月16日
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さっきまで、NHKBSで「世紀を刻んだ歌2 ボヘミアン・ラプソディ殺人事件」を やっていた。 イギリスのロックバンド、クイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」という曲の、 誕生やヒットの秘密を深く掘り下げるドラマ仕立ての番組で、2002年の再放送。 洋楽などほとんど聴かない僕が、当時興味深く見た覚えがあり、 断片的に、内容も覚えていた。(イギリス人の女の子が、ギターを弾くまねを しながら、ボヘミアン・ラプソディを歌うシーンとか。) VHSで、残してあるような気もする。 クラシックの名曲の神髄を探る「名曲探偵アマデウス」のルーツは、 ここにあったかという感じ。
2010年01月09日
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