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首都警察プラッププラーチャイ署前に到着。場所はここです(グーグルマップ)。次なる目的地はここの4階にあるそうなんですが、どこから入るんだ?1階の窓口で恐る恐る尋ねると、横の階段を上がってくださいとにこやかに教えてくれました。中央のここだな。上りましょう。正面に国王肖像画が掲げられた2階からまた細い階段を上ると、ようやく警察署内らしい風景の3階に。さてここからは? と戸惑っていると、通りかかった警官がどこに行くのかとまたもやにこやかに話しかけてくれました。廟に行きたいんですが。「この階段を上がってください」ありがとうございます。本当だ。↑との看板がぶら下がってますね。トイレを借りたのち4階へ上ると正面にはエレベーターが。なんだ、やっぱりあったのか -_-;)それはさておき「市民の平和を守る者」との標語付きの警官イラストがカッコイイですね~。←との案内に従い、左の広い屋上に出ると、左端にありましたよ!時刻は、12:56。宝くじに当たる5大願掛けスポットの3か所め、二哥豊廟です。タイ語では、サーン・ポープージャオ・イーコーホン(ศาลพ่อปู่เจ้ายี่กอฮง)と言います。あ、しまった。お供えグッズ買ってくるの忘れた。そもそもどこで売ってるんだ? -_-;)見ると、線香と黄色い花輪の他に、ホットドッグみたいな串刺しの赤いロウソクがお供えしてあります。さあ、警察署の屋上にあるこの風変りな廟に入ってみますか。2本の象牙の奥にはラマ5世像が鎮座していますね。ん? 手前左端のコップに入った黒い液体はなんぞや?後で調べたところ、これもお供え物で、中国式ホットコーヒー「オーユア」(โอยัวะ)だそう。「烏熱」の潮州語読みで「黒くて熱い」の意味だとか。ここでピンときた方もいらっしゃるのでは?タイ式アイスコーヒー「オーリアン」(โอเลี้ยง)は、「烏涼」=「黒くて冷たい」で、オーユアと対になってるんですね。奥右側には、いかにも中国人な出で立ちの男性の写真が飾ってあります。この人こそここのご本尊、二哥豊こと鄭智勇その人。下部には鄭智勇先生との漢字書きが。1849年生まれのこのお方、出身はタイか中国かはっきりしないそうですが、16歳の時にバンコクの賭博場で使用人となったそうで。その後チェンマイで商売をした後バンコクへ戻り、宝くじ販売を始めます。どうやらこの区域初の宝くじだったようで。と言っても今のと異なり、札に書かれた38種のタイ文字を当てる「フアイ・ゴーコー」(หวย กข)と呼ばれるもの。公認の他にヤミもありましたが、この方が始めたのは恐らく前者でしょう。当時大人気だったことで成功し、この地に家を建てます。宝くじにご利益がある最強の願掛けスポットとも呼ばれるのは、そういった経緯からなんですね。しかしです。宝くじがあまりにも人気を博したため、ラマ5世末期からラマ6世初期にかけて規制され、フアイ・ゴーコーが廃止されてしまいました。そこで中国航路運航や精米所経営などを始めたものの、負債を抱え破産し、全財産を国庫に没収されるという憂き目に。実は彼は儲かっている頃に道路、橋、学校などの建設に財産を寄付していたんです。さらに報徳善堂の前身の設立(1909年)にも関わっています。恐らくそれがあったからでしょう。時のラマ6世から住居だけはそのまま住み続けて良いと特赦を受けたのです。さらに1918年、ラマ6世からテーチャワニット(เตชะวณิช)の姓を下賜され、徴税請負人の職位を授かりました。左端には、この方のもう一枚の写真が。ホン・テーチャワニットとタイ名が書かれています。徴税請負人とは、政府に代わり税金を徴収する役目の人で、この仕事で財を成した華僑が数多くいます。確かタクシン氏の祖父だか曽祖父だかもそうだったはず。公共への寄付は続き、チュラロンコン大学病院建設に出資、タイ赤十字にも多額の寄付をしています。そして1936年に他界。ちょうど警察署が火災に遭い代替建設地を探していたところで、テーチャワニット氏住居の敷地に白羽の矢が立ちます。警察署が建設され、屋上に彼を祀る廟が設けられたのでした。年代的に、今の建物は2代目でしょうかね。中央のラマ5世像を見上げます…。<旅費交通費>歩いただけなので:0バーツここまでの合計:166バーツ※旅は2015年7月22日(水)に行いました。<参考>chinatownyaowarach.com "ศาลพ่อปู่ยี่กอฮง"Wikipedia "พระอนุวัฒน์ราชนิยม (ฮง เตชะวณิช)"Wikipedia "มูลนิธิป่อเต็กตึ๊ง""สถานีตำรวจนครบาลพลับพลาไชย ๒"つづく※当ブログから1日旅の記事だけを抜粋し見やすくまとめたブログ『タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~』 もぜひご覧ください。そちらのブログは左側の「旅ごとに見る」欄で旅名を選ぶと順を追ってお読みいただけます。旅の参考になれば幸いです。★★★お薦めのタイ語学習書です★★★ ◇ 初 級 ◇ 『あなただけのタイ語家庭教師』国際語学社 ◇ 中 級 ◇ 『中級タイ語総合読本』白水社 ◇ 上 級 ◇ 『タイ語上級講座読解と作文』めこん
2015/08/31
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ラートナーの名店「ヘンヨートパック」を出た私は、表の通りを西へと歩き、五差路を右に。ミットパン通りというようです。北上していくと、妙なことに気付きました。ところどころに厚化粧のおばさんが立っていて、熱い視線を投げかけてくるのです。ぞぞぞおぉ~~ (>_
2015/08/24
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ラマ2世通りのキングコブラ母子廟を後にして次の宝くじにご利益のあるスポットへ向かうことにします。チャオプラヤー川を渡って向こうに戻りたいのですが、何番のバスに乗ろうかなー。するとやってきたのは、141番。アンリデュナン通りのチュラロンコン大学前まで行く路線ですね。じゃあこれに乗っちゃいますか。時刻は、10:40。車掌に「チュラー」(チュラロンコン大学)と言うと、クロントイ止まりだから行きません、と。ありゃ。じゃあクロントイでいいです。上の写真をよく見たら、窓右下の赤い看板に「クロントイ」と書いてありました。増発便だったんですね ^_^;)行きと同じく高速でチャオプラヤー川を渡ったバスは、クロントイで下り、クロントイ市場で停車。時刻は、11:24。クロントイ市場のメインは道を渡った向こう側なんですが、こちら側もそこそこ賑わっています。歩道を北へ向かって歩いて行こうとすると、明らかに流行っている屋台が。背後にもテーブルが並んでいてお客さんで埋まっているんです。カノムチーンの店でした。実はあまり好きではないんですが、流行っているなら話は別(笑)イチ押しらしいグリーンカレーのカノムチーンを食べてみました。確かに美味しいわ、これ!濃厚な味でちょうどよい辛さ。鶏肉とタケノコがふんだんに入ってます。でも、量が少なめ。全然満腹感を得られません ^_^;)40バーツ也。先を急ぎましょう。なにせまだ3か所残ってるもんで。北へと歩き、クロントイ交差点を歩道橋で渡ります。左右に伸びている道は、ラマ4世通り。縦のアソーク通りへ下りて、1分ほど歩くと、地下鉄(MRT)のシリキット国際会議場駅に到着。11:36。時間節約のため、電車移動です。到着した先は、終点フアランポーン駅。国鉄のバンコク駅(フアランポーン駅)への連絡通路を、壁にパネル展示されたタイの交通の歴史を眺めながら歩いていると、シリントン王女が地下鉄の運転台に~ ^^地上の国鉄駅内に出ました。時刻は、11:57。ちょうどお昼時ですね。さっきのカノムチーンが全く物足りないので再度食事をしますか。駅を出て西へと歩きます。運河を渡り、何本も道が集まっている交差点からラマ4世通りの延長の通り沿いを歩いて行くと、ナーナー(NANA)というソイの角にヘンヨートパックという食堂が出現。実は以前、竹亭さんがブログで紹介しているのを見て、一度食べてみたいと思っていたんですよ~。場所はここ(グーグルマップ)です。時刻は12:22。入ってみましょう!エアコンの効いた店内は、香港の食堂みたいな雰囲気。壁のメニューには「興粿條稚菜」と。興の読みは「ヘン」ですよね。粿條の読みは「クイッティアオ」。稚菜の意味は「ヨートパック」=野菜の芯 のことのようです。つまり中国語での店名ってことですか。麺を選べるので、センミー(極細麺)にすると、じゃーん。ラートナーってふつうは平たい皿にあんかけのかかった麺が乗って出てくるのですが、ここのはまるで、あんかけソバ。えも言われる香ばしい味がするではないですか!あんかけをたっぷり麺にからめて食べられるので最高ですよー。ラートナー40バーツ。お冷用のコップ+氷が2バーツの合計42バーツでした。また来たい店ですね~。さあ、ようやく腹を満たすことができたので、3か所めに向けて歩き始めますか!<旅費交通費>141番バス:19バーツMRTシリキット会議場~フアランポーン:26バーツここまでの合計:166バーツ※旅は2015年7月22日(水)に行いました。つづく※当ブログから1日旅の記事だけを抜粋し見やすくまとめたブログ『タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~』 もぜひご覧ください。そちらのブログは左側の「旅ごとに見る」欄で旅名を選ぶと順を追ってお読みいただけます。旅の参考になれば幸いです。★★★お薦めのタイ語学習書です★★★ ◇ 初 級 ◇ 『あなただけのタイ語家庭教師』国際語学社 ◇ 中 級 ◇ 『中級タイ語総合読本』白水社 ◇ 上 級 ◇ 『タイ語上級講座読解と作文』めこん
2015/08/21
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さあ、2つめの宝くじにご利益のあるスポットへ向かいましょう!チャオプラヤー川の向こうまで足を延ばします。メーナーク廟のあるワット・マハーブットを後に。オンヌット通りに出て、歩道橋で反対側に渡ったところから、やって来た白いソンテオに適当に乗り込みます。ここを通るのならどれでも大丈夫。さほどかからず終点のBIG C前に到着。運転席で運賃8バーツ支払い。時刻は、09:00。歩いてオンヌット駅に戻り、BTSで戦勝記念塔駅へ向かいます。到着すると、ロータリー南東側のバス停へ。ちょうど来ましたよ。140番バス。高速に乗ってチャオプラヤー川を渡るので速いのです。09:38発車。車掌には「サーン・ジャウメー・ングージョンアーン」と告げます。キングコブラ廟という意味。どんなところなんでしょうね ^_^;)23バーツ也。ルークトゥン(演歌)の流れるバスは、ペッブリー通りのプラトゥーナムの先から高速道路に入ると、チャオプラヤー川を渡りました。スックサワット通りに下りたバスは、ラマ2世通りに入ります。iPhoneのマップと睨めっこしながらタイミングを計り、ブザーを押し下車。10:20。う、しまった。一つ手前のバス停だった(笑)まあ、行き過ぎちゃうよりはいいかな。とぼとぼ歩き、見えてきた歩道橋で反対側に渡ると、下りたすぐ左手にありました。2つめのスポット、キングコブラ母子廟(ศาลเจ้าแม่จงอางและลูก)です。短くキングコブラ廟(ศาลเจ้าแม่งูจงอาง)と呼ぶほうが多いかも。時刻は、10:27。右手のお供え物セット売り場へ。セットが2種類並んでいるので戸惑っていると、売店のおばさんが、キングコブラ廟は左、入口左手の土地神は右のセットと教えてくれました。ではキングコブラ廟のほうを一つ。50バーツでした。セットの内訳は…卵8個(さすがヘビへのお供え物…)線香9本黄色い花飾りでは、いざ廟内へ。じゃーん。コブラとインドな濃い世界が広がっていたのでした。なぜにコブラが祀られているかというと、話は1970~73年のラマ2世通り建設時にさかのぼるのですが。ラマ2世通り建設工事中、一人の作業員の夢にキングコブラが現れ、建設工事を7日間中断してほしい、もうすぐ子を出産するので、出産したら子を連れてこの場を去るから、それまで待ってほしいと告げたのです。驚いた作業員が翌朝上司に伝えると、ただの夢で何も起きるわけないと取り合ってくれず。かくして工事は続行。その作業員が作業車をバックさせ地面をならしている際、コブラ家族を轢き潰してしまったのでした。気付いた作業員は怖くなって車で家へ逃げ帰ったのですが、家にバックで入る際に誤って自分の家族全員を轢き殺してしまったのです。錯乱した作業員は行方知らずになったのだとか。その後、この地点では死亡事故が頻発。困った住民がバラモンを招きコブラの招霊儀式をすると、コブラは自分が死んだ付近に廟を建ててくれれば復讐を止め、逆に皆を守ることにすると答えたのです。それで小さな廟が建てられ、多くの参拝者が訪れるようなったのだそうで。線香は、像の前に立て、卵と花飾りは、手前の台に載せます。話には続きがあり、時は下って90年代にラマ2世通りが拡幅されることに。ある日、現在廟が建つ場所の地主の娘の夢にコブラが現れたのです。道路工事で廟を移転しなければならないようで困っている、ちょうどそこの土地が空き地なので新しい廟を建ててもらえないか、と頼んだというのです。それを聞いた地主は、1996年に新たな廟の建設を開始。するとどうしたことか急に参拝客が増え、しかもその80%の願いが成就し、今でも続いているんだとか…。ヘビが子供を産むとかツッコミどころはあるのですが、ラマ2世通り建設当時、この一帯でコブラが多く出没して大なり小なり事故が起きていたのは事実だそうなので、あながち全てがフィクションということでもないように思えます。まぁ、信じる者は救われるということですよね ^^中央の巨大なコブラ像だけでなく、背後の壁際にも多くのコブラ像が並んでいる光景は圧巻ですよ。しかしなぜインド人顔の男女像も立っているんでしょうね。考えてみるとタイの廟って大別すると、バラモン教系と中国系の2つがあるんじゃないですか?有名なエラワン・プームはバラモン教ですし、関帝廟や媽祖廟は中国系。中にはどちらでもないメーナーク廟のようなところもありますが。タイ系タイ人の祀る廟は、一般的にバラモン教系なんでしょうね。仏教とバラモン教が同居している点が、日本の仏教と神道の関係と似てて興味深いです。ちなみにここでご利益があるのは、宝くじ当選事業安定商売繁盛厄除けとのこと。廟の敷地角には、チャッカリと言うべきかさすがと言うべきか、宝くじ売りが店を構えているのでありました ^_^;)さて、次はヤワラート方面へ~。<詳細>名称:キングコブラ母子廟(キングコブラ廟) (ศาลเจ้าแม่จงอางและลูก, ศาลเจ้าแม่งูจงอาง)場所:ラマ2世通りソイ48入口。 セントラル・ラマ2の700m手前。地図:グーグルマップ<旅費交通費>ソンテオ:8バーツBTSオンヌット~戦勝記念塔:41バーツ(ラビットカード使用)140番バス:23バーツここまでの合計:121バーツ※旅は2015年7月22日(水)に行いました。<参考>tumsrivichai.com "ศาลเจ้าแม่งูจงอางและลูก ประวัติกับตำนานอาถรรพณ์"Wikipedia "ถนนพระรามที่ 2"つづく※当ブログから1日旅の記事だけを抜粋し見やすくまとめたブログ『タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~』 もぜひご覧ください。そちらのブログは左側の「旅ごとに見る」欄で旅名を選ぶと順を追ってお読みいただけます。旅の参考になれば幸いです。★★★お薦めのタイ語学習書です★★★ ◇ 初 級 ◇ 『あなただけのタイ語家庭教師』国際語学社 ◇ 中 級 ◇ 『中級タイ語総合読本』白水社 ◇ 上 級 ◇ 『タイ語上級講座読解と作文』めこん
2015/08/17
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タイ人の宝くじ好きは相当なもののように思えます。有名なナコンナーヨックのワット・プラーンマニーでは毎日大勢の人が観光バスで乗り付け願掛けしていて驚きましたし。しかしわざわざ遠くまで行かなくても、バンコク近辺にも宝くじにご利益のある願掛けスポットがあるそうで。ネットでタイの新聞を読んでいてたまたま紹介記事を目にしたので、別に宝くじ好きではありませんが、一つのネタとして訪ねてみることにしました(笑)紹介されていたのは、5か所。それを1日で巡ってみようではありませんか!決行日は、2015年7月22日(水)。1か所目は、以前訪れたことのあるプラカノンのメー・ナーク廟です。まず8時頃にサイアム駅から通勤ラッシュで激混みなBTSに乗車。アソークを過ぎると途端に空いた電車になおも揺られて、オンヌット駅にて下車します。時刻は、08:14。下を走るスクンビット通りの奇数ソイ側に下り、電車の走ってきた方向へ戻るかたちで数分歩くと、ソイ77、別名オンヌット通りの交差点に出ました。工事でブロックが剥がされてまるで爆撃にでも遭ったかのような歩きづらいオンヌット通りの歩道を進んでいきます。BIG C向かいあたりでやってきた白いソンテオに適当に乗り込みます。すぐに発車。時刻は、08:23。前回と同じく、歩道橋下に差しかかろうかというタイミングでブザーを押し下車。運転席で運賃支払い。08:27。歩道橋脇の家の敷地には、なぜかハトがうじゃうじゃ。屋根の上にも鈴なりになっています。毎朝餌やりしてるのかな?その先すぐのオンヌット・ソイ7を左折。奥までずんずん歩くとワット・マハーブットに到着します。ここまでのルートは、前回ワット・マハーブットに来た時に詳しく書いているので、参照していただけたら嬉しいです。グーグルマップで場所もお伝えしておきましょう。境内を奥まで歩いて、メー・ナーク廟(ナーク廟、ヤー・ナーク廟とも)に到着。時刻は、08:32。中での写真撮影は禁止なので、外から狙います。右手奥にナークのご本尊像があり、左側売店の奥、女性が立っている窓口でお供えセットを購入します。では、私も。20バーツとのことで、窓口の箱に差し入れると、黄色いロウソク線香2本金箔の挟んである紙黄色い花飾りを渡されました。これがタイ人がもっとも恐れる幽霊、ナークのご本尊。外からもなんとか撮影できました。ナークとメー・ナーク廟について詳しくは、前回訪れた際の記事をご参照ください。では、祈願をば。手前でまず、座ってお供えセットを手に持ち祈ります。そしてランプでロウソクと線香に火を灯し、それぞれの場所に差します。花飾りをその上にある金属の棒に吊るしてから、奥のご本尊前で座って祈り、ご本尊に金箔を貼って、終わり。メー・ナーク廟というと恋愛の神様というイメージが強いのですが、宝くじもご利益絶大なようなのです。入口には、「参拝時間07:30~17:30。 宝くじ当選番号発表日前日は終夜開放。」と書かれています。徹夜で願掛けする熱心な人もいるってことなんでしょうね。ご利益があるのは、宝くじ当選諸願成就無病息災就業安定徴兵免除とのこと。最後のは、夫のマークが徴兵されて留守の間にナークは・・・だったので、徴兵は許さないだろうということからなんですね。ちなみにご本尊の近くには、番号の記されたピンポン玉の入った箱が。いくばくかの賽銭を横の箱にして玉を引くことで、買う宝くじの番号を決めるってことですか。願掛けを済ませたので、メー・ナーク廟を後にして、ワット・マハーブットの入口に戻りました。ここでもう一つしておきたいことが。ウィハーン・ルアンポー・イムという仏堂です。あれ? 前回はなかった変なポストが立ってるぞ。差し入れ口には、「自身の守護神」、「父母・恩のある人」、「土地神・道の神」、「自分・親類・知人」などと書かれています。どうやら祈願をしてからその願いを届けたい宛先に賽銭を入れるということのようで。初めて見ましたよ。それはいいとして(汗)、サンダルを脱ぎお堂の中へと上がります。参拝してから、おみくじの箱に10バーツ入れ、シャカシャカ…。落ちた棒には、11番の番号が。棚から11番のおみくじを1枚頂きます。昨年おみくじを引いた時は、散々な内容でしかも当たってたんですよね(笑)「来年には悪運が消え去る」とのことだったので、年を明けてその後の運勢はいかに!? と思い引いてみたのです。要約すると、願いはかなう。探し求めている幸福は思いのままに。意を決して考え、読み、大きなことをしなさい。そうすれば願いはかなう。支援してくれる人が現れるだろう。幸福はそぐそこまで来ている。もう離れない。前回と大違い!!素直に喜んでいいんですかね?単純な性格なもんで喜んじゃいますよ(笑)2行目のこと、またしても当たってて驚き。これで今やりかけている仕事を諦めずにやり遂げる決心がつきました。ということで、メー・ナーク廟に行ったら、入口でおみくじを引いてみることもお勧めしたいですね。ただタイ語のため誰かに翻訳をお願いする必要がありますが ^_^;)さて、次はチャオプラヤー川を渡りますよ~!<旅費交通費>BTSサイアム~オンヌット:41バーツ(ラビットカード使用)ソンテオ:8バーツここまでの合計:49バーツ※旅は2015年7月22日(水)に行いました。つづく※当ブログから1日旅の記事だけを抜粋し見やすくまとめたブログ『タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~』 もぜひご覧ください。そちらのブログは左側の「旅ごとに見る」欄で旅名を選ぶと順を追ってお読みいただけます。旅の参考になれば幸いです。★★★お薦めのタイ語学習書です★★★ ◇ 初 級 ◇ 『あなただけのタイ語家庭教師』国際語学社 ◇ 中 級 ◇ 『中級タイ語総合読本』白水社 ◇ 上 級 ◇ 『タイ語上級講座読解と作文』めこん
2015/08/13
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ちょっと前にネットで頻繁に写真を目にしたバンコクの新スポットがあるんですよ。ター・マハーラート(マハーラート船着場)という今年2015年3月12日にオープンしたばかりのコミュニティモールです。興味を持ったので7月に訪れてみたのでした。場所はワット・プラケオ先のター・チャーン(チャーン船着場)からター・プラチャン(プラチャン船着場)へ向けて歩いて行った途中の左側。元は、入口にレストラン「S&P」の看板だけが立つガラーンとした敷地だったような記憶が。チャオプラヤー川べりに出るとこんな感じです。駐車場棟を含め7棟からなる一部3階建ての小規模なモールでして、その2階の広いテラスから見下ろしてみました。リゾート風というかコロニアル風というか、雰囲気はいいですね。「open-air shopping & lifestyle market」がコンセプトなんだそうで。でも入口近くこそこんなオシャレな店が何軒か並んでいたり、かの有名両替店スーパーリッチがオープン準備中だったり、一番いい場所にスタバがあったりするのですが、どうも店の顔ぶれに特徴がない上に、お客さんが少な過ぎなのです。見かけるのは、写真を撮りに来た風な人達やふらっと立ち寄った感じの欧米人観光客がほとんど。写真好きには面白い被写体があちこちにあって楽しめるかもしれませんね。そんな中でも多くの人がネットに写真をUPしているのが、カラフルな傘が宙に浮かんでいるこの光景です。私も忘れずに撮影しておきました(笑)お坊さんの向かう先は、ここの名の由来となったマハーラート船着場。2階からその船着場を見下ろすと、対岸のワンラン船着場と結ぶ渡し船が発着しています。あとは普通のチャオプラヤー・エクスプレス・ボートは泊まらず、チャオプラヤー・ツーリスト・ボートというプラアーティット船着場~サートーン船着場(一部はアジアティークまで)を結ぶ30分に1本の船だけが泊まるようです。ちなみに対岸のビル群は、国王の入院する国立シリラート病院。うーん、1階はまだいいんですけど、2階は早くもというべきなのかまだと言うべきなのか、閑散としているのです。とにかく店が少な過ぎ。空きテナントのこんな風景も写真撮影の被写体としてなら映えるかも。店のラインナップがつまらないのが痛いですね。この地で営業を続けて長い歴史のある有名レストラン「サウーイ」を端っこに取り込んでいるのが救いでしょうか。そんな感じで写真撮影スポットとしてなら楽しめる場所でした。ワット・プラケオへ観光に行ったついでに立ち寄ってみるにはいいですね。あ、そうだ。これが入口です。左の奥に広がってますよ。<詳細>ター・マハーラート(マハーラート船着場)Tha Maharaj, ท่ามหาราช営業日時:ウェブサイトに記述なしのため不明。場所:ター・チャーンとター・プラチャンの間。地図:グーグルマップ参照:ター・マハーラート(英・タイ語)<参考>タイラット "เดินเล่นยามเย็นที่ท่ามหาราช",2015年4月16日付※当ブログから1日旅の記事だけを抜粋し見やすくまとめたブログ『タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~』 もぜひご覧ください。★★★お薦めのタイ語学習書です★★★ ◇ 初 級 ◇ 『あなただけのタイ語家庭教師』国際語学社 ◇ 中 級 ◇ 『中級タイ語総合読本』白水社 ◇ 上 級 ◇ 『タイ語上級講座読解と作文』めこん
2015/08/10
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前回に続き、今回も新しめのナイトマーケットへ行ってみました。サイアム・ジプシー・ジャンクション(Siam Gypsy Junction, ชุมทาง สยามยิปซี)というところです。場所はバーンスーの北西方面。MBK前から50番のエアコンバスに乗車しました。車掌には「バーンソン」(บางซ่อน)という地名を告げます。でもMRTバーンスー駅前を通ったので、そっちで乗ったほうが速いと思います。バーンスー駅前からならエアコンの97番やノンエアコンの65番バスでも行けるようですし。バスの走るクルンテープ-ノンタブリー通りの頭上には開業前の高架鉄道パープル・ライン(バーンスー~バーンヤイ)が続いています。国鉄の線路を渡ったところでブザーを押し下車。歩いて線路まで戻ると、高架鉄道が十字に交わっている下に、タイ語で「チュムターン・サヤーム・イプシー」と書かれた入口が!サイアム・ジプシー・ジャンクションという意味です。ジャンクションという名は、高架鉄道がここで交わっているからなんでしょうね。少し先に立つゲートには、英語で「SIAM GYPSY JUNCTION」とあります。このゲートの柱なんですが、なんとミサイルなんですよ。1937年頃の物だそうで。そんなもの今までどこに保管してあったんだ? ^_^;)その先には、自動車の中古部品などのガラクタを並べた露店が。ここの主催者って、ラチャダー・ナイトマーケットを運営していた人らしいんです。なのであっちから流れてきた業者さんなのかも。そしてテント部分を過ぎると…鉄道の高架橋下に木造の商店がズラ~っと並んでいるではないですか!左側は主に露店でところどころ右側同様の店舗が建っています。予想以上に凄いぞ。お、アユタヤで見かけるミゼット・タイプのトゥクトゥクも。いいですね~。高架橋ですが、右がレッド・ラインのバーンスー~タリンチャン区間で、左がブルー・ラインのタオプーン~タープラ区間のようです。右はほぼ完成しているようですが、左はまだ建設中で作業員が夜も働いているのが見えます。で左の高架橋の手前地上部に国鉄の線路が並行して走っています。ちょうど列車が通過中。それよりも、このマーケットどこまで続いてるんだ!後で調べたら1.6kmだそうですよ!1,500店分の出店スペースがあるとか。先日のJJ Greenやラチャダー鉄道市場と格が違いすぎますね。「ビンテージ」が全体コンセプトのようで木造店舗の多くがアメリカ西部開拓時代風の外観です。金かかってるなー。どこから工面したんだろう?そもそもここって国鉄所有地のはず。普通なら貸してもらえないんじゃ…。と思って帰国後調べたら…やっぱり普通ではありませんでした(笑)この一帯のドンが出資して協力しているんです。チャッチャワーン・コンウドム、またの名をチャット・タオプーンという違法カジノ経営で財をなし、上院議員にまでなった大富豪がその人。リンク先でここの運営スタッフらと並び右端に写っている人です。議員時代にはカジノ(というか賭場ですが)合法化を進めようとして国民から大反対を受けて有名になった人物なんだとか。でも下野後も与野党に幅広く影響力を持ち、影で政権を操っているとまで言われてたようですよ。「ドン、ゴロツキ、胴元と呼ばれても構わないが、マフィアと呼ばれるのは好きじゃない」「女性やドラッグを売ったり殺し屋を雇うようなマフィアがすることは俺は一切してないからね」とは本人の弁。運営者さんがこのチャット・タオプーン氏を頼ったのでした。国鉄から30年の借地契約(初年賃料90万バーツ/月)でこの地を確保、さらに運河などだったところを埋め立て整地し店舗も建設。1億バーツを投資し、2014年11月28日にオープン。死んでも失敗するわけにいきませんね。運営者さんにはぜひとも頑張ってほしいです(>_
2015/08/06
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7月のバンコク滞在中に訪れた新しめのスポットを3回に分けて紹介したいと思います。まずは「JJ Green Night Market」というナイトマーケット。タイ人の友人が連れて行ってくれました。金曜夜にBTSモーチット駅(MRTチャトゥチャク駅)へ。チャトゥチャク市場へ行くのと同じ階段を下りたところから、チャトゥチャク公園に入ります。近道のようで、同じように歩く人建ちの流れが。公園を西へ向けて突っ切ると、先にありました。入口の写真をうっかり撮るのを忘れましたが、「Jatujak Green」という白いロゴがあるのでわかると思います。入ってちょっと進んだところは、こんな感じ。建物部分とフリマみたいな露店部分とから構成されたナイトマーケットになってます。建物部分には生バンドの入ったパブやレストランも。でも多くは、露店ゾーンですね。広さや商品のラインナップは、ラチャダー鉄道市場とほぼ同じかも。ただこちらJJ Greenのほうが真ん中に建物がある分、迷路感がありますね。カップル率高し(笑)この7月で3周年を迎えたとJJ Greenのfacebookで告知されています。歩き疲れたので、ステージ前の椅子に腰を下ろしてみました。ステージの壁にも3周年記念の文字が躍っているではないですか。この日は女性の方の歌でしたが、マジックショーをやってる時もあるそうで。観光のお土産になるような物はほとんど見つからないかもしれませんが、ナイトマーケットの雰囲気は存分に楽しめるスポットだと思いますよ!<詳細>JJ Green Night Market(JJ Green Vintage Night Market, Jatujak Green Market)ジェージェー・グリーン・マーケット場所:BTSモーチット駅またはMRTチャトゥチャク駅下車徒歩。 チャトゥチャク公園西側かつチャトゥチャク市場北側にあります。地図:グーグルマップ営業日時:木~日曜 17:00~02:00 (※ソースによって若干違うので正確でない可能性もあります。)参照:JJ Green facebook BANGKOK.COM "JJ Green Market"(英語)※当ブログから1日旅の記事だけを抜粋し見やすくまとめたブログ『タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~』 もぜひご覧ください。そちらのブログは左側の「旅ごとに見る」欄で旅名を選ぶと順を追ってお読みいただけます。旅の参考になれば幸いです。★★★お薦めのタイ語学習書です★★★ ◇ 初 級 ◇ 『あなただけのタイ語家庭教師』国際語学社 ◇ 中 級 ◇ 『中級タイ語総合読本』白水社 ◇ 上 級 ◇ 『タイ語上級講座読解と作文』めこん
2015/08/03
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