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オンヌット・ソイ7を奥まで歩いて、ワット・マハーブットに到着しました。時刻は、09:57。境内が右手に広がっているので、自然とそちらへ足が向くと、いきなりテントの食堂が出現。実は朝食まだなんですよ。ちょうど良かった。というか、きっと食堂があるだろうと期待してきたんですが。何があるのかなー。ぶら下がった看板に目が点。「カイガタ」じゃないですか!!もう迷わずに着席して、そのカイガタを注文しました。なぜか不安そうに注文を取ってくれた女の子が自ら料理しているようです。しばらくして持ってきてくれました。おー! これですよ!!カイガタ(ไข่กระทะ 鍋焼き玉子)は、2014年5月のウドンタニーの旅で有名店で食べたのが最初。今回で2度目の体験です。実はバンコクでも食べられるところがないかとネットで探したもののほとんど見つからなかったんです。あっても不便な場所だったりして。なので偶然にもカイガタを出す店を発見して朝から嬉しくなりました。かと言って特段美味しいワケじゃありません(笑)素材そのものの素朴な味。タイ人はお好みでソース(?)やらナンプラーやらをかけて食べるんだと思います。でもその素朴さとちっちゃなアルミ鍋で出されるかわいらしさに惹かれるんですよね~。うん、ウドンタニーのとほぼ同じ味。満足満足。すると、くだんの女の子がやって来て「美味しいですか?」とまたもや不安げな顔で聞いてくるではないですか。美味しいですよ ^^「ありがとうございます」と答えながら、ほっとしたような表情を一瞬して戻っていきました。そうか。外国人がまさか食べにくるとは思わなかったのかな。そして外国人の口に合うか心配だったんでしょうね。食べ終え、30バーツを払って後にします。またふらっとカイガタ食べに来よっと。先に進むと、まばらに屋台が並んでいます。左手には、アユタヤ名物ローティー・サイマイが。これも素朴ながら美味しいんですよね。今までの旅で出会ってきた気になる食べ物に立て続けに遭遇できて嬉しいなー。右手には、サトウキビ・ジュースの屋台が。若いご夫婦が切り盛りしてます。目の前で搾っているのを見て、これも迷わず購入。車のナンバーがサムット・プラーカーンでした。隣県からわざわざやって来てるんですね。飲みながらさらに奥へ進むと、ペットショップと見まがいそうですが、これはタンブン用生き物売り。買ってから裏手のプラカノン運河に放すのです。いや、もしかして本当にペットショップも兼ねてたりして? ^_^;)だって一つ一つに名称が貼ってあるんですよ。ドジョウ、白ナマズ、黒ナマズ、ウナギ、ティラピア、シャムタイガー、スリースポットグラミーなどなど。…あとカエルにカメも。そんな中をさらに歩いていくと、 ナーク婆さん廟(プラカノンのナーク母さん) →と。いよいよか。しかし、婆さんはないんじゃないの… ^_^;)<旅費交通費>歩いただけなので:0バーツここまでの合計:7バーツ※旅は2014年10月19日(日)に行いました。つづく※当ブログから1日旅の記事だけを抜粋し見やすくまとめたブログ『タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~』 もぜひご覧ください。そちらのブログは左側の「旅ごとに見る」欄で旅名を選ぶと順を追ってお読みいただけます。旅の参考になれば幸いです。★★★お薦めのタイ語学習書です★★★ ◇ 初 級 ◇ 『あなただけのタイ語家庭教師』国際語学社 ◇ 中 級 ◇ 『中級タイ語総合読本』白水社 ◇ 上 級 ◇ 『タイ語上級講座読解と作文』めこん
2015/05/28
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知人の結婚式出席で2014年10月にバンコクを訪れた際、日曜日が一日空いたので、どこかへ軽く旅をしようと思い立ちました。土日しか営業しない水上マーケットなどを訪れるチャンスなのに、なぜか行きたいところがまったく頭に浮かばないのです。うー、困った。苦し紛れに行き先に決めたのは、タイでもっとも有名な幽霊ナークを祀った廟のあるプラカノンの寺、ワット・マハーブット。実はまだ行ったことがないのでした ^_^;)まずはそこへ向かって、あとは気の赴くままにぶらりと軽く旅をしようじゃありませんか。というわけで決行日は、2014年10月19日(日)。BTSでオンヌット駅に降り立ちます。時刻は、09:39。スクンビット通りの奇数ソイ側に下り、バンコク中心方向に少し歩くと、ありました。スクンビット・ソイ77。別名オンヌット通り。プラカノン運河の南側に沿って伸びている通りで、ずーっと行くとラートクラバン通りと名前を変えて、スワンナプーム空港の北側へと続いています。オンヌット通り沿いに商店街を眺めながら歩いていくと、BIG C Extraの向かい辺りから白いソンテオがひっきりなしに発車しているのを発見。オンヌット通りはしばらくは一本道だから、どれに乗っても大丈夫でしょう。というわけでこの「3」と大きく書かれたワット・トゥン-プラカノン(วัดทุ่ง-พระโขนง)路線に乗っちゃいますか。09:48発車。すぐ後ろには「2」番のミットラパープ(มิตรภาพ)行きと書かれたソンテオが停車していますね。何番まであるんだろ? 全路線に乗ってみたい衝動に駆られます(笑)iPhoneのマップで現在地をチェックしつつ、車窓のソイ標識を探します。ワット・マハーブットはソイ7にあるので…。お、ソイ5の標識を通過。そろそろだな。先に歩道橋が見えてきたところでブザーを押します。ちょうどバス停じゃないですか。下車して運賃7バーツを運転手に支払い。時刻は、09:51。たった3分。全然歩ける距離ですね ^_^;)下車したポイントの向かいには、立派なカシコン銀行が。目印になります。ここから少し先へ歩くと、ソイ7の標識が。ワット・マハーブット(วัดมหาบุศยฺ)の門がソイ入口に聳えています。間違いないな ^^入っていくと入口付近こそ、僧侶への進物セットを売る店が並んでいるものの、その先には、 タイ占星学占いビルマ7数字-ジプシーなどと泰緬洋何でもアリな占いの宣伝垂れ幕が現れたのを皮切りに、占い師の店が軒を連ねていたのでありました。葉 手相 ジプシーってあるんですが、「葉」ってあのインドのアガスティアの葉のこと?このソイにはどんな占いも揃ってそうな勢いですね。左のおばちゃんの背後には、ここにも「7数字」の語が。こっちにはビルマと書かれてないな。さっきのと違うんだろうか?と思って帰ってから調べてみると、タイ式とビルマ式があるんですね。占いは元々バラモン教や仏教伝来と同時にインド方面からビルマ経由で伝播したので、ビルマ式のほうが古いのかもしれません。チェンマイでの占いは、ビルマ式がメインかも。タイ式はタイの太陰暦にもとづく生年月日から運勢を読み解く占いなんだそうで。そういえばタープラチャンで占ってもらった時、占い師が西洋暦からの換算表の載った分厚い本を開いて調べてたな。あれもそうだったのか。年(干支)、月、曜日(6:00~5:59を1日と見る。例:日曜3:30生まれは土曜)のそれぞれに7ケタの数字が振られていて(例:日曜日は"1234567")、その3つをまずその換算本で探します。それに、ルアンチャター(เรือนชะตา)と呼ばれる、12の人生の事象(自己主張、外からのイメージ、コミュニケーション、想像力等々)の円形の表とさらに組み合わせて占うんだそうな。ちょっと調べてみたんですが、なかなか難しそうですよ。だからこそお金を取って占い業が成り立つんでしょうけど ^_^;)こちらは、手相 ジプシー 星 とオーソドックス。でもマッサージもやってます ^^これだけ占い師の店が集積しているにも関わらず、タープラチャンのように有名じゃないのが不思議ですよね。単に私が聞いたことがないだけだったりするのかな。きっとナーク廟へ祈願にやってくる大勢の女性目当てに占い師が集まってきた、というのが成り立ちなのでは? と推理。そんな興味深い占いの館街を抜けると、いよいよワット・マハーブットの境内です。<旅費交通費>ソンテオ:7バーツここまでの合計:7バーツ※旅は2014年10月19日(日)に行いました。<参考>กาลโยค เลขเจ็ดตัว "ผูกดวงเลข 7 ตัว"horasaadrevision.com "นัยยะแห่งเรือนชะตา"つづく※当ブログから1日旅の記事だけを抜粋し見やすくまとめたブログ『タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~』 もぜひご覧ください。そちらのブログは左側の「旅ごとに見る」欄で旅名を選ぶと順を追ってお読みいただけます。旅の参考になれば幸いです。★★★お薦めのタイ語学習書です★★★ ◇ 初 級 ◇ 『あなただけのタイ語家庭教師』国際語学社 ◇ 中 級 ◇ 『中級タイ語総合読本』白水社 ◇ 上 級 ◇ 『タイ語上級講座読解と作文』めこん
2015/05/25
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チェンマイ門を出てUターンするかたちで西へ向かったソンテオは、お堀の終わりで左折して空港方面へ。セントラル・エアポートプラザ前でちょっとした渋滞につかまり、やきもきします。でもじきに抜けて、その先はもうチェンマイ空港。到着時刻21:22。飛行機の出発時刻は22:20なので危ないところでした!運転手に100バーツを渡すやいなや、空港から乗るお客さんと交渉を始めるし…。空港まで乗ってきた私に感謝してほしいものです(笑)おっと、とりあえず空港の外観を見ておきますか。小走りで駐車場へ。あれ? 「チェンマイ空港」の文字はどこだ?まあいいや。チェックインカウンターへ急げ!うわー、お客さん誰もいない!でもスタッフがまだいるから大丈夫っぽいな。息を切らせてカウンターに滑り込み手続きをします。結果は、大丈夫でした ^_^;)もうこのまま2階へ上がって入っちゃいましょう。なんだかんだで待合室に着いたのは21:30過ぎ。登場開始時刻は21:40なので、本当に冷や汗もんでした。すると、一人のスタッフに思わず目が釘付けに。背中に大きなキティちゃんが!(笑)こういうユルさ大好きです。1939年開港のこのチェンマイ空港は、当初「ステープ空港」という名称だったそうですよ。戦時中には、日本軍の戦闘機が配備されていました。が、連合国軍による爆撃も開戦後早い段階から行われて、1942年4月にはチェンマイ空港に配備されていた隼3機とその他戦闘機4機が中国から飛来したアメリカ「義勇軍」のカーチスP40戦闘機により攻撃を受けています。今自分がいるこの空港で73年前に戦闘があったなんて、どうしても実感が湧きませんね。22:20に出発したエアアジア機は、ドンムアン空港に定刻の23:35よりやや早く到着。お疲れさまー。そして懐かしのコレが出迎えてくれました!昔のまま残してあるんですね。ゲートを出たら例のエレベーターに直行。アマリ・エアポートへ向かう歩道橋の途中から下へ。客待ちタクシーの長い列には目もくれず、ひたすら歩いていきます。先のバス停に到着し、しばし待つと、59番赤バスが登場。よし、これでいいや。時刻は、23:43。運賃8バーツ也。深夜料金ですね。すると道が空いているのをいいことに、もの凄いスピードでかっ飛ばし始めました。お陰で髪がボサボサになっちゃいましたよ。でも深夜のバス車内ってのも風情があっていいもんですなぁ。猛スピードのお陰で戦勝記念塔に24:13到着。日付を跨いでしまい、厳密には日帰り旅になりませんでしたが、ドンムアン到着は同日だったからいいことにしましょう(笑)ということで、このシリーズで最も遠出となった今回のチェンマイ旅もこれにて完結です。レストラン「COTO COTO」をオープンしたばかりのTuiさんと奥さんには本当にお世話になりました。興味深いスポットを効率的に見て回れたのもTuiさんのアドバイスがあったからこそです。ありがとうごいざいました。惜しむらくは、ウアラーイ通りのサタデー・マーケットとターペー門からワット・プラシンの間のサンデー・マーケットを見れなかったこと。それとカオソーイ食べ歩きが不完全燃焼気味(笑)またいつかチェンマイ再訪の旅をしますか!最後までお読みいただきありがとうございました!次は、バンコク都内の旅をお届けする予定です。行ったことがある人も多いと思いますが、私は初めてなもので。お楽しみに!<旅費交通費>ソンテオ(スアンドーク門~チェンマイ空港):100バーツ59番バス:8バーツここまでの合計:2,436バーツ※旅は2015年2月18日(水)に行いました。<参考>「チェンマイの日本軍駐屯地と周辺事情」山口雅代, ワライポーン・カンジャナカルン,ティーラット・パンヨー, 『タイ国情報』2013年9月号,日本タイ協会,2013年Wikipedia "ท่าอากาศยานเชียงใหม่"おわり※当ブログから1日旅の記事だけを抜粋し見やすくまとめたブログ『タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~』 もぜひご覧ください。そちらのブログは左側の「旅ごとに見る」欄で旅名を選ぶと順を追ってお読みいただけます。旅の参考になれば幸いです。★★★お薦めのタイ語学習書です★★★ ◇ 初 級 ◇ 『あなただけのタイ語家庭教師』国際語学社 ◇ 中 級 ◇ 『中級タイ語総合読本』白水社 ◇ 上 級 ◇ 『タイ語上級講座読解と作文』めこん
2015/05/21
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本堂が素晴らしいワット・スアンドークを出て、ステープ通りを再び西へ歩き始めます。時刻は、19:45。この辺は食堂が並んでいてほどほどに活気がありますね。屋台には若者が多いような。近所のチェンマイ大学の学生さん達かな?わずか7分で例の左へ曲がる交差点に到着。真ん中に発見して、ほっとしました。楽天ブログ仲間Tuiさんのレストラン「Cafe & Dining COTO COTO」さんです。午前中に続けて2回目の訪問 ^^ワット・スアンドークに立ち寄った時間を除くとスアンドーク門から COTO COTOさんまで徒歩20分でした。赤いソンテオ(ロッ・デーン)に「タラート・トンパヨーム」(ตลาดต้นพะยอม)と告げて乗って来たほうがいいと思います(笑)店に入ると、Tuiさんと奥さんが温かく出迎えてくれました。バンコクへ帰る前に、もう一度挨拶をと思いまして~。夕食にと今度はタイ料理を注文してみることに。タイ料理はメニューには載ってませんが、入口横のボードに掲示してあるんだそうで。で、オーダーしたのは、パット・ガパオ(ガパオ・ライス)。うん、日本料理もタイ料理も食べられるとはいいですね~。パッションフルーツ・ジュースも注文しつつしばらく話し相手になってもらっていたら、そろそろ飛行機の時間が近付いてきてしまいました。名残惜しいですが、お暇することにしますか。Tuiさんと奥さん、どうぞ頑張ってください。COTO COTOさんを後にしてステープ通り反対側のバス停(?)でロッ・デーンを待ちます。時刻は、20:52。しかーし、まったく来やしません!夜遅くになると台数が激減することを計算してませんでした -_-;)飛行機は22:20発。ということは1時間前のチェックイン時間まであと30分!さすがに焦り始めました。車の通行量が多そうな西の交差点に出てみます。ここもロッ・デーンが走ってなーい(T_T)そうだ。ニマンヘミン通りとの交差点まで行けばちょっとは多そうだな。今度は東へと歩き、ニマンヘミン通り交差点を少し過ぎたポイントで待ってみます。これで来なかったら諦めてホテル探すか…。すると、天の助けかようやくやって来ましたよー!スアンドーク門までと告げて乗車します。時刻は21:04。あまりにも嬉しかったので車内を撮影。どっと疲れが出ました(笑)スアンドーク門前で乗り換えのために下車。21:07。考えてみれば、ダメモトで空港まで行けるか尋ねてみれば良かったですね -_-;)スアンドーク門を通り、お堀の内側の空港方面行きの車が走る通りで再びロッ・デーンを待つと、ここはさすがに頻繁にやって来て、さほど難なく捉まえることができました。でも空港まで100バーツと言われましたが…。時刻は、21:11。他の乗客をチェンマイ門市場前で下ろします。お、先日Tuiさんがコメント欄で教えてくれたとおり、この市場は夜に店が開くんですね。ここからすぐ先のチェンマイ門を通ってお堀の外側へ。このチェンマイ門、町の名が付けられていることから、お堀内側で亡くなった人の遺体を通すことはご法度なんだそうですよ。後世に新設された南側西隣のスアンプーン門から外へ運ぶ決まりに昔からなっているんだとか。さて、空港のチェックインに間に合うか!?<旅費交通費>ソンテオ(ステープ通り~スアンドーク門):20バーツここまでの合計:2,328バーツ※旅は2015年2月18日(水)に行いました。<参考>Wikipedia "กำแพงเมืองเชียงใหม่ว"pantip.com "ถามเรื่องประตูของ จ.เชียงใหม่ กับ แจ่งต่างๆ และคูเมืองด้วย มีความหมายอะไร"つづく※当ブログから1日旅の記事だけを抜粋し見やすくまとめたブログ『タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~』 もぜひご覧ください。そちらのブログは左側の「旅ごとに見る」欄で旅名を選ぶと順を追ってお読みいただけます。旅の参考になれば幸いです。★★★お薦めのタイ語学習書です★★★ ◇ 初 級 ◇ 『あなただけのタイ語家庭教師』国際語学社 ◇ 中 級 ◇ 『中級タイ語総合読本』白水社 ◇ 上 級 ◇ 『タイ語上級講座読解と作文』めこん
2015/05/18
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Wawee Coffeeで一服の後、店長さんのアドバイスに従って、赤いソンテオ(ロッ・デーン)を呼び止めてみることに。早速やってきました。スアンドーク門へ行けるか尋ねると…あっさり20バーツでOK!なんだ。さっき5台に断られた苦労はいったい何だったんだ!時刻は19:01。無事に乗れたのでありました。南側のお堀端へ出て角を曲がり西側へ回ったところで、到着。時刻は、19:08。たった7分でした。真っ暗で信号の無い通りを車に轢かれないようおっかなびっくり渡って、目の前のスアンドーク門へ向かいます。とりあえず見ておきましょう。内側から眺めたスアンドーク門です。スアンドークとは「花園」の意味。13世紀末にランナー王国を建国したマンラーイ王の王立庭園がこの一帯にあったことが由来だとか。庭園にはフタバガキ科のパヨームという木(ต้นพยอม)が植えられていたのだそうで、今でもチェンマイ大学を含めたこの周辺には多いみたいですよ。そういえばこの後で再びお邪魔したTuiさんのお店「COTO COTO」さんで、奥さんに店まで来るのにロッ・デーンに何て告げればいいのかを尋ねたところ、近所にある「タラート・トンパヨーム」(トンパヨーム市場)の名を言えばいいとのことでした。市場の名前にも「パヨーム」が残っているんですね。というわけで、当初ロッ・デーンに乗り継いでCOTO COTOさんに向かおうと思っていたものの、この時点では何て告げればいいのか分からず困ってしまい、ええい、歩いちまえと相なったのでありました ^_^;)19:19出発。スアンドーク門から真っ直ぐ西へ伸びるステープ通りを歩き始めます。右手にマハーラート・ナコンチェンマイ病院が聳えています。ちょっとした町ですなー。さらに暗い夜道を進むと、左手に、ワット・スアンドークと。聞いたことがある名だな。というか十ン年前に来たことがあるぞ。暗闇の奥に仏塔がライトアップされて浮かぶさまは、なんとも幻想的。ちょっと怖いけど、近寄ってみますか。時刻は、19:32。金色に輝く仏塔は、1371年にランナー王国マンラーイ王朝第6代王によって建てられたもの。だから寺の創建自体はかなり古いんですね。右の白い仏塔群が、例のワローロット市場の場所に元あった王家の墓所から1907年に移したお墓ということですね。でも昔のマンラーイ王朝のではなく、ビルマ支配を脱した後の新たな王家ですが。この左手の大きな本堂が今度は気になったので、正面に回ってみると、写真ではわかりませんが、正面は鉄柵の扉が閉じられていて入ることができなくなってました。さすがにこんな時間ですもんね。柵の間から覗き込んでみると、うおー! なんと立派なんだ!夜間のライトアップも相まって豪華絢爛さに圧倒されましたよ。すると仏像前に左手からスタスタと歩いてきて座る女性の姿が!えっ、左手から入れるの?回ってみると、ここは開いてるじゃん!サンダルを脱いで上がってみます。静寂の中で端正で穏やかな顔立ちの仏像を見上げていたら、なんだか癒されてしまいました。高さは4.7メートルとのことですが、もっと大きく見えるのが不思議です。この仏像も意外と古いんですよ。1504年にワット・プラシン主仏として作られたんですが、重過ぎて運搬を断念。代わりにここに落ち着いたという経緯があるんだそうです。仏像が面長で端正なお顔立ちなのは、製作にランナーからだけでなくスコータイの仏師も加わっていたためかもしれませんね。どことなくスコータイ仏の面影が。今回のチェンマイ観光で、一番ここが訪れて良かったと思えた場所でした。きっと夜で一層印象に残ったからかもしれません。歩いて良かった ^^長居していると飛行機に間に合わなくなっちゃいます。では、お暇して…。真っ暗な小道をステープ通りまで歩きます。うまく説明できないけど、なんかこの感じ好きです ^^時刻は、19:45。<旅費交通費>ソンテオ:20バーツここまでの合計:2,308バーツ※旅は2015年2月18日(水)に行いました。<参考>Wikipedia "กำแพงเมืองเชียงใหม่ว"Wikipedia "วัดสวนดอก (พระอารามหลวง)"つづく※当ブログから1日旅の記事だけを抜粋し見やすくまとめたブログ『タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~』 もぜひご覧ください。そちらのブログは左側の「旅ごとに見る」欄で旅名を選ぶと順を追ってお読みいただけます。旅の参考になれば幸いです。★★★お薦めのタイ語学習書です★★★ ◇ 初 級 ◇ 『あなただけのタイ語家庭教師』国際語学社 ◇ 中 級 ◇ 『中級タイ語総合読本』白水社 ◇ 上 級 ◇ 『タイ語上級講座読解と作文』めこん
2015/05/14
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18時を過ぎて日が落ち、ようやく雰囲気が出てきたチェンマイ・ナイトバザールを再び歩くことにします。中でも威容が目を引くのがここ。なんていうんですか、ここの名称?まあいいや。入ってみますか。おー、見た目は綺麗ですね~。しかしお客さんほとんど無しで暇そうだな…。並んでいる商品も一瞥して興味を持てなかったので外に戻りますか。出口から眺めたチャーンクラーン通り。通り両側の歩道に露店がビッシリ並んでいます。実は私、てっきり17時からこの通りが歩行者天国になって路上に店が出るんだと勘違いしていたんですよ。そうじゃなかったんですね。あまりにも無知ですみません ^_^;)こんな感じで歩道に露店が並んでいるだけだったら、シーロムやスクンビットのナナ駅周辺で幾度となく見ている光景ですし、商品の顔ぶれも変わり映えしないので、早々に飽きてしまいました。タイ人の知人からチェンマイ・ナイトバザールは楽しいから絶対行ったほうがいいよ、と言われていたもので、とても楽しみにしていたんですが…。タイ人観光客なら楽しめるのかな?それかタイに初めて来た外国人観光客なら喜ぶのかな?知名度のわりになんてガッカリなスポットなんだと感じたんですが、どうやら昔はもっと賑わっていたようですね。ナイトバザールの露店が歩道や車道にはみ出して通行の邪魔になったり、深夜に片付けをする音がうるさいなどとの苦情があり、2013年に行政裁判所がチェンマイ市に対して改善するよう命令を下したんだそうで。そこで露店の幅は0.9m、歩道は必ず1mの幅を確保するなどといった新ルールを決めるとともに、ナイトバザールの人気復活策を話し合う会合を設けている最中のようです。市が発行したナイトバザールでの露店営業許可証は883枚。通り沿いの750mにそんなに店が並んでいるとは思えないのですが、いずれにしてももうちょっと特色ある商品を扱って欲しいものですねー。バンコクっぽいショッピングビルが反対側に見えてきました。パンティップ・センターって言うんですか?やっぱりIT関連の店が集まっているんでしょうか。入りませんでしたけど。なんだか最後の最後で残念な思いをしていまいました。もういい時間だし、またTuiさんのお店「COTO COTO」さんに顔を出しますか。目の前のチャーンクラーン通りをのろのろ走って来る赤いソンテオ(ロッ・デーン)に声をかけ、スアンドーク門まで行けるか尋ねてみました。が、断られ続けることなんと5台!次に尋ねてもどうせまた断られてイヤな思いをするだけだろうという心理的負担に負け、諦めてお堀端まで歩くことに。時刻は、18:42。パンティップの交差点からシードンチャイ通りを西へ歩き始めます。すると、なんだろうあそこは?渡って近付いてみます。おっ、Wawee Coffeeじゃないですか!!そうだ、店員さんにスアンドーク門までの行き方についてアドバイスを乞いつつコーヒーでのんびりするのもいいかも~。入店するとカウンターにいる店長らしき男性と若い女性スタッフが…ニコリともせずに出迎えてくれました。スタバのフレンドリーさと対極ですな -_-;)まあいいや。ホットのアメリカーノー(アメリカン)を注文。そして店長さんにスアンドーク門までどうやっていけばいいか尋ねると、「店の前からロッ・デーンで行けますよ」えっ、行ってくれますか?「はい。行くはずです」と仏頂面のまま教えてくれました。スアンドーク門は、西方向に走る流れの先にあるから行ってくれるのかな。たった1回交差点を曲がっただけでそんなに違うものだとは。Wawee Coffeeも北タイのコーヒー豆を使うチェンマイ発祥のカフェ・チェーン。2013年時点でチェンマイに16店、バンコクに5店、その他地方に6店あります。バンコクのアーリーにある支店は、数年前には意識高い系の若者が集うカフェとして人気でしたね。今はどうなんだろ?<旅費交通費>歩いただけなので:0バーツここまでの合計:2,288バーツ※旅は2015年2月18日(水)に行いました。<参考>Manager Online"ถกนัดแรกสางปมไนท์บาซาร์เชียงใหม่ พบผู้ค้าถือเกิน-บางรายได้ยกครัว",2015年3月26日付つづく※当ブログから1日旅の記事だけを抜粋し見やすくまとめたブログ『タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~』 もぜひご覧ください。そちらのブログは左側の「旅ごとに見る」欄で旅名を選ぶと順を追ってお読みいただけます。旅の参考になれば幸いです。★★★お薦めのタイ語学習書です★★★ ◇ 初 級 ◇ 『あなただけのタイ語家庭教師』国際語学社 ◇ 中 級 ◇ 『中級タイ語総合読本』白水社 ◇ 上 級 ◇ 『タイ語上級講座読解と作文』めこん
2015/05/11
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チェンマイ・ナイドバザールが17時頃から始まるというチャーンクラーン通りを南へと歩いていきます。既に両側の歩道に店が開き始めてはいるものの、まだ活気はイマイチ。どこかで時間を潰してまた歩くかぁ。と考えつつ車道に目をやります。この通りって渋滞するんですね。ところで目の前の赤いソンテオ(ロッ・デーン)ですが、横っ腹に2番路線 フアイケーオ アーケード・バスターミナルと。2015年2月15日から試験運行を開始した路線ソンテオじゃないですか!本当に走っているんですね。しかもお客さんが結構乗っています。どうか路線運行が定着しますように。でも正面に何の表示も無いんじゃ普通のロッ・デーンと区別がつきませんよー。途中のベンチで休憩しつつ、ずんずん南へ歩いていくと、左手にゲートがありました。アヌサーン市場(ตลาดอนุสาร)とあります。何だろ? 入ってみますか。時刻は、17:22。ASEAN共同体を記念した飾り付けに出迎えられつつ散策してみると、ここも観光客向けのマーケットでした。しかしナイトバザール同様、まだ開いてない店が多い状態。奥へと進んでみると、お、ドイチャーン・コーヒーじゃないですか。北タイで採れたコーヒー豆を使用したカフェ・チェーンですよね。ここでまた時間を潰そうと入店し、小さなテーブル席に着席。せっかくカフェに入ったのに、コーヒーは飲みたい気分じゃなかったので、ナム・マナオ(ライム・ジュース)を注文しました。狭いながらもウッディな内装で雰囲気の良い店内は、テーブル席の部分と、スタッフがいる部分を囲むように設けられたカウンター席の部分とからなっています。そのカウンター席では欧米人中年男性数人がアルコール片手にスタッフの若い女性とずっとご歓談中。ここはそういう店なのか? -_-;)まあいいや。私は気にせずボーっとしたりiPhoneでネットをしたりして過ごすことに。40分ほど時間を潰して店を出ると(くだんの欧米人達はまだ入り浸ってます 笑)ようやく賑わってきたかな。通り沿いのチェンマイ・ナイトバザールより広々としているからこっちのほうが歩き易くていいですね。土産物からレストラン、マッサージまでひととおり揃っているようですし。タイ語でググってみたんですが、アヌサーン市場の歴史に触れた情報はまったく見つけられませんでした。一つだけ、去年でオープンして7年との記述を見かけましたが、正しいのかは不明…。ここって元は何があった場所なんでしょう?4日前だったバレンタイン・デーの飾り付けがまだ残っているところがいかにもタイらしいですね。しかもその前で記念撮影をしているところも ^^まぁ、明日のトルッチーン(中国正月)に合わせた赤いシャツがちょうど映えるからかな。山岳民族の銀製の首飾りも売ってます。こんなところにはチェンマイらしさを感じますね。さっきよりはだいぶ店が開きましたが、でもまだまだだなー。19~21時ぐらいが店が多く開きもっとも活気があるみたいですよ。アヌサーン市場の出口へ向かいます。表のチャーンクラーン通りに出ました。時刻は、18:16。イルミネーションが灯り、ようやくナイトバザールらしくなりましたね。<旅費交通費>歩いただけなので:0バーツここまでの合計:2,288バーツ※旅は2015年2月18日(水)に行いました。つづく※当ブログから1日旅の記事だけを抜粋し見やすくまとめたブログ『タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~』 もぜひご覧ください。そちらのブログは左側の「旅ごとに見る」欄で旅名を選ぶと順を追ってお読みいただけます。旅の参考になれば幸いです。★★★お薦めのタイ語学習書です★★★ ◇ 初 級 ◇ 『あなただけのタイ語家庭教師』国際語学社 ◇ 中 級 ◇ 『中級タイ語総合読本』白水社 ◇ 上 級 ◇ 『タイ語上級講座読解と作文』めこん
2015/05/07
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ターペー通りを東へ歩き、もうすぐナイトバザールの通りに到着するぞという時、右手に寺院が。中国人観光客が入っていくので、つられて足を踏み入れてみました。ワット・ブッパーラーム(วัดบุพพาราม)との名が。どうやらこの寺は、2012年末に中国で大ヒットしたチェンマイが舞台のコメディー映画『Lost in Thailand』(Official Trailer)に登場したようなんですよ。だから中国人カップルが一生懸命自撮りしてるのか…。この寺、創建自体は1497年と古いんですよね。ブッパーラームとは「東方」の意味。町の東部に建てられたことを表しています。でも入口を入って目の前に建つ今の本堂は、1980年完成。見た目も2階建てなこと以外どうってことありません。仏塔は1510年に建てられた後、1898年にビルマ様式で建て直されたもの。100年以上は経っているのか。1819年築のランナー様式仏堂もあるようですよ。でも中国人率が高くなんだか場違い感が漂っていたので、早々に境内を出てしまい気付きませんでした ^_^;)そして、チャーンクラーン通り(ถ.ช้างคลาน)に到着。時刻は、16:28。ここに17時頃からチェンマイ・ナイトバザールが出るというのですが。確かに右側の歩道には店が並んでますね。でもまだ少ない感じ。あと30分…。そうだ。それまでTuiさんに教えてもらった店で暇をつぶしますか。少し歩いた左手に、イスラムな路地が。入っていきましょう。左手にイスラムの学校が建っています。なぜか漢字で「王和真光学校」との名が。さらに路地を進むと左手に、いたって普通の食堂風な店が出現。ここかな?青い看板には「カオソーイ・イスラム」とありました。ここだここだ! 有名店の一つです。入りますよ~。営業が17:00までというので心配だったんですが、開いてて良かった!早速カオソーイ・ガイ(鶏のカオソーイ)を注文。40バーツ也。良心的なお値段で嬉しいですね。ヒジャブを被った女性がすぐに運んで来てくれました。今日4杯めのカオソーイいただきまーす!ん?味が薄い…。ちょっとぬるい…。うーん、今日食べた中では一番イマイチかな。ここが有名店なのは、中心部にある希少性からかもなんて考えたり。でも直前があの濃厚で辛めのサムージャイだったのでギャップがあり過ぎてこう感じた可能性も。それに例えばとんこつラーメンでもこってり濃厚なのが好みの人もいればあっさりさっぱり系が好きな人もいるしで、好みは人それぞれですよね。カオソーイだってそうなんでしょう。店の雰囲気は4店の中で一番好きですね。いかにも普通の食堂な佇まいが落ち着けます。トイレを借りてからカオソーイ・イスラムを後に。チャーンクラーン通りへ戻りましょう。西日が眩しい路地を歩き始めると左に、なんだろ、これ?説明書きには「Mecca Hanna」とあります。ハンナってことはマニキュアかな? インド製だそうで。メッカの名が冠してあるところが、この路地らしいですね。チャーンクラーン通りに出ました。時刻は、16:51。準備の真っ最中なようで。もう少しどこかで時間をつぶすかぁ。<旅費交通費>歩いただけなので:0バーツここまでの合計:2,288バーツ※旅は2015年2月18日(水)に行いました。<参考>Tripchiangmai.com "วัดบุพพาราม เยี่ยมชมพระอารามตะวันออกของเมืองเชียงใหม่"つづく※当ブログから1日旅の記事だけを抜粋し見やすくまとめたブログ『タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~』 もぜひご覧ください。そちらのブログは左側の「旅ごとに見る」欄で旅名を選ぶと順を追ってお読みいただけます。旅の参考になれば幸いです。★★★お薦めのタイ語学習書です★★★ ◇ 初 級 ◇ 『あなただけのタイ語家庭教師』国際語学社 ◇ 中 級 ◇ 『中級タイ語総合読本』白水社 ◇ 上 級 ◇ 『タイ語上級講座読解と作文』めこん
2015/05/04
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