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前回に引き続き、タイ語でトルッチーンと呼ばれる中国正月(春節)のお祭りが開催されてたバンコクのヤワラート(中華街)散歩の模様をお送りします。お祭り開催日2月19日(木)と20日(金)のうち、私が訪れたのは19日です。中国の伝統文化実演ブースはまだ続きまして、「中国結」と書いてありますね。この結い方は中国文化にとって特別な意味があるんでしょうか。疎くてすみません ^_^;)こちらのブースでは奇妙なことをやっているではないですか。人の顔にひもを当てて何やら治療みたいなことをやってますよ。マンミン(หมั่นหมิง)と書いてあります。帰ってから調べたところ、顔に生えた毛を抜く施術だそうで。痛そうだな -_-;)このあたりには頭上に赤い提灯が飾られていて、なかなかの壮観。TV局ch9のレポーターさんも赤いチャイナドレス姿 ^^その先では…子供達の手で竜が舞ってました。ただ舞うだけでなく、こうしておひねりを集めながら練り歩いていくのです。さらに先にはまた違う4色の竜も。いつもは車とバイクと人と荷車で混沌としているヤワラート通りが歩行者天国になっている光景が、なんとも不思議に目に映ります。おっ、ここでもチャイナドレスを売ってますね。並行しているチャルーンクルン通りへ抜けようと路地に入ったら、ここにも竜が。さらに細い路地裏に潜り込んで行きました。大勢の人につられてチャルーンクルン通り沿いのワット・マンゴーン・カマラーワートに足を踏み入れてみました。線香の煙が漂う中大勢の人達が参詣しています。ここの赤シャツ度は外の通りよりも高いですね。線香を掲げた人達が長蛇の列をなして、写真の左端の入口から中へ入って行っています。そっちに祀られた神様は特別なんでしょうか?中国人の伝統や旧正月の祝い方をある程度知っていればもっと面白いんでしょうけど、知らなくても見る物がことごとく珍しいので興味深く見物することができました。でも暑い中かつ人混みの中を歩いたので、正直言ってヘトヘトになった中国正月で賑わうヤワラートの散歩でしたね。★★★お薦めのタイ語学習書です★★★ 『あなただけのタイ語家庭教師』国際語学社
2015/02/25
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タイ語でトルッチーンと呼ばれる中国正月(春節)のお祭りがバンコクのヤワラート(中華街)で開催されるとのことなので、心なしかアウェイ感を抱きつつも今年初めて行ってみることにしました。その模様を2回に分けてお送りしたいと思います。(※「クロントイ・スラムへ」は後日再開します。今しばしお待ちください。)今年2015年は2月19日(木)と20日(金)2日間、12:00~24:00の開催で、バンコク都の主催だそうです。私は19日に行きました。フアランポーン駅から歩いて向かうと、ワット・トライミットの前の通りから先が歩行者天国になってました。赤い服を着た人が多くてビックリしますよ。とくに女性は子供からお年寄りまで赤いチャイナドレスでおめかし。おっ、通り沿いでも売ってますよ。ワット・トライミットの境内に足を踏み入れると、大勢の参詣客でごった返しています。記念写真を撮る人も多いですね。長蛇の列ができていて何だろうと先頭を覗いたら、ジュースの無料配布でした ^_^;)通りへ戻って先へと歩いていくと、この竜の玩具(?)、そこらで売ってるんですが、どんな意味があるんですかね。そしてヤワラート入口の中華門に到着。なにやらタイ舞踊もありの式典をやってます。軽く眺めた後、また先へと歩を進めると、売店の列が出現。近隣(?)の学校がブースを出しているようで。チャイナドレス姿の女の子が欧米人観光客に大人気で写真撮影を頼まれまくってました。ブースの中と外の女の子達の際立った表情の違いに思わず苦笑。今回のトルッチーン・イベントは、シリントン王女の60歳祝賀も兼ねています。この後、ご本人もいらっしゃったようですよ。その先にはまたステージが。決して赤シャツ派の集会ではありません ^_^;)ヤワラート通り左手にある泰京天華慈善医院の中国廟は、参詣客や欧米人観光客で大賑わいです。しかしやたら欧米人を見かけるんですが。火を点けた線香を手にみなさん真剣に祈っています。再びヤワラート通りを歩き始めると、今度は中国の伝統文化の実演ブースが出現。これは中華麺打ちの実演のようですが、それよりも手前の男性の見事な●●に目が釘づけになった私でした。だんだんと面白くなってきましたよ。トルッチーンで賑わうヤワラートの散歩はまだまだ続きます…。★★★お薦めのタイ語学習書です★★★ 『あなただけのタイ語家庭教師』国際語学社
2015/02/24
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期間限定の水上マーケットがバンコクの首相府横で開催されていると聞き、2015年2月19日(木)に行ってみました。なんでもプラユット首相の肝入り(?)で、内閣官房局とバンコク都、タイ政府観光庁が合同で開催しているんだとか。開催期間は、2月12日~3月1日の18日間です。まずは、国鉄&MRTのフアランポーン駅へ。駅横の運河から11:00-19:00に無料の送迎船が出ているそうで。運河に架かる橋から眺めると、右手に船着場がありました。利用客が結構多く、最初の船には乗れず次を待つことに。とは言っても10分程度ですが。順番が来たので乗り込みまーす。座席は食堂でよく見かけるプラスチック椅子(笑)でも各席に救命胴衣完備で、スタッフから身に着けるように指示がありました。出発です。以前はここにも水上バスが走ってたんですよね、いつの間にか姿を消してしまい終ぞ乗る機会がありませんでしたが。でも今回こんなかたちで復活して嬉しい限りですよ。さて、水上マーケットに着いたようですね。思ったより物売りの舟が沢山集まっていて、しっかり「水上マーケット」の雰囲気が出ているではないですか。船着場に到着。下船します。フアランポーン駅横の船着場から20分前後でした。正式名称は「パドゥンクルンカセーム運河 タイ伝統水上マーケット」。その名のとおり、タイの伝統を紹介し観光促進の目玉にすることを主眼にしたイベントなので、売られているものも昔ながらの伝統的な料理やスイーツがメイン。会場は陸上とプラスチックいかだを通路にした運河上部分とから構成されています。まずは陸上部分から歩いてみますか。道路の歩道にブースをこしらえたので通路が狭く歩き難いですが、なかなか興味深いものが売られてますよ。例えばこれとか。おばあさんの飴細工。飴を手やハサミを器用に使ってネコの顔に作り上げて女の子に渡していました。次は運河上部分に下りてみましょう。通路は思ったほどは揺れませんでしたが、でも注意するに越したことはないです ^_^;)料理からスイーツまで珍しそうな物が売られていますね。買い求める客を多く見かけたので、陸上部分よりも売り上げが良さそうな感じ。私はチャーイェン(アイスミルクティー)を購入して一服しました。それと運河上部分に向けてステージもやってましたよ。モーラムの歌に合わせながら踊るお姉さん ^^ひととおり見たので帰りますか。来た時とは違う手段を使おうと思います。バス停で15分ほど待っていると、来ましたよ~。無料送迎バスが。駐車場になっているナーンルーン競馬場前までを結んでピストン輸送をしているんです。前面には見覚えのある「JESADA」とのステッカーが。もしやJESADA TECHNIK MUSEUMの所有車両なんですかね? どこまで金持ちなんですか!ナーンルーン競馬場の道路を挟んだ反対側が終点でした。所要時間十数分です。歩道橋から乗降場所を見下ろすとこんな感じ。普段は首相府付近ってあまり交通のアクセスが良くないですが、水上マーケット開催期間中は、無料の船&バスが運行しているからかなり便利です。開催期間は3月1日までなので、この期間にバンコクにいる方はぜひ訪れてみてください。珍しい食べ物に出合えるかも!パドゥンクルンカセーム運河 タイ伝統水上マーケット“ตลาดน้ำวิถีไทย คลองผดุงกรุงเกษม”開催期間:2015年2月12日~3月1日(毎日)時間:陸上部分11:00~20:00、運河上部分15:00~20:00場所:首相府横マッカワーン橋からオーラタイ橋の間無料送迎船(フアランポーン駅横~会場)11:00~19:00無料送迎バス(ナーンルーン競馬場前〜会場)11:00~19:00<参照>Royal Thai Government★★★お薦めのタイ語学習書です★★★ 『あなただけのタイ語家庭教師』国際語学社
2015/02/22
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クロントイには2009年12月に一度行ったんですが、その時にスラムの通りで見かけたソンテオがずっと気になっていたんですよ。そんなわけで5年ぶりに散歩がてら訪れてみることにしました。旅の決行日は2014年9月19日(金)まずはMBKセンター向かいのバス停へ。お、来た来た。前回と同じく47番バスで出発です。時刻は、09:44。左折してラマ4世通りに入りしばらくすると、「ラマ4世通りのバス停は次が最後です。その先は右折しますよ!」と女性車掌さんが声を張り上げるではないですか。あ、そっか。助かりました。そのとおりに下車します。時刻は09:56。ボンガイというところのようですね。ラマ4世通りを直進するバスに乗り換えましょう。すると109番バスがやってきました。これが行きそうなので乗車。09:58。クロントイ市場前を通過し、廃線通りと別れ左に逸れたラマ4世通りをもう少し走った先のBIG C前で下車。時刻は、10:08。歩道橋で向かいのロータスへ向かいます。入口を入り奥へと進み、そのまま駐車場へ出ます。さらに奥へと直進。突き当たりを右へ歩き外へ出ると、左手に裏口が見えました。裏口を出ると正面にはズラリと行列のできた食堂が。噂どおりに人気店のようですね~。そう、ここが今回最初の目的地なのです。店名は、ジェージョン(เจ๊จง)。カーオ・ムートート(揚げた豚肉のせご飯)で評判みたいですよ。朝食がまだの私も行列の最後尾に並びます。長く待つ覚悟でいたら、意外とどんどん列が進んでいくではないですか。ほう、こんなに豊富なメニューが揃っているのか。私の番になったので、ネットで評判の良かったムートート(揚げた豚)とムーヨートート(揚げたハムみたいなもの)を注文。「ムーヨーは売り切れなんですよ。プーアット(カニカマ)でもいいですか?」ありゃ。はい、いいです。「ゆで玉子もいかがですか?」じゃ、お願いします ^^シメて42バーツ也。その場で払って店内で席を確保。並んでからここまで、ちょうど10分でした。何の変哲もないフツーのカーオ・ムートートだけど、これがそんなに美味しいのかな?ふと周囲を見渡すと、スープも並べて食事している人がほとんどなのに気が付きました。スープも人気なのか!店内端のコーナーにありました。1杯5バーツ也。さてどんなもんかな。まずは、カーオ・ムートートから…。なるほど。豚肉の甘さが良く引き出されてますね。確かに他で食べるなら、ここに来たほうがいいかも。次はスープ…。つみれ、豆腐、キャベツ、海苔が入ったスープは、優しい味付けで、まさに日本人好み。正直に行ってスープのほうが断然オススメです。こりゃイケる!どうりでほとんどの人が食べてるわけだ。店内はこんな感じ。お客さんが入れ替わり立ち替わりでいつもほぼ満席状態です。ネットの書き込みを読むと、味はもちろんのこと、注文を聞いてくれる女性(ジェージョン=ジョン姉さんかな?)の親切でにこやかな接客も人気の秘密のようですよ。ラマ4のロータス近辺に行くことがありましたら、ぜひ裏手に抜けて立ち寄ってみてください。さて私は、待っている人に悪いので長居はせず店を後に。歩き始めますか!<旅費交通費>47番バス:6.5バーツ109番バス:8バーツここまでの合計:14.5バーツ※旅は2014年9月19日(金)に行いました。つづく※当ブログから1日旅の記事だけを抜粋し見やすくまとめたブログ『タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~』 もぜひご覧ください。そちらのブログは左側の「旅ごとに見る」欄で旅名を選ぶと順を追ってお読みいただけます。旅の参考になれば幸いです。★★★お薦めのタイ語学習書です★★★ ◇ 初 級 ◇ 『あなただけのタイ語家庭教師』国際語学社 ◇ 中 級 ◇ 『中級タイ語総合読本』白水社 ◇ 上 級 ◇ 『タイ語上級講座読解と作文』めこん
2015/02/19
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ワット・プラシーラッタナマハータートに建つアユタヤ期の仏塔を見た流れで裏手をぐるっと歩いていくと、こんなところに出くわしました。まるで打ち捨てられた廃寺のような仏堂。火事に遭ったわけではなさそうですけど、壁が全く無いんですよ。中に足を踏み入れてみると、う、うわあ。屋根瓦もボロボロに落ちていて物凄い退廃感…。雨ざらしの仏像の目つきもちょっと怖いぞ。なんだか妖気が満ち満ちているような。ここってヤバイんじゃないのか!?ビビリな私は怖くなり、すぐさま外へ出たのでした。朽ちた仏堂と比べて立派なこの結界石(ใบสีมา)がこれまたえも言われぬホラー感を醸し出しているじゃないですか -_-;)ちなみに結界石って、仏堂の周囲8つの方角に建てるものなんです。各結界石の下にはルーク・ニミット(ลูกนิมิต)というボウリングの球のような石球が埋めれているんですよ。その8つに加えて、もっとも大事な球が仏堂内にも埋めれているので、石球は合計9個必ずあるんです。という豆知識を披露して怖さを紛らわせたつもり…。足早にそこを離れると、前方に見えたものは、にょわっ!あんた、そんなところにいたのかい。バンハーン・ジェムサイ・タワーから見えた「竜の末裔ミュージアム」の巨大なドラゴンを模した建物です。あの内部で順路がどうなっているのか興味がありますが、やっぱり499バーツも払いたくないのでパス~。そうそう、このワット・プラシーラッタナマハータートには、さっきの妖気漂う朽ちた仏堂以外に、ちゃんとした本堂もあるんですよ。歴史ある寺のわりにこじんまりとしていますね。結界石が1枚なので民間の寺だからでしょう。王立寺院だと結界石が1か所に2枚並んでいるのですぐに分かるのです。なんだか長居したくない気分なので、スパンブリー市街地に戻りますね。寺の正面に伸びる路地を進んでみますか。国道321号線に出るはず。時刻は15:42。ほどなくして目の前にドーン・チェーディーへ向かうソンテオから見えた仏塔だ。さっきのワット・プラシーラッタナマハータートのものだったんでしょうかね。国道321号線に出たところで左へ歩き、ターチーン川(スパンブリー川)を渡ります。先には小学校が。校門前に屋台が並んでいます。稼ぎになるだけ売れるのかなー。ここで待っていると黄色いソンテオがやって来ました。下校する学生さんたちとともに揺られて、時計台からスパンブリー・バスターミナル前を経由後、市街地到着。バンコク行きロッ・トゥー乗り場のあるワット・プラサートトーン近くで下車しました。時刻は、16:01。一旦ロッ・トゥー乗り場へ行って何時まで便があるのかを確認。なんと20:00まであるんだそうでそれなら安心です。ちょっくら食事しておきますか ^_^;)近くのクイッティアオ屋に飛び込みました。店のご主人がクイッティアオを運んで来つつ、「日本人? 中国人かと思ったよ。 タイ語上手だね。旅行なの? バンコクで宿泊?」とニコニコしながら質問攻めに(笑)オリアン(タイ式アイスコーヒー)も頼んで40バーツ也。食事後、ワット・プラサートトーン入口にあるスパンブリー名物スポンジケーキで有名な「エーカチャイ」という店へ。そこで緊急事態発生。土産物を物色しようとカメラをバッグにしまった際、バッグのファスナーが壊れてしまい、カメラもiPhoneも取り出せない羽目に!さっきの朽ちた仏堂の祟りじゃないだろうなとビビリつつ、ロッ・トゥーに乗車。16:52発。道中は幸いにも何も起こらず、戦勝記念塔先のスズキ前に19:00ちょうどに到着したのでした。これにて今回の旅も完結です。バンハーン・ジェムサイ・タワーのミニチュア購入という使命を伴った今までにない旅となりましたが、無事に果たせて喜んでいただけたので私も心地良い達成感を浸ることができました。さて次回は…。久し振りにバンコクのクロントイの旅でもお届けしようかと思います。お楽しみに~。<旅費交通費>ソンテオ:8バーツロッ・トゥー:120バーツここまでの合計:353バーツ※旅は2014年9月18日(木)に行いました。おわり※当ブログから1日旅の記事だけを抜粋し見やすくまとめたブログ『タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~』 もぜひご覧ください。そちらのブログは左側の「旅ごとに見る」欄で旅名を選ぶと順を追ってお読みいただけます。旅の参考になれば幸いです。★★★お薦めのタイ語学習書です★★★ ◇ 初 級 ◇ 『あなただけのタイ語家庭教師』国際語学社 ◇ 中 級 ◇ 『中級タイ語総合読本』白水社 ◇ 上 級 ◇ 『タイ語上級講座読解と作文』めこん
2015/02/16
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今回の最大の任務を果たすべく、バンハーン・ジェムサイ・タワーの1階へ下りてきました。円を描いて並ぶ土産物店をぐるっと歩いて探します。タワーや地元サッカーチーム「スパンブリーFC」のグッズのコーナーで発見。左下にありました。バンハーン・ジェムサイ・タワーのミニチュアです。「タワー収集機構」管理人さんから依頼された買い物なのです。でも前回来た時には大小2つのサイズのがあったはずなんだけど…。スタッフの女性に尋ねてみると、「小さい200バーツのものは生産中止になったんです」ありゃー残念!ではこの大きいサイズの500バーツのものだけなんですね。高さが30cmほどあります。2,3個出していただけますか?てっぺんが曲がっていないものをとのリクエストなので、見比べて曲がりが少ないものをチョイス。レジン製なんだそうです。「なんでタイ語が話せるんですか?」バンコクで学んだことがありまして、とまたまたいつもの会話が始まりました ^_^;にこやかで穏やかな口調のとても感じの良い女性でした。また来よっかな(笑)丁寧に新聞紙に包んでいただいたミニチュアをバッグにしまい、お礼を言ってタワーを出ます。よっしゃ、任務完了!帰国後発送してタワー収集機構管理人さんのお手元に無事に届き、早速ウェブサイトに掲載していただきました。あ、そうだ。もう一度タワー全景の写真を撮っておこっかな。青空が広がって来たので、さっきよりもいい写真になりました。時間がまだあるので、今度こそワット・プラシーラッタナマハータートへ向かってみますか。バンハーン・ジェムサイ・タワーを後にします。時刻は、15:11。目抜き通りのプラパンワサー通りに出ました。この辺りでもまだ巻きスカート姿の女性っているんですね。左はソムオー(ざぼん)の行商。この先に、ワット・パー行きソンテオが停車中でした。念のため運転手に尋ねておきましょう。ワット・プラシーラッタナマハータートへは行きますか?「行きますよ」また乗り間違えたらシャレになりませんからね ^_^;)乗り込むと、先ほどの巻きスカートのおばあさんが続けて乗ってきました。で、なんと私に話しかけるではないですか。でもお年寄りな上に方言がキツくて何を言っているのかさっぱりわかりません。どうやらどこそこへは行くのかと尋ねているようではあるんですが…。すみません、わかりません。と答え終えるかいなかのところで、そんなおばあさんを乗せたままソンテオは発車。時刻は、15:16。しきりに車窓を気にした素振りをしています。うむむ、心配だな。国道321号線を進みターチーン川を渡ってほどなくソンテオは停車。運転手さんが運転席後ろの窓をコンコンと。え、私?ここだよ、と合図してくれています。あ、そうなんだ。慌てて下車して運賃10バーツを支払い。「向かいの道にありますよ」ありがとうございます!ソンテオを見送ります。あっそうだ、おばあさん! 慌てててすっかり忘れてた!!運転手さんに言えば良かったのに。なんて私は気が利かないんだろう。物凄い自己嫌悪です。さっきの私みたいに終点まで行っちゃうのかな、おばあさん。ごめんなさい…。時刻は、15:22。向かいの道って、並木の間に続いているあれだな。のどかな2車線の道を歩いていくと、ものの2分で山門に到着。ワット・プラシーラッタナマハータートと書いてあるので間違いないですね。境内を右手へと進むと、新しめの寝釈迦像がありました。ふと見上げると、「バンハーン・ジェムサイ寝釈迦堂」との看板が。どんだけなんですか、バンハーン元首相 -_-;)そんなお堂の裏手へと進むと、ありましたよ。古い仏塔が。1767年のビルマ軍のアユタヤ侵攻でスパンブリーも破壊されたのですが、この仏塔はそれ以来廃墟と化していたのだとか。それが1913年、この地に移住し畑仕事を生業としていた華僑がこの仏塔へ登り内部に入ってみたところ、数々の当時の品を発見。そのうちクメール文字で記された古文書には、この寺はアユタヤ王朝創始の26年前に創建されたとあったのです。ということは、1325年かな?古文書の他に、当時のプラクルアン(お守り)も多数見つかりました。プラポンスパン(พระผงสุพรรณ)と呼ばれ、五大プラクルアン(พระเบญจภาคี)の一つに数えられるようになり、数百万バーツの高値で取引されているんですよ。近年、近くの道路拡張工事中にさらに出土したようです。どこかにまだ転がってないかな(笑)探し歩くワケではないけど、裏へまわってみます。塔自体や発見された遺物は、アユタヤ期のものなんでしょうね。こんなところにも仏像が。周りを見渡すと、どうやらお墓が並ぶゾーンに足を踏み入れてしまったようで。この後、ちょっぴりぞっとする光景を目にすることになるとはつゆ知らず…。<旅費交通費>ソンテオ:10バーツここまでの合計:225バーツ※旅は2014年9月18日(木)に行いました。つづく※当ブログから1日旅の記事だけを抜粋し見やすくまとめたブログ『タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~』 もぜひご覧ください。そちらのブログは左側の「旅ごとに見る」欄で旅名を選ぶと順を追ってお読みいただけます。旅の参考になれば幸いです。★★★お薦めのタイ語学習書です★★★ ◇ 初 級 ◇ 『あなただけのタイ語家庭教師』国際語学社 ◇ 中 級 ◇ 『中級タイ語総合読本』白水社 ◇ 上 級 ◇ 『タイ語上級講座読解と作文』めこん
2015/02/12
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バンハーン・ジェムサイ・タワーに上りますか。入口を入って、受付の女性にチケットを出すと、角をハサミで切って返してくれました。右手のエレベーターに乗ってくださいと。はーい。来るのは二度目ですが、高いところへ上るのって何度でもワクワクしますね(笑)エレベーターに乗ると、今回はおじさんが操作してました。しかも説明一切無し。ただ「4階を見終えたら階段で3階へ。3階から2階、2階から1階はエレベーターで下りてください」と言われたのみ。前回はタワーの高さとか説明してくれたんですけどね~。地上78.75mの4階展望台に到着。ガラーン。お客さんの姿が無く、係員の女性が手持ち無沙汰に座っています。「タワー収集機構」管理人さんから、各階の様子と展望台から各方角の風景の写真撮影を依頼されているので、iPhoneのコンパスで方角を確認しながら撮影していきます。こっちは真西。ターチーン川を境に町並みの賑やかさがガラっと違うのが面白いもんです。遠くを見やると、カンチャナブリーの山並みが霞んで見えるではないですか。そういえばスパンブリー・バスターミナルからカンチャナブリー行きのバスがあったな。いつか乗ってみるぞ。ここからの眺望で何と言っても目を引くのは、巨大な竜。ルークラーン・パンマンゴーン・ミュージアム(พิพิธภัณฑ์ลูกหลานพันธุ์มังกร)、訳すと「竜の末裔ミュージアム」の建物で、あの竜の内部には中国古代~近代史が模型や人形を使って展示されているんです。マンゴーン・サワン公園(อุทยานมังกรสวรรค์ 天龍鎮、訳すと天竜公園)という中国村的なテーマパーク内にあるんですが、外国人入場料が499バーツとバカ高いので行きません(笑)…って、前回2013年10月30日にここに上った時にも書きましたね。景色を眺めていて、ふと思いつきました。係員の女性のところへ戻って尋ねてみることに。すみません、ここからドーン・チェーディーは見えますか?女性はニコリとして、私を北西の向きに設置されたコイン式双眼鏡まで案内。「10バーツを投入して、この目盛に合わせれば見えます」と。なんと、見えるのか!言われるがままに10バーツを入れ、双眼鏡を覗き込むと、本当だ、見える!!ありがとうございます!!双眼鏡の向きを確認して、デジカメでも狙ってみましょう。真北の眺望です。黄色い丸の中にさっきの「竜の末裔ミュージアム」が見えています。その右の黄色い四角の範囲をズームすると、こんな景色に。見えますか?さらに黄色い四角の部分を拡大してみましょう。中央に立つ鉄塔のすぐ右にドーン・チェーディーの白い仏塔がぼんやりと見えているのがわかりますか?ここから30kmほどもあるのに、感激です。スパンブリーの現代のモニュメントたるバンハーン・ジェムサイ・タワーから、古代のモニュメントたるドーン・チェーディーを見ることができて満足です。ダメモトで尋ねてみて良かった!双眼鏡は3分で時間切れ。らせん階段で3階へ下ります。この階はおもちゃや服飾小物なんかの売店があるだけでとくに見るべきもの無し。早々にエレベーターで2階へ。この階はテーブルがぐるっと一周並んでいます。前回と同じく売店でホットコーヒーを注文。25バーツ也。あれ、この前はクッキーが付いてたのになぁ。まあいっか。市場方面の景色をぼーっと眺めながら一服したのでした。時刻は、14:49。さて、次は1階でバンハーン・ジェムサイ・タワーのミニチュアを買いますよ~。<旅費交通費>歩いただけなので:0バーツここまでの合計:215バーツ※旅は2014年9月18日(木)に行いました。つづく※当ブログから1日旅の記事だけを抜粋し見やすくまとめたブログ『タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~』 もぜひご覧ください。そちらのブログは左側の「旅ごとに見る」欄で旅名を選ぶと順を追ってお読みいただけます。旅の参考になれば幸いです。★★★お薦めのタイ語学習書です★★★ ◇ 初 級 ◇ 『あなただけのタイ語家庭教師』国際語学社 ◇ 中 級 ◇ 『中級タイ語総合読本』白水社 ◇ 上 級 ◇ 『タイ語上級講座読解と作文』めこん
2015/02/09
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次に行こうと思っているのは、ワット・プラシーラッタナマハータートという古い仏塔のあるお寺です。タイ語のスパンブリー・ガイドブックによると、ポープラヤー行きソンテオで行けるとのこと。で、そのソンテオを発見。場所は、下部のスパンブリー市内地図上で「市場」の「市」の字の右あたりです。乗り込んで、12:29に発車。ポープラヤー行きソンテオってなんか記憶にあるなぁと思っていたんですが、じきに判明しました。以前訪れたドラえもん寺こと、ワット・サンパスィウの前を通ったんです。なんだ。このソンテオに乗るのは2度目だったのか!(笑)あれ、でも変だぞ。こっちに来たということは、目的地とは違う方向のような気がするんだけど…。そんな私の不安などお構いなしに、ソンテオはどんどん北の方角へと突っ走っていきます。とうとうこんな辺鄙な風景に…。乗り間違えたこと、確定です -_-;)でももういいや。せっかくだから終点までとことん乗っていってやる(笑)淋しい一本道をかなり奥まで進んでようやく停車。時刻は、12:54。下車して運転席へ。乗り間違えちゃいました。運転手さんに笑われつつ、運賃20バーツを支払います。スパンブリーに戻りたいんですけど、どこから乗ればいいですか?「向かいのアレだよ」本当だ。道の反対側に折り返しのソンテオが停まってました。乗り込んで待つことにしますか。終点は、右に見えるあずま屋の前です。一応、グーグルマップのストリートビューでも場所を貼っておきますね。利用する方はいないと思いますが(笑)12:59発車。元の道を戻ります。するとターチーン川を渡ったところで停車。市場があるし、どうやらここがポープラヤーの町のようです。かなり長く停車してようやく再出発。右折したところで右手にこんな白い仏塔が見えました。あ、ガイドブックに写真が載ってたぞ。あそこは、ワット・ウォーラジャン。で、あの仏塔は天国にあるという仏塔を模して1925年に建てられたものだそうで。というワケで、ちょっぴり観光もできたから、まあいっか。…と負け惜しみを言っておきます。そしてようやく元のスパンブリー中心部に帰還。時刻は、13:52。1時間半も無駄にしてしまった -_-;)運転手さんに尋ねたところ、ワット・プラシーラッタナマハータートにはワット・パー行きのソンテオが行くとのこと。ガイドブック間違ってるじゃん!!近くに停まってましたよ。ワット・パー行きソンテオが。でも時間が心配になってきたので、ワット・プラシーラッタナマハータートは後回しにして、先に任務遂行といきましょう。「タワー収集機構」の管理人さんからバンハーン・ジェムサイ・タワーについて依頼を受けた内容は、1.タワーの外観写真を撮る。2.タワー内部の写真を撮る。3.タワーのミニチュアを買う。なので、まずは外観の写真に再チャレンジ。ターチーン川に架かる橋から狙ってみます。うーん、電線が邪魔だけど、仕方ないかな。タワーに向かい、門の前から見上げます。ここからじゃ、さすがにパースがかかっちゃいますね。右手のブースでチケット購入。公園+タワーは、大人40バーツ也。中に入って、タワー全体が写真に収まる撮影ポイントを探します。やっぱり北端のフェンスに貼りついて撮るしかないかなー。ここでもパースが多少かかっちゃいますが、ベストなポイントでしょう。さて、タワーに入りますか。<旅費交通費>ポープラヤー方面行きソンテオ:20バーツスパンブリー行きソンテオ:20バーツここまでの合計:215バーツ※旅は2014年9月18日(木)に行いました。つづく※当ブログから1日旅の記事だけを抜粋し見やすくまとめたブログ『タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~』 もぜひご覧ください。そちらのブログは左側の「旅ごとに見る」欄で旅名を選ぶと順を追ってお読みいただけます。旅の参考になれば幸いです。★★★お薦めのタイ語学習書です★★★ ◇ 初 級 ◇ 『あなただけのタイ語家庭教師』国際語学社 ◇ 中 級 ◇ 『中級タイ語総合読本』白水社 ◇ 上 級 ◇ 『タイ語上級講座読解と作文』めこん
2015/02/06
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平成26年度通訳案内士試験の最終合格者発表が今日2月5日(木)にありました。日本政府観光局のこちらのサイト(PDF)で合格者の受験番号を確認できます。タイ語合格者は・・・ なんと1名!(男性)。24年度3名→25年度2名と来て、とうとう1名に減少ですか。ますます狭き門ですね。唯一のタイ語国家試験に合格なさった方、本当におめでとうございます!これからのご活躍を祈念しております!また残念な結果に終わった方も、ぜひ諦めずに再チャレンジなさってください。これで通訳案内士試験タイ語合格者は、通算で28名。まだまだ希少価値のある資格ですね。観光旅行の通訳ガイドに限らず、しっかりした企業がタイからのお客さんを自社工場などに案内する際には、「通訳案内士有資格者」限定で手配することが多いようです。合格後に実務経験を積み現場慣れすれば、きっと大いに活躍できる職種だと思います。今年度の試験合格を目指すみなさん、どうぞ頑張ってください!陰ながら応援しております!!
2015/02/05
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ドーン・チェーディーのナレースワン大王騎象像と仏塔跡のある公園(?)を出て、正面に真っ直ぐ続くチャイヤーヌパープ通り(ถ.ไชยยานุภาพ)を歩いていきます。すると停車中のソンテオに出くわしました。私がスパンブリーから乗って来た路線ですが、これはトラック・ソンテオですね。この路線、ドーン・チェーディー止まりではなくて、さらに西のカンチャナブリー県境にあるサ・クラジョーム郡まで行くようです。地図で確認してみましたが、何も無さそうなところでした ^_^;)歩き続けると右手に市場があったので覗いてみると…見事に営業が終わってるし(笑)まだ10:57ですよ。10時までだったのかな?朝市にしても早過ぎますねぇ。その先の左手に、目当ての店がありました!このコカコーラのロゴが看板にある店で、「カンチャナー」(กาญจนา)と言います。バンコクの書店で買ったスパンブリーのガイドブックで紹介されていたもので来てみたんです。着席すると、女性がメニューを持ってきてくれました。壁を見渡すと、魚料理がびっしりと名を連ねているではないですか。ということは魚料理が売りなんだと理解して、これを注文しました。プラー・ヌアオーン・ラート・プリック(ปลาเนื้ออ่อนราดพริก)。プラー・ヌアオーンは細長いナマズの仲間のようで。それとライスとコーラもお願いして、さあ食べてみましょう!うん、甘辛い味付けにハーブが効いててこりゃイケる!こんな辺鄙な町(失礼)なので期待していなかったんですが、いい意味で裏切られましたよ、本当に。女性店員さんたちもみなさんニコニコ顔で気持ちいい店でした。カンチャナーを出て店の前で枝分かれした路地に入ってみます。ほぉ、こんな路地にも小さな商店がびっしりとは、意外とこの町って栄えているんですかね。しかも前方にロッ・トゥーが見えます。どうもさらに西北の町ダーン・チャーン(ด่านช้าง)とバンコクを結ぶロッ・トゥーのようで。ここドーン・チェーディーも経由していると。私が追いつく前に発車してしまいましたが、左手にチケット売り場がありました。いつかダーン・チャーンのクラシアオ貯水池への旅でもしたら、またここを通ることもあるってことですね。チャイヤーヌパープ通りに戻ると、ちょうどスパンブリー行きソンテオが待っていました。ラッキー。乗車してすぐに発車。時刻は、11:36。後ろを振り返り、小さくなっていく白い仏塔を見送ります。ソンテオは途中で停車して運賃集金。25バーツ也。あれ、往路より5バーツ安いのは何故? ^_^;)出発してから35分ほどで、ターチーン川(スパンブリー川)を渡り、スパンブリー中心部へと。そして終点のナーンピム交差点ソンテオ乗り場に到着。時刻は、12:18。まだ時間があり余っているので、バンハーン・ジェムサイ・タワーへ行く前に、もう一か所観光しておこうかなと。ガイドブックを眺めていて興味を持った古刹の寺院に行ってみようと思います。このガイドブックは、珍しく公共交通機関による行き方が比較的詳しく載っているんですよ。それによるとポープラヤー行きソンテオで行けるとのこと。その地名、なぜか記憶にあるんですよね。どうしてかな?確か目抜き通りのプラパンワサー通り(ถ.พระพันวษา)に発着ポイントがあったはず。ナーンピム交差点から右折してプラパンワサー通りを南下して歩きます。するとほどなくして、あった! ポープラヤー行きソンテオだ。乗っちゃいますか~。<旅費交通費>スパンブリー行きソンテオ:25バーツここまでの合計:175バーツ※旅は2014年9月18日(木)に行いました。つづく※当ブログから1日旅の記事だけを抜粋し見やすくまとめたブログ『タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~』 もぜひご覧ください。そちらのブログは左側の「旅ごとに見る」欄で旅名を選ぶと順を追ってお読みいただけます。旅の参考になれば幸いです。★★★お薦めのタイ語学習書です★★★ ◇ 初 級 ◇ 『あなただけのタイ語家庭教師』国際語学社 ◇ 中 級 ◇ 『中級タイ語総合読本』白水社 ◇ 上 級 ◇ 『タイ語上級講座読解と作文』めこん
2015/02/02
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