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「極楽イタリア人※」になってみるのがよい。※(c)パンツェッタ・ジローラモ北イタリアではちょっと極楽には遠いので,ピエモンテやヴェネトは避けた方がいい。トスカーナも最近,フランス以上にフランスになっているので,この際避けておこう。かといってシチリアは,文化圏が異なる気がするので,これもパス。ちなみにジローラモさんの出身はナポリだから,カンパニア。でもカンパニアでワインをつくっているのかどうか,少なくとも日本では,あまり見かけない。となれば,マルケ,アブルッツォ,ラツィオ,プーリアあたりがねらい目。というわけで,マルケを本拠地とするウマニ・ロンキ。8月に「ヨーリオ」(モンテプルチアーノ・ダブルッツオ)を飲んでいるが,滅法うまかった。今度は同じくモンテプルチアーノだが,産地はアブルッツォではなく,本拠地マルケ。色も,香りも,味も,濃い。でも,リンゴのすりおろしの濃いやつ,といった感じで,濃厚な果実味たっぷり。うまみたっぷり。酸味しっかり。しかも香りには,うっとりするような熟成の甘やかな複雑さあり。う~ん,極楽♪ウマニ・ロンキ,濃すぎるきらいはあるけれど,いい仕事してまっせ。----------------ワインの名:サン・ロレンツォDOC:ロッソ・コーネロ生産者:ウマニ・ロンキ生産地:マルケ/イタリア生産年:2002ぶどう:モンテプルチアーノ種類:赤----------------牛肉とトマトとチーズに相性がいいだろう,きっと。でも牛肉ないし。トマトも,なんちゃってドライトマトしかないからなぁ。さて,何食べよ…
2006年10月30日
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puffpuffさんの,ピラフとシチューというメニューに刺激されて,またおなかが減った(^^;。そこで,カレーをつくることに。S&Bのカレー粉を使ってレンズ豆のカレー。まずはレンズ豆を鍋に入れ,たっぷり水を張る(レンズ豆の5倍ぐらい)。煮立ったら弱火にして,乱切りのニンジンと,大きく切ったジャガイモを入れる。冷蔵庫でドライトマトになっていた(^^;ミニトマトも鍋へ投入。ローレルを1枚,オレガノ少々。煮ている間,フライパンにサラダオイルを入れて豚バラ肉を炒め,色づいたら塩胡椒して,鍋に入れる。そのままのフライパンに,細切り玉葱を入れて炒め,水気がとんできつね色になったら,カレー粉をスプーン1杯。香ばしく炒めたら,これも鍋へ投入。数分間煮たら,塩・醤油・はちみつ少々・ケチャップ少々で味をととのえる。仕上げにガラムマサラを少々。具材は,もちろん何でもOK。ピーマンやナスを入れてもうまい。ものの15分で完成。冷凍エビピラフをチンして,その上にカレーをかけて食べた。レンズ豆がとろみを出すので小麦粉もいらないし,自分好みの味にできるし,少量でもできるので,おすすめ♪
2006年10月29日
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前から気になっていたダヴィッド・デュバン。kurivouさんのblogを読んで,飲む気になった。色は,濃い。2003だからかどうか。香りは,木,腐葉土,そして熟した赤い果実の甘酸っぱい香り。なかなかよい感じ。しかも時間がたつにつれて,モワンとしてきてますますよくなる。酸もタンニンもちゃんとある。舌の上を通るときは,ピュアで細身の味。後味は,うまみと甘みが主体。これまた時間がたつと,どんどんうまくなる。まだ若いから少々まとまりには欠けるけれど,全体に好印象。寝かせたら,もっとうまくなりそう。----------------ワイン(畑)の名:ルイ・オーギュストAOC:オート・コート・ド・ニュイ生産者:ダヴィッド・デュバン生産年:2003生産地:オート・コート・ド・ニュイ/ブルゴーニュぶどう:ピノ・ノワール種類:赤----------------食べたのは,オムレツ(醤油をかけて)白菜漬たらこおろし水炊き(というより,「鶏入り湯豆腐」というところ)バター醤油味のオムレツと白菜漬,そしておいしいピノは,絶妙に合う。
2006年10月29日
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二十年来通っている寿司屋が,11月で店じまいするという。ひところは,週に3回も4回も通っていた店。通いはじめは,あるじが三十代,私はなんと二十代であった。自分の一部がなくなるようで,かなしい。回転や安売りの店に押され,家賃と人件費の負担が重荷になってきたらしい。今後は小さな店で,鮨だけにこだわらず,こぢんまりと楽しくやりたいとのこと。うまい具合にいい場所が見つかるといいけど。でもって,通える場所だといいけど。がんばれ,たっつぁん!(新しい店には,ワインも置こうね♪)--------寿司をつまんで帰ってきて,冷蔵庫に残っていた賞味期限のタコを湯にさらして山葵醤油で。同じく賞味期限のしらすは大根おろしにのせ,レモン汁少々をたらして。飲んだのは,ルイ・ジャドのシャブリ。パイナップルとかパッション・フルーツとかの香りと,白ブドウの熟した香りが,ほんわりと。味は,酸味より甘さが勝っている。もう少し,キリっとしてる方がいいなぁ…----------------ワイン(畑)の名:セリエ・ドゥ・ラ・サブリエールAOC:シャブリ生産者:ルイ・ジャド生産地:シャブリ/ブルゴーニュ生産年:2005ぶどう:シャルドネ種類:白----------------
2006年10月27日
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手抜きおでんのつくりかた。鍋に出し昆布を敷き,大根を適当な大きさに切って放り込み,竹輪,揚げボール,がんもどきなどを詰め込み,三角に切ったコンニャクを隙間に差し込んで,日本酒をどぼどぼ流し込み,あふれない程度に水を足し,軽く煮立ったら,塩と少しの醤油。ごく弱火で少々煮たら,火を止めて味を染ませる。なんて楽ちん♪しかもおいしい♪--------今日はウィリアム・フェーヴル。いちばんよく飲むシャブリのひとつ。香りも味も控えめ。だから料理を引き立たせる。ただ控えめながら,甘やかふくよかないい香り。それでいて,ミネラルはしっかり。だから魚介の雑味を洗い流してくれる。酸味も控えめながら要所を押さえている。うまみもしっかり底支え。バランスがよい。信頼のブランド,ってとこですか。----------------AOC:シャブリ生産者:ウィリアム・フェーヴル生産地:シャブリ/ブルゴーニュ生産年:2005ぶどう:シャルドネ種類:白----------------
2006年10月25日
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ある日のTQ百貨店。ロワールの棚を漁っていると,busuka-sanさんのblog(こちらとこちら)で見た「コタ」の隣に,「トマ」が1本。その名が「シレックス」プイィ・フュメでなくサンセールなのに。まあ,近いけど。ちょっと面白そう。それになんだかロワールって,かわいい苗字の人が多いのかなあ…「コタ」とか「トマ」とか。などと益体もないことを思いながら値段を見ると,税込\2625。サンセールにしちゃ安いじゃない。でも今日はカバンが満杯で重いし…運よく明日まで残ってたら買ってもいいかな…で,パス。ところが翌日,軽いカバンで行ってみると,ない。売れちゃったらしい。残っているのは値札だけ。こうなると,俄然ほしくなってしまうのが天の邪鬼。店のおねえさまをつかまえて,「あの~,これ,ここになきゃ,もうないですよね」「あ,はい,そうですね。申し訳ありません」さすが百貨店だけに丁寧。でも,そう言いながら,値札を剥ぎ取って持って行ってしまう。あ~あ。さらにその翌日。またまた寄ってみる。(わざわざではないですよ。なんたって,仕事場へ行く途中にあるんだから)我ながらあきらめが悪いなと思いつつ,念のため,ロワールの棚を覗いてみると…6本もある。ヴィンテージも同じ。う~ん,昨日のお姉さんはなんだったろう。単なる勘違い?それとももしかしたら,他のTQから取り寄せてくれたのかな。とにもかくにも,手に入ったんだから,なんでもいいけどね♪教訓その1:「見たら買え」教訓その2:「あきらめないのが肝心」----------------ワイン(畑)の名:シレックスAOC:サンセール生産者:ミシェル・トマ生産地:ロワール生産年:2004ぶどう:ソーヴィニヨン・ブラン種類:白----------------香りも味も,熟した梨みたいに甘い。こんなに「濃い」サンセールは初めて。ソーヴィニヨン・ブランだけとは,とても思えない。セミヨン混ざってません?(んなわけないか)それでいて上品さは失わず。ミネラル感もあり。とってもおいしい(^^)
2006年10月24日
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日曜日は結局,寝てよう日になった。体のリフレッシュ要求が,心のリフレッシュ要求を上回っていたらしい。土曜夜から月曜朝にかけて,とにかくまあよく眠ったこと。飯食う以外は眠っていたような具合。おそらく睡眠時間は,二晩合計30時間近くになろうと思われる。それにしても,眠るのにも体力が要る。寝ている間に,登山用に用意したおにぎり4個とパン2個をぺろりと平らげてしまった。もしかしたら,意識のないまま登ってきたのか?よく眠ったおかげで,身体が休まっただけでなく,脳の活動を妨げる物質が一掃されたようである。ただ同時に,脳の活動を活性化させる物質も一掃された気配である。頭の中で,しとしと雨が降っている。--------今日も安シャブリ。「ザ・ガーデン自由が丘」で税込\1,479の代物。「ワイン王国」ではほめてたという話を,ずいぶん気合いの入ったショップが載せてるけれど,嘘がいくつ書かれているかを数えるのもまた一興…甘い白ブドウとトロピカル・フルーツの香り。酸味が弱く,味も甘め。若干くどい。まずくはない。でも,シャブリという風味ではない。ニューワールドの安若シャルドネという感じ。まだぶどうジュースを抜け出してないのか。つくりが安っちいのか。それとも,2005って,そんな年なのか。----------------AOC:シャブリ生産者:ウジェーヌ・ルブルトン生産地:シャブリ/ブルゴーニュ生産年:2005ぶどう:シャルドネ種類:白----------------同じ安シャブリでも,5日前に飲んだベルナール・ドゥフェ04の方が好み。
2006年10月23日
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この数日間,仕事に追われまくって,寝ているとき以外はパソコンの前にへばりついていた。ようやくひと区切りついたので,(ついとらんわい!という声も聞こえてきそうではあるが)また山へ行きたくなっている。といっても,連休はない。どっか日帰りで行けるところはないもんだろか…それも,できればまだ行ったことのないところ。それで思い出したのが,両神山。何年か前,2月に登ったのだが,太腿までの雪にラッセルを余儀なくされて時間がかかり,帰りのバスに遅れるわけにはいかなかったので,やむなく清滝小屋の前で飯食って戻ってきたのであった。運がよければ紅葉も見られるかもしれないし。ただ,バスがこむとイヤだな…そのときは,正丸まで戻って武川岳にでもいけばいいか。ま,なんにせよ,朝起きられたらの話だけれど…--------くたびれ果てて飲む今夜の酒は,やわらかピノ。ほかによさげなものがなく,選んだのは5月29日にも飲んだ,これ。----------------AOC: ブルゴーニュ生産者: コント・フィリップ・スナール生産地: ブルゴーニュ生産年: NVぶどう: ピノ・ノワール種類: 赤----------------シングル・モルトではなく,ブレンデッド(ウイスキーじゃないってば(^^;)。ブレンドされているのは,コルトン グランクリュ クロ・デ・メ (モノポール) '84=30%サヴィニ・レ・ボーヌ 1er cru '86&'88=10%ボーヌ 1er cru '86=5%アロース・コルトン 1er cru '84&'87=15%アロース・コルトン '87=10%ボーヌ '89=10%ショレ・レ・ボーヌ '89=10%サヴィニ・レ・ボーヌ '95&'97=10% なのだそうな。前にも書いたけど,どうしてこんなとんでもないものをつくったのか,それがなぜこんなにも安いのか(\2,500くらい),謎。
2006年10月20日
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あたった訳ではない。禁断症状が出るだけである。2日前に食べたばかりだったのに,ゆうべ,とっても生牡蠣が食べたくなって仕事帰りにスーパーへ寄ってみたのだが,2軒行って2軒とも加熱用の広島産しか置いてなかった。売ってなかったんだか売り切れたんだかは,定かでない。生牡蠣食いて~~(>_
2006年10月18日
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KONA9113さんおすすめの「西の関」。曰く,「燗酒・西の横綱」。見つけたので早速飲んでみた。まずは冷やで一杯。--------ちなみに最近「お酒,冷やで」と注文すると「冷酒ですか,常温ですか?」と聞き返されることが多い。燗しないのが「冷や」なんだよ(--#「常温」なんてダサい言葉は,酒文化にはないのだよ(--#と思いつつ,我慢。かたや,「燗してください」と頼むと,今度は奥の厨房へ向かって「熱燗いっちょ~!」「熱燗」とは言ってないでしょうに(--##しかも出てきた酒は沸騰寸前かと思われるほど熱くて持てなかったり…ことほどさように,日本酒文化は絶滅の危機に瀕しているのである。--------さて,「西の関」。冷やで口に含むと,決して甘口ではないのにもかかわらず,甘みがやさしい。エグみはほとんどない,きれいな味わい。燗したらきっといい香りが立つであろう…で,思ったとおり。燗するとさらに素晴らしい。うっとりする香気がほんのり立ちのぼる。とってつけたような吟醸香(いわゆる「フルーティな」香り)が,全くないのがよい。すっきりした味わいが後をひく。スーパーで安売りしていた蛸の頭(「ぼん」というんだったっけ?)をぶつ切りにして,熱湯をかけて湯洗いにすると,茹で立てみたいな,栗のような味と香りがする。そいつを肴にゆっくり飲む。横綱級にうまいです。でも,横綱と言ったらかわいそうなほど,きれいな酒。----------------酒の名:西の関・手造り純米生産者:萱島酒造生産地:大分県米:レイホウ----------------レイホウというのは,主に九州で栽培している酒造好適米。
2006年10月17日
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オコジョを見てしまったのが,いけなかったのかもしれない。--------ずいぶん前に「メディテイション」というのをかじったことがある。言い換えれば「自己暗示」。薄暗いところでやわらかく目を閉じて,「手が温かい…」と,頭の中で唱える(というか,念じる)と,実際に手の温度が上がってくる。これをほんの数分やるだけで,頭も身体もかなりリフレッシュできる。ところが,ある意味トランス状態に入っているので,暗示にかかりすぎると,いざ抜け出そうとしたときに動悸が激しくなったりして,困ったことになる。--------登山にも,似たようなところがあると思う。山から帰ってくるとしばらくは,魂を山に置き去りにしてきたような,あるいは山の何者かにとりつかれたような状態になって,使いものにならなくなるのが常である。うまいこと抜け出さないと,社会復帰ができない。抜け出す方法のひとつは,新田次郎を読むこと。どういうわけかうまい具合に気持ちを鎮めてくれる。「孤高の人」が一番の好みだが,短編で気に入っているのが,新潮文庫「蒼氷・神々の岩壁」所収の「怪獣」。穂高への登山を反芻できるのがいいのかもしれない。主役は「おうさき」である。神の使いであり,人の心の隙に入り込むこわい「怪獣」であるが,どうやらオコジョのことらしい。そのオコジョに,この間の山行中,初めてお目にかかった。思ったより小さく,思ったよりすばしこかった。ほんの数秒のあいだに,伸ばした首をあちこちへ向けたかと思うと,手にしたカメラを向ける間もなく,あっという間に岩陰へ消えてしまった。オコジョに出会ったら,すかさず身を清め,山の神様に祈りを捧げて,とっとと山を下りなければならない―それが昔からの山のしきたりなのだそうな。新田次郎は案外しれっと嘘を書くから,話半分で聞くとしても,かわいいとしか見えないオコジョに,そういう類の言い伝えがあるとしたら不思議なことだ。だが今回,いつになくリハビリがうまくいかないのは,もしかしたらオコジョを見てしまったせいかもしれない…
2006年10月16日
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今度はyahooのジオシティから貼り付け。不思議なことに太陽は,雲海の「水平線」より手前から顔を出した。10月10日,ヒュッテ大槍前から。写真をクリックするとでっかくなります。
2006年10月16日
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写真の貼り方で,見え方はちがうかな?をを! 何だかちがうと思いません?上はふつうに楽天広場にアップロードして貼ったもの。下はisweb(infoseekのホームページレンタル)にアップロードしたのを貼ったもの。ちなみに下の写真をクリックすると,また大きくなります(^^)
2006年10月15日
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かき・うに・つぶ貝・いくら…とくれば,やっぱりシャブリでしょう。(日本酒は別として)解禁になった後も,しばらく見かけなかった三陸の生食用牡蠣。ようやくスーパーに並ぶようになった。売り切れにならないうちに,と思っていそいそと買いに行く。そしたら今日は駅弁大会。八戸の「うにといくらのきらきら丼(いちご煮風)」がおいしそう。これは昼ご飯にしよう。てんで,昼間っからシャブリ飲んでます。ミネラリな感じは当然ながら,ミルクっぽさあり,控えめながら果物の甘やかな香りあり。かすかに乳酸(糠漬)ぽい感じもあるけれど,ほとんど気にならず。\1,890にしてはなかなか。アルベール・ビショーさんは,安いながらもけっこう口に合うものが多いので,お気に入り。----------------ワイン(畑)の名:ラ・キュヴェ・デパキAOC:シャブリ生産者:アルベール・ビショー生産地:シャブリ/ブルゴーニュ生産年:2004ぶどう:シャルドネ種類:白----------------「きらきら丼」は,残念ながらちょいと味が濃すぎた。うにでもいくらでもなく,つぶ貝がうまかった。生牡蠣は,夜のお楽しみ♪
2006年10月15日
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写真をクリックすると大きな画像(1024×768)が表示されるようにしてみました。うまくいくかな。月夜の夜明け・槍(10/10)広告が入るのが玉にキズ(笑)
2006年10月14日
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槍穂稜線(10/9) 連休中,北アルプスだけで8人の方が亡くなった。思い出すのは,同じく10月上旬,立山で8人が亡くなった遭難事故。その日,台風一過の晴天を期待して,涸沢へ行った。案に相違して,大雪。北穂へ足を伸ばすのはあきらめて,翌日下山。駅の売店の新聞で,この事故を知った。つい最近のことのような気がしていたが,調べてみたらなんと17年前。(歳をとるわけだ…)平成元年10月8日のことだった。--------ただ,そのときと今回とで大きく異なることがある。それは遭難者の経験値。立山の遭難は,全員が初心者だった。今回はそうではないようだ。遭難した場所を見るだけでも,それはわかる。ジャンダルム,前穂北尾根,そして白馬清水尾根。(奥穂と小蓮華山の単独の方はよくわからないが)いずれも難しく,体力と時間のかかることが明らかな稜線。そこを登るということは,初心者では考えられない。それなのに。日が短い10月に,なぜそんなロングコースを登る計画を立てるのか?登り始めの天候はどうだったのか? 7日は低気圧通過直後のはず。最初よかったのが急変したとは思えない。南岳小屋のHPを見ると,7日午前「雪」とある。少なくとも雨は降っていたはず。経験豊かな判断とは,とうてい思えない。この矛盾は,いったい何なのだろう…
2006年10月13日
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10月9日,ヒュッテ大槍の夕景。山頂が赤く染まっているのは,右から北穂,前穂。地平線が微妙に傾いてますな(^^;上高地は雨だった。10月8日朝6時過ぎ。バスが釜トンネルを抜け,大正池にさしかかるころ,浅い眠りから醒めた。穂高は雲の中。バスターミナルへ着くころには本降り。食堂で朝食をとり,インフォメーションセンターの軒先でコーヒーをすすりながら雨宿り。けれど,やむ気配はない。7時半,見切り発車。合羽を着て,帽子をかぶり,傘をさして出発。途中,明神を過ぎたあたりで小降りになり,傘をたたんだものの,晴れたり降ったりは夕刻まで続くことになる。そのころ,上は吹雪いていたらしい。 雨中,槍沢へ。歩いているのは知らない人(^^;槍沢ロッヂで1泊。「槍ヶ岳ワイン」の白ハーフボトルを購入。信濃ワイン製,ぶどうはナイアガラ。味は…一口飲んで後悔。北穂のワインとは大違い。1杯飲みきれず…ミニペットボトルに持参したパリゾのブルゴーニュを飲んで口直し。やっぱうまいわ。槍沢・紅葉翌9日。快晴微風。槍沢ロッヂ前の温度計は,8日昼過ぎには2℃だったのが,深夜0時ごろ起き出して見ると6℃だった。冬型の気圧配置は去ったらしい。紅葉と雪に見とれ,写真を撮りながら,槍沢をちんたら登る。途中天狗原に寄り,槍の肩には行かずにヒュッテ大槍へ直行。12:30ごろ着いたときには,その日(今年の最終日)第一号の宿泊客であった。すいているとは予想したものの,さすがに1人で夕食は寂しすぎるなぁ…と思いつつ,小屋の前で,大槍を眺めつつ,昼食のパンを齧りながらビール。山頂は何度も行っているので,今回はパス。大槍を眺めたあと,昼寝。夕刻に起き出し,再び大槍を眺め…槍・夕景寝ている間に,宿泊客は6人に。よかったよかった(^^うち5人は,私を含めて,前夜槍沢ロッヂに泊まった人々。朝食を目の前でとった方あり,私の履いていた携帯シューズを覚えていてくれた方あり。何かと縁もあって。会話も盛り上がり,久々に楽しい山小屋の食事でありました。サービスの白ワインも,魚料理(白身のムニエル,かな)や鶏とよく合って,とっても美味。パリゾさんの残りは,アナゴ(だと思う)の蒲焼きやガーリックトーストによく合った。ヒュッテ大槍の晩ご飯。このほかに,鶏と筍の煮物,ちらし寿司,フルーツのデザートがついた。小屋のスタッフも,最終日とあってか,いつも以上のサービス(?)。もっとも燕山荘グループのサービスの気持ちよさは,いつも変わらないけど。(まわし者ではありません,念のため(^^)というわけで,槍への旅,というより,ヒュッテ大槍への旅でありました。
2006年10月11日
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槍・紅葉 槍・秋空1 槍・秋空2
2006年10月10日
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今夜の夜行で槍ヶ岳へ。天狗原の紅葉を見物して,「槍ヶ岳ワイン」とヒュッテ大槍のワインと持参のワインを(多すぎ?(^^;)飲みたいなと思っております。ザックがやけに軽いので,忘れ物がないか心配。念のため,アイゼンも入れたんだけれど。写真は昨年5月,奥穂の山頂から見た槍穂。EOS-RT,レンズは…忘れた(^^; KRで撮ったものをスキャン。
2006年10月07日
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衣替えが過ぎ,牡蠣が解禁になり,台風を二つ飲み込んだ低気圧が爆弾低気圧になって,冷たい雨をしこたま吹きつけるころ,今年もまた大七の季節がやって来る。燗してこれほどうまい酒を,ほかに知らない。鍋,生牡蠣,燗した大七。そして稲庭(風)うどん。これさえあれば,寒い冬もへっちゃらさ。さぁて,パッキングしなくっちゃ…
2006年10月06日
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今夜はオール!…といっても,仕事で。その前に栄養補給。近くのバーで,タコライスと赤ワイン。出てきたのは,シャトー・カステラというメドックのブルジョワ級。甘そうな名前だが,そんなに甘くはない。なかなかよい香り。酸味が少し目立つが,悪くない。何はともあれ,メルローな感じ。無難でおいしい。さて,仕事せねば。----------------AOC:メドック生産者:シャトー・カステラ生産地:メドック/ボルドー生産年:1999ぶどう:メルロー他種類:赤----------------写真は vin du 268 さんから拝借。でも楽天では品切れみたい。
2006年10月05日
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名にし負うフィリップ・シャルロパン・パリゾ。開けたては,木の枝をぽきっと折ったときのような生木の香りと,ちょっとジュクジュクした下草のような臭いと,歯茎がきゅんとするような酸の香りを感じる。味わいは,りんごとすももの実と皮の味。色も近頃の濃いブルと比べれば,けっして濃いほうではないが,味はもっと薄味。すっきりしていてあとくされは全くないが,まあそれだけ。…と,思っていたのが1杯目。ところが。2杯目,3杯目と進むにしたがい,香りも味も,何もないかと思っていたところから,手品のようにふくらんできたのである。とくに香り。芳醇というより妖艶。思わず恍惚。そして,舌触りはあくまで滑らか。とんがったところが皆無。果実味がどんどん膨らんでくる。うまみもどんどん深まってくる。キュートな酸味は一貫してる。さすがと言うべきでありましょうか。----------------ワインの名:キュヴェ・プレスティージュAOC:ブルゴーニュ生産者:フィリップ・シャルロパン・パリゾ生産地:ブルゴーニュ生産年:2004ぶどう:ピノ・ノワール種類:赤----------------
2006年10月04日
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一昨日2002を飲んで気に入ったガロのソーヴィニヨン・ブラン。2004も発見したので,試してみることに。コルクは合成に変わってた。甘やかな香りは共通。でもちょっと派手な感じ。味わいも,少し化粧が濃い。その分ちょっとひっかかりがあって,すいすい1本,というわけにはゆかず。「それって,夕べ飲み過ぎただけなんじゃないの」「ともいう」「てか朝だったし。どんだけ飲んだの」「ん~,生ビール1杯に,日本酒3合に,ワイン3杯に,ハイボール1杯に,カルヴァドス1杯…」「ありえない」「で,帰ってきてからまたワイン」「……」おかげで今日は,モノクロームな1日であった。----------------ワインの名:シエラ・ヴァレー,ソーヴィニヨン・ブラン生産者:E&Jガロ生産地:カリフォルニア生産年:2004ぶどう:ソーヴィニヨン・ブラン種類:白----------------食べたのは,マグロブツ+茗荷。豪州サーロインの細切りステーキ,レモン入りおろし醤油+水菜。
2006年10月03日
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蜻蛉はずっと動かなかった。GRD, ISO64, AWB, 絞り優先オート, F4.0, 1/270, (補正+0.7)ちなみにモノクロではありませぬ。
2006年10月03日
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三陸産の牡蠣が解禁。いきなりうまい。毎日でも食いたい。ともあれ,きょうのところはミシェル・ゴーヌー。熟成するまで待てれば,うまさ保証つきの,ミシェル・ゴーヌー。我慢し切れなくても,やっぱりうまい,ミシェル・ゴーヌー。いうことないす。-----------------AOC:ブルゴーニュ生産者:ミシェル・ゴーヌー生産地:ブルゴーニュ生産年:2001ぶどう:ピノ・ノワール種類:赤-----------------食べたのは,生牡蠣(+すだち)スルメイカの炒め煮(+わた+白ワイン+醤油)鮭缶と大根と水菜とミニトマトのサラダ(+ヴァージンオイル+塩胡椒+レモン汁)
2006年10月02日
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近所のサミットに,いつも並んでいる。どこのスーパーにも,ざらにありそう。値段は\775。もちろんフルボトル。安すぎると,かえって買うのがこわい。とくに\1,000円を切ると,まずまともに飲めたためしがない。ところがよくみると,2005年にまじって,なぜか2002年が何本か。ソーヴィニヨン・ブランで2002となると,今はほとんど売ってない。ちょっと興味がわいて,1本買ってみた。これが,びっくり。ちゃんと飲めるのだ。それどころか,果物の蜜のような,甘やかな香りさえするのである。味は酸味が中心で,濃くはないけれど,すっきりしていてかえって好印象。弱いながら,うまみと甘みもあり。おいしい水。2002だからなのか,2005もよいのか。試してみる値打ちはありそう。----------------ワインの名:シエラ・ヴァレー,ソーヴィニヨン・ブラン生産者:E&Jガロ生産地:カリフォルニア生産年:2002ぶどう:ソーヴィニヨン・ブラン種類:白----------------食べたのは,刺身(バチマグロ,スルメイカ)+茗荷,貝割れ。鮭缶とレタスと水菜のサラダ(マヨネーズ+醤油+レモン)。冷や奴(削り節+葱)。
2006年10月01日
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傘はくるくる回ってた。GRD, ISO64, WB曇天, プログラムオート, F2.4, 1/100
2006年10月01日
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相変わらずGRDでいろんなものを撮って遊んでおります。公園の花壇に植えられていた「花」…植物には全く疎いワタクシであります。GRD, ISO64, WB曇天, 絞り優先オート, F2.4開放, 1/32傘をさしながら片手で撮ったから,微妙にピントがずれてますな。
2006年10月01日
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