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最近の急な冷え込みで、ようやく木々も色づいてまいりましたが、やはり今年の紅葉は今一つかもしれません。とはいえ、京都市内の人出は年々増加の一途を辿っているようで、結局静かに紅葉を愛でたければ「自前の紅葉」を持つしかないと思う今日この頃です。幸い私の場合、辺鄙ではあっても、好き勝手に楓が生い茂ってくれる松磯山荘というものがありますので、紅葉だけは観光客に邪魔されずに楽しむことができます。今日確認したところ、木によって色づく時期に差が出てしまい、山荘内の一番の大木がまだ青々としていたのは残念でしたが、実生でまた勝手に増えてしまった木が今年はすっかり鑑賞に値するまでに成長していて、少し嬉しい誤算でした。写真は、「チビごん」と名付けたその若木です。もっとも、すぐに「チビごん」どころじゃなくなるでしょうけれど。
2007年11月25日
先週、NHKのBSハイビジョンで3回シリーズ『ハプスブルク帝国』が放映されました。まだ、録画していた番組の全てをチェックしたわけではないのですが、第3回「美しく青きドナウ」をさっと確認していたところ、以前からの私の関心事であった民族と帝国の崩壊についてのドキュメンタリーのようでした。以前、ウィーンから帰ってきたときに、【ハプスブルク帝国 国家と民族と】という雑感を書いたことがありましたが、まさにこの問題を正面からとりあげたものになっていたようです。番組の最後に、95歳(!)のオットー・フォン・ハプスブルクが登場して、「(私の)国籍はヨーロッパだ。民族固有の文化は国境とは別に存在する」と答えていましたが、やはりこの人の口から語られると強烈な印象となって残りそうですね。来週末も、休日出勤の予定はありますが、何とか時間を見つけて録画したこの3回シリーズをじっくり見てみたいものです。
2007年11月18日
京都出身の若手ヴィオラ奏者、井上典子さんの演奏会に出かけてまいりました。井上典子さんは、桐朋学園大学卒業後渡仏され、欧州で研鑽を積まれました。現在はフランス国立管弦楽団にて活躍中とのことでした。【本日のプログラム】シューベルト/アルペジョーネ・ソナタマルティヌー/ヴィオラ・ソナタ第1番ミヨー/ヴィオラ・ソナタ第1番安生慶/風の荒野 ヴィオラとピアノのためにブラームス/ヴィオラ・ソナタ第2番変ホ長調井上典子さんの演奏に接するのは今回で2回目、前回は渡仏前のことでした。前回の演奏会でも、高い基礎力の持ち主という印象でしたが、やはり欧州で研鑽を積まれただけあって、演奏に一層の風格が加わっていました。とにかく「表現のための技術」の高さがすばらしいうえに、気持ちよいほどの音の「伸び」が本当に好印象でした。しかも、まだまだ可能性を感じさせるスケール感が最大の魅力だと思いました。聞けば、学生時代ヴァイオリンからヴィオラに転向された由、今日の演奏会で、その理由が何となく理解できたような気がします。プログラムの選定も意欲的、ミヨーもブラームスもそれぞれの曲の色合いを明確に表現していたように感じました。今後の益々の活躍が期待されます。
2007年11月18日
JR嵯峨嵐山駅横にある嵯峨野グリーンオアシスでは、年中蘭の花が咲き乱れています。家族が最近買った新しいカメラで撮影してみました。よろしければ、こちらをご覧下さい。おまけに、薔薇の写真も1枚追加しておきました。
2007年11月03日
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