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Y軸用のリニアアクチュエーターにリニアスケールを取り付けてX軸のスライダーに取り付けた。Y軸用のリニアアクチュエーターはかなり重いので、X軸の送り速度を上げると脱調する。次はZ軸用のリニアアクチュエーターをY軸に取り付ける方法やZ軸に道具のアタッチメントを取り付ける方法を考えている。
2024/06/30
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50代女性、左下6、インレーダツリ今日はごく普通のCR充填の症例。スーパーテクニックとかではなく、一般的な症例もたまには良いだろう。というか初めてのアップかもしれない。インレーが外れるかなり以前からセメントは崩壊していて、内部には硫酸塩還元細菌の代謝産物の黒色物質、硫化鉄FeSが付着している。FeSで覆われている歯は虫歯になり難い。と言うか、ほとんどのセメント合着系の修復物は早期に脱離、もしくは脱離しかかっているのだが、FeSによって守られていると言っても良い。その理由はFeSは電気的絶縁物質だからだが、多くの歯科医師はこの事実に気がついていない。もう1つ、歯科医師は経験的には知っているのだが、セメントが崩壊しても最初から接着していなくても虫歯になり難いセメントがある。しかしその理由は知られていない。それは亜鉛が含まれているセメントでカルボキシレートセメントとリン酸亜鉛セメントだ。亜鉛は歯質よりイオン化傾向が大きいので歯質より先に溶けて歯質を守る。これをカソード防食という。これらは金属の防食技術のイロハだが、歯も金属と同様に扱える。歯の荷電粒子は電子ではなく水素イオンだが。虫歯の電気化学説を理解すれば全て説明可能だ。では時系列でどうぞ
2024/06/29
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CNCシールドのバージョンがV.30なので最新のGRBL1.1には対応していない。CNCシールド基板上でSpindle Enable端子とZリミット端子を入れ替える作業をした。まだ入れ替えていないステッピングモーターも小さいのが届いたのでA4988を3個CNCシールドに取り付けて、テストスケッチをArduinoにアップロードしてみると動いた。しかしEN端子はジャンパー線で強制的にLowにしておかないと動かないし、x〜zlimit端子も機能していない。まだまだ使えるところまで行かない。ーーーーーーーーあれからテスト用スケッチをいじっていて#difine EN 8pinMode(8,output)...pinMode(EN,Low)digitalWrite(EN,Low)とあったのをpinMode(EN,Low)を削除したらEN端子をジャンパー線で強制的にLowにする必要は無くなった。x〜zlimit端子が機能しない不具合はまだ解決していない
2024/06/28
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Y軸用のリニアアクチュエーターが届いたのだが、日本の代理店経由なのでそれほど安くはない。500mmの範囲で動くタイプだ。これとZ軸用の100mmのリニアアクチュエーターをX軸テーブルに取り付ける方法を考えている。Y軸にはリニアスケールも取り付けるつもり
2024/06/28
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Y軸とZ軸用のお中華リニアアクチュエーターが届いたので、どのように組み立てるか取り合いを考えていた。価格は国産の数分の一だ。下手をすれば1/10の価格だ。というか日本国内ではもう作っていない。製造業者が消えてしまった。どうしてこのようなことが起こるのか、誰も考えていないのだが、答えは単純だが意外に難しい。それは中国の為替政策が巧妙だったからだ。そして中国国内市場が広大だからだ。人口比では10倍だ。まず為替政策だが、価格が安ければ誰でも飛びつく。これは当たり前のことだ。そして国内の同業者は淘汰される。これがこの30年位の間続き、日本の工業は完全に中国に追い抜かれた。日本の工業はもはやみる影もない。どうしてこうなったのか?それは中国が資本主義を取り入れた時に為替レートをドルに連動させるドルぺッグ制を取ったからだ。しかし当時の購買力平価で為替レートを比べると約6倍の開きがあった。購買力平価とは多国間で同じ物なりサービスの価格を基準に他国間の為替レートを決めるのが公平だし、放置していれば自動的にそうなると言う至極当然な考え方なのだが、実際の為替レートの決め方はそうではない。市場という多少の資金力があれは操作できる場所で決められる。それも外部からは見ることができないクローズドな世界でだ。これは詐欺と言っても良いほど公平性に欠ける。そういうことを仕切っている勢力があると仮定した方が合理的だ。しかもこのことに誰も異議を唱えない。とても不思議なことだ。購買力平価ではなく安い為替レートで多国間の取引をするとどういうことになるかと言うと、同じように働いても他国から見ると安いわけだからそちらに流れる。例えば中国では購買力平価で換算するとその価値は他国では6倍なのだから、中国人はウハウハと言うことになる。1/6の働きで同じなのだから、普通に働いても6倍の競争力を持つことになる。逆に1/6の価格設定でもトントンと言うことだ。中国はこれをドルぺッグで固定した。米国が中国に元の切り上げを求めても応じるわけがない。日本はプラザ合意で受け入れたが。ここに大きな分岐点があった。もう1つは中国の国内市場が広大であるために、商品企画に余裕がある。日本ではそんなもの作っても売れないよ、、と言って没になるような商品が企画され販売される。作っても売れるからだ。そうやって中国製品は世界を席巻した。これからどうなるのかはまたの機会に。。
2024/06/27
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30代女性、左上4、歯茎部カリエスこの部分が虫歯になりやすいのはこの部分に食渣が溜まりやすく、細菌(プラーク)由来の高酸性環境と低酸素濃度環境になりやすいからだが、今のところ虫歯が電気化学的腐食であるというのはまだ知られていない。虫歯は歯が酸で溶けたものと思われているが、そんな単純なものではない。なぜ象牙質だけが虫歯になりエナメル質は全く溶けないのはなぜか?なぜ歯肉縁下の象牙質は虫歯にならないのか?現代歯科医学ではこれに答えることはできずに完全スルーされている。「虫歯の電気化学説」では酸性環境というのは必要だが、それに加えて酸つまり水素イオン(H+、プロトン)を歯牙の内から外に押し出す起電力が必要だ。なぜなら虫歯とは電気化学的に歯牙の主成分のハイドロキシアパタイト(HA)が崩壊する電気的腐食の一種だからだ。つまりH+がHAの構成要素のカルシウム(Ca)から電子を奪いカルシウムイオン(Ca2+)になり2H+がH2になる過程でHAの結晶構造が壊れるということだ。HA内外に起電力があれば、HAの中にH+が伝導するという事実がある。八島、藤森論文に詳しい。プラークに覆われているその下は酸性環境になりやすいだけではなく、酸素濃度が低下しやすく「酸素濃度差腐食」が起こりやすい。酸素濃度の高低差のある部分間に起電力が発生するということはよく知られている。もう一つに起電力として異種金属が酸性電解液中に接触しているというのがある。異種金属腐食とかガルバニック腐食と呼ばれるものでイオン化傾向の異なる2つの物質があると起電力が発生するというものだ。この虫歯の場合、エナメル質〜象牙質間に起電力が発生する。イオン化傾向がエナメル質に比べて象牙質の方が大きい。イオン化傾向は異なる金属間だけの話ではない。歯牙間でも歯牙と金属間にでも生じる。この症例ではエナメル質は溶けずに象牙質(歯根)だけが溶けている。単に酸に溶けるというのならエナメル質も溶けるはずだがそうではない。象牙質が腐食電極になりエナメル質がその対電極になるということで理解できる。また歯肉縁より下の歯質は溶けない(虫歯にならない)。この理由はH+がHAを通り抜ける時にCaから電子を奪う前に歯肉の中に取り込まれるからだ。電気抵抗という考え方から言うと、H+にとってはHAより歯肉の方が電気的抵抗は低いからと説明できる。これらの現象は現代歯科医学では全く説明ができない。虫歯の成因は実は全く知られていないにもかかわらず、予防だ、治療だと言っているという驚くべき状況なのだ。流行りの言葉で言うと、歯科治療にはエビデンスが全くないと言うことになる。実に恥ずべき事態が100年以上も続いている。では時系列で見てほしい。エナメル質は溶けていない。溶けているのは象牙質だけだ。虫歯を削り取ったところ。CRで充填した。
2024/06/27
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60代女性、右上6、近心隣接面カリエスクラックから隣接面カリエスになった典型的な外傷性咬合によるカリエスで、数年様子を見ていたが介入することにした。う窩内部は硫化鉄FeSで覆われていたので、虫歯の進行は抑えられていた。テクニック的には難しくはない方だと思う。通常通りエナメル質はなるべく残して修復した。頬側近心の辺縁隆線にはクラックが入っていて欠けそうだったが、CRで裏打ちをして補強した。欠けた時に対応すれば良い。1次CRをクリアすれば後は難しくはない。フィニシングラインから0.5〜1.0mm程内側からフルオラブルレジンを押し出して、フィニシングラインに届いたら止める。チップ先端で伸ばし広げるのはよくない。言葉での説明は難しいが、CRでの隣接面形態の付与はCRの「濡れと表面張力」の間を利用するということに尽きる。https://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/9005/隣の5番はセラミックス冠なのでCRは接着しないので、分離は簡単というかする必要もない。では時系列でどうぞ1次CR!
2024/06/25
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70代女性、左上7、頬側遠心カリエスこの部分は頬粘膜に密着しているので、虫歯になりやすい。一般には磨きにくいとか唾液がかかりにくいとか言われているが、真の原因は酸素濃度が他の場所よりも相対的に低いということにある。これを「酸素濃度差腐食」という。この部分は直視できないのでCR充填治療が難しく、4/5冠とかフルクラウンとか大きく削る治療をするのがやっとなのだが、それでも上手くいくとは限らない。ここはミラーテクニックを使い、なんとか頑張ってCR充填で済ませるのが最も歯質の削除量が少ないだけではなく予後が良い。では時系列でどうぞ直視できるのはこれが限界
2024/06/24
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経年劣化でシートがボロボロになってアクリル防水テープで補修して乗っていたのだが、お尻にテープのノリが張り付くので、少しはマシな中古のシートをオクでゲットして交換してみた。どうせまた破れるかな・・37年前のものだし。
2024/06/24
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Z軸用に発注していたボールネジ式リニアアクチュエータが届いたので、テストしてみた。A4988のスタンドアロン機とロータリーエンコーダでは正常に動くが、Arduinoではまだ動かない。ステッピングモーターは唸っているので、大した問題ではないのだろうと思う。お中華部品を組み合わせるだけでCNCマシンが作れてしまう。なんだかすごい時代になったものだと思う。
2024/06/23
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アマを見ていたら、CNCの手動操作用途のロータリーエンコーダー?が売っていたのでポチってみた。電源は5Vで出力はA相とB相の2つ。位相が90°ズレているだけなのでどちらを使っても良い。これをNE555で作ったパルス発生機の代わりに繋ぐだけで動作した。微調整に使える、なかなか具合が良い。Y軸とZ軸に使えそう。Arduinoではなかなか動作しないし。。これはこれで続けてみるが。
2024/06/23
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16歳女性、下顎両側2の先天欠損久しぶりに矯正ネタだ。矯正治療は時間がかかるので、数多くはアップできない。2が先天欠損することはよく見かける。これを放置すると、上顎の1、1が叢生になる。2、2がない分だけ下顎の歯列が狭くなるので、奥歯の噛み合わせが正常ならその皺寄せが上顎にくるということだ。これまでは上下顎に拡大床装置を入れてスペースを確保していた。略成長も止まったので、保定装置に人工歯を作って接着した。018"のスロットに017"/017"の角ワイヤー+オープンコイルスプリング
2024/06/22
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Arduinoでステッパーモータードライバーをコントロールする基板をステッピングモーターに繋いでみたが、脱調しているのか、スケッチ上の数値を色々変えてみても正常に動いているようには見えない。コイルに流れている電流波形を見るとなんらかの信号は出ているのが分かる。壊れているわけではないのだろう。正常に動いているスタンドアロン機とコイルに流れている電流波形を比べてみてみたが、大して変わらない。何がいかんのやろ。。?
2024/06/22
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40代男性、右下54、歯肉縁下歯根面カリエス、外傷性咬合この部分は歯ぎしり食いしばり等の咬合性外傷により大きな応力がかかるので、マイクロクラックが入り虫歯(応力腐食割れ)になりやすい。WSDができるのも同じ理由だ。また同じ歯でも遠心(奥側)は酸素濃度が低くなりやすいので、酸素濃度差腐食が起こりやすい。6番欠損で義歯が入っているので更に酸素濃度が低くなりやすいので要注意だ。レントゲン画像でも遠心に影が見える。探針で触っても2mm程入る虫歯の部分を削除した。歯肉縁下なので出血させないように注意する。4番は既存のCRを除去して虫歯部分にアクセスすることにした。虫歯が見えたところ虫歯もCRも除去したところ。赤い部分は2次象牙質で、歯髄に近い。歯髄の赤い色が透けて見えている。治療過程では麻酔は使えない。痛みがないので露髄させても気が付かずに後で痛みが出ることがある。痛みが出始めたらそれ以上削る必要のない健全歯質だと判断する。3MIX+α-TCP1次CRCRを積層していく鎌型のスケーラーやCRのフィニシングバーを使ってCRのバリというのか、処置歯におけるCRの表面張力が隣接歯との濡れに負けたというのか、そのはみ出した部分を調整する。エキスカベーターを隣接面に入れこじると接着が剥がれるので、デンタルフロスが入ることを確認し、必要なら咬合調整をして終わる。
2024/06/21
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アマで安いがレビューの評価の悪いArduino互換基板と4軸ステッピングモーター用シールドをゲットして組み立ててみた。PCに繋いで動くかどうかみてみた。プログラムは打ち込んでベリファイもかけてみてArduino互換基板までは正常に動作しているように見えるが、ステッピングモーターが無いせいかオシロでステッピングモータードライバーの出力にはまともな波形は出ない。やはりステッピングモーターも安いのをゲットして繋いで評価するしかないか。。しお
2024/06/20
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70代女性、左上6、遠心カリエス、自覚症状ーう窩内部が黒くなっている虫歯は進行は止まっているし、痛かったり滲みたりしないことが多い。その理由は硫酸塩還元細菌の代謝産物の黒色物質FeS(硫化鉄)で覆われていて、FeSはプロトンの伝導を阻止するからだ。歯質(ハイドロキシアパタイト)はプロトンの伝導物質で歯質内外の電位差があれば虫歯になるし(電気的腐食)、滲みたり痛みを感じたりする。昔からお歯黒(鉄漿:かね)を塗っている歯は虫歯になり難いとされていたが、それはお歯黒の主成分としてFeSが含まれているからだ。今回もストリップス(隔壁)を使用しないで隣接面のCR充填をする症例だ。最初にCRするときに過不足なくフィニシングラインをフロアラブルレジンで覆うことが重要だ。これが上手くいけば後は積層法を使えば良いだけだ。レジンはシリンジニードルの先端で塗り広げるのではなく、フィニシングラインから少し引いたところから押し出して行きラインに達したら押し出すのを止めると良い。はみ出したら一番細い探針でフィニシングラインの外側に沿わせて拭う。もちろん出血させないように。細部がよく見えるように前回から画素数を4倍に細密にしている。ではいつものスーパーテクニックを時系列でどうぞ。軟化象牙質は露髄するまでしつこく除去する必要はない。虫歯は細菌感染症ではなく電気化学的な腐食現象だからだ。ラバーダムも使う必要性もない。そもそも歯肉縁下の窩洞にはかからないだろう。浸出液等が出てくるスピードを上回るスピードで処置を終われば良いだけだ。またフィニシンングラインから内側に幅1mmの新鮮歯質が確保できれば良い。強固な接着マージンを確保しマイクロリーケッジを防ぐためだ。これが不完全だと失敗する。セメント合着系の修復が上手くいかないのも同じ理由だ。α-TCP+3MIXは程よい稠度に練り、ディスポシリンジチップに入れて塗布するが、広げるにはダイカル充填器を使い硬化が始まる前に行うと良い。オーバーしたら一番小さいスプーンエキスカベーターで除去し、取りきれない部分は硬化後にダイアモンドラウンドバーで軽く除去する。もちろん軟化象牙質を完全に覆う必要もない。α-TCPが近くにあるだけで再硬化する。ここが重要!
2024/06/19
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播種が5/3だったので、放置しすぎで枯れ始めていた。診療の合間にバケツに植えた。手持ちの土がバケツ一杯分しかなかったので今年は1つだけ。
2024/06/19
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60代女性、右上3、前装冠脱離安易に神経を取って冠やブリッジを装着した方は、60代以降急激に咬合崩壊していく。神経を取った歯は自己修復力は失われ歯質は崩壊していく。さらに根管内部に細菌感染し、歯周組織に慢性的な炎症が起こる。これで咬合崩壊する。決して虫歯や歯周病の所為ではない。安易な歯科治療がその原因だ。3番(犬歯)は強くて重要な歯なので、3番が失われると咬合崩壊の引き金になる。保険診療では3番が失われるとブリッジが保険算定できないケースが多い。3番が失われているブリッジなど長期的には維持できないだろうということだ。右上の臼歯部も動揺度1〜2なので、全歯列を歯列固定しないと一挙に全ての歯が失われて咬合崩壊に陥る。なんとか保存して、連結の要としたい。3番は歯肉に埋もれている。局所麻酔下で電気メスで歯肉を除去する。綺麗にしてCRラウンドコアにして印象(型取り)口腔内で埋め込み式の連結部と一体化したCKを作る
2024/06/18
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40代男性、左上3、隣接面2次カリエス、時々沁みる前回のつづきhttps://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202406130000/ストリップスを使わずにCRで隣接面を作るときのコツというか大切なことは、最初のCRを残存歯質に沿って過不足なく流す。これができれば後は難しくない。その少し上にCRを流して積み上げていくだけだ。3回目くらいに隣接面にCRがタッチするそこで光硬化させ、辺縁隆線を盛る。隣接歯から剥がす方法はこちらを参照。https://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/9005/では時系列でどうぞ露髄ギリギリ3MIX+α-TCP1回目のCR
2024/06/17
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たまには鳴らしてやらないとご機嫌を損ねると思って今日はマイルスを聴いている。メロウな中にもシャープなキレのあるマイルスになる。これはこれでイケているマイルスだ。なぜかこの組み合わせの音がウチのシステムでは一番好ましいという方が多い
2024/06/16
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ステッピングモーターをPCで駆動する勉強を始めた。とりあえず16年前に買った3軸のステッピングモータードライブ基板に実際にステッパーモーターを取り付けて各端子の電圧波形を見てみた。特にコントロール信号は加えていない。24Vの電源を繋いだだけだ。このステッピングモーターはユニポーラ型と呼ばれるもので、オーディオ的に見るとDEPPという回路を連想する。昔のトランジスタラジオの低周波増幅回路によくあった。多分ドライブ回路もトランジスタがMOS-FETになっているだけだと思う。やはりそうだ3つあるA端子を見てみた。特に同期はしていないように見える。それにしても逆起電圧がすごい、100Vを超えている。よくドライブ回路の出力のMOS-FETが壊れないと思う。20Vdivだ。A端子とAバー端子を見てみた。逆位相で上下対称になるはずなんだが、オーディオ的にはなんだかいいかげんに見える。発振周波数は36kHzとなっている。A、Aバー、B、Bバー各端子の電圧波形を見てみた。上からB、Bバー、A、Aバー
2024/06/16
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現在12歳女子、左上2唇側転位、左上3先天欠損乳歯をあそびやストレスで抜いてしまう子が時々いて、永久歯の萌える(生える)スペースがなくなって苦労するケースが後を絶たない。普通は治療困難なのが分かっているので、見て見ぬふりをするのだが、つい介入してしまう。他院(よそ)では何も考えずに即抜歯になるクソ汚い歯を保存しようとするとか、我ながら損な性格だ。この子の左上3は初めから無いので残っている乳犬歯を大事にしている。これも抜けると正中が左にずれるので美容上良くないことになる。グラグラしているのでブラケットは装着できない。数年前から床装置で様子を見ていたが、2番のすれ違いを治すことはできないと判断して今年になってから部分矯正を始めた。全顎フルブラケットは患者も僕もお互いに辛いので最小限のブラケットで始めて、必要に応じて増やすようにしている。こういうのも普通では無いので他院(よそ)でやってくれるとは限らない。2020/12/262022/03/232022/12/262023/07/032024/01/242024/04/012024/06/12左上2のすれ違い咬合は治ったが、左上4のすれ違いが治らないのでその後ろの5番にブラケットを増設した。
2024/06/15
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Y軸用のリニアアクチュエーターが乗るX軸稼動板をリニアブッシュに取り付けているネジの頭が取り付けの邪魔になると思って皿ネジに換えることにして久しぶりにフライス盤に面取りカッターを取り付けて皿を座グルことにしたがバイスの固定が甘くカッターがブレて座グリ角がズレて修正するのに手間取った。疲れた。。
2024/06/14
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Y軸用のステッパーモーターコントローラーの動作確認ができた。X軸用に作った前作(左)よりも小さくなった。これらは基本同じものなのだが、出来合いの基板には汎用性を増すために不要な部品が載っている。これらはスタンドアロン動作というかオフライン動作というのかPCやマイコンは不要なのだが、CAD/CAMが使えるように外部制御信号入力端子を増設した。Z軸用にもう一台作成予定。
2024/06/14
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起きてよく基板を確認したら、NE555の2番ピンと7番ピンを取り違えていた。左右対称位置にあるので、ひっくり返しながら配線していたら間違えたらしい。歳をとると認知機能が衰える。歳と言っても40代くらいから始まる。60を過ぎると加速する。高齢化というのはあらゆる身体機能が壊れていく過程だ。誰にでも起こる。見たくないと言ってもそれは避けられない。ICは壊れていなかったので、動作した。102.3Hzで発振している。デューティ比も50%だ。
2024/06/14
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眠い目を擦りながら、ステッパーモータードライバーとクロック発振回路を同一基板に組んで、発振回路だけに電源を入れて出力を見てみたら、発振周波数は800Hzと見込んでいたら800kHzもあった。。電源電圧5Vより発振周波数のVp-pが7.6Vと高いし、なんかヘン今日は寝ます
2024/06/13
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アマでステッピングモータードライバー用の信号発生器を購入したので、もう一台Y軸用のステッピングモータードライブ基板を作ろうと思ったのだが、ダメだった。というかA4988というICに接続するには仕様が異なっていた。この信号発生器の基板は同社?のステッピングモータードライバーに対応しているものでしかないということだ。A4988の信号系はTTL5V仕様なんだが、この基板で5Vを作るには7Vの電源入力電圧が必要でその手当の目処が立たない。しかもデューティ比が50%ではない。実用上問題はないと思うが。基板を改造しても良いが、NE555を使っているようだがSOPだし、両面基板の配線をたどる元気もない。秋月電子さんに送料を払ってまた買うのも癪だしなーー一から作るか。。
2024/06/13
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ストリップスを使わない隣接面CRというのは業界人は頭からできないと思い込んでいるので、シリーズを独立させるのも面白いかと思った。前回のつづきとして始めてみたい。https://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202406080000/それ以前の記事を見たい方は「今日の充填治療**(隣接面CRの作り方)」で検索してみて欲しい。ストリップスを使わないことは実は難しいことはなくて、慣れればストリップスを使うよりはむしろ簡単にしかも綺麗にできる。できないというのは、この業界特有の思い込み(洗脳)だ。テクニックは無料で惜しみなく完全公開しているので、本職の方は是非やってみて欲しい。CRでの歯冠再建などというスーパーテクニックには必須のテクニックだからだ。このテクニックの基本概念は1、隣接歯の表面のペリクルないしプラークを分離材に使うのと2、隣接面形態は垂直面でも垂れないF00タイプのフロアラブルレジンを使って3、その表面張力と隣接歯表面の排斥力のはざまを利用するこんな感じだ。・・30代女性、右上5、咬合性外傷による隣接面カリエスこの時の方の反対側の歯だhttps://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202405300001/隣接面カリエスは遠心にできることが多いが、咬合性外傷がある場合は応力印加点のクラックから生じるので遠心とは限らない。麻酔は使っていない。象牙質の知覚をセンサー代わりに使うからだ。知覚が出始めたらこれ以上削る必要はないと判断する。歯髄に近いところは知覚が出るまで追求する必要はない。ある程度の軟化象牙質はα-TCPで再硬化する。虫歯は細菌感染症なので、軟化象牙質は完全除去しないと再発するというのも業界人の思い込みだ。再発するというのは辺縁封鎖が得られていないからだ。強固な辺縁封鎖を得るために1mm幅の接着マージンを確保する必要がある。そのために無麻酔が必要なのだ。では時系列でどうぞ
2024/06/13
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90代男性、左下6、外傷性咬合、加齢による経年劣化、CRラウンドコア脱離症例僕が提唱しているCRラウンドコアは歯肉縁下に達してるカリエスにも対応でき、抜歯を回避できる修復方法なのだが、脱離した症例だ。ポストも必要もないので、側方脱離力の少ない症例では長期間トラブルが出ない。しかし咬合性外傷と経年劣化による歯根自体の劣化がある場合は厳しい。過去の画像を検索してみると前回の治療は2年前だったが、この歯に関する治療は12年前に始まっていた。大まかな流れは長年にわたる強い咬合力で歯茎部付近に繰り返し応力がかかり応力腐食割れが起こったと考えられる。そろそろ歯牙自体の寿命が来ていると思われるが、身体の寿命まで持ち堪えられるだろうか?チキンレースの様相を呈して来ている。その過程は次回以降にアップしてみようかと考えている。今回脱離したCK歯根は応力腐食割れを起こしている。とりあえず使えそうな部分を残して再治療を試みてみた。つづく
2024/06/12
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80代女性、左上3、脱離2次カリエス両隣の左上2と4は欠損していて、その後ろの左上56も外傷性にグラグラだ。全体的にグラグラで保存はかなり厳しい。通常なら全部抜歯で義歯になる症例だ。高齢化が進むとこのような症例が激増する。今回を最後に3番によるブリッジ連結固定で全体を保存することにした。まずCKを除去して、根管と根面処置をしてCRラウンドコアを築成し印象、次回は技工作業で作成した連結ピースをセットする予定。ポストのないCRラウンドコアが脱離し難いわけは、歯根面にアンダーカットを意図的に付けること、ボンディング材の進歩による十分な接着力が期待できるからだ。少なくとも2回で延命治療ができるということは高齢者には朗報だろう。ただどこの歯医者でもできるわけではないというのがつらい。この方法を取り入れてくれる歯科医師が増えてくれることを望む。では時系列でどうぞ最初は前回と同じく根面のカリエス処置だけを試みたが、断念した。横からスリットを入れている強度的に無理だと判断し全部除去した。歯根面はカリエスでひどいことになっている。綺麗にして3MIX+α-TCPで根管充填CRラウンドコア築成、2重連結グルーブを付与している。作業模型
2024/06/11
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70代女性、上顎1、ブリッジ2次カリエスどうにもならない状態で、前の先生が突然亡くなったので、診てくれと言われた。前の先生も苦労されていたようだ。スーパーボンドが充填されていたが、脱離して2次カリエスがひどくなっていた。3番が欠損している今では保険請求できないフルブリッジに近い症例で、内部の歯根がほとんどダメになっている。高齢化でこのような症例ばかりで、診療室は麻痺状態になっている。通常なら全部抜いて総義歯に近いものを作ることになるのだろうが、義歯を作る体力も残っていない。外注先の技工所もない。外注できたとしても保険診療では赤字になる。その場で終わるしかないのだが、これも小一時間かかって診療報酬は3千円で、とてもペイしない。従業員に給料を払うこともできない。しかし、こんな症例ばかりが押し寄せてくる。必死でこなしている。少子高齢化とはこういうことだ。やり方を変えることはできない。行くも地獄、引くも地獄だ。この状態から逃れるには廃業するしかないだろう。僕も限界に来ている。患者は放置か、よくて抜きっぱなしだ。土手(歯茎)で食べるしか無くなる。こういうことが近い将来常態化するだろう。レントゲン写真でも内部は溶けてなくなっている。何をやっているか分からないかもしれないが、CRで再建しているだけだ。言っておかねばならないのだが、通常はあり得ない治療法だ。歯根面はドロドロに溶けている。歯肉縁付近の歯質がペラペラになっているとは言え残るわけは、「虫歯の電気化学説」ではプロトンの電気抵抗が歯質よりも歯肉の方が低いからだが、一般にはまだ知られていない。
2024/06/10
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Z軸の先端に付けるものはディスクカッターの他に接着剤の自動定量吐出装置も付けるつもりで設計している。
2024/06/09
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X軸はステッピングモーター駆動だが、Y軸は手動のつもりだった。しかし腕が自由に動かないので手動は厳しいかも、と思い直してこれもステッピングモーター駆動にすることにして発注してみるつもり。ボールネジとアリ溝タイプで幅が狭いので既存のY軸ベースに乗せやすい。Z軸はどうしようか?モータードライブは難しいと思い、リニアステージの微調整機能を使えないか検討中。
2024/06/09
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20代男性、左上4、隣接面カリエス、咬合性外傷(食いしばり)あり隣の5番にも同じような隣接面カリエスがあったのだろう、CRインレーが装着されている。インレーは大きく切削する必要があるが、CR修復では4番の遠心だけ介入することができる。しかも切削量は小さいことが分かるだろう。インレーは遠心と近心を繋ぐように問題のない中心溝も削る必要がある。また近心の小さなカリエスは様子を見ることにすることもできる。CR修復とは究極のMI:Minimal Intervention Dentistry ミニマルインターベンションと言える。隣接面を築成するにあたってストリップス(隔壁)を使わない方法がある。簡単に言えば、隣接歯の表面に付着しているペリクルやプラークをストリップス(隔壁)代わりに使うということだ。では時系列でどうぞ
2024/06/08
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とりあえずリニアブッシュを2つ取り付けて動かしてみた。まだ平行度の調整はしていない。リニアブッシュのガタは20μm。調整は難しそうだ。やってみると大して調整らしきことはしていないのだが、スムーズに動いている。パラパラ動画で
2024/06/07
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ビス留めしてみた。反対側はこれから。
2024/06/07
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今日は眠たくて寝ていた。やっと夜はパーツの取り合いを見ていた。ベースプレートだけはクランプで固定した。エンジンやシリンジの縦の取り付けステーの発注をしなくては。
2024/06/06
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70代女性、左下6 、遠心歯肉腫脹、自発痛+前回のつづきhttps://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202406010002/通法と呼ばれる感染根管治療では絶望的で半年も通わされた挙句抜歯になる確率は高い症例なのだが、3MIX+α-TCPで簡単に治る。1回で終われないとは言え、3回の通院で治るのだから歯科業界にとっては夢の根管治療だ。もう症状も無くなったので、歯冠を再建して終わることにした。これで再発すれば「抜歯・再植」がある。ところで朗報がある。みなさん待望の後継者候補が見つかった。まだ学生なので実践投入はまだ先なのだが、期待していただきたい。・・この回は口腔内で歯冠を再建するというテクニックだ。100%の歯科医師はこれができない。できないが故に今までの歯科治療の体系があったと言っても良い。口腔内で歯冠を作ることができないがために型取りして口腔外で作成した修復物をセットするのだが、これには機械工学的に致命的な欠陥がある。アンダーカットがあると作製不可能なのだが、これが問題なのだ。つまり抜き差しできるように作らざるを得ないというのは接着剤の性能が良くなったとしても長期間の絶え間ない咬合力に晒されることによりいつかは変形脱離して漏洩が起こる。つまり2次カリエスや根管感染が起こるということだ。歯科医師にとって口腔内でCRで歯冠を再建することは考えたこともない常識の外にあるので、そんなもの、すり減るだろう、すぐ壊れるだろう、と負け惜しみを言うが、実はそんなことはない。CRの物性もボンディング材の性能も十分なので、10年以上も問題なく経過している症例はいくらでもある。すり減ろうが壊れようが、問題の発見は容易で、補修も簡単だ。フェールセーフという観点からも、資源エネルギー減耗時代に備えるという意味においても、CR修復再建テクニックを学ぶことはこれからの歯科医師として必須の要件だと思う。機械で作れるとなったら、歯科医師は要らなくなるのではないだろうか?具体的にはまず歯牙の形が頭に入っていなければならない。歯牙解剖やその実習の歯型彫刻は完全にマスターする必要がある。次は歯科技工では歯を作るに際しては、後ろからも前からも横からも見ながら作ることができるが、口腔内では前からしか見えない。せいぜい鏡に映しながらの作業となる。しかも血液、唾液、息と患者が口を開けていられる時間、こちらの体力の限界との戦いとなる。この症例では30分というのが一応のタイムリミットだろう。実際にはフロアラブルレジンを使い積層法で積み上げていくだけだ。では時系列でどうぞ食いつきをよくするためにCRの新鮮面を出し、ディンプルを付ける。ポーセレンプライマーは塗布している。周辺から積み上げていく少し低めに咬頭を盛っておき噛み合わせの高さを決めるため咬頭にCRを盛って、噛ませて、横から光照射して固める。噛み合わせの高さを決めた咬頭周りを埋めていく防湿のロールワッテを外して、舌側咬頭を築成出っ張りを修正、咬合調整して終わる。
2024/06/06
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大手マスコミは完全スルーしたので、知れ渡ることが余程やばいのだろうが、12000〜40000万人が集まったというデモが先週行われた。病気になって死ぬのも怖くない原口一博元総務相は本当のことを言い始めている。今回のコロナ騒動は世界人口1/10化計画の1つだろうというのは状況証拠から垣間見えるのだが、WHOはその代理機関で、政府がマイナンバー保険証化を強引にやろうとしているのも同じ流れだろう。NHKだけが火消しに躍起になっている。詳しくはこちらhttps://www.arabnews.jp/article/japan/article_120723/アラブニュース・ジャパン東京:新型コロナワクチン接種などに関して世界保健機関(WHO)が推進する国際保健規則(IHR)の改正や、いわゆるパンデミック条約に反対する人々が金曜日、都内の日比谷公園で大規模な決起集会を行った。登壇した原口一博元総務相は、公園内の日比谷音楽堂に集まった聴衆と会場に入れず周辺を埋め尽くす大勢の人々に向けて、「亡くならなくてよかった命が失われた。国会議員の一人として皆さまにお詫びを申し上げる」と述べた。また慶應義塾大学の小林節名誉教授はアラブニュース・ジャパンの取材に、「ワクチンの問題もそうだが、今の日本の政治は国民に情報を正しく知らせず、何でも言うことを聞けという姿勢になってきている。憲法学者として、緊急事態条項や地方自治法の改正も、政府がこう決めたからみんな黙って従え、という傾向に不安を覚えた」と語った。日本各地からの参加者がプラカードを掲げていた中、高知県より泊まりがけで上京したという男性は、「政府の言いなりになるのではなく、人として声を上げにきた」と話した。集会後、デモ隊は「IHR改悪反対」「ワクチン被害を究明せよ」などと訴え、厚労省前から銀座周辺にかけて練り歩いた。
2024/06/06
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60代女性、顎骨壊死骨粗鬆症やガンなどの病気でビスホスホネート系の薬剤の投与により顎骨壊死に陥る方が多くなっている。骨粗鬆症で骨折して寝たきりになったり、ガン細胞の骨転移を起こすよりはマシかということで投与されるのだが、口腔領域の問題は発生してしまう。顎骨が壊死して腐骨を形成し、腐骨が口腔内に剥き出しになり、感染してじわじわと病巣が広がっていく。最後は顎の骨自体を切除するしかなくなる。見かけの問題だけではなく、咀嚼ができないので流動食だけしか食べられなくなりQOLは極端に下がってしまう。この方は昔コーヌス義歯を作ったのだが、今回残っていた前歯部の歯牙と壊死した歯槽骨は全て切除されたので、空洞になってしまった。切除した部分から口腔内が見える。抜歯、腐骨切除前治ったとしても顎の骨自体の厚さは1cm位しかなく、よく下歯槽神経が残ったと思う。しかも下顎骨の骨折のリスクは高い。硬いものを噛んだだけで骨折するリスクはあるし、転倒すると危険だ。今回は口腔内で義歯を追補した。これでいきなり食べられるようになるはずがない。数回の調整が必要だろう。しかし最初から作るよりは作業工程は少ない。beforeafter言っておかねばならないのだが、口腔内で義歯を作るというのは通常は無理なのです。beforeafter
2024/06/04
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40代女性、左下7、遠心歯根面カリエス、時々沁みる親知らずがまともに萌えず(生えず)、手前の7番に引っかかって、出てこない。7番の歯根部分は露出するので、虫歯になりやすい。エナメル質はそのまま残り、内部の象牙質だけが大きく溶けて無くなってしまう。これは象牙質とエナメル質のイオン化傾向の違いによる(象牙質の方が高い)異種金属接触腐食ということになる。この7番の保存治療をスーパーテクニックとするわけは通常神経を残すことはもちろん歯牙自体を保存することは難しい。7番は8番(親知らず)と共に抜歯になることも仕方がないと歯学部では習う。咬合面のアマルガムを除去すると内部の象牙質はレントゲンのとおりに失われているが、3MIX+α-TCPとCRのスーパーテクニックがあれば、保存の可能性は広がる。では時系列でどうぞ
2024/06/03
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リニアアクチュエーターにステッピングモーターを組み込んで動作確認をした。移動テーブルに指を当てるとモーターの振動を感じる。電源をもっと強化しないといけないのかも。。いつものパラパラ動画でどうぞ
2024/06/02
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電源を組んでステッピングモータが動くことを確認した。Vddには7805経由の+5V、Vmotには整流しただけの+9Vを接続した。VmotはVddより大きい方が動作が安定する。これから一休みしてリニアアクチュエータに組み込み動作確認予定。
2024/06/02
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40代女性、左下5、遠心隣接面、頬側面カリエスクラック(ヒビ)から虫歯になったり、歯茎部カリエスが起こる原因は咬合性外傷にある。歯ぎしり、食いしばり、硬いものが好きなど、本人は全く意識していないが、歯を壊してしまう主な原因だ。それだけではない歯周病や顎関節症も悪化させてしまう。この方も僕が昔した治療が外れたとか人の所為にしているが初めての治療だ。クラックは遠心(奥の方)だけではなく近心にもあるが遠心に虫歯ができやすい。これは同じ歯でも遠心の方が酸素濃度が低くなりやすいので「酸素濃度差腐食」が起こるからだ。歯も金属と同じように電気的に腐食する。これを僕は「虫歯の電気化学説」と名付けた。近い将来定説となるだろう。ここでアップしているCRによる歯牙再建はどこの歯科医院でも受けることができるわけではない。スーパーテクニックが必要だからだ。内部の象牙質の40%が失われているのでCR充填はもちろんインレーも難しい、標準治療では神経を取って被せとなる。「虫歯は自然治癒しないので早期発見早期治療が必要」と言われているが、実はそうではない。ここの治療のようにスーパーテクニックを持ち合わせていれば、かなり大きな虫歯になっても修復は可能だし、治療を急がずとも虫歯は治ることもあるし進行が止まることもあるからだ。「虫歯は自然治癒しないので早期発見早期治療が必要」と言われているのは、スーパーテクニックを持ち合わせている歯医者がいないのと、重曹を使う予防管理で様子を見れる高楊枝歯医者もいないからだ。まぁ、小さな黒点でも削ればランチ代くらいにはなるということだ。ここでアップしている記事は患者向けではなく同業者向けだ。従来の歯科医学・歯科治療はこんなに間違っているし、患者のためにこんなこともできる、あんなこともできるとご紹介している。通常はできないとされている治療法ができていることを目の当たりにすれば、あいつにできるんだから、俺にもできるはずと思えるだろう。今現在世界経済は崩壊に向かって進んでいるのは肌で感じている方も多いと思うが、そうなれば高価で複雑な最新テクノロジーの機械器具を必要とする歯科治療はトレンドとはならないだろう。そういう意味でも3MIX+α-TCP+CRボンディング修復は最強の歯科治療システムとなる。スーパーテクニックは必要だが経費は最小限しかかからないからだ。・・エネメル質は最大限保存している。クラックがあってもCRで裏打ちをすれば良い。3MIX+α-TCPで痛くならないし、象牙質は再生・再硬化する。ストリップスも必要ない。CR積層法で隣接面は作れる。こういう治療ができる歯科医師が増えることを願っている。では、時系列でどうぞ虫歯(軟化象牙質)をスプーンエキスかベータで除去している。
2024/06/02
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70代女性、左下6 、遠心歯肉腫脹、自発痛+前回のつづきhttps://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202405310000/中3日で遠心の腫れはだいぶ引いたので、腫瘍ではなかった。普通のPerだ。よかった。beforeafter(4日後)今日は超音波洗浄して3MIX+α-TCPで根管充填してCRでカバーして終わり。次回歯冠修復。レントゲン写真では、根管充填材も全部除去できなかったが、大丈夫。beforeafter遠心根はまあまあ近心根は排膿している。排膿していようが、出血していようが、根管充填材が残っていようが、破折ファイルが取れなくても、全然気にしなくて良い。3MIX+α-TCPで充填するだけだ。充填できなければ近くに置くだけでも良い。勝手に塞がって治る。夢のような根管治療だろう。ただCRで漏洩がないようにカバーしなくてはならない。漏洩するとだめだ。細菌がまた侵入するからだ。超音波スケーラーエンドチップで洗浄3MIX+α-TCP充填1回目2回目CRで歯質をカバーする。電気的に絶縁すれば虫歯にならない。金属腐食を防ぐ基本がこれ。
2024/06/01
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電源のパーツを並べてみました。スイッチング電源ではなくアナログのトランス式です。まだ配線はしていません。
2024/06/01
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秋月電子で購入した555発振器の基板を周波数連続可変に改造して、発生したクロックでリニアアクチュエーターのステッピングモーターを駆動してみた。なんとか動くっぽい。100〜200Hzくらいで丁度いい。電源はまだ作れていないので外部定電圧電源で駆動している。
2024/06/01
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