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2013年05月14日

がまんの真実

(2)

テーマ：子育て奮闘記f(^_^;)(86336)

カテゴリ：子育て・幼稚園・保育園

「がまん」には「必要ながまん」と「してはいけないがまん」がある。
と、以前にも書いたけれど、

　　　・「がまん」が「普通」に変わるとき･･･ちゃんと我慢の出来る子に

　　　・修学旅行事件簿？･･･ちゃんと我慢の出来る子に

そのライン引きをどのように考えるかは大事なことだと思う。

要は、「フレームワーク」。

私は、勝手にそう呼んでいるのだけれど、
アニメの原画みたいに、基本のラインがあって、そこに色を塗っていく･･･
そのラインを正常に感じ、その枠の中で、自分が何色でなくてはならないのか、
という判断が正常であれば、必要ながまんとそうでないがまんが
自ずと見えてくるように思う。

　　　「時と、場所を考えろ！！！　自分の立場をわきまえろ！！！」って、ヤツ。

その感覚が正常であれば、正しい対処が出来る。

たとえば、自分の家だとしたら、かなりぐーたらでも許される。
オナラもできるし、鼻もほじれる。

でも、そこが、エレベーターの中だったら？「オナラ」は厳禁じゃない？
自分以外の人が、概ね嫌な感情を持つから･･･
でも、エレベーターの中が、家族だけだったら、笑って終わりだろう。

人と人との間で生きるというのはそういうことで、それを踏まえて、
能力を発揮することが正しいのじゃないかと思うし、
そうできるようになることで己の人生が充実したものになるんじゃないのかな？

そう考えると「個性」を履き違えなくて済むと思う。
　　　　　　　　　　　　↑　多いんだ、こういう人（涙）

子供はまっさらだから、教えてあげないとわからない。
親がまともで常識にのっとった生活をしていれば、
子供はそれにそった生活を学んでいくから、
必要なガマンを身につけられると思う。

けれど、今はかなり自由な世の中で、いろいろな選択肢を本人に委ねられる。
意識して、違った環境をつくって体験させてあげないと、（快ばかりでなく）
子供は、充分に学べないのじゃないかと思う。

フレームには大小あり、ほとんどの場合「大」の中に「小」があるのに、
「小」だけしか伝えてなかったりする。

あるいは、フレームの種類が多岐に渡るので、私などの時代よりも、
より、高度な対応が、必要になっているのかもしれない。

自分はどのフレームエリアのどんな立ち位置なのかの判断。
そして、欲を言えば、そのエリアでいけないことをがまんするだけでなく、
自分の能力のどの当たりが役に立つものなのかを考え、望まれる行動がとれる。

役に立つ能力が無いと思うなら、身につけていけばいい。
いつか、役に立てる時が必ず来る。
役に立つかどうか不安なら、試してみればいい。

必要とされ、喜ばれる人ってのはそういうもんだと思う。

そんな「大フレームワーク」～「小フレームワーク」を基盤に判断すると、
概ね間違わない。自分が何をしなければならないのかが見えてくる。
そして強くなれる。だって「大フレーム」でも「小フレーム」でも
正しいことをしてるんだとすれば、倫理、あるいは人道なんてのが味方になる。

気を付けたいことは、「フレーム」を見誤らないことと、
「ガマン」することが美徳と考え、いらぬ「ガマン」を強いること。

大きなフレームにおいての理不尽と思われる行為（ひどいいじめのような）が、
小さなフレーム内で起こったときには、闘う姿勢を持って欲しい。

悲しいことに今の世の中、「万能感」の先を学ばず、大きくなった人間も多い。
相手は何でもアリ、そういう時、こちらも武器を選ばなければならない･･･

そんなことも教えていかなければならないと思うと悲しくなる。

「こんな世の中に誰がした！」　･･･他でもない私たち大人なんだよね。（涙）

なんで、「やさしくなりたい」？

そりゃぁ、まあ～
「がまんばかりじゃ♪　ごまかしばかりじゃぁ♪」（ホギャ～）

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