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19位 9202 ANAホールディングス (東1、3・9月優待)
△(バリュー株投資家としての評価)~
◎(優待族としての評価)
PF時価総額19位の準主力は、国内線をJALと二分するANAです。指標的な割安感が皆無で歴戦のバリュー株投資家の方には酷く嫌われており、大体名前を聞いただけで眉をひそめられますね。そのため投資家をカテゴライズする上で、
「ANAを持っていなければバリュー株投資家。持っていれば優待族。」
と簡単に判別できて大変便利です。ちなみに他にこの手の、
「リトマス試験紙銘柄」
としては、2702日本マクドナルドHDや2228シベールなどがあります。(笑)
ところでANAを準主力にしている私は、「単なる優待族を越えて完全に優待馬鹿」ということになります。「優待馬鹿道」をどこまでも深く極めること、そして同時に歴戦のバリュー株投資家の方達を超えるパフォーマンスを出し続けること、が私の人生の目的なんですね。
そんな素敵なANAの現在の株価は227円、PBR1.06、株主持分比率は34.3%、今期予想PER22.70、配当利回り1.8%(4円)、総合利回り4.9%(4+7=11円、優待券はヤフオク平均落札価格の1枚3500円で換算)で、優待は1000株保有で年に2回普通運賃50%割引の株主優待券+グループ優待券です。
ANAは2012年に大型増資爆弾投下があり、
株価暴落で我々ホルダーが「枕を並べて仲良く討ち死」したのは記憶に新しいところです。また、テロ等の世界情勢不安定化の影響を強く受けること、最近の円安に伴う燃料高、飛行再開したものの依然不安定さの残るボーイングB787型機の問題など、相変わらず悪材料には事欠かない状態です。
そのためANAは、バリュー株投資家としての観点からはPF上位でホールドするなど、「言語道断・完全にクレイジー」な所業ですが、優待族的にはその知名度や優待券の実用性などから鉄板銘柄であり、またJALやスターフライヤーなどの他の空運優待株と比較した場合にも、優待券の使い勝手の良さ、最低単元の安さ、総合利回り等の観点から見て相対的な魅力があります。
ま、「完全な投資家」などというものはどこにも存在しませんし、株式投資というのは本質的に極めて人間くさい矛盾を内包したものです。私がこの数年納得のいくパフォーマンスを上げられないのは、ファンダメンタルズ劣悪なANAが悪いのではなく、病弱なANAを周りから支える屈強で精鋭揃いの優待バリュー株を十分に発掘し尽くせていないからです。「クラスに病弱な生徒がいるからといって、そのクラスが悪いということにはならない。」ということですね。(なんのこっちゃ。) ま、これからも「ひよひよANA」を無理なくホールドしていけるよう、日々新たな有望銘柄の発掘に血道を上げていこうと思っています。
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