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カーネマン&トベルスキーの業績は広範囲に及ぶが、なんといってもプロスペクト理論が最も重要。
与えられた選択肢の組み合わせによって、人の判断基準は変わる。例えば、利益を得られる局面では人は確実性の高い選択肢を好み、損失に直面する場面では確実性よりも賭博性のある選択肢を好むのだ。これは、、、フレーミング効果と呼ばれている。これをモデル化したものが、図13の効用曲線である。
利益を生んだものはすぐに手放したくなる。それが効用曲線の右側半分が示していることである。
要するに、「利益が出るとすぐに利食いをし、損失が出ると損切りはせずにそのままリスクを取り続ける」という非対称の行動パターンが生まれる。
実際にこの投資行動のパターンは、非常に多くの投資家に見られる。
再びプロスペクト理論の効用曲線に戻ると、真ん中にある参照点のところで、そこから右上に伸びる線と左下に伸びる線の角度が変わっていることに気づく。同じ金額の利益と損失を比べた時、損失による失望の大きさは利益による満足の大きさを上回っている(CがAより大きい)。人は、得られるものにではなく、失うものに、より過敏に反応する。 それが、意思決定に大きな影響を及ぼしているのだ。この心理バイアスを「損失回避傾向」と言う。
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