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12位 6670 MCJ (東2、3月優待) ◎◎
PF時価総額12位の主力はマウスコンピューターの製造販売がメインのMCJです。前回2017年は3位だったのですが、株価上昇に伴いちびちびと売却したため、今回は少し順位を落としてここで登場してきました。
MCJは2016年2月4日に優待新設
を発表したのですが、その内容が極めて良かったことからその翌日にとりあえず1000株だけ拾っていました。その後2016年2月中旬に全体相場が下がったときにMCJも合わせて暴落した瞬間があり、その時に「この株価位置は優待族的には絶対に、確実に、明白に安いな。」と感じ、ドカンと大きく買い増しして超主力化しました。
買った時には、「でも、何か私が見逃している悪材料が隠れているかもしれないな。」と内心覚悟していたのですが、 その後結局は何もなく(笑)株価は「2年半で5倍」と大きく上昇
し、ここ数年の私のポートフォリオ運営を大きく助けてくれるお利口さん銘柄になってくれました。
現在の株価は982円、時価総額999億円、PBR2.80、自己資本比率は52.7%、今季予想PER14.81、配当利回り1.9%(18.36円)、総合利回り2.9%(18.36+10=28.36円)で、優待は100株保有で
1000円相当の「パソコンワンコイン診断サービス」利用券(500円×2枚)、1000株保有で10000円相当の商品(オリジナルカタログから選択)
です。
今年2018年はうなぎ蒲焼を選びました。
ふっくらとしていて美味しいうなぎでした。
さてMCJはかなり株価が上昇しましたが、確かな成長力があり、優待内容も魅力的で、かつ近い将来の東証1部昇格期待もあることから、現時点では一定量はホールド継続の予定です。
株式投資で勝ち残るには、「勝つときに大きく勝つ」ことがどうしても必要
です。何故なら市場では平均50%の確率で負けるので、利益が出ればそれを逃さないためにすぐに薄利で撤退し、損失が出た時には負けを認めず我慢に我慢を重ね、終いにはクソナンピンを繰り返し、やがて経済的・精神的な限界がきて巨額の損失を出すという、人間の根源的な「行動バイアス」に捉われた、
「小さく勝って大きく負ける」やり方では投資家として大成することは決してできない
からです。
不人気な時に静かにバリュー株として買い、市場に気付かれ人気化した時期をグロース株として楽しくホールドし、モメンタム(株価の勢い)の消失と共にポッケに札束をねじ込んで黙って風の様に去る
これが「株式投資の王道」であると私は考えているわけです。
この バリュー→モメンタム戦略
を図解すると、以下の様になります。
(規律とトレンドフォロー売買法 マイケル・W・コベル著、パンローリング社 より引用)
そして、今のMCJはバリュー株から完全にグロース株に評価が変わったくらいの株価位置です。ここからMCJが更にどこまでいけるのか?、それとももうこのあたりが限界なのか? それは私には全く分かりませんが、少なくとも今のモメンタムを維持する限りは、引き続き「幸せで楽しい旅路」が続きます。 全ては株価推移に掛かっている
ということですね。
2018主力株概況シリーズ 免責事項
2018主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次の、1つ上の無重力のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上かつ頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものではありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも決して分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。魔法の水晶玉はとても残念な事に持ち合わせておりません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
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