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さて今日は2020~21主力株概況シリーズです。
13位 8281 ゼビオ (東1、3・9月優待) ◎◎
PF時価総額13位の主力株は、スポーツ専門小売大手のゼビオです。コロナ渦で業績を大きく落として株価が暴落しましたが、自分としては「中期的に見たら今の位置は非常に安いんじゃないかな?」と感じて大きく買い増ししたため、今回初めてのポートフォリオ最上位進出を果たしてきました。


現在の株価は773円、時価総額370億円、PBR0.29、自己資本比率は59.4%とまずまず良好、今期予想PER44.17、配当利回り3.9%(30円)、総合利回り10.3%(30+50=80円、優待券は全てまとめてのメルカリ価格2500円で換算。ちなみに内訳は20%割引券が1枚で2100円、10%割引券が4枚で400円。)で、優待は100株保有で年2回、20%割引になる優待券が1枚、10%割引になる優待券が4枚などです。



(上記データはメルカリより引用)
次に優待券を使っての買物の実際例を1つだけ御覧戴きましょう。

最近はもっぱらプロテインばかり買っています。優待券で20%引きになるので助かるんですね。後、色々なメーカーの物を試行錯誤しながら飲んでみたのですが、自分は上記のDNSというところのプロテインが今のところ一番好きです。
それでは次に、ゼビオへの主力参戦の理由をコンパクトにまとめておきます。
1. 同業他社に較べて異常にPBRが低い
のが気に入った。具体的に言うと、業界1位の 8291ゼビオ が0.29、2位の 3028アルペン
が0.94、3位の 7514ヒマラヤ
が0.81となっている。
なお、今回ゼビオの主力化に当たって、改めて上記3社のお店を徹底探索した。その結果、ゼビオはアルペンとヒマラヤに対して全体に店舗がごちゃごちゃしていて動線が悪く、探したいアイテムをスムーズに探せない感じがした。
なので正直に言うと、店舗戦闘力が一番劣るとは感じた。ただ、その差は劇的に大きなものではなく、「PBR0.50くらいには評価されてもいいんじゃないかな?」と個人的には考えた。
要は、 グレアム的なシケモク(cigar butt investing)視点
でゼビオを買い増しした。「ゼビオはイケてる銘柄では全然ないけれど、それにしても実態に対して売りこまれ過ぎてるんじゃないかな。煙草で言えばまだ根元のフィルターまでは行っていないし、後一吸い(ひとすい)は出来るんじゃないかな。」と感じた。
但し、この視点に関して、親友で投資家でもあるぷよさんから、 「ゼビオはあと一吸いは残っているかもしれませんが、吸う順番が回って来るのが最後な感じがします。」
という厳しい指摘を受けました。
そして私は、「ゴミ捨て場からまだ使えそうなゴミを拾ってきて、それを掃除してピカピカに磨いて売り物にしてお店に並べるのがバリュー投資家のやり方なんだよ。誰もが聞いただけで眉間にシワを寄せて嫌がるような、そんな銘柄ばっかりせっせと集めている奇想奇天烈な、鬱蒼としたゴミ屋敷に住む変人。だから、バリュー投資はいつの時代にも不人気なんだよ。 ほんとに因果な商売
だね。」と肩をすぼませて答えました。
2. 過去25年間一度も赤字がなく、安定的に業績が推移している
ことを高く評価した。
(上記データはかぶたんプレミアムより引用)
またこの数年大き目の減損損失を計上し続けている(2020年3月期2710百万円、2019年3月期
2095百万円
)ので、これらが一巡し、後は新型コロナの収束があれば、1株益100円を出せる潜在ポテンシャルがありそうなことも考慮した。

(上記データはゼビオ2020年3月期決算短信より引用)
3. 総合利回りが10%を超える水準であり非常に高い
ことをシンプルに評価した。自分の優待族としての過去20年間の経験上、こういう「異常値」が出ている場合には、「優待改悪があるか、もしくは逆に株価暴騰があるか、そのどちらかで帳尻が合う。」のが通例。ゼビオがどちらのパターンになるのかはもちろん分からないが、個人的には後者になることを期待している。
4. 月次は悪いながらも徐々には回復傾向にある
ことを評価した。またもう一点、コロナのせいで2020年3月から既存店月次がズタボロに悪化しているわけだが、これは逆に言うと、ほんの数か月後の 2021年3月からは「発射台が下がる」事によって、「見かけの数字が急改善」する可能性がある
ことも考慮した。
マーケットで何よりも大切なのは、「未来への期待感と明るさ」
であり、現時点で過去最大級の逆風にさらされているゼビオは、「逆説的に近未来の飛躍」が望める状況にある。

以上、ザ・アゲインストコロナ銘柄、ゼビオを2020シーズンの新たな主力株として楽しくホールドしながら応援していく予定です。
2020主力株概況シリーズ 免責事項
2020主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次の無重力のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
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